MNPで違約金が請求されないベストタイミングとは？
MNPといえば、今契約しているキャリアを解約して、電話番号はそのままで新しいキャリアに乗り換える制度です。
その解約のとき、厄介なのが「違約金」が請求されることではないでしょうか。
基本的に、キャリアの料金プランや割引サービスは、2年契約が基本。
そして、2年ごとに契約更新月が設けられ、何もしなければ自動更新になります。
違約金は、2年以内の解約はもちろん、契約更新月以外に解約したときに請求される。
言い換えれば、違約金を回避するには、「契約更新月に解約する」ということになるわけです。
そこで今回は、ドコモ、au、ソフトバンクの違約金と契約更新月の説明と、合わせて自分の契約更新月の確認方法をご紹介いたします。
キャリアから請求される違約金はいくら？
違約金とは、正確には「契約解除料」を指し、契約更新月以外に解約したときに請求されます。
詳しくは、2年という長期契約を条件に割引を行う代わりに、契約更新月以外に解約するときは、違約金（契約解除料）をユーザーに請求する契約方式をどのキャリアも採用しています。
請求される違約金は幾ら？
違約金については統一されていますが、キャリアでの取り扱いは以下のようになります。
金額はすべて税抜額です。
◆ドコモの場合
2年契約プラン：9,500円
1年契約プラン：3,000円
◆auの場合
「誰でも割（2年契約）」：9,500円
「年割／スマイルハート割引」：3,000円
◆ソフトバンク場合
2年契約プラン：9,500円
年間割引／学生割・ハートフレンド割引：3,000円
以上のように、2年契約プランや割引サービスは、9,500円で統一です。
キャリアの契約更新月はいつ？
以前は、キャリアによって契約更新月の長さが異なりましたが現在では統一され、2年契約プランやサービスでは、
契約月の翌月を1ヶ月目として、
・24ヶ月目が契約満了月
・その翌月と翌々月（25ヶ月目と26ヶ月目）が契約更新月
となります。
この2ヶ月間の契約更新月に何もしなければ自動更新となりますが、この期間に解約すれば違約金は請求されません。
ちなみに、1年契約では、
- 12ヶ月目が契約満了月
- その翌月と翌々月（13ヶ月目と14ヶ月目）が契約更新月
となります。
違約金を回避するには契約更新月の確認が必須！
MNPするときは、違約金を回避するために自分の契約更新月の確認は必須！
ということで、ドコモ、au、ソフトバンクでの契約更新月の確認方法をご紹介いたします。
ドコモの場合
インターネットから「My docomo」にアクセスすれば、契約更新月の確認が可能。
面倒な方は、電話でも確認できます。
◆「My docomo」の操作方法
- My docomoにアクセスして、ID・パスワードを入力後「ログイン」
- トップ画面中央「ご契約内容確認・変更」を選択
- 「◯◯様のご契約内容」が、全3ページ表示されます。
- 2ページ目の「ご契約プラン」の項目に、「契約満了月は20◯◯年◯月です。」と記載されています。
その契約満了月の翌月と翌々月が契約更新月になります。
◆電話（ドコモ インフォメーションセンター）
ドコモ携帯電話：（局番なし）151
一般電話など：0120-800-000
受付時間：9:00～20:00（年中無休）
auの場合
auでも、インターネットから「お客様サポート」にアクセスするか、電話で確認ができます。
◆au「お客さまサポート」の操作方法
- 「auお客様サポート」にアクセスして、ID・パスワードを入力後「ログイン」
- トップ画面中央「ご契約情報」を選択
- 「料金割引サービス」の項目に、「加入月数◯◯ヶ月目／次回更新月20◯◯年◯月」が記載されています。
その月と翌月が契約更新月になります。
◆電話（au携帯電話番号ポータビリティ受付窓口）
au携帯電話、一般電話共通：0700-75470
受付時間：9:00～20:00（年中無休）
ソフトバンクの場合
ソフトバンクでも、インターネットから「My Softbank」にアクセス、もしくは電話で確認できます。
◆「My SoftBank」の操作方法
- My Softbankにアクセスして、ID・パスワードを入力後「ログイン」
- 画面中央の「基本料」欄の下に、「更新期間」（20◯◯年◯月◯日～20◯◯年◯月◯日）の記載があります。
◆電話（携帯電話番号ポータビリティ（MNP）お問い合わせ窓口）
ソフトバンク携帯：*5533
一般電話など：0800-100-5533
受付時間：9:00～20:00（年中無休）
以上のように、意外に簡単に契約更新月は確認できるので、MNPする前には確認しておくことをおすすめします。
まとめ
MNPするとき、注意していないと違約金という厄介なお金が請求されます。
その違約金を回避するためには、まずは自分の契約更新月の確認が必要となり、その期間に解約すれば違約金は請求されません。
とはいっても、MNPしようとするタイミングによっては、契約更新月に合わせるのは難しいものです。
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