MNP(携帯乗り換え)するときは必ずバックアップしておこう!
MNP(携帯乗り換え)は、携帯キャリアを乗り換えるのと同時に、お使いのケータイ・スマホも変わることになります。
そうなれば、アドレス帳はもちろん、写真や音楽といったデータを移行する必要がでてきます。
データ移行は、新しいキャリアで端末を購入したときに行います。
しかし、万一に備えてアドレス帳や写真などのデータをバックアップしておくことをおすすめします。
仮に、データ移行に失敗してデータが消えてしまってもバックアップしておけば安心ですよね。
そこで今回は、ガラケー、Androidスマホ、iPhoneに分けて一般的なバックアップ方法と、スマホ・iPhone向けのおすすめのバックアップアプリをご紹介いたします。
ガラケー・Androidスマホ・iPhoneの標準バックアップ方法
バックアップは、MNPして新しい機種に移行するときにも必要になりますが、バックアップしておけば、失敗してもデータごと無くなってしまう危険性が低くなります。
そこで、ガラケー、Androidスマホ、iPhoneの標準的なバックアップ方法をご紹介。
ここでは、アドレス帳と写真データのバックアップ方法ご説明いたします。
ガラケーのバックアップ方法
ガラケーのデータをバックアップする際、micro SDなどのメモリカードが必須。
なお、機種によってメモリカードの挿入スロットの位置が異なるので、取扱説明書で確認が必要です。
◆アドレス帳のバックアップ方法
➀ガラケー本体にmicro SDを挿入
➁アドレス帳を開き、サブメニューの「コピー」を選択
➂コピー先の選択画面が表示されたら、「micro SD」を選択
➃コピーするアドレスを選択しますが、
・すべてコピーする場合は「全件コピー」
・必要なアドレスのみコピーする場合は「選択コピー」
・グループでコピーする場合は「グループ内全件コピー」
該当するものを選択
➄暗証番号の入力を求められますが、設定変更していなければ「0000」を入力して「OK」を選択
➅「実行中」→「コピー完了」でバックアップは完了
写真データのバックアップ方法
➀ガラケー本体にmicro SDを挿入
➁マイピクチャを開き、サブメニュー「移動/コピー」を選択
➂コピー先の選択画面が表示されたら、「micro SD」を選択
➃コピーする写真を選択しますが、
・すべてコピーする場合は「フォルダ内全件コピー」
・写真を選択してコピーする場合は「選択コピー」
該当するものを選択
➄暗証番号の入力(アドレス帳と同じ)
➅「実行中」→「コピー完了」でバックアップは完了
以上でガラケーのアドレス帳と写真データのバックアップは完了。新しい端末への移行は、このmicro SDを使うので大切に保管しておきましょう。
Androidスマホのバックアップ方法
Androidスマホでは、OS標準のバックアップ機能を使えば、Googleアカウントと同期させてバックアップをするという仕組みで、本体のみの設定で手軽に行えます。
しかし、Googleアカウントに紐付けされたデータのみが対象になるので、後から紹介するバックアップアプリとの併用がおすすめです。ちなみに、バックアップできるデータは、アプリ、Wi-Fiのパスワード、ブックマークといったデータになります。
OS標準のバックアップ機能の操作方法は以下の通りになります。
➀「設定」→「Google」をタップ
➁「アカウント」の「Googleアカウント」をタップ
➂利用しているサービスが一覧で表示されるので、同期したいサービスにチェックを入れます。
➃これでOS標準のバックアップ設定は完了です。
ちなみに復元する場合は、新しい端末を起動するときに、同じGoogleアカウントでログインするだけでOK。
iPhoneのバックアップ方法
iPhoneでデータをバックアップする場合、
・iCloud バックアップ
・iTunes バックアップ
と、2つの方法があります。
iCloudとは、一般的なクラウドサービスと同様に、iPhoneに保存されたデータを自動でネット上に保存して、パソコンなどからデータにアクセスできるサービスのこと。一方のiTunesは、Apple専用のメディアプレイヤー、およびiOSデバイス管理のためのソフトウェアのことになります。
どちらもインターネットからのバックアップになります。
◆iCloud バックアップの操作方法
iCloudでバックアップするとき、パソコンは使いませんが、Wi-Fiを利用してインターネット経由でデータを保存します。
iCloudは5GBまでのデータなら無料でバックアップが可能。
➀「設定」→「iCloud」の順にタップ
➁「iCloud」画面→「iCloudバックアップ」をタップ
バックアップ画面→iCloudバックアップの右横のボタンを右にスクロールすればONになります。
➂その下の「今すぐバックアップを作成」をタップ。
バックアップが開始されます。
◆iTunes バックアップの操作方法
パソコンでiTunesを利用するバックアップ方法となり、iCloudのように容量の制限はありません。
利用の際には、もちろん「iTunes」が必要になるので、Mac以外でもWindows7以降のパソコンなら簡単にインストールできます。
➀「iTunes」を起動
「編集」→「設定」をクリック
➁設定画面の「デバイス」をクリック
➂「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」にチェックを入れ「OK」をクリック
➃iPhoneを付属のケーブルで接続。
iTunes画面に表示される携帯マーク「📱」をクリック
➄左メニューの「概要」→「今すぐバックアップ」をクリック
➅バックアップが開始され、メニューバーにApple マークが表示されたらバックアップ完了
iCloudの方が、iPhone本体のみの設定でバックアップできるので手軽ですが、容量が5GBまでなので注意しておきましょう。
スマホ・iPhoneにおすすめのバックアップアプリ2選
前項では、標準のバックアップ方法をご紹介しましたが、Androidスマホでは、写真・音楽などをバックアップしたいときは、バックアップアプリの利用がおすすめ。また、iPhoneでもバックアッププリを利用でき、iCloudのように容量制限がないので、容量が5GB以上の方にはおすすめです。
ここからは、おすすめのバックアップアプリを2つご紹介いたします。
どちらともAndroid・iPhoneに対応しているので、異なるOSのデータ移行のときも非常に便利に利用できます。
おすすめ➀ JSバックアップ
JSバックアップというアプリの名前程度は知っているのではないでしょうか?
数あるバックアップアプリで最も有名なアプリで、Android、iPhoneともに簡単にインストールできるのも嬉しいポイントです。
バックアップできるデータは、
Android:標準アプリデータ(電話帳、カレンダ、ブックマークなど)、写真、音楽、動画、文書、アプリデータ
iPhone:電話帳、カレンダ、写真、動画
このバックアップデータは、microSDカードはもちろん、Dropbox、Google Drive、Sugar Syncといったクラウドサービス上にも保存可能。
おすすめ➁ Yahoo!かんたんバックアップ
Android・iPhone対応で、とにかく操作が簡単なのが嬉しいポイントです。
Yahoo!IDは必要になりますが、操作画面がシンブルでボタンを一つ押すだけ。初めての方でも簡単に操作できます。
連絡先、画像(写真)、動画のバックアップが可能。
新しく追加・更新された画像や動画、電話帳があれば、アプリが自動でバックアップを行ってくれる機能も搭載されています。
以上、この2つのバックアップアプリは特に使いやすさには定評があり、初めての方でも簡単にバックアップが可能。
利用にはアプリをインストールする必要があり、Android端末は「Google Play」、iPhoneは「Apple Store」から、それぞれダウンロードができます。
まとめ
MNP(携帯乗り換え)は、携帯電話会社を乗り換えるとともに、携帯端末も新しいものに変わります。
基本は新しい端末を購入してから、データ移行の作業を行いますが、万一に備えてバックアップをしておくことも大切です。
今回は、標準のバックアップ方法とバックアップアプリをご紹介しましたが、
・ガラケーは、micro SDなどのメモリカードが必須。
・Androidは、OS標準の機能とバックアップアプリの併用がおすすめ
・iPhoneは、iCloud、・iTunesのどちらか
といった方法でバックアップができるので、MNPする際には事前にデータのバックアップをしておくことをおすすめします。
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