MNPの歴史!いつからどのように始まったのか?
MNPとは何ですか?
と、ケータイ・スマホをお使いの方に質問すれば、漠然となら何なのかは答えられるのではないでしょうか。
今では当たり前のように行われているMNPですが、いつ開始された制度なのかご存知ですか?
歴史といえば大袈裟ですが、いつからどのように始まったのか興味はありますよね。
そこで今回は、MNPの歴史について触れていきましょう。
MNPはいつから始まった制度?なぜ導入されたのか?
MNPの歴史の前に、「携帯電話」の誕生からご紹介いたします。
今では携帯電話やスマートフォンは一人一台の時代ですが、「携帯電話」というものが誕生したのは1985年。
1985年にNTTから発売された「ショルダーフォン101型」が、一般向けに初めて提供された携帯電話になります。
現在、テレビタレントが「しもしも~ジャンボ尾崎」といって使っているアレです。
日本初めての携帯電話は、肩掛けベルトがついた衛星電話のような端末を持ち歩くスタイルで、重さは何と3kgもあったとのこと。それからの携帯電話の発展は言うまでもありませんね。
MNPとは?いつから始まったのか?
携帯電話は進化を続け、ケータイ・スマホは今や一人一台の時代になり、そのような状況下にMNPは誕生しました。
日本でMNPが導入されたのは2006年10月24日。
Mobile Number Portability(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)の頭文字を取って「MNP」と呼ばれるように。「番号持ち運び制度」と呼ばれることもあります。
Mobile Number Portabilityをそれぞれ日本語に訳すと、
Mobile Number:携帯電話番号
Portability:携帯できること。持ち運びができること。
つまり、「携帯電話番号の持ち運びができること」。
携帯電話を変えることなく、携帯電話会社が乗り換えできる制度ということになるわけです。
MNPはなぜ導入されたのか?
MNPが始まるまでは、どうように携帯キャリアを乗り換えていたのか?
MNPが導入される以前は、携帯キャリアを乗り換えるためには、移転元の携帯キャリアを解約して、新たに移転先の携帯キャリアで新規契約を結ぶしか方法はありませんでした。
その頃は、もちろん電話番号はそのままとはいかず、携帯キャリアを乗り換える度に電話番号が変わっていました。
そうなれば、電話番号を教えていた人にいちいち変更になった旨の連絡をする手間が増え、さらに名刺や案内をすべて変えなくてはなりません。
当然、個人はもちろん、企業にとって大きなデメリットが発生。そのような状況では、携帯電話会社を乗り換えようとする人はいなくなってしまい市場が停滞してしまいます。そこで、それを防ぐために誕生したのがMNPなのです。
さらに、その頃高かった携帯電話料金の値下げや技術力の向上もMNP制度の導入目的の一つになっています。
MNPの手続きは2ステップで完了!
MNP制度が導入されて10年以上が経過し、何度か携帯乗り換えを経験した方も多いのではないでしょうか?
そこで、手続きの流れといっても今更ですが、
➀現在契約している携帯キャリアで「MNP予約番号」を取得する
➁そのMNP予約番号と必要なものを持って、乗り換え先の携帯キャリアで新規契約を結ぶ
この2ステップで手続き完了してしまいます。
MNPでは、「MNP予約番号」の取得が最も重要な手続き。
予約番号を持たずに乗り換え先のキャリアで新規申し込みをしても、絶対に受け付けてくれません。
MNP予約番号は、契約している携帯キャリアに電話もしくはショップに来店すると発行してもらえる10桁の数字。
この10桁の数字を乗り換え先の携帯キャリアに伝えることで、契約者情報が確認でき、乗り換え前後のキャリア間で引き継ぎが行われるのです。
ただし、MNP予約番号には、取得日を含めて15日間という有効期限が設けられており、期限を過ぎると無効になってしまいます。
MNPに必要な費用
MNPも無料から嬉しいのですが、以下の費用、正確には手数料が必要になります。
◆MNP転出手数料
移転元の携帯キャリアを転出(解約)するときに必要な手数料になり、最終の請求に合算されます。
ドコモ:2,000円
au:3,000円
ソフトバンク:3,000円
(金額は税抜額)
◆MNP新規契約手数料
MNP予約番号を取得して15日(有効期限)以内に、新たに契約する携帯キャリアで新規契約を結ぶときに必要な手数料です。
この新規契約手数料は、ドコモ、au、ソフトバンクで統一され、初回の利用料金の請求に合算されます。
MNP新規契約手数料:3,000円(税抜額)
◆違約金(該当者のみ)
携帯キャリアの料金プランや割引サービスは2年契約が基本。2年ごとに契約更新月が設けられ何もしなければ自動更新になります。
違約金、正確には「契約解除料」は、2年以内や契約更新月以外に解約したときに請求されるお金です。
違約金の金額は、携帯キャリアで統一され以下の通り。
2年契約プラン:9,500円
1年契約プラン:3,000円
(金額は税抜額)
その違約金を回避するためには、契約更新月での解約が必須。
電話、もしくは各キャリアの「My ◯◯◯◯」にインターネットでアクセスすれば、自分の契約更新月が把握できるので、MNPするタイミングを決めるときは、事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
MNPが導入されたのが2006年10月、それから10年以上が経って、導入当初を知っている方は懐かしく感じますよね。
それ以前は、電話番号を変えて乗り換えていたのが、電話番号を変えずに携帯電話会社が乗り換えられるようになり、今ではMNPという言葉も聞き慣れたものになっています。
まだMNPを経験していない方も当然おられると思いますが、今後MNPするとしても、手続きは2ステップで完了してしまうので、安心してMNP制度を活用しましょう。
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