任意整理しても携帯乗り換え(MNP)は可能!分割購入は不可!
現代社会は「お金」にまつわる様々な問題を抱えている人が数多くいます。
中には「自分は任意整理しているけど携帯乗り換え(MNP)できるの?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
任意整理は後で詳しく説明しますが、現在抱えている借金の将来利息のカットや長期分割(3年程度)に変更するなど債権会社に直接交渉する手続きを指しています。
その任意整理した人は『携帯乗り換え(MNP)などの契約ができなくなるのでは?』と心配になるのは当然です。
そこで結論から言うと、携帯料金を滞納している方も任意整理の対象から外せば携帯乗り換え(MNP)は可能。
ただし任意整理すると「信用情報機関」のブラックリストに載ってしまうので機種の分割購入はできません。
ここからは任意整理の説明や携帯乗り換え(MNP)の際の注意点についてご説明いたします。
任意整理とは?携帯乗り換え(MNP)などの契約は可能!
まず任意整理のことを「自己破産」と勘違いする方が稀にいますが基本的に違います。
自己破産とは借金の返済ができなくなった人が、裁判所を通じて財産を処分したあと債権者に配当します。それでも払い切れない借金を免除してもらう手続きです。
一方の「任意整理」は少し複雑なので専門でもある『弁護士法人 アディーレ法律事務所』の説明を引用してみると、
「任意整理」とは、取引開始時にさかのぼって利息制限法の上限金利(15~20%)に金利を引き下げて再計算すること(引き直し計算)により借金を減額した上で、原則として金利をカットし、元本のみを3年程度の分割で返済する内容の和解を貸金業者と結び、以後この和解内容に従って返済を続けることで、借金を整理する手続きです。
任意整理は、自己破産や民事再生などのデメリットを避けながらも、上記の引き直し計算や金利のカットなどにより、そのまま返済を続ける場合に比べて、実際に返済する金額を減額することができるという特徴があります。任意整理の和解交渉は、弁護士・司法書士が代理人となって行います。
このように、自己破産のように支払いができない借金を免除してもらう訳ではなく、借金の将来金利のカットや長期分割(3年程度)に変更するなどの交渉を、弁護士を通して債権会社に直接交渉する手続きになります。
1任意整理しても携帯乗り換え(MNP)などの契約は可能!
任意整理すると携帯電話やスマホが使えなくなると考える方もいますが、基本的に“滞納”がなければそのまま使い続けられます。しかし、任意整理するほどお金に困っている方のほとんどは携帯電話料金を滞納していると考えられます。
その滞納している携帯料金は基本的に「債務(借金)」になるため整理対象として減額交渉は可能。しかし整理対象として減額交渉してしまうと、現在の携帯電話やスマホは解約される形になるため使えなくなってしまいます。
整理対象にすれば携帯電話は使えなくなりますが、任意整理は基本的に整理対象を自分で選べるようになっています。
そこで携帯料金を任意整理の対象から外すことでそのまま使い続けられ、さらに機種変更や携帯乗り換え(MNP)といって契約が可能になるのです。
ただし任意整理の対象から外せば滞納している携帯料金は当然支払い義務が発生します。
消費者金融などからの借金を整理対象にすれば支払い負担は軽減されるので、それで携帯乗り換え(MNP)などの契約をしたい場合は早期に携帯料金の滞納は支払う必要があります。
基本的に任意整理は弁護士を通して行う手続きなので、分からないことは積極的に担当の弁護士に相談しましょう。
任意整理すると「ブラックリスト」に載ってしまう!そのため分割払いは不可!
「ブラックリスト」という言葉を知っている方は良いイメージはないですよね。
また、通信業界では「携帯ブラック」と呼ばれるリストが存在し業界の中で共有されています。
1ブラックリストとは?任意整理すると分割購入は不可!
そもそも「ブラックリスト」とは信用情報機関に「事故情報」として登録されることを指す言葉です。
一般的な話をするとクレジットカードを利用したり、住宅ローン・カーローンなどのローン契約を結んだりすると全ての情報が「信用情報機関」に登録されます。これは、スマートフォンやiPhoneの購入するときの分割払いもローン契約になるため信用情報機関に登録されます。
信用情報機関には、
- CIC
- 日本信用情報機関(JICC)
- 全国銀行個人信用情報センター(全銀協)
という3つの機関があり、ドコモ・au・ソフトバンクなど携帯電話会社は「CIC」に加盟しています。
そこでクレジットカードや携帯の分割を含めたローンの支払いが滞ったりすると、CICなどの個人信用情報機関では事故情報(借金を支払えなかったという情報)として扱われます。そして、未支払いが長期間に及ぶと「ブラックリスト」に載ってしまい、以降5年程度はクレジットカードの新規作成やローン契約ができなくなってしまいます。
任意整理する場合も同じように個人情報機関では事故情報として扱われ「ブラックリスト」に載ってしまうのです。
そのため、機種変更や携帯乗り換え(携帯乗り換え)の契約はできても、端末の分割購入ができなくなり、すべて一括購入しなければならなくなります。
2携帯ブラックとは?料金滞納は要注意!
携帯料金を滞納している方は「携帯ブラック」に載ってしまうので注意が必要です。
「携帯ブラック」とは、ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアや最近では格安SIMを提供するMVNOでも利用されているリスト。主に「料金の未払い」情報を共有する仕組みになります。
大手キャリアやMVNOで未払いが発生した場合、その情報はTCA(電気通信事業者協会)に登録されます。このTCA(電気通信事業者協会)に登録された未払い情報が「携帯ブラック」と呼ばれ、大手キャリアやMVNOで共有されているのです。
さらに毎月の携帯料金には機種の分割払いも含まれているため、携帯料金を滞納してしまうと機種の分割も滞ることになり、CICなどの個人信用情報機関でも事故情報として扱われてしまいます。
つまり、携帯料金を滞納してしまうと携帯ブラックとブラックリストの2つのリストに載ってしまう危険があるため、料金滞納は特に注意が必要なのです。
また、携帯料金の滞納がある場合、新規申し込みを受け付けてくれない可能性が高くなるため、滞納していた携帯料金を完済しなければ携帯乗り換え(MNP)は難しいといえます。任意整理することで分割購入できないデメリットは発生しますが、契約すること自体は「携帯料金の滞納」が大きく影響するということです。
任意整理することで生活に悪影響は与えますが、携帯電話の利用に関しては携帯料金の支払いが重要。そのため、任意整理する・しないに関係なく携帯料金だけは滞納せずに期日までに支払うようにしましょう。
まとめ
現代社会ではお金にまつわる様々な問題を抱えている人は多く、その解決策として「任意整理」という手段があります。自己破産は支払いが困難な借金を免除する手続きですが、任意整理は借金の負担を軽減するために弁護士を通して行う手続きです。
その任意整理の手続きをすれば携帯乗り換え(MNP)できないと思われがちですが、携帯料金に滞納がある場合でも携帯料金を任意整理の対象から外すことで契約はできます。
このように任意整理しても携帯電話が使えなくなることはありません。
しかし、携帯乗り換え(MNP)するには滞納している携帯料金を支払う必要があり端末の分割購入は難しくなります。
基本的なことですが、携帯料金は期日までにしっかり支払うようにしましょう。
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