いつから始まる?携帯2年縛りの廃止と違約金「1,000円」
総務省による「2年縛りの規制」とその一方で発表された「新ルール」。
その見直し案である「違約金1,000円」と「契約有無の差額170円」の施行が確実なものとなってきました。
いっとき「2年縛り廃止」というウワサも出ていたようですが、現状はこの2つの方針で進めるようです。
実際、すでにauとLINEモバイルは、このルールに対応した新プランを発表。
他社の追随が待たれます。
ということで今回は、総務省による「2年縛り規制の見直し」と「新ルール」について、現在の状況をまとめてみたいと思います。
どうぞご覧ください。
あらためて振り返る「2年縛り」とは?
そもそも「2年縛り」とは、正式には「2年定期契約」という割引サービスを指します。
この契約は、2年間の携帯利用を条件に「プラン料金を割引する」というもの。
契約開始から24・25・26ヶ月目の3ヶ月間が「更新月(解約月)」となり、この期間以外で解約をすると「違約金(解約金)」が発生します。
さらに、更新月が過ぎれば「自動更新」となり、また2年縛りがはじまります。
違約金は現時点でドコモ・au・ソフトバンクいずれも「9,500円」。
本来この2年契約は選べるようになっていますが、2年契約なしのプランは割引がきかない分、毎月の料金が高額になりがち。
キャリアにもよりますが、大手3社に限ってみると「毎月1,500円~2,700円」という金額がプラン料金に上乗せされます。
▼ドコモプラン「ギガホ」の例
月額料金 | 2年契約あり | 2年契約なし |
6,980円 | 8,480円 |
ここまでの内容でわかるように、現在「2年契約」は必然的に「選ばなくてはいけない」状況になっているといえます。
この利用者にとっては厄介な「2年縛り」。
ついにそこへメスが入ったというのが今回のお話です。
いったいどのように変わったのか、実際に見直しによって変わった点を2つご紹介いたします。
新ルールで注目したい「2つ」の見直し
今回の見直しで注目したいのが「違約金1,000円」と「2年契約ありなしの価格差170円」という部分。
すでに金額表記から「かなり値下げがされている」ことがわかります。
くわしく見てみましょう。
1違約金(解約金)が「1,000円以下」に
携帯会社の解約にともなう「違約金の高さ」を問題視した総務省は「行き過ぎた囲い込み」として新ルールを提案。
そのひとつが、違約金「1,000円以下」というもの。
ちなみに「1,000円」という額は総務省によるアンケート調査(一般の方)からとられています。
注意していただきたいのは、けっして2年契約が「廃止」されるわけではないということ。※
※2019/09/09追記…ソフトバンクが廃止しました。くわしくは後述
あくまで、解約金「1,000円以下」と値下げがされるだけ。
総務省はこれにより、気軽に解約と携帯乗り換えをできるようにすること。
それと同時に、携帯会社間の競争を促すことが目的のようです。
実際にauやLINEモバイルはすでにこのルールに対応。
解約金「1,000円」としています。
ただし、例外もあるのでご注意を。
携帯利用者が100万以下の携帯会社はこのルールの対象外となります。
有名どころの携帯会社は大方当てはまるようですが、利用者の少ないニッチな携帯会社の方は注意しておきましょう。
▼新ルール対象となっている携帯会社(一例)
- NTTドコモ
- KDDI(au)
- ソフトバンク
- UQコミュニケーションズ株式会社(UQモバイル)
- 楽天モバイル株式会社
- 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJmio)
- 株式会社オプテージ(mineo:マイネオ)
- 汐留モバイル株式会社(旧楽天イー・モバイル株式会社)
- ビッグローブ株式会社(BIGLOBEモバイル)
- ヤフー株式会社(Y!mobile)
- LINEモバイル株式会社
2「2年契約なし」がもっと選びやすくなる?
さらに「2年契約」とそうでないプランの料金差を「月額170円までに」というルールも発表しました。
2年契約を選ばなかったら通常「1,500円増し」の携帯料金だったところを「最大でも170円増し」に。
これなら「2年契約にしない」という選択肢も気軽にできます。
いつから始まる?各キャリアの2年縛り見直しプラン
総務省から提示されている施行日はすでに決定されていて、2019年10月1日ということがわかっています。
2019年9月現在、auやLINEモバイル、そしてソフトバンクが「違約金1,000円」「2年契約の差額170円」に対応した点を見ると、他の携帯会社もこれから後に続くのではないでしょうか。
1au
auは大手3キャリアの中でもいち早く「違約金1,000円」「2年契約差額170円」を行っています。
発表された適応プランは「auデータMAXプラン Netflixパック」。
そのほかの「新auピタットプラン」や「auフラットプラン7プラス」「auデータMAXプラン」といった残留プランは、どうやら「違約金1,000円」にならないようです。
プラン受付開始は9月13日より。
こちらはつまり、9月13日以前のプランに契約している方は「違約金1,000円」にはならないということなのでご注意を。
▼au新プラン「auデータMAXプラン Netflixパック」
2ソフトバンク
ソフトバンクも、2年縛りを見直した新プランを発表。
受付開始はauとおなじく9月13日。
一方で新しいプランの発表というよりかは、既存プランの「2年契約という概念をまるまる消し去って」しまいました。
つまり、2年縛り廃止です。
プランはこちら。
- 「ウルトラギガモンスター+」「ウルトラギガモンスター+ forデータ」
- 「ミニモンスター」「ミニモンスター forデータ」
- 「スマホデビュープラン」「ケータイ1GBプラン」
また、ソフトバンクをすでに利用されている方も「契約解除料金なし」で新しいプランに変更ができます。
3ドコモ
まだ新プランの発表がないドコモ。
ただし、ソフトバンクの「2年縛り廃止」を受け、どのような動きに出るか、目が離せないところです。
au、ソフトバンクが同じ9月13日プラン受付開始の様子を見ると、それほど待たずに発表されるのではないでしょうか。
まとめ
このニュースは解約を考えている方にとって、かなりの朗報です。
利用しているキャリアの2年縛りについて、見直しの情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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