最新版|Xperiaおすすめ4選を徹底紹介!シリーズ別の特徴も網羅
ソニーが販売している「Xperia」は、ディスプレイや音質・カメラなど、さまざまなパーツにソニーの技術が搭載されており、根強い人気を誇ります。
Xperiaはバリエーションが多く、入門機からフラッグシップクラスまで多種多様です。
そのため「どのXperiaが自分に向いているのか分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、Xperiaについて以下の点を解説します。
- Xperiaの概要と魅力
- Xperiaのシリーズ別の特徴
- おすすめXperia機種4選
- Xperiaを選ぶときにチェックしたいポイント
これからXperiaデビューしたい方、ぜひこの記事からXperia選びのヒントを得てください。
目 次
ソニーのXperiaはどんなスマホ?まずは概要をチェック
総合電機メーカーのソニーが誇る高性能スマホとして、多くのユーザーに選ばれる「Xperia」。
その歴史は長く、登場からすでに100機種をゆうに超えるモデルが発売されてきました。
初代モデルが出たのは2008年で、なんとiPhoneが日本で初めて発売されたのと同じ年。
老舗ブランドとして世界で人気を確立してきました。
国内では、大手通信キャリア(NTTドコモ・ソフトバンク・au・楽天モバイル)のメインブランドで積極的に販売中。
また、サブブランド(ワイモバイルやUQモバイル)や格安SIMでも取り扱われています。
そんなXperiaの主なモデルや魅力について見ていきましょう。
1Xperiaは6シリーズのラインナップ
Xperiaには、全部で以下の6シリーズがあります。
1シリーズ
1シリーズは、Xperiaの最上級クラス。
ディスプレイ・カメラ・音響など、あらゆる分野において高い技術が凝縮されており、フラッグシップモデルの位置付けです。
価格は13~16万円前後。
5シリーズ
1シリーズと同じパフォーマンスや高機能を持ちながら少しコンパクトになった上位機種モデル。
RAMやストレージも抑えめなほか、ネットワークやカメラ性能も抑えられています。
しかし搭載チップは同じで、バッテリー性能も変わらず高機能であり、1シリーズと10シリーズの間に位置するシリーズです。
価格は11~13万円前後。
10シリーズ
1シリーズと5シリーズの下位に位置づけられた、ミドルクラスの機種。
携帯会社でもっとも販売されているシリーズの一つで、大容量バッテリーや大画面を擁しながら約161gの軽量に抑えられています。
有機ELディスプレイや立体音響などスペックは高めながら、高価格は5~7万円とフラッグシップモデルよりもリーズナブルです。
Aceシリーズ
Aceシリーズは入門機的な位置づけにあるモデルで、2~3万円台で購入することも可能なのが魅力。
入門機とはいえ、通信機能やバッテリー容量・処理能力など基本的な機能性はしっかりしています。
低価格でコンパクトながら安定した1台が欲しい方にぴったりです。
8シリーズ
ミドルクラスのシリーズですが、10シリーズよりは機能性が少し抑えられているモデル。
たとえば、ディスプレイは有機ELではなく液晶を使い、カメラは三眼ではなく二眼、バッテリーも少し控えめです。
その分、10シリーズより低価格で手が届きやすく、ミドルクラススマホをお手軽価格で入手したい方におすすめです。
PROシリーズ
PROシリーズは、ソニーストアでのみ買える、映像関連クリエイター向けのシリーズです。
カメラベースのスマホという位置づけで、カメラ関連性能は圧巻。
カメラの外部モニターとして活用できるようHDMI入力に対応していたり、1.0型のイメージセンサーを搭載したりなど、カメラ性能を全面に押し出しています。
2Xperiaの特徴
Xperiaには、さまざまな特徴があります。
たとえばXperiaで有名なのは、これまでさまざまな世界初の高機能を実装してきたこと。
以下はその例です。
- 4Kディスプレイ/4K HDRディスプレイ/4K HDR有機ELディスプレイ
- リアルタイム3Dキャプチャー
- 4K HDR映像撮影
- 瞳AF
- ギガビットクラスのダウンロードスピード
- スーパースローモーション映像撮影
- HDMI入力端子など
このようにXperiaは多くの先端技術を搭載してきた実績があり、とくにディスプレイや音響・カメラ技術などにおいて優れています。
別の特徴は、21:9の縦長ディスプレイ。
最近のディスプレイ縦横比は全体的に19.5:9や18:9などの縦長が目立ちますが、Xperiaはさらに縦長デザイン。
このデザインのおかげで、WebページやSNSの閲覧など、縦にスクロールして読むコンテンツと相性がよいほか、2画面操作にも活躍します。
ゲーム性能が高いモデルを展開しているのも特徴。
例えば「Xperia 1 IV Gaming Edition」は名称どおりゲームに特化したスマホで、RAMやROMなどが強化されています。
スタンダードな「Xperia 1 IV」でも、高速タッチ検出や高リフレッシュレートディスプレイ・熱抑制機能など高スペックを発揮。
ソニーが得意としている映像やオーディオの高い技術も搭載されており、ゲーム好きの方の満足度も高いです。
知名度や技術力の高さからくる信頼感も、Xperia人気を支えています。
3Xperiaは何年使える?寿命はどれくらい?
Xperia本体自体の寿命は、とくに決まっていません。
大切に使えば早々に壊れてしまうことはなく、何年間も活躍してくれるでしょう。
ただしほかのスマホ同様、バッテリーは消耗品であるためおおむね3年前後の使い方を想定するとよいかもしれません。
使い方はユーザーにより大きく異なるため、2年くらいで変えたほうがよいこともあれば、4年以上使えることもあるでしょう。
特にソニーは、バッテリー機能に力を入れており、「いたわり充電」や「充電最適化技術」など、充電負荷を軽減する技術を機種によって搭載しています。
「お気に入りの機種を長く使いたい」方にとって、Xperiaはよい選択肢の一つとなるでしょう。
また参考として、AndroidのOSはアップデートが2年ほどしかサポートされません。
そのため、「最新のOSにアップデートする」意味においては、2年くらいの「寿命」を意識するとよいでしょう。
ただし、最新OSにアップデートできないからといって、突然機能がガタ落ちするわけではありません。
通信機能やカメラ性能は健在で、アプリは継続して使えます。
まれに最新OSにしか対応しないアプリがあるとはいえ、比較的マイナーなケースでしょう。
セキュリティ性能は少なからず落ちますが、アプリの利用に二段階認証を適用したり、セキュリティソフトを利用したりするなど、対策をほどこせば安全性は高まります。
【最新】Xperiaのおすすめ機種4選!クラス別に人気モデルを紹介
ここからは、Xperiaのおすすめ機種をご紹介します。
取り上げるのは、以下の4機種です。
- Xperia 1 IV
- Xperia 5 IV
- Xperia 10 IV
- Xperia Ace III
それぞれの機種の特徴を見ていきましょう。
なお、チップやディスプレイ・カメラなどとくに注目したい性能については、後ろの見出しでそれぞれチェックポイントを解説します。
1エントリークラスのおすすめ機種:5G対応モデルでコスパを重視したいなら「Xperia Ace III」
「Xperia Ace III」は、5G対応モデルでコスパを重視したい方におすすめの1台。
以下は主なスペックです。
項目 | 内容 |
ディスプレイ | 約5.5インチ 液晶 HD:1,496×720 リフレッシュレート:60Hz |
本体サイズ(幅×高さ×厚さ)/重量 | 約69mm×約140mm×約8.9mm/約162g |
チップ(SoC) | Qualcomm® Snapdragon™ 480 |
RAM/ROM | 4GB/64GB |
バッテリー容量 | 4,500mAh |
カメラ | 【アウトカメラ】 有効画素数約1,300万画素/F値1.8 【インカメラ】 |
オーディオ | ハイレゾ対応 |
通信規格 | 5G(Sub6)/Wi-Fi 5 |
SIM仕様 | nanoSIM/eSIM |
その他 | NFC/おサイフケータイ® |
価格 | 2~3万円前後 |
参照:SONY公式サイト
チップやRAMは特別優れていませんが、Webサイトを見たりYouTubeを見たりする分には、とくに何の不満も感じないでしょう。
画像など容量が重めのデータを見るときには少し待たされる感じがあるものの、「もたついていてストレス」とまではいきません。
ROMは64GBと上位機種とくらべて少なめですが、大量に音楽や動画を持ち歩くわけでなければ、とくに問題ないレベルです。
ディスプレイは、有機ELと比較して少し見栄えが落ちますが、日常使いにはまったく困りません。
バッテリーは上位機種にも近い4,500mAhと必要十分で、それなりの時間いじっていても1~2日は持ってくれます。
特徴的なのは、ディスプレイの縦横比。
Xperiaは21:9の縦長ディスプレイで有名ですが、本機は16:9と縦にさほど伸びないデザインになっています。
ディスプレイが約5.5インチとコンパクトであることもあいまって、手へのフィット感や画面端への指の届きやすさが優れています。
2~3万円前後のお手頃価格で購入できるのも大きなポイント。
初めてのスマホとして、あるいはスペックにこだわりがない方のメイン機として使うのにもおすすめです。
2ミドルクラスのおすすめ機種:電池持ちや持ちやすさにもこだわるなら「Xperia 10 IV」
「Xperia 10 IV」は、電池持ちや持ちやすさにもこだわりたい方におすすめの1台。
以下は主なスペックです。
項目 | 内容 |
ディスプレイ | 約6.0インチ 有機EL フルHD:2,520×1,080 リフレッシュレート:60Hz |
本体サイズ(幅×高さ×厚さ)/重量 | 約67mm×約153mm×約8.3mm/約161g |
チップ(SoC) | Snapdragon® 695 |
RAM/ROM | 6GB/128GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
カメラ | 【アウトカメラ】 16mm(超広角):有効画素数約800万画素/F値2.2 27mm(広角):有効画素数約1,200万画素/F値1.8 54mm(望遠):有効画素数約800万画素/F値2.2 【インカメラ】 |
オーディオ | 360 Reality Audio 360 Upmix ハイレゾ対応 |
通信規格 | 5G(Sub6)/Wi-Fi 5 |
SIM仕様 | nanoSIM/eSIM |
その他 | NFC/おサイフケータイ® |
価格 | 5~7万円前後 |
参照:SONY公式サイト
「Xperia 10 IV」は、最高峰スペックまでは求めないものの、写真撮影や動画視聴などさまざまな機能をそれなりの質で楽しめる仕上がりです。
持ちやすさや電池持ちも秀逸。
フラッグシップクラス同様5,000mAhのバッテリー容量を搭載しながらも、約161gと軽々。
ポケットやバッグに入れても重みをあまり感じないほか、横幅が約67mmとスリムなため、長時間手で持っても疲れません。
画面の大きさは、約6.0インチで有機ELと大きすぎず、小さすぎないバランスの良いサイズ感となっています。
リフレッシュレートは上位機種の半分の60Hzですが、動画視聴やSNS閲覧などにおいてほとんど気にならないでしょう。
クラスが1つ上の「Xperia 5 IV」と比べると、処理性能はおおまかに半分程度で、音響やカメラのこまかな機能も劣ります。
ただし、価格は上位機種よりもぐっと下がっているため、よほどハイスペックを求めない限りは、不満を感じないパフォーマンスです。
立体感のある音響や三眼レンズのカメラなど、一般ユーザーには十分操作しやすい仕組みになっています。
低価格で持ちやすさと見やすさのバランスがいいXperiaが欲しい場合にぴったりです。
3フラッグシップクラスのおすすめ機種2選
最上位のフラッグシップクラスから選びたいなら、以下の2機種がおすすめです。
- Xperia 1 IV
- Xperia 5 IV
前提知識として、「Xperia 1 IV」と「Xperia 5 IV」はどちらも高機能で、両機種の間にそれほど大きな差はありません。
主な差はディスプレイとカメラで、それ以外は気にするほどの差ではないでしょう。
一方、価格差はそれなりにあるため、ディスプレイとカメラをどれほど重視するかにより選択肢は分かれてきます。
それぞれのスペックや特徴を見ていきましょう。
カメラ・サウンド・映像まで高性能を求めるなら「Xperia 1 IV」
「Xperia 1 IV」は、カメラ・サウンド・映像まで高性能を求める方におすすめの1台。
主なスペックは、以下のとおりです。
(※キャリアバージョンのスペック。SIMフリーモデルはRAMやROM・通信規格などいくつかの違いがあります)
項目 | 内容 |
ディスプレイ | 約6.5インチ 有機EL 4K:解像度3,840×1,644 リフレッシュレート:120Hz |
本体サイズ(幅×高さ×厚さ)/重量 | 約71mm×約165mm×約8.2mm/約187g |
チップ(SoC) | Snapdragon® 8 Gen 1 |
RAM/ROM | 12GB/256GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
カメラ | アウトカメラ 16mm(超広角):有効画素数約1,220万画素/F値2.2 24mm(広角):有効画素数約1,220万画素/F値1.7 85mm‐125mm(望遠):有効画素数約1,220万画素/F値2.3‐2.8 3D iToFセンサー インカメラ |
オーディオ | フルステージステレオスピーカー 360 Reality Audio 360 Upmix ハイレゾ対応 |
通信規格 | 4G・5G(Sub6/ミリ波)/Wi-Fi 6E |
SIM仕様 | nanoSIM/eSIM |
その他 | NFC/おサイフケータイ® |
価格 | 13~16万円前後 |
参照:SONY公式サイト
Xperiaシリーズのなかで最高スペックを誇るのが、この「Xperia 1 IV」。
カメラ・サウンド・映像をはじめ、ほぼすべてのポイントにおいてベストパフォーマンスを見せてくれます。
ディスプレイは6.5インチと大型で、しかも21:9の縦横比。
WebサイトやSNSなど上下にスクロールするコンテンツを見るのに向いているほか、上下左右で2つのアプリを同時表示させるのにベストなデザインです。
「片方の画面で動画を見て、もう片方で地図や検索エンジンを参照する」といった使い方にも便利。
有機ELでリフレッシュレートは120Hz、しかもハイスペックチップのSnapdragon® 8 Gen 1を搭載しているため、重いゲームをプレイするときも快適で高いレスポンスを得られます。
カメラで特徴なのは、望遠レンズ性能。
光学ズームにより広角の5倍ほど拡大しても、画質劣化なしにキレイな写真を撮影できます。
同じハイクラスシリーズの「Xperia 5 IV」は2.5倍ほどの光学ズームなので、この点で差別化が図られています。
遠くの景色や遠くにいる動物などを撮影する機会が多いなら、こちらの望遠レンズ性能は注目です。
その他のカメラ性能やサウンドについては後述しますが、「撮影も視聴もゲームも妥協したくない」方には、最有力候補になること間違いなしです。
なお通信規格について触れておきたい点として、本機は5GのSub6とミリ波の両規格に対応しています。
各規格には特徴があり、ミリ波はSub6よりも速度や同時接続などにおいて優れていますが、電波の届く範囲はSub6より下。
現状普及しているのはSub6ですが、本機は両規格に対応している点で、ほかのXperiaシリーズより利便性が高いです。
コンパクトなハイスペックスマホが欲しいなら「Xperia 5 IV」
「Xperia 5 IV」は、コンパクトなハイスペックスマホが欲しい方におすすめの1台。
主なスペックは、以下のとおりです。
(※キャリアバージョンのスペック。SIMフリーモデルはROMが2倍になるなどいくつかの違いがあります。)
項目 | 内容 |
ディスプレイ | 約6.1インチ 有機EL フルHD:2,520×1,080 リフレッシュレート:120Hz |
本体サイズ(幅×高さ×厚さ)/重量 | 約67mm×約156mm×約8.2mm/約172g |
チップ(SoC) | Snapdragon® 8 Gen 1 |
RAM/ROM | 8GB/128GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
カメラ | アウトカメラ 16mm(超広角):有効画素数約1,220万画素/F値2.2 24mm(広角):有効画素数約1,220万画素/F値1.7 60mm(望遠):有効画素数約1,220万画素/F値2.4 インカメラ |
オーディオ | フルステージステレオスピーカー 360 Reality Audio 360 Upmix ハイレゾ対応 |
通信規格 | 4G・5G(Sub6)/Wi-Fi 6E |
SIM仕様 | nanoSIM/eSIM |
その他 | NFC/おサイフケータイ® |
価格 | 11~13万円前後 |
参照:SONY公式サイト
「Xperia 5 IV」は、ハイクラスシリーズの「Xperia 1 IV」に負けないほどのハイスペック機種。
処理性能においては同じチップを搭載している分、ゲームやその他アプリを動かすうえでほとんど違いを感じないレベルです。
RAMが「Xperia 1 IV」より4GB少ないため、複数アプリを同時に動かす場合は差が出る可能性がありますが、そうでなければ大差ないでしょう。
カメラは、望遠レンズや、高速&正確なオートフォーカスが可能な3D iToFセンサーの有無において、「Xperia 1 IV」に劣ります。
ただし後述するように、瞳AFやスローモーション撮影などの高機能が搭載されているため、撮影する楽しさはかなりのものです。
ユーザーによりますが、「Xperia 1 IV」とよい意味で差がつくのは、コンパクトなデザイン。
約0.4インチ小さい画面サイズで、本体サイズは横幅が約4mm、縦の長さは約9mm小さい作りです。
このコンパクトさのおかげで、片手での操作がしやすく、ポケットやバッグへの収納性もわずかながら上です。
「Xperia 1 IV」より価格が3万円前後安いのもうれしいポイント。
「手頃のサイズで性能がワンランク・ツーランク上のXperiaが欲しい」方にはおすすめです。
また「Xperia 5 IV」の機能や評判について以下の記事で詳しく解説しているので併せてチェックしてみてください。
Xperiaを選ぶ際にチェックすべき6つのポイント
Xperiaを選ぶさいには、少なくとも以下の6つのポイントをチェックするようおすすめします。
- 搭載チップ(SoC)やRAM
- カメラ性能
- ディスプレイサイズと性能
- オーディオ性能
- バッテリー容量
- サイズや重量
ユーザーにより重視するポイントは異なりますが、Xperia選びの参考情報として知っておくと役立ちます。
1搭載チップ(SoC)やRAM
まずは、搭載しているチップ(SoC)をチェックしましょう。
チップとはスマホのさまざまな処理を行うパーツで、人間で例えると「頭脳」にあたります。
チップが優れていればいるほど、思いどおりの動きをしてくれて、動きのもたつきによるストレスは感じません。
ただし、最高性能のチップでないといけないわけではなく、ハードユーザーでなければ、低価格のチップでもとくに不満を感じることはないのも事実です。
なお、チップと併せて確認しておきたい項目に「RAM」もあります。
RAMの数値が高いとチップの性能を引き出しやすくなります。
RAMは3GBあれば、ネットサーフィンやLINEの利用をする程度の使い方では必要十分でしょう。
SNSやYouTubeを含めさまざまなアプリを試したい方は4~6GBあるモデルをおすすめします。
重いゲームをするなどハードユーザーであれば、最低でも6GBは欲しいところです。
以下は、主なXperiaモデルの搭載チップやRAM・AnTuTuベンチマーク結果です。
(※AnTuTuベンチマークは、スマホの性能をテストして点数をつけるツール。点数が高いほど高機能です。)
モデル | 搭載チップ(SoC) | RAM | AnTuTuベンチマーク(ver9) | チップ性能のイメージ |
「Xperia 1 IV」 | Snapdragon® 8 Gen 1 | 12GB | 約92万点 | 動作にストレスがなく、重いゲームも余裕。 サクサクヌルヌルで快適なスマホ操作が可能。 |
「Xperia 5 IV」 | 8GB | 約85万点 | ||
「Xperia 10 IV」 | Snapdragon 695 | 6GB | 約40万点 | 重いゲームもある程度動かせます。 |
「Xperia Ace III」 | Snapdragon 480 | 4GB | 約30万点 | 軽いゲームも問題なく動かせます。 |
最近発売されているXperiaは、どれも日常使いするうえではなんの問題もありません。
重いゲームや負荷の大きいアプリを使いたい方は、ミドルクラス以上のモデルをおすすめします。
2カメラ性能
写真を撮ることが多い方にとって、カメラ性能も必ずチェックしたいポイントです。
まず基本的なポイントとして、高性能機種は多くの場合、レンズが3つある三眼タイプのカメラが搭載されています。
メインの広角レンズと、より広範囲を写真におさめられる超広角レンズ、そして遠くのものを拡大して撮影できる望遠です。
さまざまな画角や距離感のものを撮影したい場合は、三眼タイプをおすすめします。
もし「遠くのものはあまり撮らないけど、建物や集合写真などはよく撮る」といった場合は、広角と超広角の二眼タイプでもOK。
またXperiaには、さまざまな付加機能が搭載されています。
注目度が高いのは、人や動物の瞳にピントを合わせる瞳AF。
自動的に瞳を追尾することで、顔がはっきり撮れるほか、表情が変化した瞬間を逃さなくなります。
人物やペットの写真をたくさん撮りたい方は、この機能を搭載したモデルがおすすめです。
また、写真だけでなく映像も撮りたい方は、動画関連機能もチェックしましょう。
上位機種は、シネマティックな映像を演出できるスローモーション撮影機能や、被写体を追い続けるオブジェクトトラッキングなどの高機能が搭載されています。
以下は、主なモデルのカメラスペックです。
モデル | カメラ撮影(アウトカメラ) | 付加機能 |
Xperia 1 IV | 三眼(広角・超広角・望遠) 光学ズーム(85~125mm) |
瞳AF 3D iToFセンサー スローモーション撮影 オブジェクトトラッキング ハイブリッド手ブレ補正 Photography Pro Videography Pro |
Xperia 5 IV | 三眼(広角・超広角・望遠) 光学ズーム(60mm) |
瞳AF スローモーション撮影 オブジェクトトラッキング ハイブリッド手ブレ補正 Photography Pro Videography Pro |
Xperia 10 IV | 三眼(広角・超広角・望遠) 光学ズーム(54mm) |
プレミアムおまかせオート 光学式手ブレ補正 オートHDR ナイト撮影 ポートレートセルフィー |
Xperia Ace III | 一眼(広角) | プレミアムおまかせオート オートHDR |
「Xperia 1 IV」と「Xperia 5 IV」の間には、カメラ性能においてさほど大きな差はありません。
主な違いは、3D iToFセンサーの有無と光学ズームの幅・トラッキング機能くらいです。
カメラに関してのみでいえば、望遠撮影が少ない場合は「Xperia 5 IV」でも高クオリティの写真を撮影できます。
またミドルクラスの「Xperia 10 IV」は上位機種ほどではないにしろ、十分きれいな写真を撮れます。
ズームや夜間撮影・ぼかしたポートレート写真・接写など、さまざまなシーンでなかなかのクオリティです。
「素人目にきれいな写真が撮れればOK」な方には、十分満足できます。
エントリーモデルの「Xperia Ace III」による撮影は、まずまずの質。
多くは望めませんが、全体的なコスパのよさから、カメラ性能にこだわらない方には「買い」です。
3ディスプレイサイズと性能
スマホの顔ともいえるディスプレイサイズや性能も確認しましょう。
現行機種のディスプレイサイズは5.5~6.5インチと、6インチ前後が主流です。
動画を多く見る方や二画面表示をしたい方は、サイズが大きいほうをおすすめします。
性能については、上位機種が有機ELディスプレイを採用しているのに対し、入門機は液晶ディスプレイを搭載。
有機ELと液晶には、それぞれ以下のような特徴があります。
-
【有機EL】
- 黒をはじめ色彩が美しい
- 液晶より消費電力が少ない
- 画面をタッチしたときのレスポンスが速い
- 真横から見ても見やすい
- 焼き付きリスクは高め
発色がよく、より美しい映像を楽しみたい方には、有機EL搭載ディスプレイがおすすめです。
-
【液晶】
- 太陽光のもとだと有機ELより見やすい
- 有機ELより寿命が長め
- 焼き付きリスクは少なめ
- 価格は安い
液晶搭載ディスプレイは有機ELより表現の美しさは劣りますが、有機ELとの差をそこまで感じない方も少なくありません。
「そこそこきれいな画面ならOK」という方には、液晶でも十分です。
解像度については、高いほど画質はよくなりますが、消費電力が大きくなります。
もともとスマホはテレビやPCとくらべて小さいため、こだわりがないのであれば、解像度の高さを無理に求めることはありません。
リフレッシュレートについては、60Hzもあれば日常使いに問題はありません。
ただし、ゲームや動きの激しいスポーツ系動画を見る場合には120Hzあると頼もしいです。
以下は、主な機種のディスプレイサイズと性能を比較した表です。
モデル | ディスプレイサイズ | ディスプレイ性能 |
Xperia 1 IV | 約6.5インチ | 有機EL 4K:解像度3,840×1,644 リフレッシュレート:120Hz |
Xperia 5 IV | 約6.1インチ | 有機EL フルHD:2,520×1,080 リフレッシュレート:120Hz |
Xperia 10 IV | 約6.0インチ | 有機EL フルHD:2,520×1,080 リフレッシュレート:60Hz |
Xperia Ace III | 約5.5インチ | 液晶 HD:1,496×720 リフレッシュレート:60Hz |
「Xperia 1 IV」は、ほかの有機EL機種とくらべて解像度が高く、4K動画を撮影したときに同じ4K画質で再生できます。
またサイズが大きい分、二画面表示をするときの見やすさも高いです。
カメラ性能にも画面のクオリティにも上質を求めたい方におすすめです。
「Xperia 5 IV」は4Kの解像度ではありませんが、日常的に画像を見ている分には十分美しい画質を楽しめます。
「Xperia 10 IV」は「Xperia 5 IV」に近い性能を持ちますが、リフレッシュレートは半分です。
とはいえ、60Hzあればたいていのアプリや機能をスムーズに楽しめるため、大きな問題はありません。
「Xperia Ace III」の画面は有機ELより少し暗いですが、文字の視認性は十分で、大きな不便は感じないでしょう。
4オーディオ性能
動画や音楽などのコンテンツを楽しむ方にとっては、オーディオ性能も重要なポイント。
Xperiaの上位機種には、フルステージステレオスピーカーが採用されており、左右から立体感のあるサウンドを楽しめます。
またミドルクラス以上では、臨場感あふれる音をかなでる360 Reality Audioの機能や、音源を360 Reality Audio化できる360 Upmixを搭載。
ライブ感あふれる音楽体験をしたい方は、これらの機能を利用できるモデルがおすすめです。
モデル | 主なオーディオ機能 |
Xperia 1 IV | フルステージステレオスピーカー 360 Reality Audio 360 Upmix ハイレゾ対応 |
Xperia 5 IV | |
Xperia 10 IV | 360 Reality Audio 360 Upmix ハイレゾ対応 |
Xperia Ace III | ハイレゾ対応 |
「Xperia 1 IV」と「Xperia 5 IV」のオーディオ性能は、おおむね同じくらいのクオリティと考えてよいでしょう。
「Xperia 10 IV」はモノラルスピーカーなので上位機種よりは迫力に欠けますが、360 Reality Audioや360 Upmixに対応。それなりの立体感やクリアな音質は楽しめます。
「Xperia Ace III」のオーディオ性能は、よくも悪くも特筆すべきことはなし。
大きな不満はないため、こだわりがなければ十分音楽を楽しめます。
5バッテリー容量
バッテリー容量は、スマホの使用可能時間を左右する大切な要素です。
Xperiaの現行機種はどれも4,000mAh以上のバッテリーを搭載しており、不便さは感じません。
フラッグシップ&ミドルクラスは、エントリーモデルの「Xperia Ace III」より容量が多いです。
また、一部の機能を制限して電池消費を抑えるSTAMINAモードが搭載されるなど、機能面で差があります。
ただし、ミドルクラス以上はディスプレイが大きく有機ELであるため、この分の電池消費が多少なりとも気になるところ。
最終的には、エントリーモデルとの間で、電池持ちにそこまで大きな差は出ない可能性もあります。
充電機能については、上位機種において、「急速充電」や「ワイヤレス充電」、ほかのデバイスに電池を共有できる「おすそわけ充電」など付加機能が充実しています。
以下は、主な機種のバッテリー容量や付加機能です。
モデル | バッテリー容量 | 付加機能 |
Xperia 1 IV | 5,000mAh | いたわり充電 充電最適化技術 STAMINAモード |
Xperia 5 IV | ワイヤレス充電 おすそわけ充電 急速充電 |
|
Xperia 10 IV | いたわり充電 充電最適化技術 STAMINAモード |
|
Xperia Ace III | 4,500mAh | いたわり充電 充電最適化技術 |
「Xperia 1 IV」と「Xperia 5 IV」のバッテリー機能は同じですが、意外にも電池持ちは下位の「Xperia 5 IV」がわずかに上です。
これは、ディスプレイが小さい分、消費電力も小さめだからと思われます。
ディスプレイが大きくなるとバッテリー容量も大きくなるものですが、Xperiaについてはミドルクラス以上だと同等です。
電池持ちはユーザーの使い方により大きく変わるため、一概にどのモデルがベストとはいいにくいところがあります。
それよりも、急速充電やワイヤレス充電など、充電機能をベースにして選ぶほうがよいかもしれません。
6サイズや重量
サイズや重量もチェックしておきたい点です。
サイズも重量も、上位機種ほど大きめ・重めな傾向にあります。
手が小さい方の場合、あまり大きめだと持ちにくさを感じるかもしれません。
スマホを選ぶときは重視する機能をベースに選ぶとよいですが、持ちやすさや操作感も大切です。
重量はせいぜい10グラム・20グラムの差しかないため、あまり意識しなくても大丈夫です。
ただし長時間手に持っていると負担は大きくなるので、片手で長い時間操作することが多い場合は、軽いモデルのほうが無難かもしれません。
「通話やLINE・動画視聴などちょっとしたことができればOK」な場合は、低価格かつ低重量のモデルで十分満足できるでしょう。
以下は、主な機種のサイズ・重量の一覧です。
モデル | バッテリー容量 | 付加機能 |
Xperia 1 IV | 約71mm×約165mm×約8.2mm | 約187g |
Xperia 5 IV | 約67mm×約156mm×約8.2mm | 約172g |
Xperia 10 IV | 約67mm×約153mm×約8.3mm | 約161g |
Xperia Ace III | 約69mm×約140mm×約8.9mm | 約162g |
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どのような質問でも、スタッフ一同喜んでお答えいたします。
ぜひお気軽に、「モバシティ」にご質問をお寄せください。
まとめ
Xperiaはソニーが販売する老舗スマホブランドで、多くのユーザーから支持されています。
入門機からフラッグシップクラスまでいくつもの機種展開がされており、ニーズに合わせた機種を選ぶことが可能です。
上位機種は、SoCやディスプレイ性能・カメラ性能などにおいて高いスペックを発揮しており、プロ顔負けの写真撮影やゲームプレイを存分に楽しめます。
一定のスペックを保ちながら価格を抑えたモデルもあり、「手頃感のある1台が欲しい」ユーザーにも選びやすいシリーズです。
ご紹介したおすすめ機種やチェックポイントを参考にしつつ、お気に入りの1台を探してください。
機能と価格のバランスを重視するなら、「Xperia 5 IV」や「Xperia 10 IV」が狙い目です。
そのなかで、ゲームやカメラ・オーディオビジュアルを重視するなら「Xperia 5 I」がおすすめ。
どの分野においても、ほどよいパフォーマンスをするリーズナブルな1台なら「Xperia 10 IV」がよいでしょう。
一方、大画面のハイスペックスマホがよいなら「Xperia 1 IV」、価格重視でソニーのスマホのビギナーなら「Xperia Ace III」を選んでおくのも手です。
どのXperiaを選ぶにしても、お得に端末を入手するなら「モバシティ」にご相談ください。
キャンペーン対象機種やソフトバンクの料金プランなどさまざまなご質問に、丁寧にお答えいたします。
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