【MNP】一括1円でスマートフォンを購入する方法|仕組みや注意点を解説
MNP(乗り換え)のときに利用できるお得なキャンペーンはいくつかありますが、そのなかでもとくに「一括1円」が気になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、以下のように不安や疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。
- 「定価で何万円もする端末が、たったの1円になるわけがない」
- 「なにか特別な条件があるのでは?」
- 「なんらかの落とし穴があって、損をするのは嫌だ」
そこでこの記事では、一括1円の仕組みを解説したうえで、一括1円で購入できる場所や実施されたキャンペーン情報・おさえておくべき注意点をご紹介します。
MNPの際にできるだけコストをおさえつつ希望のスマートフォンを購入したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目 次
一括1円キャンペーンはまだある?仕組みと「実質○○円」との違い
携帯ショップやホームページで、「一括0円」や「一括1円」といった広告を見かけたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これは、スマートフォンの本体代が0円または1円になるキャンペーンです。
一括○○円のキャンペーン中に乗り換え(MNP)すれば、お得にスマートフォンを入手できます。
しかしスマートフォンといえば、定価が10万円~20万円にもなる、高額なものがほとんどです。
そのため「0円や1円なんて、そんなに安く購入できるはずがない」とお思いになる方も多いでしょう。
そこでここから、一括0円・一括1円の仕組みについて、また混同しやすい「実質○○円」との違いについて解説します。
1一括1円の仕組み・からくりとは
0円や1円といった激安価格で購入できるのは、販売店舗が回線契約と引き換えに割引を適用しているためです。
現在では、回線の契約を条件とする場合は、税込22,000円まで割引が可能となっています。(※)
以前はより大幅な値引きができたものの、電気通信事業法が改正され、契約時の端末本体代金については税込22,001円以上の割引ができなくなりました。(※)
そのため、店舗独自のキャンペーンで本体価格を2万円台まで下げたのち、税込22,000円までの割引を組み合わせて一括0円・一括1円を実現しています。
※参照:電気通信事業法、電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン
2「一括○○円」と「実質○○円」の違い
一括○○円と混同されやすい言葉に「実質○○円」があります。
「同じく0円や1円で購入できるお得なキャンペーンでは?」とお思いになる方も多いはずですが、じつは大きな違いがあります。
一括○○円と異なるポイントは、以下の2点です。
- 後日ポイント進呈:後日ポイントが受け取れますが「端末代金」が安くなるわけではありません
- 契約期間後に端末返却:契約期間後に返却をしないと残債の支払いが必要になります
実質○○円キャンペーンは条件が「端末の返却」となるケースが多く、契約期間後は手元に端末を残せないことがデメリットとしてあります。
しかし、端末返却が条件となる実質〇〇円キャンペーンは人気ハイスペック機種が対象となるケースが多く、「価格」だけではなくスマホの「性能」も重視したい方におすすめです。
契約期間中はお得に使って、期間終了時に同様のキャンペーンで契約更新&端末返却のように賢く運用される方も多くいらっしゃいます。
キャンペーン内容を確認して、一括○○円か実質○○円かをチェックしてから利用するかを判断しましょう。
端末一括1円でMNPできるのはどこ?選択肢は3つ
現在では、MNPでのキャンペーンはほとんどが「一括1円」となっており、一括0円を実施している店舗は少なくなっています。
一括0円にこだわって探すよりも、一括1円を検討しておくとスムーズに購入しやすくなるでしょう。
しかし、キャンペーンの実施状況について、自宅に投函されるようなチラシで大々的に告知されることはあまりありません。
一括○○円キャンペーンでMNPをしたいと思ったら、まめに店舗をチェックしたり電話で問い合わせをしたりして、積極的に情報収集をする必要があります。
とはいえ、付近の取扱店をすべてチェックするのはたいへんです。
そこでここからは、一括1円でMNPができる可能性のある場所を3か所ご紹介します。
1家電量販店
まずは、ヤマダデンキ・ヨドバシカメラ・ビックカメラといった、大型の家電量販店をチェックするのがおすすめです。
掲示されているポップやチラシをチェックしたり、スタッフに問い合わせたりして確認しましょう。
また家電量販店でのキャンペーン情報は、TwitterをはじめとしたSNSで発信されていることも。
一括1円での端末購入を狙う場合は、SNSをチェックすると効率的に情報収集ができます。
スマートフォン一括1円のキャンペーン例
大型の家電量販店では「初売り大特価」や「2月のおすすめキャンペーン」として、一括1円キャンペーンが実施されていました。
一括1円で販売されていたのは、主に以下の機種です。
-
<一括1円キャンペーンが実施されていた機種>
- Xperia 10 III
- Xperia 10 IV
- Libero 5G III
- AQUOS wish
- AQUOS wish2
また、同時にGoogle Pixel 6aの実質1円キャンペーンも実施されていました。
このように、一括○○円と実質○○円は混在しているため、条件や表記をよく確認しておきましょう。
2ショッピングモール
お得なキャンペーンを利用するなら、ショッピングモールの代理店や出張販売をチェックするのもおすすめです。
こちらも家電量販店のケースと同様に、大規模な広告・宣伝はされません。
しかし、SNSで情報が共有されることも多いため、こまめに情報をチェックしておくことが大切です。
スマートフォン一括1円のキャンペーン例
ショッピングモールでは、これまでに以下の機種が一括1円キャンペーンの対象となっていました。
- Xperia Ace III
- Google Pixel 6a
- iPhone SE3
- OPPO Reno 7
購入したい機種がある場合は、買い物で訪れたときに各イベントスペースを確認しておきましょう。
3Web携帯代理店
Web専門の代理店でも、一括1円キャンペーンを実施している場合があります。
また正規代理店なら、キャリアの直営店で利用できる割引制度が使えるのはもちろん、代理店ならではのお得なキャンペーンを追加できるメリットも。
よりお得に購入したい方は、Webの代理店もチェックしてみましょう。
スマートフォン一括1円のキャンペーン例
Web携帯代理店の一括1円キャンペーンでは、以下の機種が対象となっていたこともあります。
- Redmi Note 10 JE XIGO2
- Redmi Note 10T
- arrows We
- arrows We FCG01
- BALMUDA Phone
- OPPO A55s 5G
乗り換えたいキャリアの正規代理店を検索し、購入したい機種があるかチェックしておきましょう。
MNPの際に一括1円で購入するときの注意点
非常にお得に端末を購入できる「一括1円キャンペーン」ですが、注意すべきポイントもいくつかあります。
「MNPの条件に関する注意点」と「一括1円の対象機種に関する注意点」の2つにわけてご紹介するため、ひととおり確認しておきましょう。
1MNPの条件に関する注意点
はじめに、一括1円キャンペーンを利用する際の条件について確認しておきましょう。
いざ手続きをはじめようとしたときトラブルにならないよう、ひととおりチェックしておくと安心です。
基本的に指定プラン・オプション加入が条件
一括1円キャンペーンを利用する場合は、設定されている条件を満たさなければなりません。
たとえば、MNP一括1円キャンペーンのメジャーな条件には「指定の料金プランに加入すること」があります。
オプション料金で総額がかさみ、お得感を強く得られない可能性があることも含めて慎重に検討する必要があるでしょう。
一括1円キャンペーンを利用する際は、まず「オプションが必須のキャンペーンではないか」「オプション料金はいくらか」などの条件をチェックしましょう。
特定キャリアからのMNPが対象外のケースも
なかには、MNPの際に一括1円キャンペーンの利用ができないキャリアも存在します。
たとえば、SoftBankの「ワイモバイル」へMNPする場合、以下のサービスを利用している方は一括1円キャンペーンの対象外とするケースが確認されています。
- SoftBank
- LINEMO
- SoftBank回線のLINEモバイル
- SoftBank回線のMVNO
現在利用している回線と一括1円キャンペーンの対象となる条件を比較して、キャンペーンが利用できるかを事前に確認しておきましょう。
回線契約必須で機種のみの購入はできない
一括1円キャンペーンを利用する場合は、あわせて回線の契約も必要になります。
本体のみ購入する場合、一括1円キャンペーンが適用されることはほとんどありません。
それというのも、回線の契約なしで一括1円キャンペーンをしてしまうと販売店側に利益がないためです。
端末のみ購入する場合は、一括1円キャンペーンが利用できずにコストがかさむ点に注意しましょう。
2一括1円の対象機種に関する注意点
つぎに、一括1円キャンペーンの対象となる機種に関する注意点を2つご紹介します。
希望の機種を購入できるかどうかに関わるため、あらかじめ確認しておきましょう。
最新の機種や高性能の機種は対象外
一括1円キャンペーンの対象となる機種は、旧型のものが多い傾向にあります。
たとえば、直近3年以内に発売された比較的新しい機種は、対象から外れることがほとんどです。
また最新機種はもともとの価格が高いため、割引が適用されても数万円程度のコストがかかる場合も。
一括1円で最新機種を購入するのは非常に難しいといえるでしょう。
新しい機種をお得に手に入れたい場合は「端末返却が条件の実質〇〇円キャンペーン」を活用すれば、比較的新しい機種が対象になるのでおすすめです!
機種は在庫限りのため早い者勝ち
一括1円キャンペーンは、在庫がなくなり次第終了となります。
対象期間内にショップへ行けば確実に入手できるわけではなく、いわゆる「早い者勝ち」状態になるでしょう。
いつ終了するか明確にはわからないため、情報を入手したら早めに行動することが重要です。
またご紹介しているとおり、一括1円キャンペーンは大々的な告知をせず、店頭での案内にとどまるケースが多くなっています。
そのため「じつは近場でキャンペーンを実施していたのにまったく気付かなかった」ケースもあるでしょう。
一括1円キャンペーンでMNPをする場合は、以下のようにこまめにキャンペーン情報を集めることが大切です。
- 買い物に行くショッピングモールの店舗だけは、毎回店舗を確認してみる
- 買い物でショッピングモールへ行く家族に、情報のチェックを頼む
- 友人・知人に、希望の機種が一括1円キャンペーンで出ていたら教えてほしいと伝えておく
- SNSで検索して、近くの店舗で実施しているキャンペーン情報をチェックする
- 近くの店舗に、電話で問い合わせする
人気iPhoneもお得に買える!MNPは「モバシティ」へ
MNPで一括1円キャンペーンを利用するのは、タイミングが合わなければ難しいもの。
ショップのキャンペーン情報の収集が必要になるため「わざわざ、そんなに手間と時間をかけるのも…」と、お思いになった方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、ぜひSoftBankの正規代理店・Web代理店の「モバシティ」へご相談ください。
モバシティでは新トクするサポート併用で、以下のように「iPhone13」や「AQUOS R7」を2年間、実質24円で利用可能です。
- iPhone13 128GB:138,240円(2,880円×48ヵ月) ⇒ 2年間実質24円!(※来店限定)
- AQUOS R7:189,360円(3,945円×48ヵ月) ⇒ 2年間実質24円!
他社からのMNPでデータプランをメリハリ無制限プランで申込をすると、「モバシティ」の独自値引きにより契約後、24ヵ月間分は端末分割支払いが【1円/月】に!
Softbank公式の【新トクするサポート】併用で、25ヵ月以上使ったあと、端末を返却すれば残りの端末代が全額免除されます。(※端末返却をしないと、25ヶ月目~は通常の端末代金が請求されてしまいます。)
端末を返却した後は、「また別のお得に機種変更できるキャンペーンを活用して…」と、賢くスマホ運用をすると、ちょっとの手間で毎月の料金を抑えつつ、ハイスペック機種を利用し続けることが可能です!
また、最新機種へのお乗り換えでも最大2万円のキャッシュバックが、開通翌週に振り込まれます!
通常のショップでお手続きするよりも、はるかにお得です。
お得にMNPをしたい場合は、ぜひ「モバシティ」からお気軽にお問い合わせください。
まとめ
MNPの際は、一括1円キャンペーンを利用するとお得に端末を購入できます。
一括1円キャンペーンとは、端末代金を割引して1円で購入できるサービスです。
しかし利用の際は、注意点や把握しておくべきポイントもいくつかあります。
この記事でご紹介したポイントを踏まえて、MNPでお得にスマホを購入しましょう!