【コスパ悪い?】Xperia 10 Vスペック・価格・レビュー徹底解説
2023年7月に発売された「Xperia 10 V」は、ソニーのミドルレンジモデル 『Xperia 10シリーズ』の最新機種です。
大容量バッテリーを搭載しながら世界最軽量で、ミドルレンジクラスでは珍しく望遠カメラを搭載していたりと、高機能・高性能で話題のスマホですが、
- Xperia 10 Vは前モデルから具体的にどう進化した?
- Xperia 10 Vには何か欠点・デメリットはないの?
- Xperia 10 Vはコスパは微妙と聞いたけど本当に買うべき?
…といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、公式サイトでリリースされている情報だけでは伝わらない点も含め、Xperia 10 Vのスペックや特徴をわかりやすくご紹介していきます。
さらに、前モデルの「Xperia 10 Ⅳ」や競合機種「Google Pixel 7a」との違いを明確にした上で、Xperia 10 Vはどのようなユーザーにおすすめの機種なのかを販売員の目線で徹底レビュー。
最後には安く購入する方法も掲載しているので、本当に買うべきか判断した上でお得にゲットしたい方は必見です!
目 次
Xperia 10 Vの基本スペックと価格まとめ
「Xperia 10 V(エクスペリア テン マークファイブ)」は、2023年7月6日に発売されました。
特徴を詳しく見ていく前に、まずはじめにXperia 10 Vのスペック早見表と本体価格をチェックしていきましょう。
1Xperia 10 Vのスペック一覧表
Xperia 10 Vの基本スペックを一覧表でわかりやすくまとめました。
公式サイトには記載されていない情報もまとめておりますので、ぜひご確認ください。(※赤字は本機の強み)
Xperia 10 Vの基本スペック表 | |
カラーバリエーション | ブラック/ホワイト/ラベンダー/セージグリーン |
サイズ | 約68mm×約155mm×約8.3mm |
重量 | 約159g |
ディスプレイ | 約6.1インチ(アスペクト比縦21:横9) 有機EL Full HD+ リフレッシュレート60Hz |
バッテリー | 5,000mAh |
CPU | Snapdragon® 695 5G Mobile Platform ★AnTuTuベンチマーク(バージョン9で測定) 総合約39万点 GPU約9万9,000点 |
RAM/ROM | 6GB/128GB |
カメラ | 背面カメラ 広角レンズ:有効画素数約4,800万画素/F値1.8 超広角レンズ:有効画素数約800万画素/F値2.2 望遠レンズ:有効画素数約800万画素/F値2.2 |
フロントカメラ 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
|
イメージセンサー(広角):1/2.0型 | |
外部メモリ(microSD) | microSDXC(最大1TB) |
オーディオ | 3.5mmオーディオジャック対応 フロントステレオスピーカー |
外部接続(通信・充電) | 4G/5G(Sub6) Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth:ver.5.1 端子:USB Type-C |
防水・防塵 | 防水:IPX5/IPX8 防塵:IP6X |
生体認証 | 指紋認証 |
NFC/おサイフケータイ | ○/○ |
2Xperia 10 Vの販売事業者と本体価格
Xperia 10 Vは以下の事業者から販売されています。
- ソニーストア
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- MVNO(mineoなど)
では次に、販売価格をソニーストア(SIMフリー版)と大手3キャリア(キャリア版)とで比較してみましょう。
なおキャリア版とSIMフリー版の違いは、対応周波数帯やプリインストールされているアプリなどになります。
Xperia 10 Vの販売価格まとめ(税込表記) | |
ソニーストア | 6万7,100円 |
ドコモ | 本体価格:79,860円 |
『いつでもカエドキプログラム』適用時: 46,860円(2,037円×23回) |
|
au | 本体価格:69,550円 |
『スマホトクするプログラム』適用時: 39,790円(1,730円×23回) |
|
ソフトバンク | 本体価格:79,920円 |
『新トクするサポート』適用時: 43,200円(1,800円×24回) |
各携帯会社では、2年目以降に端末を返却することを条件に、支払金額が安くなるプログラムを提供しています。
2年後に新機種に変更予定で、安くXperia 10 Vを購入したい方に最適ですので、ぜひ積極的にご利用ください。
Xperia 10 Vの性能とおすすめポイントを販売員が解説
ここからは、Xperia 10 Vのスペックから見た5つのおすすめポイントを徹底解説します。
ソニーの公式情報はもちろん、実機に触れたユーザーならではの感想も踏まえてご紹介するので必見です。
1上位機種と同じフロントステレオスピーカー搭載
Xperia 10 Vは、Xperia 10シリーズとして初めて「フロントステレオスピーカー」を採用しています。
まずディスプレイ部分にスピーカーが配置されたことで、音が自分に向かって出るためしっかり聞き取ることが可能。
「横向きにスマホを持ったときにスピーカーが塞がれて聞こえづらい」といった欠点を払拭しました。
またXperia 10 Vは2つのスピーカーから別々に音が出力される「ステレオスピーカー」を搭載しているため、スピーカーが1つのモノラルスピーカーよりも立体感が出て、臨場感のある音を楽しめるのも大きな特徴です。
これらの特徴により、「ライブで聴くのと同じほど」とはいかないまでも、バランスのよいサウンドを楽しめます。
サウンドについて言えば、3.5mmオーディオジャックを搭載している点も評価ポイント。
「持っている有線イヤホンも使い続けたい」とか「ワイヤレスイヤホンの充電がなくなったときのためにミニジャックが欲しい」といった声に応えられるのも、本機の魅力です。
さらにXperia 10 Vでは、有線・無線ともに高解像度な音源「ハイレゾ」に対応しており、ワイヤレスイヤホンでもハイレゾの高音質を堪能でる点もおすすめポイントになります。
2カメラは性能がアップし暗所撮影が強化された
Xperia 10 Vのカメラ性能で注目したいのが、「イメージセンサー」の大型化です。
※イメージセンサー…カメラのレンズ部分から取り込んだ光を電気信号に変換する半導体
Xperia 10 Vは『1/2.8インチ』でしたが、Xperia 10 Vでは『1/2.0インチ』に改良され約1.6倍も大きくなりました。
一般的なスマホだと、イメージセンサーの大きさは1/3~1/2.3ほどですが、Xperia 10 Vならよりたくさんの光量を取り込めるため、白飛びや黒つぶれなどが少ない画を撮りやすくなっています。
具体的にいうと暗所での撮影性能が約60%も向上しているため、明るい場所はもちろん、夜間の撮影を楽しみたい方もシャッターを押すのが楽しくなるでしょう。
また広角レンズの画素数については約4,800万画素にグレードアップし、従来よりも高精細な写真を撮影できます。
カメラ撮影をサポートする便利機能も充実
ブレやすいシーンもクリアに撮影できる 「光学式手ブレ補正」 |
手のひらを検知して自動でシャッターが切れる 「タッチレス自撮り機能」 |
Xperia 10 Vには、よりキレイで映える写真を撮るサポート機能が搭載されています。
広角レンズには「光学式手ブレ補正機能」を搭載し、うす暗くブレやすいシーンでもクリアな画が撮れるように。
電子式のように撮影した画像を補正するのではなく、レンズなど機械的に調整して補正する『光学式』であるため、貴重な撮影シーンでの失敗が少なくなります。
また、なかなか秀逸なのが「ズーム構図アシスト」という、ズームしたときにどのような構図になるか目安となるラインを表示してくれる機能です。
この機能を使うと、ズームを操作せずに「2倍・5倍だとどのような画角になるか」など直感的に把握できます。
しかも、表示されたラインからワンタッチでお気に入りのズーム倍率に設定できるため、撮影の楽しさが広がります。
もう一点、カメラに手のひらを見せると自動的にシャッターが切れる「タッチレス自撮り機能」も便利で、セルフィーが多い方にもおすすめです。
3ディスプレイは以前よりも約1.5倍明るくなった
前モデルのXperia 10 Ⅳと比べて、ディスプレイの輝度が約1.5倍上がったのも改良点です。
公式サイトには正確な輝度(nits)は公開されていませんが、屋外の明るい場所でも画面が見やすくなりました。
※海外のスマホデビューサイト「GSMArena」によると、自動調整モードでは947nitsと高い数値を記録しています。
輝度が低いと屋外でのスマホ利用が不便ですが、前モデルよりも視認性が向上しているため、屋外利用が多い方は特に重宝できるでしょう。
さらにXperia 10 VはほかのXperiaシリーズ同様、アスペクト比が『21:9』の縦長ディスプレイを採用しています。
スマホの多くは18:9あるいは16:9くらいのアスペクト比が多いなかで、Xperiaはそれと一線を画すデザインです。
これにより手が小さい女性でも握りやすいだけでなく、少ないスクロールで快適にWebページを閲覧できます。
さらに画面分割機能で2つのアプリを同時表示させる場合は、上下に余裕がある状態で表示されます。
上側で動画を見ながら下側で調べ物をする、というようにマルチタスクに便利なのもおすすめポイントです。
4約159gの最軽量スリムボディで使い勝手が抜群
Xperia 10 Vの別の魅力は圧倒的な軽さで、大容量バッテリーを搭載しながらわずか約159gしかありません。
前モデルも、5,000mAh以上のバッテリー搭載スマホとして世界最軽量級の軽さでしたが、さらに2gも絞りました。
この軽さとアスペクト比21:9の持ちやすさのおかげで片手での長時間の利用も余裕ですし、仰向けで寝ながらスマホを使っていても腕の疲れが最小限になります。
またバッグやポケットに入れても重さを感じずスリムに収納できるため、携帯性も重視したい方におすすめです。
53年劣化しない5,000mAhの大容量バッテリー搭載
毎日頻繁にスマホを使用留守方にとってうれしいのが、5,000mAhの大容量バッテリーを積んでいるところ。
公式サイトによると、約34時間の連続動画再生(ダウンロード再生)が可能で、1日ノンストップでドラマを見続けてもまだ10時間再生できるほどの十分なバッテリー持ちです。
またauの公式情報によると、連続通話時間は約2,930分(約48.8時間)あり、長時間通話する場合も安心です。
さらに海外レビューサイトGSMArenaによると、バッテリーの長持ち具合を示すスコアは、驚異の175h。
同じ5,000mAhを搭載する前モデルから12h増えたほか、Galaxy A54やRedmi Note 12 Proなどの人気機種と比べても圧倒的な差をつけています。
さらにXperia 10 Vのバッテリーは、「3年たっぷり頼れるバッテリー」がキャッチフレーズの「いたわり充電」技術を搭載しており、耐久性にも優れています。
Xperia独自の充電最適化技術により、充電を繰り返してもバッテリーの疲弊が軽減される設計になっているため、購入初期と比べて大幅に電池持ちが悪くなることがありません。
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Xperia 10 Vの欠点・気になるポイントとは?
ここまでXperia 10 Vの魅力をまとめましたが、残念なポイントも多少あり、実際にネット上では「がっかりした」という声も多数見受けられます。
特に気になる3点をご紹介するので、購入前に把握しておきましょう。
1前モデルから処理性能が変わっていない
Xperia 10 Vが搭載しているチップは、Xperia 10 Ⅳから変わらず「Snapdragon 695」です。
このチップの処理性能が著しく低いわけではありませんが、新機種であるXperia 10 Vでは処理性能の向上が期待されていたため、残念だと感じたユーザーも少なくないでしょう。
実際にXperia 10 Vと同世代のライバル機種『Google Pixel 7a』や『Samsung Galaxy A54 5G』と比較すると、処理性能は見劣りしてしまいます。
実際に最新機種のスペックを比較すると以下のとおりで、ライバル機種に大きく差をつけられています。
- Xperia 10 V:約39万点
- Google Pixel 7a(Google Tensor G2搭載):約79万点
- Samsung Galaxy A54 5G(xynos 1380搭載):約51万点
とはいえ約39万点という数値は、Webページ閲覧や動画再生、カメラ撮影など、日常使いには十分なレベルです。
動作の思いゲームをするとなると心もとないですが、そうでなければ不満なく使えるスペックだといえます。
もちろん、搭載チップの性能だけでスマホの価値が決まるわけではありません。
通信機能・カメラ・オーディオ・ビジュアルなど何を重視するかが重要で、価値は本人次第です。
24K動画の撮影やワイヤレス充電はできない
Xperia 10 Vには、ライベル機種と比較すると全体的に機能面でやや物足りない印象があります。
ポイントをまとめると、以下の3点です。
- 4K動画の撮影に対応していないこと
- ワイヤレス充電に非対応であること
- 高リフレッシュレートに対応していないこと
実はXperia 10シリーズの2世代前の機種(Xperia 10 Ⅲ)は、4K動画撮影に対応していました。
それが前モデルのXperia 10 Ⅳから非対応になってしまっています。
ワイヤレス充電が可能な機種が増えているなかで、Xperia 10 Vでもワイヤレス充電が可能になるのでは?と期待したユーザーも多かったことでしょうが、現状は非対応です。
リフレッシュレートは1秒間あたりの画像書き換え回数で、数値が高いほど映像がなめらかに動きます。
ライバル機種『Samsung Galaxy A54 5G』は120Hzに対応していますが、Xperia 10 Vは60Hzです。
3コストパフォーマンスは高いとは言えない
Xperia 10 Vの価格は販売元や契約内容により異なりますが、約7~8万円前後と決して安いわけではありません。
実際に、競合機種の『Google Pixel 7a』や『Samsung Galaxy A54 5G』は、より処理性能が高くまずまずのスペックで展開されているにもかかわらず、Xperia 10 Vよりも低価格です。
また詳しくは次の見出しで解説しますが、前モデルからスペックがあまり変わっていないのに価格は1~2万円前後高くなっており、「低コスト」とは言えません。
例えば楽天モバイルの価格を見ると、Xperia 10 Vは72,800円ですが、10 Ⅳは23,000円安い49,800円です。
ミドルレンジクラスの中でも特に安いスマホが欲しい方にとっては、大きな欠点だと言えるでしょう。
Xperia 10 Vと前モデルXperia 10 Ⅳの違いを比較!
ここからは、「Xperia 10 V」と前モデルの「Xperia 10 Ⅳ」の違いをより詳しく比較します。
最新の10 Ⅴにするか、型落ちで1~2万円安くなった10 Ⅳにするか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
Xperia 10 V | Xperia 10 Ⅳ | |
カラーバリエーション | ブラック/ホワイト/ラベンダー/セージグリーン | ブラック/ホワイト/ミント/ラベンダー(限定色) |
サイズ | 約68mm×約155mm×約8.3mm | 約67mm×約153mm×約8.3mm |
重量 | 約159g | 約161g |
ディスプレイ | 約6.1インチ(アスペクト比縦21:横9) 有機EL Full HD+ リフレッシュレート60Hz |
約6.0インチ(アスペクト比縦21:横9) 有機EL FHD+ リフレッシュレート60Hz |
バッテリー | 5,000mAh 連続通話:約2,930分(約48.8時間) 連続動画再生:約34時間 |
5,000mAh 連続通話:約2,910分(約48.5時間) 連続動画再生:約22時間 |
CPU | Snapdragon® 695 5G Mobile Platform ★AnTuTuベンチマーク(バージョン9で測定) 総合約39万点 GPU約9万9,000点 |
|
RAM/ROM | 6GB/128GB | |
カメラ | 背面カメラ 広角レンズ:有効画素数約4,800万画素/F値1.8 超広角レンズ:有効画素数約800万画素/F値2.2 望遠レンズ:有効画素数約800万画素/F値2.2 |
背面カメラ 広角レンズ:有効画素数約1,200万画素/F値1.8 超広角レンズ:有効画素数約800万画素/F値2.2 望遠レンズ:有効画素数約800万画素/F値2.2 |
フロントカメラ 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
||
イメージセンサー(広角):1/2.0型 | イメージセンサー(広角):1/2.8型 | |
外部メモリ(microSD) | microSDXC(最大1TB) | microSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB) |
オーディオ | 3.5mmオーディオジャック対応 フロントステレオスピーカー |
3.5mmオーディオジャック対応 モノラルスピーカー |
外部接続(通信・充電) | 4G/5G(Sub6) Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth:ver.5.1 端子:USB Type-C |
|
防水・防塵 | 防水:IPX5/IPX8 防塵:IP6X |
|
生体認証 | 指紋認証 | |
NFC/おサイフケータイ | ○/○ |
Xperia 10 Vで進化したポイント
最新モデルの10 Ⅴで進化した主なポイントは、以下のとおりです。
- ディスプレイサイズ…0.1インチアップ
- 画面輝度…約1.5倍明るくなった
- 重量…2gダウン
- カメラ…イメージセンサーサイズが約1.6倍アップ
- オーディオ…モノラルからステレオへ性能アップ
- 電池持ち…連続動画再生が約22時間→34時間へ大幅アップ
これらを大きな進化と捉えるか、微妙な変化と捉えるかは、ユーザー次第だと言えるでしょう。
カメラ性能やオーディオ性能・連続動画再生時間などを重視する方にとっては、購入動機になるかもしれません。
Xperia 10 VとXperia 10 Ⅳはどちらを買うべき?
最新モデルのⅤを購入するか、前モデルのⅣで十分かどうか、簡単な判断基準をご紹介します。
- 高精細の写真や暗所での写真を撮りたい方
- 動画を視聴することが多い方
- ステレオスピーカーの臨場感あるサウンドが聴きたい方
- 少しでも安い価格でXperiaのミドルレンジスマホが欲しい方
- カメラにこだわりがなく、そこそこきれいな写真が撮れればよい方
- もっぱら有線イヤホンやワイヤレスイヤホンでオーディオを聴く方
- 動画視聴はそこそこしかしない方
1つのスペックだけにこだわるのではなく、自分がどのような使い方をするかを俯瞰して、総合的なコスパを検討することをおすすめします。
Xperia 10 Vと最新ミドルエンドGoogle Pixel 7aを比較!
ここからは、「Xperia 10 V」と、ライバル機種である「Google Pixel 7a」を比較します。
おおむね同じような価格帯のスマホを探している方に役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてください。
Xperia 10 V | Google Pixel 7a | |
カラーバリエーション | ブラック/ホワイト/ラベンダー/セージグリーン | Coral/Sea/Charcoal/Snow |
サイズ | 約68mm×約155mm×約8.3mm | 72.9 mm×152 mm×9.0 mm |
重量 | 約159g | 193.5g |
ディスプレイ | 約6.1インチ(アスペクト比縦21:横9) 有機EL Full HD+(2,520×1,080) リフレッシュレート60Hz |
6.1 インチ(アスペクト比縦20:横9) 有機EL FHD+(2,400×1,080) リフレッシュレート90Hz |
バッテリー | 5,000mAh 連続通話:約2,930分(約48.8時間) 連続動画再生:約34時間 |
4,385 mAh 連続通話:非公開 連続動画再生:非公開 ワイヤレス充電 |
CPU | Snapdragon® 695 5G Mobile Platform ★AnTuTuベンチマーク(バージョン9で測定) 総合約39万点 GPU約9万9,000点 |
Google Tensor G2 ★AnTuTuベンチマーク(バージョン9で測定) 総合約76万6,000点 GPU約31万点 |
RAM/ROM | 6GB/128GB | 8GB/128GB |
カメラ | 背面カメラ 広角レンズ:有効画素数約4,800万画素/F値1.8 超広角レンズ:有効画素数約800万画素/F値2.2 望遠レンズ:有効画素数約800万画素/F値2.2 |
背面カメラ 広角レンズ:有効画素数約6,400万画素/F値1.89 超広角レンズ:有効画素数約1,300万画素/F値2.2 |
フロントカメラ 有効画素数約800万画素/F値2.0 |
フロントカメラ 有効画素数約1,300万画素/F値2.2 |
|
イメージセンサー(広角):1/2.0型 | イメージセンサー(広角):イメージセンサー(広角):1/1.173型 | |
外部メモリ(microSD) | microSDXC(最大1TB) | 非対応 |
オーディオ | 3.5mmオーディオジャック対応 フロントステレオスピーカー |
3.5mmオーディオジャック非対応 ステレオ スピーカー |
外部接続(通信・充電) | 4G/5G(Sub6) Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth:ver.5.1 端子:USB Type-C |
5G(Sub6) Wi-Fi:IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax Bluetooth:5.3 端子:USB Type-C |
防水・防塵 | 防水:IPX5/IPX8 防塵:IP6X |
防水・防塵:IP67 |
生体認証 | 指紋認証 | 指紋認証/顔認証 |
NFC/おサイフケータイ | ○/○ |
Xperia 10 Vが優れているポイント
Xperia 10 Vが優れているポイントとしては、以下の点が挙げられます。
- 軽くて携帯性や操作性に優れている
- バッテリー持ちがよい
- 外部ストレージ
- 3.5mmオーディオジャック対応
- 防水性能がより優れている
Pixel 7aより約34.5g(500円玉約5枚分)軽くなっています。
Pixel 7aの連続通話時間は非公開ですが、GSMArenaの電池持ちスコアは76hでした(Xperia 10 Vは175h)。
SDカードに対応しているため、外部ストレージとして容量を拡張できます。
Pixel 7aは非対応ですが、Xperia 10 Vは対応しているためアダプターなしで有線イヤホンを接続可能です。
Pixel 7aの防水性能は7等級で「一定の水深で一時的に水没しても浸水しない」レベル。
一方Xperia 10 Vは5等級と8等級両方に準拠しており「あらゆる方向からの噴流による有害な影響がない」ほか「継続的に水没しても浸水しない」作りです。
Google Pixel 7aが優れているポイント
Pixel 7aが優れているポイントとしては、以下の点が挙げられます。
- 処理性能が圧倒的に上
- リフレッシュレートが90Hz
- ワイヤレス充電に対応している
- 広角カメラ性能が高い
- 顔認証に対応している
メモリが2GB多いほか、搭載しているチップの性能がXperia 10 Vよりも格段に上です。
総合スコアでは約37万点以上も高い数値をたたき出しており、ゲームをするときの快適性はより高いでしょう。
Xperia 10 Vよりも30Hz分高い数値で、なめらかなディスプレイ表示を実現します。
Pixel 7aは有線だけでなくワイヤレス充電も可能で、より利便性に優れています。
広角カメラのイメージセンサーがXperia 10 Vよりも大きく、画素数も1,600万画素多くなっています。
より暗所に強く高精細な画を期待できます。
Xperia 10 Vは指紋認証だけですが、手袋をしているときなど、顔認証を使いたい場合に便利です。
Xperia 10 VとGoogle Pixel 7aはどちらを買うべき?
Xperia 10 Vとライバル機種のGoogle Pixel 7aではどちらが向いているのか、簡潔にまとめました。
- 少しでも軽く持ち運びやすいスマホが欲しい方
- バッテリー持ちがよく、何度も充電せず長く使える端末がよい方
- たくさんのファイルを保存するためにSDカードを使いたい方
- 広角カメラの性能が高い一台が欲しい方
- 処理能力やリフレッシュレートが高くゲームを快適に遊びやすいスマホが欲しい方
- ワイヤレス充電や顔認証をよく使う方
このように両モデル強みが異なるため、ご自身がどのような機能・性能を求めるかで選ぶのがベストです。
Xperia 10 Vの評価・レビュー・口コミまとめ
では最後に、Xperia 10 Vに関するユーザーの評価・レビューをご紹介します。
実際に使った方の口コミもありますので、買って後悔しないかどうかの判断材料にしてください。
Xperia 10 Vの良い口コミ
Xperia 10 Ⅴの4800万画素の
広角カメラ、10 Ⅳと比べてHDRの効きや色味などが
かなり改善してる!
1枚目 Xperia 1 Ⅳ
2枚目 Xperia 1 Ⅴ画像はxPeria IEaker氏より引用↓https://t.co/rklNsBhN48 pic.twitter.com/i7rEj5ciUV
— 行餅ゆきっち。 浮上再開 (@yukicchi_world) June 22, 2023
Xperia10Ⅱ(左)からXperia10Ⅴ(右)へ。
筐体の大きさはほぼ同じ。画面サイズは若干大きくなりました。
側面の丸みがなくなって手に馴染む感じ。有線イヤホン使えないと嫌なのでその時点でかなりな機種が消えるんですよね。Xperiaからイヤホンジャック消えたらどうしよう……。 pic.twitter.com/aRjbeBih70
— た ま🐤@crew/BURNer/JAM'S/キタ似 (@math153555) July 17, 2023
オタクには大不人気のXperia 10 V
背面が異様に震えて音がブレる以外はシリーズ初のステレオスピーカーだったりと悪くない
Sony伝統の配置バランスがおかしいステータスバーも健在
4つ目の動画にあるように、このSoC採用例の中ではカメラの切り替えが素早いように思える pic.twitter.com/YHcqmqVMWx— ˡᵉⁿʲⁱᵛᵃᶜ (@D4ofR) July 21, 2023
Xperia 10 Ⅴの電池持ち、化け物じみてるんですが…(´゚д゚`) pic.twitter.com/MYQFhbc6jF
— 行餅ゆきっち。 浮上再開 (@yukicchi_world) June 22, 2023
Xperia 10 Vの悪い口コミ
Xperia10Ⅴ、楽天で72800円かぁ。
意外に高いわね。
これだと、Pixel7aで良くね?ってなりそうだけど、Xperiaの方が30g以上軽いし、バッテリー容量も大きいしで、それなりに需要はあるのかな?— かぁーも (@PS33Hx36A) May 11, 2023
Xperia10Ⅴたけぇ
AmazonのSIMフリーでさえ67000円かよワラタ
というか、5万でも高いよ
カメラ性能とスピーカーだけだろう?
Ⅳのがマシな気がするが、Ⅳってもう無いのね— CzHUNTER (@CHN_VIP) July 4, 2023
Xperia 10 V 本日レビュー動画出すけど、かなり酷かった。
OPPO Reno9 Aよりももっさりする。同じSoCと8GBメモリだけどなんで違いが出るのだろう?
Reno9Aはまだ安いから許せるかもだけど、SONYは高い。 pic.twitter.com/79jRE8h0Mw— Traveling alone Gadget/東日本半周車中泊旅から帰還しました。 (@NLvzMw9A0LZCdTX) July 7, 2023
Xperia 10 V、軽さくらいしか魅力が無い…
— みーうい 🪐 (@SR_MIUI) May 11, 2023
Xperia 10 Vや最新スマホは『モバシティ』で安くゲット!
Xperia 10 Vを安くゲットしたい方は、ソフトバンクの正規Web代理店『モバシティ』をご利用ください。
当店でXperia 10 Vを購入すると、2万円のキャッシュバックをお渡ししており、通常のショップや他店よりもお得です。
当店のように、ショップにはないキャッシュバックがもらえるのは“ウェブ”の正規代理店ならでは。
イメージとしては、モバシティを“経由”してソフトバンクのXperia 10 Vを購入するだけですので、契約内容は公式ショップと全く同じですし、わずらわしい営業の電話もなく、デメリットは一切ありませんよ。
また前モデルのXperia 10 Ⅳに関しては、特別な機種代割引で非常に安く提供しているので、どちらを買うべきかお悩みの方もお問い合わせを!
少しでも安くXperiaを入手したい方は、ぜひ一度、弊社の公式サイトをご覧のうえお気軽にご相談ください。
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まとめ
本記事では、ソニーの最新機種「Xperia 10 V」をご紹介しました。
「コスパ最強とは言えない」「搭載しているチップの性能がそれほど高くない」など、少々気になる欠点はあります。
しかし、Xperia 10 Vならではの他よりも優れた魅力がたくさんあるのも事実。
特に世界最軽量であることや電池持ちのよさ、大きなイメージセンサー、明るいディスプレイ、フロントステレオスピーカーなど、魅力を感じるスペックが少なくありません。
圧倒的な軽さや電池持ちのよさについては、日常使いするスマホだからこそ、非常に重視したいポイントです。
最後にまとめると、以下の点に該当する方には購入をおすすめいたします。
- 少しでも軽く持ち運びやすいスマホが欲しい方
- バッテリー持ちがよく、何度も充電せず長く使える端末がよい方
- 動画を視聴することが多い方
- 高精細の写真や暗所での写真を撮りたい方
- ステレオスピーカーの臨場感あるサウンドが聴きたい方
- たくさんのファイルを保存するためにSDカードを使いたい方
Xperia 10 Vの購入を検討される場合は、ぜひ『モバシティ』にもご相談ください。
機種のスペックや料金プランなど、どんな質問にも丁寧にお応えいたします。