【キャリア別】有料コンテンツの確認・解約・まとめて外す方法を解説
スマホを契約するときや、契約後にきちんと確認しておきたいのが有料コンテンツの加入状況。
有料コンテンツとは、月額制でスマホをより便利に活用できるサービスです。
音楽・電子書籍・映画などを楽しめるエンタメ系のものや、セキュリティに関連するものなど多種多様です。
とくに注意しておきたいのが、有料コンテンツが端末代金値引きの条件になっている場合です。
月額は数百円程度のものが多いのですが、使用しないにもかかわらず契約し続けていると、年間で数千円以上もの金額を無駄にしてしまうことに……。
今回は有料コンテンツを外し忘れることがないように確認や解除の方法を解説します。
目 次
有料コンテンツとは?
月々のスマホ・携帯料金を抑えたい場合不要な有料コンテンツは解約すべきです。
そこでまず、有料コンテンツの全容をつかむために、以下の点を解説します。
- 有料コンテンツの定義
- 有料コンテンツの種類とサービス内容
- 有料コンテンツの料金支払いの仕組み
1有料コンテンツは月額の継続利用サービス
「有料コンテンツ」とは、月額料金を支払うことで、特定のコンテンツを利用できるオプションサービスです。
契約するプランの月額料金とは関係なく、あくまで追加で付けるサービスです。
そのため有料コンテンツを契約すると、月々の支払総額は増えてしまいます。
有料コンテンツを付けなくても回線を契約できるため、不要な有料コンテンツは無駄に付けないようにしましょう。
しかし、本来は不要なのに、あえて有料コンテンツを付けるケースもあります。
それは、「契約時の値引き条件に有料コンテンツの加入が含まれているケース」です。
指定された有料コンテンツを付けることで、端末を低価格で入手できるキャンペーンなどが展開されており、契約者は値引き目当てに有料コンテンツを契約しなければなりません。
このようなケースでは、有料コンテンツの支払額と、端末の値引き額をしっかり比較する必要があります。
端末が値引きされても、有料コンテンツの最終的な支払額が同等、あるいは上回ってしまっては本末転倒です。
消費者庁も、このような有料コンテンツの契約について、以下のように注意喚起しています。
出典:消費者庁(携帯電話端末の店頭広告表示等の適正化について)
その有料コンテンツが有意義な場合は別ですが、不要であるなら、本当に契約することが得なのか考慮しなくてはなりません。
2有料コンテンツの種類とサービス内容
有料コンテンツには、以下のようにさまざまな種類があり、サービス内容も多種多様です。
※料金は税込。
・NTTドコモ:『メロディコール』110円
電話の呼出音を好きな音楽に変更できるサービス。
・au:『お留守番サービスEX』330円
端末の電源が入っていないときや、電話に出られないときに、相手の伝言を記録するサービス。
・ソフトバンク:『迷惑電話ブロック』330円
危険性のある着信がきたら警告表示したり、迷惑メールを自動検知したりするサービス。
・NTTドコモ:『dTV』550円
話題の映画やドラマ・人気アーティストのライブ映像などを楽しめるコンテンツ。
※サービス名称は2023年4月12日より『Lemino』に変更。変更後の料金は990円。
・au:『TELASA』618円
テレビ朝日の番組をはじめ、バラエティやアニメ・ドラマ・スポーツなどの動画を配信するサービス。
・ソフトバンク:『ブック放題』550円
人気の雑誌やマンガが読み放題になるサービス。
・NTTドコモ:『smartあんしん補償』330~990円
端末の故障や水濡れ・盗難・紛失などのトラブルをサポートするサービス。
・au:『故障紛失サポート』端末により異なる
スマホの故障や紛失・盗難などが起きたさいにサポートを受けられるサービス。
・ソフトバンク:『あんしん保証パックプラス』715円
スマホの故障や全損・盗難・データ復旧サポートなど、さまざまなトラブル対応をするサービス。
これらは有料コンテンツの一部です。
ほかにもさまざまなサービスが提供されています。
3有料コンテンツの料金支払いの仕組み
有料コンテンツの支払い方法には、以下のものがあります。
- 電話料金と合算して支払い
- クレジットカード払い
- 『Google Play』や『App Store』での支払い
- プリペイドカード払い
- コンビニでのシリアルコード払い など
支払い手段は、キャリアでの回線契約があるかどうかによって変わります。
たとえば『dTV』は、NTTドコモの回線契約の有無に関係なく利用できますが、回線契約がある場合は、電話料金と合算して支払いができます。
※なお回線契約がない場合は、この方法を選べません。
ソフトバンクの『とく放題(M)』も、ソフトバンクの月額料金と合わせて支払います。
一般的に有料コンテンツは、契約しているキャリアの電話料金とまとめて支払うケースが多いです。
有料コンテンツの解約前の2つのチェックポイント
有料コンテンツのなかには必要・便利なものもありますが、不要なものを契約してしまっている場合も珍しくありません。
間違って契約していたり、値引き条件達成に必要な期間が過ぎていたりする場合は、解約しましょう。
ただし解約前には、以下2つのポイントをチェックしてください。
- 契約時の有料コンテンツに関する条件
- 契約中の有料コンテンツの利用の有無
それぞれのポイントについて解説します。
1契約時の有料コンテンツに関する条件
解約前には、有料コンテンツをどのような条件で契約したか確認しましょう。
端末の値引き条件として契約したのであれば、何ヶ月間の契約が条件になっているか、期間も合わせてチェック
します。
複数の有料コンテンツを契約している場合、コンテンツによって解約できるタイミングが異なる場合もあるため、要注意です。
条件を満たす前に解約してしまうとやっかいなため、条件確認は必須です。
2契約中の有料コンテンツの利用の有無
契約している有料コンテンツがそもそもどれくらいあるのかも確認してください。
「無料だと思っていたサービスが、意外にも有料だった」というケースもあるでしょう。
請求書や各キャリアのマイページなどを見て、どのサービスに料金が発生しているのかを洗い出します。
そのなかで、使っていない不要なコンテンツがあれば、解約対象としてリストアップします。
別の点として有料コンテンツの利用状況もチェックしたい点です。
有料コンテンツがふだん使っているサービスなら、あえて解約しなくてもよいかもしれません。
不要な有料コンテンツは解約したほうがよいですが、すべてが不要とは限らないため、残しておいたほうがよいか検討しましょう。
【キャリア別】有料コンテンツの確認・解約方法まとめ
ここからは、有料コンテンツの確認・解約方法をご紹介します。
大手3キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク)での方法をピックアップしますので、該当する方は参考にしてください。
なお、公式アプリのこまかな仕様は変わることがありますのでご了承ください。
1NTTドコモの場合
NTTドコモで有料コンテンツの契約状況を確認する方法は、以下の3通りです。
- NTTドコモのショップで確認してもらう
- ドコモインフォメーションセンター(151)に電話して確認する
- 「My docomo」で確認する
続いて、有料コンテンツを解約する方法を解説します。
NTTドコモのショップや151では担当者がサポートしてくれるため、ここでは手続きをセルフで行う「My docomo」にフォーカスします。
- 「My docomo」にアクセスする
- 「契約内容・手続き」をタップする
- 「ご契約内容の確認・変更」と書かれたイラスト付きのバナーをタップする
- ログインする
- 「ご契約中の主なサービス」で外したい有料コンテンツをタップし、「解約」をタップする
- 注意事項などを確認してチェックを入れる
- 規約を見て同意し、手続きを完了する
2auの場合
auで有料コンテンツの契約状況を確認する方法は、主に以下の2通りです。
- My auで確認する
- auコールセンター(157)で確認してもらう
続いて、有料コンテンツを解約する方法を解説します。
My auをとおして外す方法を見てみましょう。
- 「My au」へログインする
- 画面下部の人型アイコンをタップする
- 「ご契約中プランの確認・変更」をタップする
- 「オプションサービス」をタップする
- 外したい有料コンテンツの右側にある「変更」をタップする
- 「廃止する」にチェックを入れ「同意して次に進む」をタップする
- 手続きを完了する
3ソフトバンクの場合
ソフトバンクで有料コンテンツの契約状況を確認する方法は、以下の3通りです。
- ソフトバンクショップで確認してもらう
- LINEで確認する(ソフトバンク公式アカウントを追加して確認)
- 「My SoftBank」で確認する
続いて、有料コンテンツを解約する方法を解説します。
ここでは、「My SoftBank」で確認する方法を取り上げます。
- 「My SoftBank」アプリを起動する
- 画面下部の「照会・設定」より「プラン・オプション」をタップする
- 「オプション」をタップする
- 「オプションを追加・解除する」をタップする
- 解除したい有料コンテンツを選ぶ
- 「変更内容を確認する」をタップする
- 「同意して申し込む」をタップする
まとめ
有料コンテンツとは、料金プランに追加して契約するオプションサービスです。
オプションのため、月額基本料金に上乗せして料金を支払わなければなりません。
そのため、月々の支払いを抑えたいなら、不要な有料コンテンツは外すべきです。
プラン契約時に端末の値引きを目的として有料コンテンツも契約した場合は、とくに注意が必要でしょう。
自発的に契約したわけではないため、うっかり契約していることを忘れてしまう恐れがあるからです。
月単位では数百円程度の出費でも、積もり積もって大きな金額になってしまうかもしれません。
本記事でご紹介した「解約前のチェックポイント」や「有料コンテンツの確認・解約方法」を参考にしつつ、不要な有料コンテンツを解約して節約しましょう。
なお、携帯代の節約をする別の方法として、プランの見直しをする選択肢もあります。
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