iPhone 16シリーズは何が進化した?スペック・価格・発売日【完全版】
Appleより今年は、「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」の4モデルが登場します。
価格そのままで、新しいA18チップやカメラ操作の新ボタンの追加、カメラ・ビデオ撮影性能の大幅進化などのアップデートを遂げましたが、買うべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
- iPhone 16シリーズは何が変わった?
- 買うならどのモデルがおすすめ?
- 目新しさを感じないけど、実際買うべき?
そんな疑問をお持ちの方に向けて今回は、iPhone 16シリーズの発売日・価格・スペック(特徴)を徹底解説します。
値下げされたiPhone 15を買った方が良いのか、または来年のiPhone 17を待つべきなのか…といったお悩みを解消しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目 次
iPhone 16シリーズの発売日・価格・基本スペック早見表
まずはじめに、iPhone 16シリーズの基本的な情報を早見表でわかりやすくご紹介します。
iPhone 16シリーズの発売日
iPhone 16シリーズは、日本時間で2024年9月10日(火)にAppleの「It’s Glowtime」イベントで発表されました。
予約受付は2024年9月13日(金)21:00に開始、正式な販売は2024年9月20日(金)からとなっており、この日にはAppleストアやオンラインで購入が可能となります。
日付 | イベント |
2024年9月10日(火) | Apple「It’s Glowtime」にて発表 |
2024年9月13日(金) | 予約受付開始(21:00〜) |
2024年9月20日(金) | iPhone 16シリーズ発売開始 |
iPhone 16シリーズの価格
iPhone 16シリーズはなんと、昨年のiPhone 15シリーズから『価格据え置き』となっています。
2020年以降、iPhoneの国内価格は毎年引き上げられていましたが、今回は円高・ドル安の進行が影響した結果、価格を維持できたとみられます。
【Apple Store】iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Maxの価格一覧
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
iPhone 16 | 124,800円 | 139,800円 | 169,800円 | – |
iPhone 16 Plus | 139,800円 | 154,800円 | 184,800円 | – |
iPhone 16 Pro | 159,800円 | 174,800円 | 204,800円 | 234,800円 |
iPhone 16 Pro Max | – | 189,800円 | 219,800円 | 249,800円 |
【ドコモ・au・ソフトバンク】iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Maxの価格一覧
※現金販売価格/支払総額を掲載。青字は各モデルの最安。
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | ||
iPhone 16 | ドコモ | 145,200円 | 172,810円 | 211,640円 | – |
au | 146,000円 | 169,500円 | 209,700円 | – | |
ソフトバンク | 145,440円 | 171,360円 | 211,680円 | – | |
iPhone 16 Plus | ドコモ | 168,410円 | 190,080円 | 231,000円 | – |
au | 166,200円 | 187,600円 | 228,000円 | – | |
ソフトバンク | 167,760円 | 189,360円 | 229,680円 | – | |
iPhone 16 Pro | ドコモ | 192,830円 | 218,790円 | 255,090円 | 291,830円 |
au | 188,600円 | 214,700円 | 251,300円 | 288,200円 | |
ソフトバンク | 188,640円 | 218,160円 | 254,160円 | 288,000円 | |
iPhone 16 Pro Max | ドコモ | – | 236,940円 | 273,680円 | 299,310円 |
au | – | 233,000円 | 269,800円 | 296,500円 | |
ソフトバンク | – | 236,160円 | 272,880円 | 295,920円 |
大手キャリアはAppleストアと比べると割高ですが、指定月に機種を返却すると残りの支払いが免除される『買い替えプログラム』を利用すれば半額以上安くなるため、購入費用を抑えたい方はぜひご活用ください。
iPhone 16シリーズの基本スペック
では次に、iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Maxの基本スペックを早見表でご紹介します。
iPhone 16 | 16 Plus | 16 Pro | 16 Pro Max | |
カラーバリエーション | ブラック/ホワイト/ピンク/ティール/ウルトラマリン | ブラックチタニウム/ナチュラルチタニウム/ホワイトチタニウム/デザートチタニウム | ||
サイズ | 71.6×147.6×7.80mm | 77.8×160.9×7.80mm | 71.5×149.6×8.25mm | 77.6×163×8.25mm |
重量 | 170g | 199g | 199g | 227g |
ディスプレイ | 6.1インチ OLED | 6.7インチ OLED | 6.3インチ OLED 120Hz対応 常時表示 |
6.9インチ OLED 120Hz対応 常時表示 |
画面解像度 | 2556×1179 ドット |
2796×1290 ドット |
2622×1206 ドット |
2868×1320 ドット |
CPU | A18 | A18 Pro | ||
カメラ | 48MP(広角)/F値1.6 12MP(超広角)/F値2.2 |
48MP(広角)/F値1.78 48MP(超広角)/F値2.2 12MP(望遠5倍)/F値2.8 LiDAR |
||
ビデオ | 4K、最大60fp Dolby Vision HDR | 4K、最大120fp Dolby Vision HDR 最大4K、120fpsのProResビデオ撮影 |
||
インカメラ | 12メガ/F値1.9 | |||
連続再生時間 ①ビデオ再生 ②ビデオ(ストリーミング)再生 ③オーディオ再生 |
①最大22時間 ②最大18時間 ③最大80時間 |
①最大27時間 ②最大24時間 ③最大100時間 |
①最大27時間 ②最大22時間 ③最大85時間 |
①最大33時間 ②最大29時間 ③最大105時間 |
ワイヤレス充電 | ○(25W MagSafe、Qi2) | |||
急速充電 | 20W(30分で最大50%) | |||
防水防塵 | ○(IP68) | |||
生体認証 | ○(顔) | |||
物理ボタン | カメラコントロールボタン(new)/アクションボタン |
iPhone 16シリーズは何が変わった?8項目から徹底解説
※クリックで拡大 | ※クリックで拡大 |
それでは次に、iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Maxは何が変わったのか、どう進化したのかを、以下の8項目から徹底解説します。
- 【新機能】目玉はカメラコントロールとApple Intelligenceへの最適化 ▼
- 【チップ】新しいA18・A18 Proチップの搭載でパフォーマンス向上 ▼
- 【デザイン・外観】16 / 16 Plusはカメラが斜めから縦配置に変更へ ▼
- 【ディスプレイ】進化したのは16 Pro /16 Pro Maxのベゼルの細さ ▼
- 【サイズ・重量】大きな進化は史上初「6.9インチ」の16 Pro Max ▼
- 【カメラ】全てのモデルで大幅に進化し格段にプロ級の仕上がりに ▼
- 【ビデオ】空間収録+4K 120fpsの対応でクリエイターに最適 ▼
- 【バッテリー】特別な設計とA18チップの連係により余裕の電池持ちに ▼
【新機能】目玉はカメラコントロールとApple Intelligenceへの最適化
今回の目玉として注目したいのが、「カメラコントロール」と「Apple Intelligence」です。
iPhone 16シリーズでは新たにカメラコントロールボタンを搭載し、直感的なカメラ操作が可能に。
また、独自のAI生成システムApple Intelligenceに最適化された設計と、新しいA18チップとの連携で、より効率的でパフォーマンスの高いAI処理を実現しました。
カメラコントロール:すべてのカメラ操作がワンタッチで直感的に可能
クリックでカメラ起動、もう一度クリックで撮影 | ズーム・設定変更やレンズ切り替えも思いのまま |
カメラコントロールは、カメラ操作をより直感的かつ簡単にできる新機能です。
側面の電源ボタンの下に、タッチセンサーを内蔵した「カメラコントロールボタン」を新しく搭載しました。
ワンタッチで簡単にカメラが起動し、もう一度押すだけでシャッターを切ることが可能。
さらに、指のスライド操作だけで、瞬時にズームやレンズの切り替え、露出の調整などができます。
なおボタン位置について「押しづらい」「使いづらい」といった声も上がっておりますが、筆者が実際に使ったところ、右手で持った状態のまま親指で簡単に操作できたため、不自由には感じませんでした。
Apple Intelligence:iPhone 16シリーズはAIの性能を引き出す設計
Apple Intelligenceとは、Appleが提供する生成AIシステムです(日本語対応は2025年から)。
今回のiPhone 16シリーズは、このApple Intelligenceの性能を引き出すのに最適な設計となっています。
具体的には、最新のA18チップが高度な初期能力を持つことで、リアルタイムなAI動作が可能に。
さらに、クラウドベースの他のAIとは違って『オンデバイス』でAI処理を行うため、プライバシーを守りつつ、写真やビデオの自動最適化やユーザー体験のパーソナライズが効率的に行えます。
なおApple Intelligenceでは、具体的に以下のようなことができます。
- 文章の校正:思い通りのトーンや言葉遣いになるまで提案。要約も可能
- 音声の録音・文字起こし・要約:メモアプリか電話アプリの録音ボタンを押すだけで簡単
- メールの優先メッセージ:急ぎ・重要なメッセージを受信ボックスの上部に表示
- 「ジェン文字」の作成:キーボードで打った会話の内容に合わせたジェン文字(絵文字)を生成
- Image Playgroundアプリ:説明文やコンセプト、写真の人物を元にオリジナル画像を作成
- クリーンアップ:写真に映り込んだ不要なものをワンタップで消去
- Siriの強化:パーソナルコンテクストを認識し最適なサポートを提供。会話もより自然に
【チップ】新しいA18・A18 Proチップの搭載でパフォーマンス向上
iPhone 15シリーズではA16 Bionicが搭載されていましたが、iPhone 16シリーズではA17チップをスキップし、iPhone 16 / 16 Plusに『A18チップ』、iPhone 16 Pro / 16 Pro Maxに『A18 Proチップ』を搭載しました。
A18チップ:iPhone 16 / iPhone 16 Plus
まずは、iPhone 16 / iPhone 16 Plusに搭載された『A18チップ』の特徴をご紹介します。
- 2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した新しい6コアCPU
- 新しい5コアGPU
- 新しい16コアNeural Engine
A18チップは、前モデルのA16 Bionicチップと比べると6コアCPUが最大30%、5コアGPUが最大40%高速化し、グラフィック処理やマルチタスクのパフォーマンスが大幅に向上しました。
特にゲームや映像編集などの負荷の高い作業がよりスムーズに実行でき、同時に省電力性も向上しているため、バッテリー寿命を長持ちさせる設計となった点も特徴的です。
A18 Proチップ:iPhone 16 Pro / iPhone 16 Pro Max
次に、iPhone 16 Pro / iPhone 16 Pro Maxに搭載された『A18 Proチップ』の特徴をご紹介します。
- 2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した新しい6コアCPU
- 新しい6コアGPU
- 新しい16コアNeural Engine
A18 Proチップは、GPUコア数がA18に比べて1つ多い6コアとなっており、グラフィックが重要なゲームや高解像度の映像編集がさらにスムーズに行えるほか、リアルタイムレンダリングや高度な3D処理も可能です。
さらに、AI機能も強化され、機械学習や高度なタスク処理がより高速で行えるため、プロフェッショナルな用途において圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
【デザイン・外観】16 / 16 Plusはカメラが斜めから縦配置に変更へ
iPhone 16シリーズのデザインは、エレガントさと耐久性を両立させた仕上がりとなっています。
各モデルによって細かな違いがあるため、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
iPhone 16 / iPhone 16 Plus
新色を含めた5つの鮮やかなカラーラインナップ | 強靭な背面ガラスはマットでさらさらとした質感 |
iPhone 16 / 16 Plusではカメラ周りのデザインが大きく変わり、これまでは斜めに配置されていたのが、縦に並ぶ初代2眼レンズのような外観に変更されました。
素材には軽量で耐久性に優れた「アルミフレーム」を採用し、背面には、色が剥げることなく鮮やかさが持続する「カラーインフューズドガラス」を使用。
カラーラインナップは、ウルトラマリン、ティール、ピンク、ホワイト、ブラックの明るく個性的な5色展開です。
iPhone 16 Pro / iPhone 16 Pro Max
新色のデザートチタニウムが加わった4色展開 | リッチで極めて頑丈なグレード5チタニウムデザイン |
iPhone 16 Proモデルの素材には、驚くほど軽量で耐久性が高い「グレード5チタニウム」が採用され、マイクロブラスト加工により滑らかな仕上がりとなっています。
また熱伝導率が高い100%再生アルミニウムの基盤を埋め込み、背面ガラスも熱を効率的に拡散できるよう最適化されているため、iPhone 15 Proと比べて最大20%長く高パフォーマンスを維持できます。
カラーはブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ナチュラルチタニウム、そして上品なゴールドで高級感のある新色、デザートチタニウムの4色展開です。
【ディスプレイ】進化したのは16 Pro /16 Pro Maxのベゼルの細さ
iPhone 16 Proのベゼル | iPhone 15 Proのベゼル |
ディスプレイ性能は基本的に、iPhone 15シリーズと同様で変化はありません。
しかしiPhone 16 Pro / 16 Pro Maxに限り、ベゼルがApple史上最も細くなり、より広い表示エリアが確保された点が進化ポイントです。
これにより、画面の没入感がさらに強化され、デザインもより洗練されたものとなっています。
最大輝度 | リフレッシュレート | その他の特徴 | |
iPhone 16 | 最大1,000ニト(標準) ピーク1,600ニト(HDR) ピーク2,000ニト(屋外) |
60Hz | Super Retina XDRディスプレイ/OLEDディスプレイ |
iPhone 16 Plus | |||
iPhone 16 Pro | 最大120Hz | Super Retina XDRディスプレイ/OLEDディスプレイ/常時表示ディスプレイ/薄いベゼル | |
iPhone 16 Pro Max |
【サイズ・重量】大きな進化は史上初「6.9インチ」の16 Pro Max
次に、iPhone 16シリーズのサイズや重量を、iPhone 15シリーズと比較しながらご紹介します。
本体(幅×高さ×厚さ) | ディスプレイ | 重量 | |
iPhone 16 | 71.6×147.6×7.80mm | 6.1インチ | 170g |
iPhone 16 Plus | 77.8×160.9×7.80mm | 6.7インチ | 199g |
iPhone 16 Pro | 71.5×149.6×8.25mm | 6.3インチ | 199g |
iPhone 16 Pro Max | 77.6×163×8.25mm | 6.9インチ | 227g |
本体(幅×高さ×厚さ) | ディスプレイ | 重量 | |
iPhone 15 | 71.6×147.6×7.80mm | 6.1インチ | 171g |
iPhone 15 Plus | 77.8×160.9×7.80mm | 6.7インチ | 201g |
iPhone 15 Pro | 70.6×146.6×8.25mm | 6.1インチ | 187g |
iPhone 15 Pro Max | 76.7×159.9×8.25mm | 6.7インチ | 221g |
iPhone 16 / 16 Plusは、本体・ディスプレイサイズともにそのままで1〜2gほど軽量化しました。
iPhone 16 Proは、本体・ディスプレイともにやや大きくなり、重さが12gも増量。
16 Pro Maxも大きく重くなりましたが、特にディスプレイがiPhone史上最大の『6.9インチ』になった点に注目です。
【カメラ】全てのモデルで大幅に進化し格段にプロ級の仕上がりに
iPhone 16シリーズでは、全モデルでカメラ機能が大幅に進化しました。
特に新しい「48MP Fusionカメラ」や「オートフォーカス機能」の追加によって、より多彩な撮影が可能になり、iPhone史上最も細部まで美しく撮影できるようになっています。
iPhone 16 / iPhone 16 Plus
- 2倍光学ズームが可能になった48MP Fusionカメラ
- オートフォーカス機能が追加された12MP超広角カメラ
48MPのメインカメラには新たに「2倍の光学ズーム」が追加されされました。この新しいFusionカメラは、48MPセンサーとクアッドピクセル技術を活用し、明暗のバランスを自動で調整した高品質な写真を瞬時に生成します。
iPhone 15にはなかった「オートフォーカス機能」が追加され、マクロ写真やワイドな景観撮影でもシャープな画像を撮ることができます。また、取り込む光量が最大2.6倍に向上し、暗所でも高画質な撮影が可能です。
iPhone 16 / 16 Plusは、超高画質な48MPの写真撮影機能と光学2望遠を組み合わせた『48MP Fusionカメラ』というメインカメラを新たに搭載しました。
独自の優れた画質処理にくわえ、Deep Fusion技術を使って暗い場所でも鮮明な写真が撮影でき、シャッターラグがなく、瞬時に撮影した画像が高解像度で生成されます。
さらに、オートフォーカス可能・マクロ写真撮影にも対応した新しい『12MP超広角カメラ』も搭載しており、マクロから2倍ズームまで4種のレンズの役割を果たします。
被写体を鮮明に捉えたマクロ写真 | 超広角カメラで撮った4倍ワイドな写真 |
iPhone 16 Pro / iPhone 16 Pro Max
- 2つ目の48MPカメラがProのカメラシステムに追加
- 第2世代の新しいクアッドピクセルセンサーを搭載
- 16 Proも望遠ズームが進化し5倍の光学ズームが可能
Proモデルには、新しく「48MP超広角カメラ」が追加され、解像度が大幅に向上。オートフォーカス機能も強化し、広角でもシャープな写真を撮影できます。
データを素早く読み取る第2世代の「クアッドピクセルセンサー」を搭載し、シャッターラグがなく、暗所や動きの速い被写体も鮮明に捉えます。また48MPのProRAWやHEIFの超高解像度写真を、オートフォーカスで撮影できます。
16 Pro / Pro Maxともに5倍望遠120mmレンズを搭載し、どちらも『光学5倍ズーム』に対応しました。ポートレートやスポーツ撮影など、遠距離でのクローズアップ撮影でも画質の劣化なしでクリアな写真が撮れます。
iPhone 16 Pro / 16 Pro Maxには、メインカメラに加えて2つ目の「48MP超広角カメラ」が追加され、マクロ写真や広角アングルショットがさらに高解像度で撮影できるようになりました。
またProモデルのどちらにも、Apple史上最長の焦点距離を持つ「5倍望遠カメラ」も加わり、遠距離の被写体もクリアに捉えられます。
新しい3つのカメラがそろったiPhone 16 Proモデルでは、多様なシーンでプロフェッショナルな写真撮影が可能となりました。
0.5倍のマクロで撮影した写真 | 5倍望遠ズームで撮影した写真 |
【ビデオ】空間収録+4K 120fpsの対応でクリエイターに最適
iPhone 16シリーズのビデオ撮影の大きな進化は、Proモデルの「4K 120fps撮影」が可能な点ですが、『空間収録』への対応も注目ポイントです。
これにより、音声を立体的に記録し、再生時にはまるでその場にいるかのような臨場感が得られます。
iPhone 16 / iPhone 16 Plus
- iPhone 15と同じく4K60fpsのHDR撮影が可能
- ビデオを3次元で楽しめる空間収録を新搭載
- オーディオミックスでプロ品質の映像制作をサポート
iPhone 15と同様に、4K解像度で最大60フレーム/秒の撮影が可能。また映像の明るさ、色彩、コントラストを強化する「Dolby Vision HDR」にも対応し、色彩豊かでダイナミックな映像が撮影できます。
ビデオ撮影時に立体的で臨場感のある音声を記録する「空間収録」を新しく実装。録音した音声が複数方向から聞こえるようになり、映画のような没入感のある音響体験を提供します。
オーディオミックスは、iPhoneのインテリジェンスと空間オーディオを活用し、3つの音声オプションでビデオ内の声を調整します。背景音を抑えたり、人物の声を強調したりと、撮影後に音声を自在にミックスして理想的なサウンドを作成できます。
iPhone 16 / iPhone 16 Plusのビデオ撮影における大きな変化は、「空間収録」への対応です。
これはビデオ撮影時に音声を3D空間で録音し、立体的なサウンドを提供する機能で、視聴時にはまるでその場にいるかのような臨場感を体感できます。
さらに「オーディオミックス」でビデオ内での声の聴こえ方を調整することも可能で、ビデオの撮影後に狙いどおりのサウンドに仕上げる点も大きな進化です。
iPhone 16 Pro / iPhone 16 Pro Max
- 初となる4K 120fpsの高フレームレートで撮影が可能
- オーディオパフォーマンスの向上で音質が大幅向上
- 空間オーディオ+オーディオズームでビデオ体験の臨場感アップ
新しく4K 120fpsのドルビービジョンに対応し、Apple史上最高解像度の映像が撮影可能に。新しい48MP Fusionカメラと最新のA18 Proチップの組み合わせにより、スローモーションでも最高品質を実現します。
4つのスタジオ品質マイクによる録音クオリティの向上や、ノイズフロアの低減によって、リアルなサウンドが実現。また、「空間オーディオ収録」がビデオの音声にさらなる臨場感を加え視聴体験を強化します。
空間オーディオとオーディオズームが連携し、ビデオの音声がよりリアルで臨場感のある体験に進化します。ズームすると音声も自動で強調され、立体的な音響効果で、まるでその場にいるかのような没入感が得られます。
iPhone 16 Pro / 16 Pro Maxでは、Apple史上最高解像度の「4K 120fpsのドルビービジョン」に対応し、ビデオ撮影をまったく新しいレベルに引き上げます。
それによって滑らかなスローモーションが可能となり、色彩や明暗のディテールもよりリアルに表現され、映画のようなクオリティの動画を手軽に撮影できるのが特徴です。
iPhone 16 Proモデルなら、スマホ一台でクリエイティブな映画制作ができるため、映像クリエイターにとって強力なツールになるでしょう。
【バッテリー】特別な設計とA18チップの連係により余裕の電池持ちに
iPhone 16シリーズは、より大きなバッテリーを搭載しているだけでなく、A18チップとの効率的な連係により、バッテリー駆動時間が大幅に向上しています。
以下の表を見て分かるように、iPhone 16 / 16 Plusのオーディオ再生時間は変わりませんが、その他のバッテリー継続時間がiPhone 15シリーズよりも向上していることがわかります。
ビデオ再生 | ビデオ再生 (ストリーミング) |
オーディオ再生 | |
iPhone 16 | 最大22時間 | 最大18時間 | 最大80時間 |
iPhone 16 Plus | 最大27時間 | 最大24時間 | 最大100時間 |
iPhone 16 Pro | 最大27時間 | 最大22時間 | 最大85時間 |
iPhone 16 Pro Max | 最大33時間 | 最大29時間 | 最大105時間 |
ビデオ再生 | ビデオ再生 (ストリーミング) |
オーディオ再生 | |
iPhone 15 | 最大20時間 | 最大16時間 | 最大80時間 |
iPhone 15 Plus | 最大26時間 | 最大20時間 | 最大100時間 |
iPhone 15 Pro | 最大23時間 | 最大20時間 | 最大75時間 |
iPhone 15 Pro Max | 最大29時間 | 最大25時間 | 最大95時間 |
【結論】iPhone 16シリーズは買うべき?おすすめの人とは
ここまでiPhone 16シリーズの特徴やスペックを解説してきましたが、実際買うべきなのかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
値下げされたiPhone 15を選ぶという選択肢もありますし、来年のiPhone 17を待つのもひとつの手です。
そこで次に、iPhone 16シリーズを買って後悔しないか解説した後に、それぞれのモデルがおすすめな人を詳しくご紹介していきます。
iPhone 16シリーズは買って後悔しない?その他の選択肢も解説
結論からいうと、iPhone 12以前の古いモデルを使っていて、限界を感じている方や、カメラや映像処理など最新技術にこだわりがある方なら、今すぐiPhone 16に買い替える価値があるでしょう。
中には、iPhone 16シリーズに「目新しさがない」と感じる方もいるかもしれませんが、A18チップによる高速処理やカメラの進化、そして空間収録といった新機能は、普段使いはもちろん特にクリエイティブな作業に大変有用です。
では、「今のスマホを買い替えたいけど、iPhone 16以外の選択肢も気になる…」という方に向けて、以下2パターンのそれぞれがおすすめな人をご紹介します。
その他の選択肢①値下げされたiPhone 15を買う
値下げされたiPhone 15 / iPhone 15 Plusを買うべき人は、最新機能にそれほどこだわらずコストパフォーマンスを重視する方です。
iPhone 15はA16チップや高性能なカメラを搭載しており、日常使いには十分な性能を持っています。
よって、最新にはこだわりがないけど今後数年も問題なく使えるスマホを探している方や、はじめてiPhoneを使う方におすすめだといえるでしょう。
旧価格 | 新価格 | |
iPhone 15(128GB) | 124,800円 | 112,800円 |
iPhone 15(256GB) | 139,800円 | 127,800円 |
iPhone 15(512GB) | 169,800円 | 157,800円 |
iPhone 15 Plus(128GB) | 139,800円 | 124,800円 |
iPhone 15 Plus(256GB) | 154,800円 | 139,800円 |
iPhone 15 Plus(256GB) | 184,800円 | 169,800円 |
その他の選択肢②来年のiPhone 17まで待つ
iPhone 17を待つべき人は、今回のiPhone 16シリーズに目新しさを感じておらず、フルモデルチェンジレベルの技術革新や新機能に期待する方です。
あくまでも噂ですが、iPhone 17シリーズでは「iPhone 17 Slim」というスリムモデルが登場したり、カメラ、チップ、ディスプレイのさらなる進化が見込まれていたりと、節目のモデルになるだろうと予想されています。
現在のスマホに特に不満がなく、最新技術にこだわる方は、iPhone 17の発表を待つのも良い選択肢でしょう。
iPhone 16シリーズの各モデルがおすすめな人の特徴まとめ
では次に、「iPhone 16シリーズを購入したいけど、どれを選んだら良いかわからない」という方に、それぞれのモデルがおすすめな人をご紹介します。
- iPhone 16:日常的に高性能なiPhoneを使いたい
- iPhone 16 Plus:大画面と長時間バッテリーを重視する
- iPhone 16 Pro:カメラや動画撮影にプロフェッショナルを求める
- iPhone 16 Pro Max:長時間の撮影や編集作業も快適にこなしたい
→普段使いがメインで、日常的に写真や動画を撮影する程度ならiPhone 16で十分満足できます。
→Proモデルほどの高性能は不要だけど、画面サイズとバッテリー持ちを重視するならおすすめです。
→写真や動画撮影にプロクオリティを求めるならProモデルがおすすめ。クリエイターにも向いています。
→最新の最高性能iPhoneを求めるなら一択。バッテリー持ちが良いため、長時間使う方にも最適です。
今回のiPhone 16は標準モデルのスペック水準が高いため、普段使い+αなら『iPhone 16』で十分です。
もしも本格的な動画を撮影・編集したり、写真撮影にこだわったりとクリエイティブな作業をするなら、断然『iPhone 16 Pro』以上を選ぶことをおすすめします。
なお筆者は、普段使いがメインですが写真のクオリティにこだわりたいため、iPhone 12から『iPhone 16 Pro(256GB)』に機種変更しました。
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まとめ
2024年に登場するiPhone 16シリーズは、A18チップやApple Intelligenceなどの新機能を搭載し、パフォーマンスや操作性がさらに進化しています。
特にカメラコントロールボタンによる直感的な撮影操作や、リアルタイムのAIサポート、そして大幅にアップデートしたカメラが魅力で、特に写真やビデオ撮影にこだわるユーザーにとって非常におすすめです。
改めて、iPhone 16シリーズのそれぞれのモデルはどんな方におすすめなのかまとめました。
- iPhone 16:日常的に高性能なiPhoneを使いたい
- iPhone 16 Plus:大画面と長時間バッテリーを重視する
- iPhone 16 Pro:カメラや動画撮影にプロフェッショナルを求める
- iPhone 16 Pro Max:長時間の撮影や編集作業も快適にこなしたい
ぜひ本記事を参考にして、あなたのニーズに合ったモデルを手に入れていただけると幸いです。
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