ワイモバイル家族割の条件や内容を解説！適用前後の料金比較も

このような疑問をお持ちの方は必見です。
ワイモバイルの家族割では、2回線目以降に毎月最大1,188円の割引が適用されるため、家族で複数回線契約すると携帯代を大幅に節約できます。

今回は、ワイモバイルの家族割の内容や適用条件、料金シミュレーションをご紹介します。

さらに、契約前に押さえておきたい注意点をはじめ、申し込み必要なものや申し込み方法も詳しく解説。

最後まで読むと、家族でワイモバイルに契約すると本当にお得なのか正しく理解できるため、乗り換えで失敗したくない方はぜひ最後までご覧ください！

ワイモバイルの家族割とは？

家族でワイモバイルに加入する場合、家族割を利用することで月々の料金がお得になります。
ただし、ワイモバイルの家族割には加入条件があり、満たさなければ利用できません。

そこでここでは、ワイモバイルの家族割の概要や条件、家族割後の料金プランを解説します。
ワイモバイルの月額料金をお得にしたい方は、必見の内容です。

ワイモバイルの家族割の概要

ワイモバイルの家族割とは、家族で複数の回線を指定料金プランにて契約すると、2回線目以降の基本使用料が毎月550円〜1,188円割引になるものです。
主回線は割引が適用されず、最大9回線までが対象です。

一人で複数回線を契約する場合も、家族割の対象となります。
また、法人は対象外です。

ワイモバイル家族割の“家族”の条件

ワイモバイル家族割の加入条件ですが、以下のいずれかに該当する場合、家族として認められて家族割が適用されます。

遠くの親戚、同居している恋人やパートナーも家族割の対象となります。

ワイモバイル家族割の指定料金プラン

ワイモバイルの家族割の指定料金プランは、適用前と適用後で以下の通りです。

プラン	基本料金	家族割割引後 ※2回線目以降の月額料金
シンプル2 S（4GB）	2,365円	1,287円
シンプル2 M（20GB）	4,015円	2,915円（※1GB以下で1,815円）
シンプル2 L（30GB）	5,115円	4,015円（※1GB以下で2,915円）

※税込表記

家族割が適用されると、2回線目以降の月額料金が1,100円割引されます。
ワイモバイルは格安SIMのなかでも高い傾向にありますが、割引が適用されればお得になります。

ワイモバイル家族割の料金シミュレーション

ここでは、家族割を適用した金額をシミュレーションしました。
家族3人でワイモバイルを契約し、家族割を使用した場合、以下のようになります。

	プラン名	基本料金	割引後
父	シンプル2 M	4,015円	4,015円
母	シンプル2 M	4,015円	2,915円（−1,100円）
子	シンプル2 M	4,015円	2,915円（−1,100円）
合計	–	12,405円	9,845円（−2,200円）

家族割を適用すると、1ヶ月で2,200円の割引を受けることができ、年間にすると26,400円お得です。

ワイモバイル家族割の5つの注意点

ここでは、ワイモバイルの家族割にある5つの注意点を紹介します。
ワイモバイルの家族割を適用することでお得になるものの、一方で注意点もあります。
契約前にそれぞれの注意点を詳しくみていきましょう。

おうち割光セットと併用できない

ワイモバイルの家族割は、おうち割光セットと併用できません。
ワイモバイルはソフトバンクAir・光どちらかへの加入、対象の電力会社を両方契約することで、おうち割光セットを受けられます。

おうち割光セットは、合計1,100円〜1,650円の割引を受けることができるため1,100円の家族割よりもお得です。

したがって、すでにソフトバンクAir・光どちらかへの加入、すでに対象の電力会社と契約している方は、おうち割光セットがおすすめです。

未だに契約していない場合は、ソフトバンクAir・光、電力会社との契約をすると最終的に高くなる可能性もあるので、しっかりとシミュレーションをしましょう。

プラン	基本料金	家族割適用後	おうち割光セット適用後
シンプル2 S（4GB）	2,365円	1,287円	1,265円
シンプル2 M（20GB）	4,015円	2,915円（※1GB以下で1,815円）	2,365円（※1GB以下で1,265円）
シンプル2 L（30GB）	5,115円	4,015円（※1GB以下で2,915円）	3,465円（※1GB以下で2,365円）

※税込表記

主回線は割引を受けられない

ワイモバイルの家族割では、主回線は割引を受けられません。
主回線とは、契約上の主たる回線のことで、通常は最初に契約した回線を指します。
これが家族割の割引対象外となっています。

すべての回線で割引を受けたい場合は、おうち割光セットの活用を検討することをおすすめします。
おうち割光セットであれば、主回線にも月額1,100円から1,650円の割引が適用可能です。

主回線を解約すると全員の家族割がなくなる

主回線を解約すると全員の割引がなくなってしまう点にも注意が必要です。
これは、家族割が「親回線に対する子回線の割引」という仕組みに基づいているためです。
親回線がなくなれば子回線も成り立たなくなってしまうためこのような措置が取られています。

引き続き家族割を利用したい場合は、新しい回線を親回線として再度家族割を申し込む必要があります。
一方、子回線にあたる副回線を解約しても、親回線が存続していれば他の家族割は影響を受けず継続できます。

よって家族割を活用している場合、主回線である親回線の解約には十分注意が必要です。

家族間の通話は無料にならない

ワイモバイルは、大手キャリアのように家族間の通話は無料になることはありません。
通話料を無料にするには、通話オプションへの加入が必須です。
ワイモバイルのかけ放題には10分と24時間のものがあり、770円〜1,870円で利用できます。

月の合計通話時間が18分以上であれば、10分かけ放題に加入したほうがお得です。
43分以上である場合は、24時間かけ放題がお得です。

5分以内かけ放題	880円
24時間かけ放題	1,980円

ソフトバンクユーザーはカウント対象外

ワイモバイルの家族割は、ソフトバンクユーザーには適用されません。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドではありますが、別キャリアとして機能しています。
そのため、ソフトバンクユーザーはワイモバイルの家族割の恩恵を受けることができません。

これは、LINEMOユーザーにも当てはまります。
LINEMOもまた、ソフトバンクとは異なるキャリアとして運営されているため、ワイモバイルの家族割に含まれることはありません。

ワイモバイル家族割の申し込みに必要なもの

ワイモバイル家族割の申し込みにあたって、オンライン・店舗共通で同意書と家族確認書類が必要です。
家族確認書類とは、ご家族（血縁・婚姻）、もしくは同住所であることが確認できる契約者それぞれの本人確認書類のことです。

書類はすべて原本でなければなりません。
同性パートナーの場合は、同性のパートナーシップを証明する書類が必要です。

もしも本人確認書類や健康保険証で家族確認が取れない場合は、申込者が全員記載されている住民票記載事項証明書（※発行から3ヵ月以内の原本）でも可能です。

また、同居している家族と離れて暮らす家族でも必要な書類が変わってきますので、ここではそれぞれの項目に分けて詳しく解説します。

同居している家族の場合

同居している家族の場合は、同じ住所であることが確認できる、契約者それぞれの本人確認書類が必要です。
本人確認書類は、以下が対象です。

補助書類とは、住民票記載事項証明書の原本・公共料金証明証・官公庁発行の印刷物のいずれかです。
契約者が未成年の場合は、健康保険証+補助書類（学生証・生徒手帳）で問題ありません。

いずれの書類も有効期限内である必要があり、満たしていれば問題なく手続きできます。

離れて暮らす家族の場合

同性の場合は、契約者それぞれの本人確認書類のみで受付可能です。
以下のいずれかを持参すれば、手続きできます。

しかし、別姓の場合は家族であることがわかる書類（戸籍謄本、同性のパートナーシップを証明する書類）、もしくは家族のそれぞれの氏名が1枚に記載された健康保険証の書類が必要です。

なお、健康保険証は保険証に家族の氏名、発行日の記載、有効期限内である必要があります。

ワイモバイル家族割の申し込み方法

ここでは、ワイモバイル家族割の申し込み方法を解説します。
ワイモバイル家族割の申し込み方法には、オンラインショップ・My Y!mobile・ワイモバイルショップの3つがあります。

ただし、オンラインショップは新しく契約する回線を副回線とする場合のみ申し込みが可能です。
機種変更の方、オンラインストアで契約する回線を主回線としたい場合は、契約後にMy Y!mobileより申し込んでください。

それでは実際に、家族割の申し込み方法を紹介します。

オンラインショップで申し込む方法

オンラインショップで本人が申し込む場合は、必要書類を準備しWebより本人確認書類をアップロードして、家族割引サービスの手続きを行います。

そして主回線電話番号・契約者との関係を入力してください。
家族が申し込む場合は、家族割サービス同意書が必要になります。

My Y!mobileで申し込む方法

My Y!mobileで申し込む場合は「契約確認変更」の「家族割引サービス」を選択するだけです。
副回線と主回線が同一名義の場合は、「同意者（主回線）と同一名義」にチェックを入れ、主回線の電話番号を入力して、画面に従って手続きを行ってください。

副回線と主回線の契約者名が異なり、住所が同じ場合は、加入状況照会から「加入手続きへ（副回線）」へ行き、「同意者（主回線）と異なる名義」にチェックします。

そして「同住所」を選択して必要書類をアップロードし、画面に従って手続きをしてください。
副回線と主回線の契約者名も住所も異なる場合は、「同意者（主回線）と異なる名義」にタップをして、別住所を選択して、必要書類をアップロードします。

後は画面に従って、手続きを行ってください。

ワイモバイルショップで申し込む方法

ワイモバイルショップで申し込む場合は、主回線・副回線となる本人確認書類と家族確認書類が必要です。
ただし、主回線・契約者本人の来店が難しい場合は、家族割引サービス同意書の他に、委任状が必要になるため注意してください。

ワイモバイル家族割をあとから申し込む方法

ワイモバイルを契約して、家族割を後から申し込む場合はMy Y!mobileより手続き可能です。
ログインして、「契約確認変更」の「家族割引サービス」を選択して申し込みます。
もしも申し込み方法がわからない場合は、ワイモバイルショップからも手続き可能です。

ワイモバイル家族割に関するよくある質問

ここでは、ワイモバイルの家族割に関するよくある質問と回答をまとめました。

ワイモバイルの家族割は本当にお得ですか？

結論から述べるとお得です。
ただし、すでにソフトバンクAir・光どちらかへ加入しており、対象の電力会社を契約しているのであれば、おうち割光セットのほうが割引額がお得です。

とくにシンプル2 M Lに加入する場合は、家族割よりもおうち割光セットのほうが割引額が大きくなります。

プラン	基本料金	家族割適用後	おうち割光セット適用後
シンプル2 S（4GB）	2,365円	1,287円	1,265円
シンプル2 M（20GB）	4,015円	2,915円（※1GB以下で1,815円）	2,365円（※1GB以下で1,265円）
シンプル2 L（30GB）	5,115円	4,015円（※1GB以下で2,915円）	3,465円（※1GB以下で2,365円）

※税込表記

大手キャリアの家族割と比較

ここでは、大手キャリアの家族割とワイモバイルの家族割を比較してみました。
ソフトバンク・ドコモ・auで比較した場合、家族割が最も大きいのはソフトバンクの660円〜2,200円となりました。

続いては1,100円のワイモバイル、最後にドコモとauが同順位です。
ただし、基本料金はワイモバイルのほうが圧倒的に安いため、金額を抑えたいのであればワイモバイルがおすすめです。

	ワイモバイル	ソフトバンク	ドコモ	au
月額料金	シンプル2 S （4GB）：2,365円 シンプル2 S （4GB）：4,015円 シンプル2 L （30GB）：4,015円	メリハリ無制限：7,425円	eximo 無制限：7,315円 1GB〜3GB：5,665円 〜1GB：4,565円	使い放題MAX 5G/4G：7,238円
家族割	家族割引サービス：1,100円	新みんな家族割 2人：660円 3人以上：1,210円〜1,650円 4人以上：2,200円	みんなドコモ割 2回線：550円 3回線以上：−1,100円	家族割プラス 2回線：550円 2回線以上：1,100円

※税込表記

格安SIMの家族割と比較

ここでは、大手キャリアのサブブランドであるワイモバイルとUQモバイルの家族割を比較してみました。
結論から述べると、ワイモバイルがお得です。

UQモバイルにも家族割はありますが、割引額は550円です。
一方、ワイモバイルは1,100円と550円もの差があります。

したがって、家族で利用するのであればワイモバイルがお得でおすすめです。

	ワイモバイル	UQモバイル
月額料金	シンプル2 S （4GB）：2,365円 シンプル2 S （4GB）：4,015円 シンプル2 L （30GB）：4,015円	トクトクプラン（1〜15GB）：3,465円 コミコミプラン（20GB+10分かけ放題）：3,278円 ミニミニプラン（4GB）：2,365円
家族割	家族割引サービス：1,100円	家族セット割：550円

※税込表記

ワイモバイルの家族割は月途中からでも適用されますか？

月途中からの申し込みでも、日割り計算で割引が適用されます。
なお、解除に関しても、日割りで計算されます。

ワイモバイル家族割の確認方法を教えてください。

ワイモバイルの家族割が適用されているかは、My Y!mobileより確認できます。
My Y!mobileにログイン後、料金プランを確認し、家族割が適用されているか確認しましょう。

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まとめ

ワイモバイルの家族割は、主回線は割引を受けられないものの、2回線目以降は1,100円お得になります。
同居している家族はもちろん、遠くに住んでいる家族も対象になりますので、お得に契約をしたい方は要チェックです。

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