ワイモバイルの低速モードとは?速度・解除方法・ギガ節約術を解説

ワイモバイルの低速モードとは?速度・解除方法・ギガ節約術を解説

スマホを日々使用するなかで、通信速度に制限がかかってしまうことは珍しくありません。

ワイモバイルでも契約時のGB数を超過してしまうと通信速度が制限され、快適にスマホを利用できなくなります。

もしワイモバイル利用時に低速モードになってしまうと、具体的に通信速度はどのくらい制限されるのでしょうか。
また、他社と比較した際、低速モード時の通信速度の違いはどのくらいあるのでしょうか。

本記事では、ワイモバイル低速モードの特徴とともに、速度制限を解除する方法や通信量を節約する方法もあわせてご紹介します。

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ワイモバイルの低速モードの基礎知識

ワイモバイルの低速モードの基礎知識

本章では、ワイモバイルの低速モードについてご紹介します。

低速モード時はスマホを快適に使用できなくなる可能性が高くなるため、特徴をしっかりと把握しておきましょう。

そもそも低速モードとは何?

ワイモバイルの低速モードとは、月々のデータ量が所定データ量を超えた場合に送受信時の通信速度が低下するモードのことです。

たとえば、プランの一つである「シンプル2 S」の所定データ量は4GBであり、これを超えてしまうと当該請求月末日まで通信速度が「最大300kbps」に低速化します。

低速モード時は通信速度の制限によって普段と同じような使い方ができなくなるため、データの使用残量には注意しておきましょう。

ワイモバイルの低速モードの種類

ワイモバイルの低速モードには、通信速度の「低速化」「制御」の2種類があります。

以下でそれぞれの違いをご紹介します。

①通信速度の低速化

「通信速度の低速化」とは、毎月の利用データ量が規定量を超えた際、通信速度が制限されることです。

利用月の末日まで速度が低下し続けるため、動画視聴や画像をともなうサイト閲覧などが快適におこなえず、普段通りの使い方ができなくなります。

通信速度の低速化は「My Y!mobileなどから追加データを購入する」「翌月まで待つ」しか解除する方法はありません。

②通信速度の制御

「通信速度の制御」とは、一定期間に大量の通信を利用した際に通信速度が制御(低速化)することです。

前日までの3日間における利用通信量が8,389万パケット(約10GB)以上となる方を対象とし、当日18時から翌日1時まで通信速度が低速化します。
※現在受付可能な「Pocket WiFi®プラン2(ベーシック)」より

Wi-Fi環境下であれば通信速度を制御されることはないため、大容量のデータ通信はできるだけWi-Fiに接続するとよいでしょう。

ワイモバイルの低速モードの速度を解説

本章では、ワイモバイル低速モード時の通信速度についてご紹介します。

ワイモバイルのプランは「シンプル2 L/M/S」と3種類から選択でき、料金・データ容量・低速モード時の通信速度はプランごとに違いが生じます。

プラン名 基本使用料 データ容量 低速時の通信速度
シンプル2 L 税込3,278円/月 30GB 最大1Mbps
シンプル2 M 税込2,178円/月 20GB 最大1Mbps
シンプル2 S 税込1,078円/月 4GB 最大300kbps

M/LとSでは、低速モード時の通信速度に大きな違いがあるため注意しておきましょう。

シンプル2L/Mの速度は「最大1Mbps」

「シンプル2L/M」低速モード時の通信速度は、どちらも「最大1Mbps」です。

プランによってデータ容量や基本使用料が異なるため、スマホの使い方によって最適なプランを選択するとよいでしょう。

【シンプル2 Lがおすすめの方】

  • 外出の機会が多い
  • Wi-Fi環境下で利用する機会が少ない
  • 動画やゲームなどを最大限楽しみたい

【シンプル2 Mがおすすめの方】

  • 外出時に大容量のデータ通信を使う機会が少ない
  • Wi-Fi環境で利用する機会が多い
  • アプリをたくさん使いたい

低速モードの1Mbpsでできること

低速モードの1Mbpsでできることは、以下の通りです。

最大1Mbpsの通信速度でできること
Webサイト閲覧 画像の少ないページなら表示可能
(画像の読み込みには時間がかかる)
音楽ストリーミング 標準音質であれば視聴可能
LINE テキストデータのやり取り・通話が可能
Instagram 画像の読み込みに時間がかかる
X(旧Twitter) 文字だけのポスト(旧ツイート)なら表示可能
(画像の読み込みには時間がかかる)
YouTube 480p以下の画質であれば視聴可能

「最大1Mbps」であれば、さほどストレスを感じることなくネットを利用できる通信速度といえます。

たとえば、文字だけのやり取りが基本となるLINEであれば、ほぼ普段通りの使い方ができるはずです(通話も可能)。

ただし、動画視聴や画像を表示させる場合は読み込みに時間がかかるため注意しておきましょう。

シンプル2 Sの速度は「最大300kbps」

「シンプル2 S」低速モード時の通信速度は「最大300kbps」です。

基本使用料1,078円(税込)と格安で利用できる代わりに、L/Mに比べて低速時の通信速度は大幅に低下してしまいます。

Wi-Fi環境下で利用することが多い場合は4GBのデータ容量でも問題なく利用できますが、外出先でスマホを利用する機会が多い方はシンプル2 M/Lの方が安心して利用できるといえるでしょう。

低速モードの300kbpsでできること

300kbpsだとLINEでのメッセージ機能や通話・簡単なWebページの閲覧などしか利用できず、普段通りの使い方はほぼできなくなると考えておきましょう。

動画や画像はデータ量が大きいため、読み込みに時間がかかったり・エラーで送受信できなかったりする可能性は高くなります。

YouTubeの動画視聴に関しては、144pや240pなどの最低画質にすればまったく見られないわけではありませんが、快適に視聴することは難しいでしょう。

ワイモバイルの低速モードは早いか比較

ワイモバイルと他社の格安SIMを比較した場合、低速モード時の通信速度にどの程度違いがあるかをまとめてみました。

格安SIM 低速モードの速度
ワイモバイル 最大1Mbps
(シンプルSは最大300kbps)
UQモバイル 最大1Mbps
IIJmio 最大1Mbps
mineo 最大200kbps
LIBMO 最大128kbps

シンプル2 M/Lであれば、他の格安SIM会社と同等またはそれ以上に不便なく利用できる可能性があるでしょう。

また、ワイモバイルはソフトバンク回線を利用しているため、比較的つながりやすいことも特徴に挙げられます。

ソフトバンク回線がつながっているエリアであれば、接続面で心配する必要はほぼありません。

ワイモバイルの低速モードに関する注意点

本章では、ワイモバイルの低速モードに関する注意点をご紹介します。

「Wi-Fi環境外で利用する機会が多い」など、低速モードに切り替わりやすい方は念のため本章をご確認ください。

低速モードへの手動切り替え機能はない

ワイモバイルでは、意図的に低速モードに切り替えることはできません。

別の通信会社では手動で低速モード(節約モードとも呼ばれる)に切り替え、意図的に通信速度を制限することでデータ通信量を節約できるケースがあります。

ただし「通信費をできるだけ抑えたい」という場合でない限り、意図的に低速モードに切り替える機会は少ないといえます。

Wi-Fiに接続すればデータ容量を気にせず利用できることもあって、自身の使用頻度に合ったデータ容量で契約すれば、すぐに低速モードに切り替わることはないでしょう。

データ容量超過時の速度は2段階で制御される

ワイモバイルでは、データ容量超過時の速度は2段階で低速化されます。

【シンプル2 S】

  • 4GB~6GBまで:最大300kbps
  • 6GB超過後:最大128kbps

【シンプル2 M】

  • 20GB~30GBまで:最大1Mbps
  • 30GB超過後:最大128kbps

【シンプル2 L】

  • 30GB~45GBまで:最大1Mbps
  • 45GB超過後:最大128kbps

いずれのプランも「最大128kbps」まで低下し、この状態だとメッセージのやり取りにすら時間がかかり、場合によってはエラーで、送受信することもできない可能性が高まってしまいます。

各プランの制限がかかる条件には、十分注意しておきましょう。

ワイモバイルの低速モードを解除する方法

本章では、ワイモバイルで速度制限を解除する方法についてご紹介します。

速度制限を解除する方法は主に2つあり、低速モード切り替え時に自動でデータ容量を追加できる「快適モード」も利用できます。

データ容量を追加するには料金が発生するため、状況に応じた解除方法を利用してみましょう。

データを追加購入する

手っ取り早く低速モードを解除する方法は「データ容量を追加購入する」ことです。

シンプル2 S/M/Lどのプランであっても「0.5GBごとに550円」を支払うことで、通常の速度に戻すことができます。

また、ワイモバイルでは「快適モード」をONにしておくことで、低速モード移行時にデータ容量を自動でチャージすることも可能です。

快適モード時も一回あたり(0.5GBごとに)550円の料金が発生する点には注意しておきましょう。

オートチャージは無制限または1~14回の間で追加回数の上限設定ができ、不要の際はOFF(制限モード)にすることもできます。

データ容量の追加を手動でおこなう場合は「 My Y!mobile」または「電話」で手続きが可能のため、以下でそれぞれの方法をご紹介していきます。

My Y!mobileで手続きする方法

My Y!mobileで手続きをする方法は、以下の通りです。「My Y!mobile」

  1. 「My Y!mobile」にログインする
  2. 「チャージする(予約購入)」をタップする
  3. 「申し込む」をタップする

また、データ容量の追加購入はMy SoftBankアプリからも利用でき、以下の手順で進めていきます。

  1. 「My Y!mobile」にログインする
  2. 「チャージする(予約購入)」をタップする
  3. 「追加する」をタップする

いずれも、反映までに時間がかかるケースもあるため注意しておきましょう。

なお「快適モード」のON・OFFの切り替えは、My Y!mobile・My SoftBankアプリのどちらからでもおこなうことができます。

お電話で手続きする方法

電話でデータ容量を追加購入する際は、以下の番号に連絡しましょう。

  • ワイモバイルの電話から:116
  • 他社の携帯電話、固定電話などから:0120-921-156

どちらも自動音声応答にて24時間・年中無休で受付されています。

手続きの際には「契約電話番号」「暗証番号(4ケタ)」が必要となるため、事前に用意しておきましょう。

低速化が解除される翌月まで待つ

低速モードを解除するもう一つの方法は「低速化が解除される翌月まで待つ」ことです。

  • データ量超過は月をまたいで解消される
  • 低速モード時であってもWi-Fiを利用すれば普段通りに使用できる

上記のことから「月末が近い」など、普段使いに支障が出ないのであれば有効な手段といえるでしょう。

また、ワイモバイルでは余ったデータ通信量を翌月に繰り越すこともできるため、これをうまく活用して通信量をやりくりするのも有効です。

なお、ワイモバイルの低速通信が解除されるのは「月をまたいだ0時」という点も把握しておきましょう。

場合によっては、若干時間が前後するケースもあるため注意が必要といえます。

スマホのデータ通信量を節約する3つの方法

スマホのデータ通信量を節約する3つの方法

本章では、データ通信量を節約し、スマホを快適かつ費用を抑えて利用する方法をご紹介します。

ポイントは「不要なデータ通信を減らすこと」であり、うまく活用すれば月々の通信費を節約できる可能性もあるかもしれません。

大容量データの送受信はWi-Fi環境でおこなう

Wi-Fiを利用することで、契約時のデータ容量を気にせずデータ通信を活用できます。

データ通信量が多い代表例としては、以下が挙げられます。

  • スマホゲーム(アプリ)をプレイする
  • 動画を視聴する
  • 大容量のデータをダウンロードする

LINE・SNS・サイト視聴など、インターネットを利用する場合は大なり小なりデータ通信をおこなうため、自宅にいるときはできるだけWi-Fiに繋いだ状態で利用することが理想といえます。

また「快適モード」をONにしていると低速モード移行時に自動でデータ容量がチャージされるため、少しでも費用を節約したいという方はOFFにしておくのも有効です。

アプリの自動更新や位置情報の設定を切る

各種アプリ(とくにスマホゲーム)のアップデートには、多くのデータ通信量を必要とします。

そのため、自動アップデートをOFFにし、Wi-Fi環境下で手動アップデートすることによって、データ通信量を節約できる可能性が高まります。

また、不要の際は「位置情報サービス」(自身の現在地を読み取る機能)をOFFにしておくのもよいでしょう。

そこまで大きなデータ通信量を必要とするわけではありませんが、位置情報サービスを必要とするアプリを複数ダウンロードしていた場合は、それが積もり積もってデータ通信量を増やす原因となっている可能性もあります。

自身の利用状況を考慮しながら、不要と感じる設定をOFFにするなどの工夫をしてみましょう。

動画は低画質やオフラインで再生する

動画再生はとくにデータ容量を必要とするため「できるだけ画質を落として視聴する」「Wi-Fi環境下でダウンロードしておき、オフラインで再生する」などを意識してみるのもよいでしょう。

YouTubeなどの動画を視聴する際は、基本的にWi-Fi環境化で視聴することをおすすめします。

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「モバシティ」はソフトバンクの正規代理店であり、ワイモバイルへの新規契約はもちろん、各種プランの見直しなどにも対応しております。

自宅で簡単にできるオンライン乗り換えや安心のデータ移行サポートなど、モバシティだけのサービスも充実しているため、ワイモバイルへの乗り換えを検討している方はぜひ「モバシティ」をご活用ください。

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まとめ

低速モードとは、契約しているデータ容量を超過した際に通信速度が制限されることをいいます。

低速モード時はスマホを普段と同じように利用することができなくなるため、月ごとのデータ使用量は適宜チェックしておくことをおすすめします。

もしワイモバイル利用時に「低速モードになりやすい」という方は、インターネットの利用環境やプランの見直しをしてみるとよいでしょう。

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