おすすめシニアスマホ・プラン3選!初めてでも安心の選び方も紹介
スマホの中でも、ご高齢の方向けに使いやすく作られている「シニアスマホ」。
はじめてのスマホに不安を感じている方でも、シニアスマホなら簡単に扱えるためおすすめです。
ガラケーから乗り換えたいご高齢の方や、スマホでいろいろなアプリを使ってみたい方は、シニアスマホを使ってみてはいかがでしょうか?
そこで本記事では、シニアスマホについて以下の点をまとめました。
- シニア層にスマホがおすすめの理由
- シニアスマホを選ぶときのアドバイス
- おすすめのシニアスマホと料金プラン
記事の最後ではシニアスマホをお得かつスムーズに入手する方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目 次
シニアにスマホがおすすめといえる5つの理由
シニアスマホは、大手携帯会社(キャリア)や格安SIMからそれぞれ販売されています。
代表的なシニアスマホには、以下の製品シリーズがあります。
- NTTドコモ:『らくらくスマートフォン』
- au:『BASIO(ベイシオ)』
- ソフトバンク:『シンプルスマホ6』
- ワイモバイル:『かんたんスマホ』
- イオンモバイル:『AQUOS sense4 やさしいスマホ2』
これらのスマホは画面操作がシンプルで、比較的だれにとっても使いやすい設計なので、スマホの操作に慣れていないシニア世代の方におすすめです。
しかしなかには、「ガラケーと比べると、スマホは難しそうだから使えるか不安」と感じる方も一定数いらっしゃるかもしれません。
そこで、まずはシニア世代の方にもスマホがおすすめといえる5つの理由をご紹介します。
これらの理由について知ると、スマホの購入がより現実的な選択肢であると感じていただけるでしょう。
ガラケーからスマホに変更しようか迷っている方や、シニア世代の方にスマホを持ってもらいたい方は、ぜひ参考にしてください。
1理由1:8割以上!シニア層でもスマホが主流になっている
シニア世代にスマホをおすすめする理由の一つは、すでにシニア層でもスマホユーザーがたくさんいるからです。
MMD研究所が60~79歳の男女1万人を対象に行った調査によると、モバイル端末を持っている方84.7%がスマホユーザーでした。
つまり10人に8人以上が、ガラケーではなくスマホを愛用しています。
出典:MMD研究所調査データ
またガラケーやガラホ(4Gにも対応したガラケー)の利用者に「スマホへの乗り換えをしたいか」を尋ねた結果、48.2%が前向きでした。
このように若者世代だけでなくシニア層においても、スマホがすっかり浸透してきているのは明らかです。
2理由2:スマホの便利さに満足しているシニアは多い
シニア世代にスマホがおすすめである別の理由は、スマホに満足しているシニアが多いことです。
前述のとおりスマホユーザーのシニアは多いですが、なにも「仕方なしに」使用しているわけではありません。
スマホへの満足度は非常に高いようです。
電通が全国の60~70代男女1,000名を対象に行った調査によると「スマホが生活に必要」と感じる方は8割超え。
また「スマホを使用してから生活がよくなった」と感じている方6割でした。
出典:電通「シニアのスマホライフ実態調査」
このように多くのシニアが、スマホの利用をポジティブにとらえています。
回答者は具体的に、どのような点で生活がよくなったと感じているのでしょうか?
多くの方が挙げているのは、以下のような点でした。
- わからないことをすぐに調べられるようになった
- 知りたい情報を簡単に得られるようになった
- 暇な時間を楽しむことができるようになった
- 社会の動きや流行がわかるようになった
- さまざまな情報を記録できるようになった
- 商品を選ぶ時の選択肢が広がった
- 商品を気軽に購入できるようになった
- 生活が楽しくなった
- 外出せずに用事を済ませられるようになった
- 家族や孫との会話が増えた
- 人との交流・コミュニケーション機会が増えた
コミュニケーションツールとして、あるいは買い物や情報収集手段として、スマホが活躍しているのが分かります。
このようにスマホを使うと若者であれシニアであれ、生活をもっと便利なものにしやすくなります。
3理由3:画面が見やすく音声入力も使えるため使いやすい
シニア世代にスマホがおすすめなのは、画面の視認性が高く、音声入力を使える便利さがあるからでもあります。
ガラケーと比較すると一目瞭然ですがスマホは文字や画像を表示する領域が大きいです。
コンパクトなスマホでも5インチ前後あり、ガラケーで一般的な3インチ程度のディスプレイと比べると差は明白。
画面が大きいと、一度に見られる情報が多くなるほか、文字や写真などを拡大表示できるようにもなるため視認性が高まります。
また、音声入力もなかなか便利。
スマホはガラケーとは異なり物理的な入力ボタンがないため、文字入力に最初は慣れない方も少なくないでしょう。
あるいは、ガラケーであれスマホであれ、もともと文字を打ち込むのが面倒と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
いずれにしても、スマホの音声入力を利用すれば、いちいち手で入力作業をしなくても声で操作できます。
なにか調べものをしたいときや、メッセージを送りたいときに、音声入力に対応している機能を使うことで、手を動かさなくてすみます。
運転中や家事で手がふさがっている状況でも、音声入力を使えば作業がスムーズです。
4理由4:ガラケーは数年で使えなくなる可能性がある
ガラケーは今後、数年以内に使えなくなる可能性があります。
これも、シニアにスマホをおすすめした理由です。
具体的にいうと、3Gのみに対応するガラケーは使えなくなります。
3Gとは通信規格のひとつで、ガラケーが電話やインターネットを使うのに欠かせない電波です。
携帯大手3社のうち、すでにauは3Gを停波しており、ほかの2社も停波のスケジュールを組んでいます。
- NTTドコモ:2026年3月31日に停波予定(一部エリアでは停波済み)
- ソフトバンク:2024年1月下旬に停波予定
- au:2022年3月31日停波済み
現在使用中の端末が3Gのみに対応している場合、いずれ通信ができなくなり買い替えが必要です。
「突然ガラケーが使えなくなった」という事態にならないよう、早めにスマホなど乗り換え案を考えるとよいでしょう。
なお3Gは終了しますが、4Gに対応したガラケー(ガラホ)については、引き続き使用できます。
ただし、本記事で解説しているポイントを総合的に考えると、やはりスマホへの乗り換えがおすすめ。
ガラケーやガラホへの強いこだわりがあるのでなければ、早いうちにスマホに慣れておくほうがメリット大です。
ガラケーからスマホへの乗り換えに関しては、以下の記事をご覧ください。
5理由5:実はガラケーよりも安いスマホプランがある
シニアにスマホがおすすめである最後の理由は、ガラケーよりも安いスマホプランがあることです。
「スマホにすると月額料金が高くなる」と思っている方がいらっしゃるかもしれません。
たしかに、全体的にはそのような傾向にあるといえます。
実際、株式会社MM総研が行った2023年1月に調査によると、大手携帯会社のガラケーユーザーの平均月額利用料金は2,602円でした。
一方、スマホの平均月額利用料金は4,458円でした。
出典:株式会社MM総研
これだけ見ると、スマホへの乗り換えをすると支出が多くなるイメージが出てくるでしょう。
しかしスマホの料金プランはピンキリです。
自分のニーズに合ったプランを選べば、不必要に出費が多くなることはありません。
むしろスマホにすることで料金が安くなることもあります。
たとえばHISモバイルという格安SIM会社では、音声通話と少量のインターネット通信ができる料金プランが、税込290円から提供されています。
通話料は30秒あたり9円と安く、無制限に通話したい場合はプラス1,770円でかけ放題サービスも利用可能です。
かけ放題サービスを入れても、2,060円~利用でき、先ほどの平均月額利用料金を下回ります。
「通話がメインでインターネットは少なくとも外出先で使わない」という方には、非常にリーズナブルなプランです。
このように、ニーズに合わせて料金プランを選べば、スマホに変更しても月額料金をしっかり抑えられます。
シニアスマホ選びのワンポイントアドバイス
シニアスマホの購入を検討している方には、アドバイスとして、以下の4つのポイントを意識するようおすすめします。
- 家族のサポートが難しいなら近くに店舗があると安心
- 通話かけ放題サービスがあるとお得
- 通信環境のよさに定評がある会社がベター
- 操作が不安なら無料スマホ教室サービスがある会社が便利
各ポイントについて、詳しく解説します。
1家族のサポートが難しいなら近くに店舗があると安心
どの携帯会社でシニアスマホの購入や料金プランの契約をするかは、サポートしてくれる家族や友人の有無も考えて決めましょう。
シニアスマホは、もともと操作性がシンプルで扱いやすいスマホです。
とはいえ、初めてスマホに触れる方がなんのサポートもなしに完璧に使いこなすのは難しいでしょう。
設定や基本的な操作について、家族や友人からレクチャーを受けなければ、つまずいてしまうかもしれません。
近くに頼れる家族や友人の方がいらっしゃるのであれば、シニアスマホであれほかのスマホであれ、すぐに操作に慣れるでしょう。
その場合携帯会社の店舗に行く必要がないため、店舗なしの携帯会社や、近くに店舗を持たない会社との契約でも、さほど不便はないはずです。
しかしサポートしてくれる人がいないのであれば、設定や料金プランの相談などにおいて、携帯会社のスタッフに頼らないといけなくなる可能性があります。
そうであれば、実店舗が家の近くにある携帯会社と契約するのがベターです。
2通話かけ放題サービスがあるとお得
シニアスマホの料金プランを選ぶときは、通話かけ放題サービスがあるとお得です。
通話を多くかける場合、かけ放題サービスであれ一定額以上支払う必要がなく、節約になるからです。
通話メインでスマホの利用を考えている方は少なくありません。
実際、冒頭でご紹介した電通の調査によると、スマホを利用する目的として「通話」と解答した方は、全体の76.8%いました。
この回答率から分かるように、メールやLINEなどのコミュニケーションツールと同様、通話はシニアが重視する主要機能です。
しかし通話をしすぎると、月額料金とは別のコストがふくらんでしまいます。
家族や友人と連絡をとる機会が多く、しかもLINEなどの無料通話アプリを使わない場合は、かなりの出費が発生するでしょう。
通話かけ放題サービスに加入すれば月額1,650円など上限が定まるため、安心していくらでも通話をかけられます。
3通信環境のよさに定評がある会社がベター
契約する携帯会社は、通信環境が安定したところを選びましょう。
スマホの料金プランを提供する携帯会社は多くあります。
基本的に通信サービスを提供する会社は、自社で通信設備を運用しているか、大手の通信設備を借りているかのどちらかです。
そのため、どの携帯会社と契約するにしても、通信可能エリアに大差はありません。
しかし、自社で通信設備を運用している大手のほうが、一般的に通信環境が安定しています。
具体的には、NTTドコモやソフトバンク・au、そして楽天モバイルがそうです。
一方、大手の通信設備を借りる会社(格安SIMなど)の場合、借りている回線の量により通信速度が多少なりとも左右されます。
「使い物にならない」などということはありませんが、大手と比べると安定性が落ちるのは事実です。
格安SIMは月額料金の安さが魅力ですが、このような微妙な側面も見え隠れします。
「少しでも安定した通信環境でスマホを使いたい」という方は、昔から携帯サービスを提供している大手のほうが安心感を持ちやすいでしょう。
4操作が不安なら無料スマホ教室サービスがある会社が便利
大手の携帯会社では無料でスマホの使い方を学べるサービスを提供しています。
近くに使い方をレクチャーしてくれる存在がいない場合は、このような便利なサービスを展開している会社と契約するのが安心です。
一例としてソフトバンクでは、『スマホ教室』というサービスを展開しています。
のべ220万人以上が利用した人気サービスで、スマホのプロたちが分かりやすく丁寧に使い方を解説してくれます。
以下はカリキュラムの一部です。
- スマホを触ってみよう
- 画面の見方を知ろう
- マップやカメラを使ってみよう
- ネットやアプリを使ってみよう
- アプリでネットショッピング
- 始めよう!災害の備え
- LINEを使いこなそう
- オンライン診療の利用方法
- e-Taxの利用方法
このように基本的な操作から生活に役立つ便利サービスの使い方まで、すべて無料で学習可能。
全国47都道府県でサービスを展開していて通いやすいのもうれしいポイントです。
初めてスマホデビューをする方は、このように親身なサポート体制が整っている携帯会社を選ぶと安心できます。
【キャリア別】おすすめスマホ3選とお得な料金プランを解説
ここからは、おすすめのシニアスマホ3選と料金プラン3選をご紹介します。
どのようなシニアスマホを選んだらよいか悩んでいる方や、料金プランをどうしようか検討している方は、ぜひ判断材料としてください。
今回は、通信環境の安定性やサポート体制に定評がある大手3社(NTTドコモ・ソフトバンク・au)から厳選しています。
1NTTドコモのシニア向けスマホと料金プラン
最初に、NTTドコモのシニアスマホと料金プランをご紹介します。
2023年3月時点で展開しているシニア向けスマホは3機種ありますが、今回は『らくらくスマートフォン F-52B』について解説します。
スマホ:『らくらくスマートフォン F52-B』
『らくらくスマートフォン F-52B』は、2022年2月24日に発売されたシニア向けスマホ。
らくらくスマートフォンシリーズは人気がとても高く、これまでに700万台以上販売された実績をほこります。
本機は、そんな人気シリーズの最新機種。
高い性能とシンプルな操作性で、多くのシニアにとって使いやすい仕上がりになっています。
以下は、『らくらくスマートフォン F-52B』の主な特徴です。
■選べる2つの表示モード
2つのシンプルな画面表示モードを好みで切り替えられます。
さらに画像やページを自分の見やすいサイズに拡大できるため、「文字が小さいと読みにくい」と感じる方にも便利です。
■さまざまなシーンの撮影に強いカメラ性能
花などの被写体を近くからキレイに撮影できるマクロモードのほか、被写体を自動認識する機能を使えます。
料理やペット・子どもなど、さまざまな被写体に合わせたベストな撮影が可能です。
■安心のサポートサービス
使い方を教えてくれるガイドアプリが搭載されているほか、動画や訪問サービスで操作をサポートしてくれるサービスを利用できます。
さらにボタンを押すだけで「らくらくホンセンター」につながるため、困ったことをすぐに相談可能です。
■健康や脳トレをサポートするサービス
記憶力や計算力を鍛えるゲームアプリを楽しめるほか、ウォーキングをとおして健康管理をする機能を利用可能。
健康とレクリエーションを同時に行えます。
プラン:『はじめてスマホプラン』
NTTドコモのシニアスマホに合わせたいプランの一つは『はじめてスマホプラン』です。
こちらのプランの概要は、以下のとおりです。
データ容量 | 1GB/月 |
月額料金(税込) | 通常:1,815円 |
『dカード支払割』適用時:1,628円 | |
『dカード支払割』および『はじめてスマホ割』適用時:最大12ヶ月間1,078円 13ヶ月目以降は1,628円 |
|
特典 | 5分以内の国内通話が無料 |
こちらのプランはFOMAからの契約変更や、他社の3Gガラケーなどからの乗り換えをする方が対象のプランです。
各種割引を適用すれば、月額料金は最大12ヶ月間1,078円まで値下げ可能。
ガラケーの平均月額利用料金を大きく下回るコストで、スマホライフを始められます。
データ容量は1GBと少なめですが、5分以内の国内無料通話が特典としてついているのがうれしいところ。
『かけ放題オプション』を追加すれば、時間無制限で通話をかけ続けることも可能です。
「外出先でインターネットはあまり使わない。電話がメイン」という方に使い勝手のよいプランです。
2ソフトバンクのシニア向けスマホと料金プラン
続いて、ソフトバンクのシニアスマホと料金プランをご紹介します。
ソフトバンクでおすすめなのは『シンプルスマホ6』です。
スマホ:『シンプルスマホ6』
『シンプルスマホ6』は、2022年4月8日に発売されたシニア向けスマホ。
5.7インチの大きめ画面と、端末下部に配置された3つのボタンが印象的なデザインです。
以下は、『シンプルスマホ6』の主な特徴です。
■ガラケー感覚で通話とメール操作ができるフロントキー
下部にあるボタンは、電話とメール・ホーム画面機能を搭載。
専用ボタンでカンタンに目的の操作ができるほか、通話やメールの着信をボタンの光で教えてくれます。
■困ったら押すだけでサポートを受けられる便利機能
スマホの操作で困ったときは、ボタンを押すだけで、自動でトラブルを解決してくれる機能を搭載。
解決できないときは、無料電話サポートに相談することも可能で、安心感があります。
■まる洗いOKでいつも清潔
スマホは少しでもぬれたら壊れてしまうイメージがありますが、こちらの端末は泡タイプのハンドソープで洗ってもOK。
画面を中心に、いつもスマホをきれいな状態に保てて清潔です。
■1週間使える長持ちバッテリー
4,000mAhのバッテリー容量を搭載しており、1時間ほど使うくらいなら1週間経っても充電の必要がありません。
プラン:『スマホデビュープラン+』
『シンプルスマホ6』との組み合わせを推奨したいのは『スマホデビュープラン+』です。
こちらのプランの概要は、以下のとおりです。
データ容量 | 4GB/月 |
月額料金 (税込) |
通常:2,266円 |
翌月から1年1,078円 14ヶ月目以降は2,266円 |
|
特典 | 3Gガラケーからの乗り換えは2年間1,078円で利用可能 |
オプション | 『準定額オプション+』:880円 『定額オプション+』:1,980円(60歳以上は880円) |
こちらのプランは、ガラケーから乗り換える方や機種変更をする方などが対象のプランです。
ソフトバンクの割引はほかの大手と比べるとシンプルで、契約翌月から1年間は1,078円の低料金で利用できます。
ここでポイントなのが、3Gガラケーから乗り換える場合は、割引適用期間が2倍に伸びること。
なんと2年間も割引料金で使い続けられます。
後述するauと同じく、データ容量は4GBとまずまずの容量。
外出先でインターネット通信をそこそこ使えるため、いろいろなアプリを試しやすいです。
通話オプションは、1回5分の通話が無料になる『準定額オプション+』と、24時間無料の『定額オプション+』の2種類を展開。
ここでうれしいのが、60歳以上のシニアの場合、『定額オプション+』が880円で利用可能な点です。
お得な追加料金で通話もとことん楽しめます。
「インターネットも通話もしっかり楽しみたい」という方にとって、『スマホデビュープラン+』はバランスが非常によいプランです。
3auのシニア向けスマホと料金プラン
最後に、auのシニアスマホと料金プランをご紹介します。
auにはシニア向けスマホの選択肢があまりないですが、低価格で便利に使える機種とし『BASIO4』がおすすめです。
スマホ:『BASIO4』
『BASIO4』は、2020年2月7日発売のシニア向けスマホ。
約5.6インチという大きめの画面で、さまざまな情報を一度に確認でき、視認性がよいです。
しかも有機ELディスプレイを採用しているため画面の発色が美しいのも目を引くところ。
本機には、以下のような特徴があります。
■目的の機能をすぐに探せるボタン
画面上には、頻繁に連絡する相手を3人選べるワンタッチボタンがあるほか、右側面にはスマホ決済サービスを一発起動できる物理ボタンが搭載されています。
お気に入りの連絡先や決済サービスをすぐに呼び出したい方に便利です。
■使いやすい入力モード
画面上には、ガラケーに似た入力モードが表示されます。
画面左端に「数字」「英字」「かな」「カナ」「記号」など文字種をカンタンに切り替えできるボタンがあるため、スムーズに入力可能です。
■練習機能と使い方ナビ
ふくろうのキャラクターといっしょに、スマホの基本操作を練習しながらマスターできる機能が搭載されています。
さらにスマホメーカーが提供する使い方ナビを利用すれば、困ったときにも解決策をスムーズに見つけられます。
プラン:『スマホスタートプランライト 5G/4G』
『BASIO4』と組み合わせたい料金プランは、『スマホスタートプランライト 5G/4G』。
こちらのプランの概要は、以下のとおりです。
データ容量 | 4GB/月 |
月額料金 (税込) |
通常:2,453円 |
『au PAYカードお支払い割』および『スマホスタート1年割』適用時:契約翌月から1年間1,078円 2年目以降は2,266円 |
|
特典 | 3Gガラケーからの乗り換えは2年間1,078円で利用可能 |
オプション | 『通話定額2』:1,980円 『通話定額ライト2』:880円 |
こちらのプランは、auケータイから機種変更する方や、他社ケータイから乗り換える方などを対象にしたプランです。
各種割引の適用で、月額料金がNTTドコモと同じく、1年間は1,078円で利用できます。
国内無料通話は特典としてついてきませんが、データ通信量が4GBまでつくため、インターネット通信もより多く楽しめます。
通話オプションは、国内通話が24時間かけ放題になる『通話定額2』が1,980円で追加可能です。
1回5分以内の国内通話が24時間かけ放題になる『通話定額ライト2』は880円で付けられます。
「通話はそれほどしない。LINEやネットサーフィンなどインターネット利用をしたい」という方に使い勝手のよいプランです。
シニアスマホに関するよくある質問と回答
ここからは、シニアスマホに関してよくある質問と回答として、以下3点について解説します。
- シニア向けのスマホのメリットは?
- AndroidのシニアスマホとiPhoneならどちらがおすすめ?
- シニア向けのおすすめスマホアプリは?
いずれもスマホ選びの参考になるため、ぜひご一読ください。
1シニア向けのスマホのメリットは?
シニア向けのスマホが優れているのは、視認性の高さや操作性です。
見た目や使い勝手がとにかくシンプルな設計になっているため、スマホビギナーの方にも使いやすいです。
たとえば、以下のような特徴があります。
※機種により機能は異なります。
■文字やメニュー画面(アイコン)が大きい
一般的なスマホと比べると、メニュー画面や各箇所の文字が大きいため、見やすく操作に迷いにくいです。
■物理ボタンがある
電話やメールなどよく使う機能にすぐアクセスできるボタンがあり、複雑な操作を省くことが可能です。
■サポート機能が備わっている
ネットや通話に問題がある場合などトラブルが発生したとき、自動修復機能が備わっている端末があります。
また、困ったときにオペレーターに無料相談できるよう、専用のボタンが用意されている場合もあります。
■セキュリティ機能が使える
フィッシング詐欺や迷惑メールなどを自動で発見して警告する機能を利用可能です。
これらは、シニア向けスマホの便利な機能・サービスの例です。
複雑な画面や操作感に戸惑ってしまわないよう、親切に設計されているため、抵抗なく使い始められます。
なおシニアスマホで使えるアプリは、一般的なスマホで使えるアプリと基本同じです。
そのため「シニアスマホに慣れてきていろいろなアプリに挑戦したいけど、全然インストールできない」といったことはありません。
2AndroidのシニアスマホとiPhoneならどちらがおすすめ?
名目ともにシニア向けの1台が欲しい場合はAndroidを選ぶのが無難です。
冒頭でも述べたように、iPhoneにはシニア向け端末のカテゴリーはないからです。
ただし、ユーザーにより重視するポイントや操作スキルは異なるため、必ずしもiPhoneを選択肢から外す必要はありません。
iPhoneは直感的な操作でだれでも操作しやすいように作られており、使っていて楽しいスマホです。
またiPhoneカメラ性能に定評があり、写真やビデオをたくさん撮影する方にとっては需要の高い製品です。
そのため、iPhoneからスマホデビューする選択肢もありでしょう。
ただしiPhoneは高価なため、「通話とメールがメインでほかの機能はあまり使わなくてよい」という方にはコスパが悪くなります。
結論として、AndroidとiPhoneどちらがよいかは、ユーザーにより分かれます。
以下におおまかな選び方を示しますが、同じOSでもスペックはさまざまなので、最終的には個人の好みとニーズで選んでください。
- 「通話とメール以外の機能はあまり使わなさそう。安いほうがよい」⇒ Androidのシニアスマホ
- 「多少高くてもカメラ性能を重視したい」「家族にiPhoneユーザーが多くていろいろ教えてもらえそう」⇒iPhone
3シニア向けのおすすめスマホアプリは?
先述のMMD研究所の調査によるとシニアがスマホで利用したことがあるサービスで多かったのは、以下のようなものでした。
- ニュース
- 天気
- チラシやポイント
- レシピ
- 辞書
- 新聞や電子書籍
- 脳トレやゲーム など
またスマホを利用し始めたきっかけとして挙げられていたのは、以下のような点でした。
- LINEなどのコミュニケーションツールを使いたかったから
- 地図、ナビゲーションを利用したかったから
以上の点を踏まえて、シニア向けのおすすめアプリをいくつかご紹介します。
■コミュニケーションツール:『LINE』
ユーザー数9,000万人以上をほこる一台コミュニケーションツール。
家族や友人とつながりたい場合に必ずインストールしておきたいアプリです。
■地図:『Googleマップ』
世界中の地図を表示してくれるだけでなく、道路情報や店舗情報も詳しく教えてくれます。
目的地を入力してナビゲーションしてもらうことも可能で、おそらく世界でもっとも使われている地図アプリでしょう。
■ニュース:『ニュース・地震速報NewsDigest』
話題のニュースや災害方法などをいち早く把握できるニュースアプリ。
「とにかく気になる話題をいろいろと知りたい」という方におすすめです。
■天気:『らくらくウェザーニュース』
文字が大きく複雑な画面表示がされないため、シンプルで使いやすいです。
設定に悩んだときに、離れた場所にいる家族や友人に設定を手伝ってもらうこともできます。
■ポイントサービス:『楽天シニア』
毎日歩くことで楽天ポイントを貯められるアプリ。
楽天での買い物を安くできるとともに健康促進にもつながる一石二鳥なアプリです。
■レシピ:『クラシル』
プロ考案のレシピを多数見られるアプリ。
材料や手順が動画で紹介されているため、理解しやすく見ていて楽しいのが特徴です。
■辞書:『Weblio国語辞典-辞書アプリ』
600以上の辞書から気になる言葉を検索できるアプリ。
国語辞典だけでなく、漢字辞典や百科事典も利用可能で、言葉の話題はこれ一つで解決できます。
■新聞や電子書籍:『青空文庫ビューア Ad』
さまざまな作家の小説を1万5,000以上読める電子書籍アプリです。
■脳トレやゲーム:『みんなの脳トレ』
脳年齢を若返らせたい方におすすめのアプリ。
脳を鍛える6つのゲームが収納されており、遊び感覚で脳を活性化できます。
■健康管理:『血圧ノート』
血圧変化をグラフで分かりやすく把握できるアプリ。
体重や体温などその他の体調関連情報も記録でき、健康管理に役立ちます。
ほかにもシニアに役立つアプリが山ほどあります。
スマホ操作に慣れれば、これまで知らなかった面白いことや、挑戦したいことを見つけるチャンスが増えることでしょう。
端末&プラン契約で現金還元!『モバシティ』で楽得スマホデビュー
シニアスマホやほかのスマホを購入するとき、携帯会社の店舗で直接契約をしていませんか?
店舗での直接契約にもよい面はありますが、少しでも安く購入するなら、代理店経由の購入がおすすめ。
代理店独自のキャンペーンで、キャッシュバックや機種代割引などさまざまな特典を得られるため、通常よりコスパよく契約できます。
ソフトバンクの正規代理店である弊『モバシティ』でも、さまざまなキャンペーンを実施中です。
『モバシティ』を経由してソフトバンクのスマホ購入や料金プランの契約をすると、よりお得にサービスを受けられます。
弊社を活用するメリットをいくつかご紹介しましょう。
12万円のキャッシュバックで端末代金や月額料金を節約
『モバシティ』経由でソフトバンクと契約すると、2万円のキャッシュバックを受けられます。
しかもキャッシュバックされるまでがスピーディーで、最短即日、遅くても2週間ほどで進呈されます。
2万円といえば、契約するプランによっては1年以上の月額料金を実質タダにできるほどの金額。
「契約からしばらくは利用料金を払わずにシニアスマホを使う」という状態にすることだって可能です。
さらにキャッシュバックは1人あたりの特典なので夫婦など家族でいっしょに利用すれば、その分キャッシュバック金額がアップします。
『モバシティ』を経由するだけで通常の店舗契約よりお得になるため、ぜひ活用することをおすすめします。
2オンライン手続きでカンタン&低コストで手続き可能
『モバシティ』には東京・大阪に店舗がありますが、基本はオンラインストアです。
そのため、端末購入も料金プランの契約も、自宅でカンタンに進められます。
わざわざ店舗に行く必要がないため、交通費がかかることもありません。
ゆっく自分のペースで端末のスペックや契約内容を確認できるため、あせって不必要な契約をしてしまうことを避けられます。
また、オンライン契約には別のメリットも。
新たにソフトバンクの契約をするときには、通常事務手数料が税込3,300円かかりますがオンラインなら無料ですみます。
時間的にも経済的にもメリットがあるオンライン手続きも、『モバシティ』の魅力です。
3家族もソフトバンクなら通話やメールが無料
『モバシティ』はソフトバンクの正規代理店であるため、ソフトバンクの公式キャンペーンや割引サービスは基本そのまま適用できます。
そんななか、ぜひ活用していただきたいの『家族割引』。
同居家族や離れた親戚などで『家族割引』グループを作ると、家族間の通話やメール利用が無料になります。
シニアは通話やメールの利用が多いですが、この割引サービスを使えば、利用料金の節約につながります。
家族や親戚と頻繁にやりとりすることが多いなら、ぜひ活用したい割引サービスです。
4ソフトバンクは店舗数トップクラスでサポートが充実
『モバシティ』はオンラインストアですが、契約はソフトバンクと交わすため、ソフトバンクショップの利用が可能です。
家族や友人からのサポートがなかなか得られない場合でも、実店舗が近くにある携帯会社と契約すれば心強いです。
この点ソフトバンクは、国内の店舗数がトップクラス。
2022年2月時点において、ソフトバンクは約2,200店以上のソフトバンクショップを展開しています。
なにか困ったことがあって詳しい人に相談したいときでも、ソフトバンクショップは全国に展開しているため見つけやすいです。
契約前も契約中も、困ったことがあれば実店舗に駆け込めるのは安心感があります。
まとめ
シニアスマホは、画面表示の見やすさや操作のしやすさが工夫された、シニア向けのスマホです。
スマホはすでに8割以上のシニア世代に愛用されており、画面の大きさや音声入力の便利さなど、ガラケーに勝る特徴をいくつも兼ね備えています。
シニアの方にも使いやすい便利アプリは山ほどあり、生活をもっと便利で楽しいものにするうえで大きく貢献してくれるでしょう。
ガラケーからスマホに乗り換えることで最初は不便に感じる部分があるかもしれませんが、シニア向けスマホは初心者にも使いやすい設計で安心です。
大手キャリアで開催されている無料のスマホ教室を利用すれば、自分のペースで着実にスマホ操作に慣れます。
現在ガラケーを使っている方へ。一歩踏み出して、スマホの便利な世界を体験してみませんか?
そのさいはぜひ『モバシティ』をご利用ください。
お得なキャッシュバックや便利なオンライン手続きをとおして、スマホデビューされる方を応援いたします。
- 「キャッシュバックの条件をもっと知りたい」
- 「ソフトバンクの魅力を教えて欲しい」
どんな些細な質問も受け付けておりますので、ぜひお気軽に、以下の問い合わせフォームよりご相談ください。