【スマホからガラケーに戻したい!】メリット・手順・注意点を全解説
今スマホを使っている方の中には、「電話メインだからガラケーでも問題ない」「ガラケーにしてなるべく携帯代を安くしたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
しかし、ガラケーに戻したところでどれくらい安くなるのか、実際にスマホを手放して損や失敗と感じることはないかなど、乗り換えることへの不安をお持ちの方もいることでしょう。
そこで今回は、まずはスマホからガラケーに変えるべき人の特徴や、各社の料金プラン、乗り換え・機種変更の手順を詳しく解説。
さら絶対に押さえておくべき注意点と、お得に乗り換える方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目 次
スマホからガラケーに変えるべきなのはこんな人
スマホからガラケーに変えるべきか、変えないべきか、自分ではわからないという人も多いはず。
ここからは、「どんな方がスマホからガラケーに変えるべきなのか」について解説していきます。
変えるべき人の特徴を確認して、自分に当てはまるかチェックしてください。
1毎月の携帯代を安くしたい人
「毎月の携帯料金を抑えたい」と考えているなら、ガラケーに変えるのがおすすめです。
スマホの場合は動画が見られたりアプリが使えたりと多機能な点が魅力ですが、データ通信がたくさん必要になるため、毎月の料金が高くなる傾向があります。
一方、ガラケーの場合は電話やメール、最低限のインターネット閲覧と機能が絞られるので、その分料金が抑えられるのが特徴。
実際にガラケーは、端末代金を含めても1,000〜2,000円代の月額料金で使えるものもあります。
近年スマホの料金も安くなってきていますが、全体的にはガラケーの方が安い傾向があります。
2用途が電話だけでスマホの機能は手に余る人
アプリやインターネット通信の利用をほとんどしない方は、スマホのメリットを実感しづらいため、ガラケーへの変更を検討するとよいでしょう。
なぜなら一般的なスマホユーザーは「通話プラン+データ定額サービス」に加入することになり、音声とデータ通信の費用を毎月負担することになるためです。
アプリやデータ通信を使用しないにも関わらずデータ通信料を支払い続けると、毎月の料金の負担が重く感じられる可能性があります。
ガラケーは通話のみのプランで契約できるため、必要以上にお金を支払う必要がなくなります。
スマホで電話しか利用していないなら、もったいないので今すぐガラケーに乗り換えるべきです。
3スマホ断ち(SNS断ち)したい人
MMD研究所の調査によると、スマホ依存の自覚がある人のうち、49.9%は依存から抜けだす必要があると感じているとのこと。
スマホが身近にあると、つい手に取って使用したくなるため、依存への自覚がある方はスマホを持たないことからスタートするとよいでしょう。
ガラケーはインターネットにつながるものの、スマホより画面が小さい、操作性がスマホ程よくないため、快適には楽しめません。
そのため、インターネットを閲覧する機会が減る可能性が高くなります。
スマホ依存から卒業したいと考えている方は、ガラケーに乗り換えることで改善につながるかもしれませんよ。
スマホからガラケーに変えるといくら節約できる?3キャリアで比較
ガラケーの最大の魅力である料金の安さは、料金を具体的に比較するのがベストです。
ここからは、スマホからガラケーに変えるといくら節約できるのか、キャリアごとに具体的な数字を見ていきたいと思います。
具体的な金額を確認して、家計がどれくらい楽になるか実感してください。
1ドコモのガラケーとスマホの料金比較
ドコモのガラケーとスマホの料金比較表は以下のとおりです。
ガラケー(ケータイプラン) | スマホ(ギガライト) | 節約金額 |
1,507円 | 3,465円〜6,765円 | 1,958円〜5,258円 |
2auのガラケーとスマホの料金比較
Auのガラケーとスマホの料金比較表は以下のとおりです。
ガラケー(ケータイプラン) | スマホ(スマホミニプラン 5G/4G) | 節約金額 |
1,265円 | 2,178円〜4,928円 | 913円〜3,663円 |
3ソフトバンクのガラケーとスマホの料金比較
ソフトバンクのガラケーとスマホの料金比較表は以下のとおりです。
ガラケー(基本プラン(音声)) | スマホ(ミニフィットプラン) | 節約金額 |
1,078円 | 3,278円〜5,478円 | 2,200円〜4,400円 |
スマホからガラケーに変える手順をカンタン解説
この章では、ガラケーへの変更を前向きに検討している方に向けて、スマホからガラケーに変える手順をご紹介します。
乗り換え(MNP)の場合と機種変更の場合の手順をそれぞれ解説しますので、ご希望の契約内容に合わせて確認してください。
1乗り換え(MNP)の場合の手順
MNPとは、現在利用している電話番号をそのままに、異なる携帯電話会社に乗り換える制度のこと。
今の携帯電話会社から別の会社に乗り換える、大まかな手順は以下の2つ。
- 現在の携帯電話会社で「MNP予約番号」を発行する
- 番号発行後15日以内に、乗り換え先の携帯キャリアで転入(新規契約)手続きをする
一つずつ詳しく解説します。
※2023年5月よりMNP予約番号発行の手順が代わり、乗り換え先にて一括で手続きできるようになりました。
この章でご紹介しているのは、MNP開通手続き一本化前の手続き方法です。
現在の携帯電話会社でMNP予約番号を発行する
まずは、MNP予約番号を取得しましょう。
取得方法は、以下の3種類があります。
- 電話
- インターネットサイト
- 店頭
キャリアによって問い合わせ先が異なるので、それぞれご紹介します。
■ドコモ
【電話の場合】
・ドコモ携帯から: (局番なし)151(無料通話)
・一般電話から: 0120-800-000(無料通話)
・受付時間 9:00~20:00(年中無休)
【インターネットサイトの場合】
・「My docomo」
【店頭】
・ドコモ各店舗
「ドコモMNP予約番号の発行方法」をもっと詳しくしりたい方はこちら↓
■au
【電話の場合】
・au携帯電話、一般電話共通: 0700-75470(無料通話)
※受付時間 9:00~20:00(年中無休)
【インターネットサイトの場合】
・「My au」
【店頭】
・au各店舗
「au予約番号の発行方法」をもっと詳しくしりたい方はこちら↓
■ソフトバンク
【電話の場合】
・ソフトバンク携帯: *5533(無料通話)
・一般電話: 0800-100-5533(無料通話)
※受付時間 9:00~20:00(年中無休)
【インターネットサイトの場合】
・「My Softbank」
【店頭の場合】
・ソフトバンク各店舗
店舗に行く場合は、「本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)」が必要になるので、忘れないようにしましょう。
番号発行後15日以内に乗り換え先の携帯キャリアで転入(新規契約)手続きをする
無事にMNP予約を取得できたら、次に転入手続きを行いましょう。
MNP予約番号は、キャリア共通で有効期限が15日と決められています。
できるだけ速やかに手続きを済ませましょう。
転入手続きも大きく分けて以下の2つの方法があります。
- 店舗
- オンラインショップ
■店舗で手続きする場合
店舗で手続きを行う場合、持っていく必要があるものが4つあります。
しっかり確認して、忘れ物をしないようにしましょう。
①MNP予約番号:有効期限(15日間)を過ぎていないもの
②印鑑:シャチハタは×※auでの新規契約のみ、他はサインでもOK
③契約者の本人確認書類:以下の中から一つ
※個人の場合
(1)運転免許証
(2)日本国パスポート
(3)マイナンバーカード(個人番号カード)
(4)健康保険証(共済組合員証、年金手帳)+住民票記載事項証明書(原本)/公共料金領収書/官公庁発行の印刷物のいずれか
(5)身体障がい者手帳/療育手帳/精神障がい者保健福祉手帳のいずれか
※外国籍の方(在留資格によって異なる)
(6)(永住者は)在留カード/(特別永住者は)特別永住者証明書/(それ以外)在留カード+外国発行パスポート
※未成年の方
(7)未成年者の本人確認書類+親権者の同意書+親権者の本人確認書類
④毎月の支払い手続きに必要なもの:以下のいずれか
(1)クレジット払い:契約者本人名義のクレジットカード
(2)口座振替:契約者本人のキャッシュカードor預金通帳と銀行印
各キャリアのオンラインショップでも、NMPの手続きが可能。
- docomo Online Shop
- au Online Shop
- SoftBank Online Shop
オンラインショップの場合は、基本的にはページの内容に沿って操作していけば問題ありません。
ただ、相談はチャットのみなので、じっくり相談して決めたい方は、店頭に足を運ぶのがおすすめです。
2機種変更の場合の手順
機種変更とは、現在の携帯電話会社のまま機種だけを変更する制度のことです。
機種変更もMNPと同じく、店頭もしくはオンラインショップで手続きできます。
店頭の場合はスタッフに機種変更したいと伝えれば、ほとんどの作業を代行してくれるため、難しいことは何もありません。
一方、オンラインショップの場合は最初から最後まで自分で手続きを行う必要があるので、慣れていない方は苦戦する場合も。
そのためここでは、オンラインショップの手続きの手順をご紹介していきます。
各キャリア、オンラインショップでの機種変更の大まかな手順は同じです。
- 事前準備
- 機種を選ぶ
- 申し込み
- スマホ受け取り
- 利用開始手続き
それぞれ詳しく解説していきます。
事前準備
まずは、手続きに必要なものを手元に準備しましょう。
キャリアごとに準備するものが異なります。
■ドコモの場合
・dアカウントのID、パスワード
・クレジットカード、または金融機関口座
※dアカウントを忘れてしまった場合
⇒ dアカウント公式サイトから再設定
■auの場合
・au ID、パスワード
・本人確認書類
・クレジットカード
※au ID、パスワードを忘れてしまった場合
⇒ au公式サイトから確認、再設定
■ソフトバンクの場合
・My SoftBankのアカウント
・メール受信設定
※My SoftBankアカウントのパスワードを忘れてしまった場合
→ My SoftBankログイン画面の「パスワードをお忘れの方」から確認
また、新しいガラケーの申し込み完了メールが送られるため、下記アドレスの迷惑メール設定のみ解除しておきましょう。
- SMS:157
- Eメール:online-shop@mail.mb.softbank.jp
機種を選ぶ
事前準備ができたら、各オンラインショップで機種を選びましょう。
■ドコモの場合
・docomo Online Shop
■auの場合
・au Online Shop
■ソフトバンクの場合
・SoftBank Online Shop
申し込み
機種変更する端末が選べたら、画面に沿って料金プラン・支払い方法・スマホ受け取り方法などを入力していきます。
間違いがないよう、しっかり内容を確認しておきましょう。
ガラケー受け取り
申し込みの翌日〜3営業日程度で新しいガラケーが届きます。
もし傷や破損があれば、各キャリアのお問い合わせから連絡しましょう。
■ドコモの場合
・docomo Online Shop「商品の不良・交換などについて」
■auの場合
・au Online Shop「お問い合わせ」
■ソフトバンクの場合
・SoftBank Online Shop「お問い合わせ」
利用設定
新しいガラケーを確認して問題がなければ、利用するための設定を行いましょう。
設定方法は機種によって異なるため、同梱されている説明書を確認しながら進めてください。
スマホからガラケーに戻す際の4つの注意点
料金の安さは魅力ですが、ガラケーの機能や操作性はスマホと大きく異なるため、契約をする前に注意点を把握しておく必要があります。
ここからは、スマホからガラケーに戻す際の注意点を4つご紹介します。
注意点をしっかり確認して、乗り換えた後に後悔しないようにしましょう。
1ガラケーは利用できるサービスや機能が制限される
ガラケーはスマホと比較すると、機能が大きく制限されます。
特に押さえてきたいポイントを3点ご紹介します。
アプリやゲームがダウンロードできない
現在のガラケーはOSにAndroidを搭載しているものの、Google Playには対応していないため、新しくアプリをダウンロードできません。
そのため、アプリのみに対応したサービスは使えなくなります。
具体的には、ブラウザで利用できるTwitterやFacebookは利用できますがブラウザに対応していないLINEは使えません。
つまり、LINEが使えないと不便という方は乗り換えない方がよいということになります。
何が使えて何が使えなくなるのかは、乗り換え前にしっかり確認しておく必要があるでしょう。
インターネットは閲覧できるが画面が小さいため見づらい
スマホの画面サイズがおおよそ5〜6.5インチであるのに対し、ガラケーの画面サイズ3.5インチ程度です。
そのため、スマホの画面に慣れた方だと、かなり小さく感じてしまう可能性があります。
ガラケーはインターネットを閲覧できますが、画面の小ささからストレスを感じる可能性があるでしょう。
容量が少ないため保存できるデータ量が限られている
写真や音楽ファイルなどを保存するために必要な容量は、近年のスマホは128GB・256GBであるのに対し、ガラケーは8GBほど。
保存できるデータ量が限られているため今まで通り使うと容量不足になる可能性もあります。
今まで主にスマホで写真を撮っていた方がガラケーに乗り換えるのであれば、デジカメや一眼レフなど、他の撮影方法を検討しておく必要があるでしょう。
2データ通信をする場合は月額料金は安くならない
インターネットをたくさん使用する場合は、スマホと同じようにデータ通信料を支払うプランで契約することになるので、節約にならない点は知っておきましょう。
ガラケーに乗り換えて月々の料金を抑えられるのは、あくまでもインターネットのデータ通信パックなど定額プランに加入する必要のない方に限定されます。
インターネットを使用したい方は、そもそも節約につながらないため、要注意です。
「節約したいけど、インターネットは使いたい…」という方は、ガラケーに変えても余り効果は得られないので注意です。
3機種代残高や契約事務手数料の支払いが必要な場合も
場合によっては、ガラケーに乗り換えることで思わぬ支払いが発生する場合もあります。
例えば、現在お持ちのスマホの機種代金を分割で支払っていて残高が残っている場合、残りの代金を支払わなくてはなりません。
現在の機種代残高がわからない場合は、各携帯電話会社のマイページ(オンライン)・店舗・電話の3つの方法で残りの機種代金を確認できます。
オンライン | 店舗 | 電話 | |
ドコモ | 「My docomo」 受付時間:24時間 |
受付時間:各店舗の営業時間 | ドコモ携帯から:(局番なし)151(無料通話) 一般電話から: 0120-800-000(無料通話) 受付時間 9:00~20:00(年中無休) |
au | 「My au」 受付時間:24時間 |
au携帯電話、一般電話共通: 0700-75470(無料通話) ※受付時間 9:00~20:00(年中無休) |
|
ソフトバンク | 「My Softbank」 受付時間:24時間 |
ソフトバンク携帯: *5533(無料通話) 一般電話: 0800-100-5533(無料通話) ※受付時間 9:00~20:00(年中無休) |
支払い方法は、そのまま分割払いでも、一括払いでも問題ありません。
お財布の状況や、機種代残高に合わせてどちらにするか選びましょう。
「携帯乗り換え(MNP)の残りの機種代金の負担を最小限に抑える方法」を知りたい方はこちら↓
また、MNPで他社に乗り換える場合、新しい携帯電話会社で「新規契約手数料」キャリア共通:3,300円(税込)を支払う必要があります。
ただ、現在契約している会社や、乗り換え先によってはこの新規契約手数料がかからない場合も。
例えば、ソフトバンクとワイモバイル/LINEMO間でのりかえをする場合、新規契約事務手数料は無料となっています。
お得に乗り換えるのであれば、こういった情報も確認しておきましょう。
4データ移行はスマホからスマホよりも手間がかかる
機種変更するときに気になるのが、電話帳や写真などのデータ移行について。
スマホからスマホであれば簡単なのですが、スマホからガラケーとなると少し手間がかかります。
手順を簡単にお伝えすると以下の3ステップです。
①Android・iPhoneの電話帳とGmailアカウントを同期する
②Gmailの連絡先をエクスポートする
③micro SDにエクスポートしたファイルをコピーしてガラケーで読み込む
自分で移行する場合、ある程度の知識が求められるので、契約するキャリアショップにお願いするのがおすすめです。
「データ移行の方法」を詳しく知りたい方はこちら↓
まとめ
最近ではスマホを利用することが主流となっていますが、中にはスマホからガラケーに変更される方も一定数います。
スマホはたしかに便利ですが、値段が高い、多機能すぎて使いこなせないと感じている方もいるからです。
そういった違和感を覚えているなら、ガラケーに変えるのがおすすめ。
ただし、お金のことやデータ移行のことなど、注意しないといけない点もあるので、「難しそう…」と感じる方はお店のスタッフに相談しながらすすめましょう。
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