携帯乗り換え(MNP)時の請求に注目!節約ポイントチェック

携帯乗り換え(MNP)時の請求に注目!節約ポイントチェック

MNPで携帯を乗り換えたとき、具体的にどのような金額の請求がされるかイメージできていますか?端末を購入するのにどれだけの費用がかかるか、月々の料金がどのくらい安くなるかについて試算されると思いますが、解約月や新規契約の初月ならではの注意点もあります。そして、それを踏まえた携帯乗り換えのベストなタイミングもあります。

今回は、携帯乗り換えの際の請求について詳しく案内いたします。

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解約回線の請求について

MNPで携帯の乗り換えをした際に、解約した携帯電話回線には手数料など普段の月には発生しない費用が発生します
まずは、どのような費用が発生するかを確認しておきましょう。

1諸費用

解約月には以下の諸費用が基本料金とあわせて請求されます。

・MNP転出手数料

ドコモ au ソフトバンク
2,000円 3,000円 3,000円

二年割引などの割引サービスの解除料(更新月・サービス未加入の場合は発生しません)
端末代金割賦契約の残債(完済されている場合、割賦契約での購入ではない場合は発生しません)
※割賦金額の残債については、残債を一括にする方法と、完済まで毎月返済する方法が選択できます。

2日割りになるもの、ならないもの

携帯電話の月々の料金で、その内容やプランによって日割りになるものとならないものがあります。カケホーダイプラン、パケット定額サービスは金額も小さくないので、日割りにならないことに十分注意しておく必要があります

解約をする際に日割りになるものとならないものを簡単にまとめました。
<日割りになるもの>

  • 通話基本使用料のうちFOMAプラン、LTEプラン、ホワイトプランなど定額カケホーダイではないプラン
  • 留守番電話や携帯安全保証サービスなどのオプション代金

<日割りにならないもの>

  • カケホーダイ、スマホーダイなどの通話定額プラン
  • パケット定額サービス

3月々サポート、毎月割、月月割の適用は解約月の前月まで

携帯乗り換え(MNP)時の請求に注目!節約ポイントチェック
端末の購入から24ヶ月間基本料金の割引が受けられる月々サポート、毎月割、月月割の適用は解約月の前月までです。解約月は割引対象外になりますので、サービスが継続中の場合、前月までと比較して料金の負担が増えてしまいます。

新規契約回線の請求について

MNPにて携帯乗り換えをする回線についても同様に、諸費用の確認や日割りの有無をあらかじめ調べておきましょう。

1諸費用

・新規事務手数料

ドコモ、au、ソフトバンク3社とも同額で3,000円の新規契約事務手数料が発生します

2日割りになるものとならないもの

基本的にはすべて日割りになると考えて問題ありません

<日割りになるもの>

  • 通話基本使用料のうちFOMAプラン、LTEプラン、ホワイトプランなど定額カケホーダイではないもの
  • 留守番電話や携帯安全保証サービスなどのオプション代金(一部を除く)
  • カケホーダイ、スマホーダイなどの通話定額プラン
  • パケット定額サービス

<日割りにならない物もの>
・auピタットプラン・フラットプラン(条件付き)
※使用料金の日割りが月額の定額を上回った場合は、定額が適用されます。

3ローン契約の端末代金はいつから?

新規契約をする際に端末代金をローン契約する際、契約の翌月分から請求が発生します。また、それに合わせて月々サポート、毎月割、月月割の割引もスタートします。
契約初月は、基本料金の日割り・通話料・オプション料金が請求されます。

<請求イメージ>

契約初月 契約翌月以降
基本料金
通信料
通話料
基本料金
パケット料金(日割り)
通話料
基本料金
パケット料金(日割り)
通話料
その他費用
割引
契約事務手数料 端末代金+割引(期間終了まで)

月々の携帯電話料金の支払い方法について

携帯電話の使用料金は、クレジットカード払いか口座の引き落としのいずれかで手続きできます。

1クレジットカード払い

店頭での手続きの際に、本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)と一緒にクレジットカードの提示が必要です。

手続きが完了すれば、毎月クレジットカードからの料金の引き落としになります。手続きまで1~2か月かかり、手続き完了では窓口払いになります。

念のため、クレジットカードが利用可能な会社のものであるかも確認しておきましょう。

2口座引き落とし

店頭での手続きの際に、本人確認書類と一緒にキャッシュカード、金融機関届出印が必要です。

手続きが完了すれば、毎月指定した口座からの引き落としになります。手続きまで1~2か月かかり、手続き完了までは窓口払いになります。

3窓口払い

原則としては、窓口払いでの手続きはできませんが、クレジットカード・口座引き落としの手続きが完了するまでの間の料金の支払いについてはコンビニや携帯電話ショップに請求書を持参し、期日までに料金を支払わなければなりません。

申込書に記載したクレジットカードや金融機関の口座の情報に不備があったり、カードからの引き落としがなされなかったりした場合についても窓口での支払いが必要です。

期日までに支払いが完了しない場合、料金の滞納になってしまいます。信用情報に大きく影響してしまう場合がありますので、要注意です。

請求額の確認方法

月々の携帯電話の料金はマイページ、お客様センターにて確認できます。

新規契約し利用中の携帯電話の料金の確認はもちろんのこと、解約済の回線に関しても解約し料金が一切かからないはずなのに引き落としがされている、端末のローン代金が思った以上に高いなど、問い合わせをする場面があるかもしれません。

また、有料オプションにはなりますが、請求明細を書面で発行することもできます。

1マイページ

<契約中の場合>
契約中の場合、最も簡単な方法は携帯電話端末からアプリのマイドコモ、マイau、マイソフトバンクにアクセスすることです。
ログインID、パスワードが必須になります。3社とも、IDの初期設定は端末の電話番号になっています。

また、IDとパスワードを入力すれば、PCやブラウザからインターネットでアクセスすることも可能です。

<解約後の場合>

ドコモ、au、ソフトバンクの3社とも、解約後でもウェブの請求ページにアクセスできます
(ドコモとソフトバンクは解約後3ヶ月間アクセスが可能、auは特に期限が明記されていません)

解約後は端末のアプリは使用できないので、各社ともPCもしくはスマホのブラウザからアクセスする必要があります。
アクセスする際にログインID、パスワードが必須になりますが、解約後の場合はIDが以下の通りになります。

  • ドコモ・・・IDが初期設定の電話番号の場合、電話番号のあとに解約(MNP転出)した年月日を入力しなければなりません。
    2018年1月1日にMNP転出した場合、090********20180101が解約後のIDになります。
  • au・・・IDが初期設定の電話番号の場合、電話番号のあとに解約(MNP転出)した年月日を入力しなければなりません。
    2018年1月1日にMNP転出した場合、090********20180101が解約後のIDになります。
    ログインするためには、他に「暗証番号」と「お客様コード」(請求書などのauからの書面にて確認できます)が必要です。
  • ソフトバンク・・・解約後も契約中と同じIDとパスワードでログイン可能です。

2お客様センター

お客様センターに電話して確認することもできます。

契約中の携帯電話から 一般の電話から
ドコモ 151 0120-800-000
au 157 0077-7-111
ソフトバンク 157 0800-919-157

まとめ

携帯電話の乗り換えは解約と新規の契約が同時に生じるので、請求に関しても注意が必要です。一つ一つの確認をするとともに、ベストなタイミングでのMNP手続きを目指しましょう。ベストなタイミングの第一条件は二年割引の更新月です。それに加えて、月末(ソフトバンクは請求の締め日前)に手続きを行えば、月額の定額料の重複部分が少なくなりお得です。

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