ソフトバンクから乗り換えるならどこ?おすすめの格安SIM10選
「ソフトバンクの携帯料金が高くて見直したい」
「格安SIMへ乗り換えたいけど、どの格安SIMがいいかわからない」
このような悩みを抱えている方はいませんか。
ソフトバンクは、大容量プランや無制限プランが主流です。
そのため、利用量が少ない人にとっては料金が高く感じられることがあり、格安SIMへの乗り換えを検討する方も多いでしょう。
そこで本記事では、ソフトバンクからお得に格安SIMに乗り換える方法を徹底解説します。
おすすめ格安SIM10社のほか、乗り換えのメリット・デメリットや注意点、乗り換え手順も詳しく説明します。
携帯料金の節約に役立つ情報満載でお届けしますので、ぜひ最後までお読みください。
目 次
ソフトバンクから乗り換えにおすすめの格安SIM10選
ここからは、ソフトバンクから乗り換える際のおすすめの格安SIMを10社ご紹介します。
どの格安SIMも人気が高く、失敗するリスクが少ないため、ぜひ参考にしてください。
ワイモバイル:通信品質そのままで節約できる
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドとして提供されている格安SIMです。
全国のソフトバンク・ワイモバイルショップでサポートが受けられるため、格安SIMに不慣れな方でも安心して乗り換えられます。
また、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えに必要なMNP予約番号が不要になったり、事務手数料が無料になったりなどスムーズかつお得に手続きできます。
ソフトバンクのインターネット回線や電気契約をおこなっている方は、継続して割引が入るため格安SIM選びの第一候補として検討するのもよいでしょう。
ワイモバイル | |
利用キャリア回線 | ソフトバンク回線 |
料金プラン(月額) | シンプル2S(4GB):2,365円 シンプル2M(20GB):4,015円 シンプル2L(30GB):5,115円 |
通話オプション(月額) | だれとでも定額+(10分/回かけ放題):880円 スーパーだれとでも定額+(国内通話かけ放題):1,980円 |
通信速度(目安)※ | 平均Ping値: 46.32ms 平均ダウンロード速度: 103.28Mbps 平均アップロード速度: 17.2Mbps |
サポート体制 | 店頭・Web・コールセンター |
※参照:みんなのネット回線速度
UQモバイル:auのサブブランドとして快適に利用できる
UQモバイルは、auのサブブランドとして提供されている格安SIMです。
全国のauショップやUQスポットでサポートが受けられます。
UQモバイルは、月のデータ利用量に合わせて料金が変動する従量制プランや小容量プランなど、小容量〜中容量プランをカバーしています。
対象のインターネット回線や電気契約をすれば、セット割が適用されてさらに割引対象になるため、インターネット回線などもまとめて契約するのがおすすめです。
UQモバイル | |
利用キャリア回線 | au回線 |
料金プラン(月額) | トクトクプラン(〜15GB):2,277円〜3,465円 コミコミプラン(20GB+10分/回かけ放題):3,278円 ミニミニプラン(4GB):2,365円 |
通話オプション(月額) | 通話パック(最大60分/月かけ放題):550円 通話放題ライト(10分/回かけ放題):880円 通話放題(国内通話かけ放題):1,980円 |
通信速度(目安)※ | 平均Ping値: 47.74ms 平均ダウンロード速度: 91.59Mbps 平均アップロード速度: 14.47Mbps |
サポート体制 | 店頭・Web・コールセンター |
※参照:みんなのネット回線速度
LINEMO:LINEギガフリー特典が魅力
LINEMOは、ソフトバンクが提供しているオンラインブランドです。
LINEMOでは、LINEギガフリー特典が利用でき、LINE電話なども含めたLINEのサービスがカウントフリーになります。
LINEをよく利用する方におすすめの格安SIMです。
また、データ容量も3GBと20GBのプランが用意されており、Wi-Fi環境も活用すればより快適に利用できるでしょう。
LINEMO | |
利用キャリア回線 | ソフトバンク回線 |
料金プラン(月額) | スマホプラン(20GB):2,728円 ミニプラン(3GB):990円 |
通話オプション(月額) | 通話準定額(5分/回かけ放題):550円 通話定額(国内通話かけ放題):1,650円 |
通信速度(目安)※ | 平均Ping値: 40.62ms 平均ダウンロード速度: 72.53Mbps 平均アップロード速度: 15.33Mbps |
サポート体制 | Webのみ |
※参照:みんなのネット回線速度
ahamo:低価格で大容量プランが使える
ahamoは、ドコモが提供しているオンラインブランドです。
ahamoは、20GB+5分/回かけ放題がセットになっており、短時間の通話が多い方におすすめです。
格安SIMのなかでは数少ないデータ容量100GBプランも提供しており、大容量のデータ容量を求めているユーザーにおすすめの格安SIMだといえます。
また、ahamoユーザー限定でインターネット回線「ahamo光」の契約が可能です。
ahamo光も他社インターネット回線と比べると料金が割安になるため、自宅にインターネット回線がある方はまとめて乗り換えるのがおすすめです。
ahamo | |
利用キャリア回線 | ドコモ回線 |
料金プラン(月額) | ahamo(20GB+5分/回かけ放題):2,970円 ahamo大盛り(100GB+5分/回かけ放題):4,950円 ※ahamo大盛りはahamoに80GBの大盛りオプション(月額1,980円)を追加したものです |
通話オプション(月額) | かけ放題オプション(国内通話かけ放題):1,100円 |
通信速度(目安)※ | 平均Ping値: 49.62ms 平均ダウンロード速度: 78.07Mbps 平均アップロード速度: 9.94Mbps |
サポート体制 | Webのみ※一部有料で店頭サポートあり |
※参照:みんなのネット回線速度
povo:トッピングで自分に合ったプランを作れる
povoは、auが提供しているオンラインブランドです。
povoは他の格安SIMと違い、基本使用料が0円なのが特徴です。
トッピングと呼ばれるプランを購入することで、好きなデータ容量を利用できます。
ただし、一定期間トッピングの購入がない場合は、自動的に解約されてしまうため注意しましょう。
特定の日だけデータ容量を使えるようにしたり、数カ月分まとめてデータ容量を購入したり、さまざまな用途で利用できます。
povo | |
利用キャリア回線 | au回線 |
料金プラン(月額) | データ使い放題(24時間):330円 データ追加1GB(7日間):390円 データ追加3GB(30日間):990円 データ追加20GB(30日間):2,700円 データ追加60GB(90日間):6,490円 データ追加150GB(180日間):12,980円 |
通話オプション(月額) | 5分以内通話かけ放題:550円 通話かけ放題:1,650円 |
通信速度(目安)※ | 平均Ping値: 48.41ms 平均ダウンロード速度: 104.71Mbps 平均アップロード速度: 17.25Mbps |
サポート体制 | Webのみ |
※参照:みんなのネット回線速度
楽天モバイル:格安SIM唯一のデータ容量無制限対応
楽天モバイルは、第4の大手キャリアとして登場した格安SIMです。
他の大手キャリアと違い、データ容量無制限でも月額料金が格安だったり、事務手数料がかからなかったりするなどの違いがあります。
格安SIMのなかで現状唯一、特別な条件などもないデータ容量無制限に対応しています。
また、専用アプリ「Rakuten Link」の利用で、国内通話が24時間かけ放題になるため「通話オプションにお金を払いたくないけどかけ放題はほしい」などの方におすすめです。
全国の楽天モバイルショップでもサポートが受けられるため、安心して契約できるのも嬉しいポイントです。
楽天モバイル | |
利用キャリア回線 | 楽天モバイル回線 |
料金プラン(月額) | 楽天最強プラン(〜無制限):1,078円〜3,278円 |
通話オプション(月額) | 15分(標準)通話かけ放題(15分/回かけ放題):1,100円 |
通信速度(目安)※ | 平均Ping値: 51.36ms 平均ダウンロード速度: 85.73Mbps 平均アップロード速度: 30.12Mbps |
サポート体制 | 店頭・Web・コールセンター |
※参照:みんなのネット回線速度
IIJmio:格安SIMのなかでも最安級
IIJmioは、格安SIM事業を長く続けている老舗事業者です。
格安SIMのなかでも最安級の料金プランが特徴で、携帯料金の安さを重視する方におすすめ。
また、IIJmioひかりとセットにすることで660円割引になる「mio割」も用意されており、自宅のインターネット回線とまとめて契約するとよりお得になるでしょう。
田舎や山間部にも強いドコモ回線にも対応しているため、電波が入らない心配も少なく安心して契約できるでしょう。
IIJmio | |
利用キャリア回線 | ドコモ・au回線 |
料金プラン(月額) | 2ギガプラン:850円 5ギガプラン:990円 10ギガプラン:1,500円 15ギガプラン:1,800円 20ギガプラン:2,000円 |
通話オプション(月額) | 通話定額5分+(5分/回かけ放題):500円 通話定額10分+(10分/回かけ放題):700円 かけ放題+(国内通話かけ放題):1,400円 |
通信速度(目安)※ | 平均Ping値: 63.36ms 平均ダウンロード速度: 45.16Mbps 平均アップロード速度: 10.83Mbps |
サポート体制 | Web・コールセンター |
※参照:みんなのネット回線速度
イオンモバイル:全国のイオン店舗でサポートが受けられる
イオンモバイルは、イオングループが運営している格安SIMです。
全国のイオンでサポートが受けられるため、近くにイオンがある方や店頭でサポートが受けられる格安SIMを探している方におすすめです。
イオンモバイルは、小容量〜大容量まで幅広くプランを取り扱っており、自分の利用状況にピッタリなプランを選べます。
また、通話オプションについても5分/10分/かけ放題の3つを取り扱っており、料金プランを細かくカスタマイズしたい方に向いています。
イオンモバイル | |
利用キャリア回線 | ドコモ・au回線 |
料金プラン(月額) | さいてきプラン(0.5GB~10GB):803円〜1,848円 さいてきプランMORIMORI(20GB〜50GB):1,958円〜5,258円 |
通話オプション(月額) | 5分かけ放題(5分/回かけ放題):550円 10分かけ放題(10分/回かけ放題):935円 フルかけ放題(国内通話かけ放題):1,650円 |
通信速度(目安)※ | 平均Ping値: 63.54ms 平均ダウンロード速度: 35.26Mbps 平均アップロード速度: 9.64Mbps |
サポート体制 | 店頭・Web・コールセンター |
※参照:みんなのネット回線速度
NUROモバイル:SNSのカウントフリー特典が魅力
NUROモバイルは、ソニーグループが運営している格安SIMです。
ドコモ・au・ソフトバンク回線を取り扱っており、自分の環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
料金プランも小容量〜大容量まで幅広く取り扱っているため、利用用途に合わせて選べます。
また、NUROモバイルは「NEOデータフリー」と呼ばれる独自サービスを提供しており、Instagramなどデータ容量を消費しやすい一部のSNSがカウントフリーになります。
SNSのヘビーユーザーにおすすめの格安SIMです。
NUROモバイル | |
利用キャリア回線 | ドコモ・au・ソフトバンク回線 |
料金プラン(月額) | NEOプラン(20GB):2,699円 NEOプランW(40GB):3,980円 VSプラン(3GB):792円 VMプラン(5GB):990円 VLプラン(10GB):1,485円 VLLプラン(15GB):1,790円 5分かけ放題プラン(1GB):930円 10分かけ放題プラン(1GB):1,320円 かけ放題プラン(1GB):1,870円 ※5分/10分/かけ放題プランはドコモ・au回線のみ |
通話オプション(月額) | 5分かけ放題(5分/回かけ放題):490円 10分かけ放題(10分/回かけ放題):880円 かけ放題(国内通話かけ放題):1,430円 |
通信速度(目安)※ | 平均Ping値: 56.24ms 平均ダウンロード速度: 45.91Mbps 平均アップロード速度: 11.95Mbps |
サポート体制 | Web・コールセンター |
※参照:みんなのネット回線速度
mineo:データ容量を使い切っても快適に使える
mineoも、IIJmio同様、格安SIMの提供を長く続けている老舗事業者です。
ドコモ・au・ソフトバンクから好きな回線を選べます。
mineoの料金プランは大きく分けて2つに分類されます。
「マイピタ」は、小容量〜中容量までカバーする定額制プランです。
mineoでは独自サービスとして、データ容量を使い切った際でも最大通信速度1.5Mbpsで通信できる「パケット放題Plus」や他のユーザーからデータ容量をもらえる「フリータンク」を提供しています。
そのため、データ容量を使い切ってもある程度快適に利用できるのは嬉しいポイントです。
「マイそく」は、データ容量が無制限になる代わりに最大通信速度が制限されています。
ほとんどWebサイト閲覧やニュースのチェックしかしないようなユーザーであれば、マイそくでもある程度快適に利用できるでしょう。
全国に店舗を出店しているため、格安SIMに不慣れな方でも安心して契約できるでしょう。
mineo | |
利用キャリア回線 | ドコモ・au・ソフトバンク回線 |
料金プラン(月額) | 【マイピタ】 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 【マイそく】 スーパーライト(最大32Kbps):250円 ライト(最大300Kbps):660円 スタンダード(最大1.5Mbps):990円 プレミアム(最大3Mbps):2,200円 |
通話オプション(月額) | 10分かけ放題(10分/回かけ放題):550円 時間無制限かけ放題(国内通話かけ放題):1,210円 |
通信速度(目安)※ | 平均Ping値: 63.74ms 平均ダウンロード速度: 41.99Mbps 平均アップロード速度: 10.29Mbps |
サポート体制 | 店頭・Web・コールセンター |
※参照:みんなのネット回線速度
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるメリット
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えることで、携帯料金を大幅に安くできたり、お得なキャンペーンが受けられたりするなどさまざまなメリットが得られます。
それぞれのメリットについて詳しく解説するので参考にしてください。
携帯料金を年間で4万円ほど節約できる
例えば、現在ソフトバンクでメリハリ無制限+(データ容量無制限)に加入している方が、ワイモバイルのシンプル2M(20GB)に乗り換えた場合、月額3,410円安くなります。
年間にすると、4万円ほど節約できるため、ソフトバンクの料金が高いと感じている方は格安SIMに乗り換えることで携帯料金を大幅に節約できるでしょう。
Wi-Fi環境を活用しデータ容量の少ないプランにすると、さらに料金が安くなるため、自身の環境やデータ使用量をもとに最適なプランを決めるのがおすすめです。
小容量〜中容量など選べるプランの幅が広がる
プランの幅が広がるのも、ソフトバンクから格安SIMに乗り換える大きなメリットです。
格安SIMでは、小容量から中容量まで、多様なプランが提供されています。
これに対し、ソフトバンクでは大容量や無制限プランが中心であり、中容量の使用でも比較的高額な料金が発生します。
乗り換えにより、必要なデータ量にぴったり合わせたプランを選択でき、節約につながるのです。
また、格安SIMのプランはシンプルで選びやすいため、初めての方でも簡単に最適な選択が可能となります
キャリアにない独自サービスが利用できる
格安SIMには、通信キャリアでは提供していない独自のサービスを展開している事業者もあります。
例えば、NUROモバイルの「NEOデータフリー」は、TwitterやInstagramなど指定されたSNSの利用データをプランのデータ通信容量から除外することができるサービスです。
この独自サービスによって、データ容量に余裕がないユーザーでも特定のSNSを気兼ねなく利用できるようになります。
このように格安SIM各社が競争力のある独自サービスを用意していることも、ソフトバンクからの切り替えメリットの1つといえるでしょう。
乗り換え限定のキャンペーンが受けられる
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合は、乗り換え限定のキャンペーンが受けられることがあります。
例えば、キャッシュバックやポイント還元などが代表的なキャンペーンです。
乗り換えのキャンペーンが多い格安SIMに乗り換えることで、携帯料金を安くしつつさらにお得になるため、キャンペーンが多い格安SIMに乗り換えるのもおすすめです。
期間限定でキャンペーンを実施している場合もあるため、定期的にチェックしておきましょう。
今のスマホも電話番号もそのまま使える
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合、今の電話番号をそのまま利用できるため電話番号が変わる心配はありません。
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える際に、「MNP予約番号」という10ケタの番号を取得することで、電話番号そのままで乗り換え可能です。
また、今の機種に不具合がない場合は、機種をそのまま持ち込み契約で利用できるため、新しく機種を買い替える必要もありません。
機種を変えたい場合は、あらかじめソフトバンクで機種を購入してから格安SIMに乗り換えるか、格安SIM側で機種を販売している場合もあるので、チェックしてみましょう。
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるデメリット
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合、携帯料金が安くなったり、キャンペーンでさらにお得になったりするなどメリットが豊富です。
しかし、格安SIMにはいくつかのデメリットが存在しており、デメリットを把握しないまま乗り換えるとトラブルの原因になるため、デメリットを理解してあとから困らないようにしておきましょう。
大手キャリアと比べると通信が混雑しやすい
格安SIMは自社で基地局を持っておらず、大手キャリアの電波を一部借りて運営しています。
そのため、大手キャリアと比べると通信が混雑しやすいです。
特に、昼休憩の時間帯や夕方など利用者が増えるタイミングでは通信速度が低下しやすいです。
できるだけ快適に通信したい方は、大手キャリアのサブブランドなど格安SIMのなかでも、大手キャリアの電波をフルに利用できる格安SIMを検討するとよいでしょう。
対応エリア内でも電波が弱い地域がある
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える際のデメリットとして、対応エリア内であっても電波状況が十分でない地域がある点です。
格安SIMはMVNOと呼ばれる仮想移動体通信事業者を利用しているため、基本的な通信インフラは大手通信キャリアのネットワークを借りることになります。
例えば、ソフトバンクの格安SIMの多くはソフトバンク回線を使用しているものの、通信速度の制限や通信の優先順位で後回しにされる側面があるため、電波状況は大手キャリアより劣る場所が出てきます。
特に、人口カバー率よりも地域カバー率を重視しているソフトバンクのネットワークと比べると、地方や山間部での通信状況の悪化が目立つでしょう。
大容量・無制限プランがある格安SIMは少ない
格安SIMは、小容量〜中容量のデータ容量を幅広く取り扱っているのが特徴です。
そのため、それほどデータ容量を使わない方は自分に合ったプランを選びやすいでしょう。
しかし、大容量・無制限プランを提供している格安SIMが少ない点に注意が必要です。
具体的には、50GBより上のデータ容量のプランを提供しているのは、本記事中でご紹介した格安SIMのなかでもahamoのみです。
また、無制限プランを提供している格安SIMは、楽天モバイルのみとなっています。
mineoの「マイそく」プランも、データ容量の制限はありませんが、通信速度に制限がかかっており人によっては使いづらいと感じる可能性があります。
50GBより上のデータ容量を提供している格安SIMでも、大手キャリアより料金が高いことも多く、お得にならない可能性が高いため、データ容量を多く使いたい場合はWi-Fi環境なども活用するのがおすすめです。
ソフトバンクの一部サービスが使えなくなる
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えると、ソフトバンクで利用できていた一部サービスが使えなくなります。
例えば、キャリアメールやLYPプレミアム特典などです。
キャリアメールを乗り換えたあとも継続して利用するためには、「メールアドレス持ち運び」サービスを契約する必要があり、月額330円かかります。
LYPプレミアム特典は、ソフトバンクユーザーならLYPプレミアム(旧Yahoo!プレミアム)が無料で利用できる特典のことです。
上記のように、格安SIMに乗り換えることで利用できなくなるサービスもあるため、自分が使っているサービスがないか確認しておきましょう。
光セット割などの恩恵が受けられなくなる
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えることで、今まで受けていた割引が受けられなくなります。
具体的には、インターネット回線や電気契約とのセット割、家族割引などが挙げられます。
また、ソフトバンクの場合はインターネット回線とのセット割を受ける対象回線が存在しなくなった場合、インターネット回線の利用料金が上がる可能性があるため注意が必要です。
ワイモバイルであれば、継続して割引を受けられますが、それ以外の格安SIMに乗り換える際にはインターネット回線もあわせて変更が必要になる可能性があるため、確認しておきましょう。
格安SIMのなかにも、独自のセット割引を実施しているものがあるので検討してみましょう。
ソフトバンクから乗り換える際の格安SIMの選び方
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える際のおすすめの選び方をご紹介します。
格安SIMは大手キャリアと比較して通信混雑なども起きやすいため、適当に選んでしまうと失敗するリスクがあります。
ご紹介する選び方を参考に、快適に利用できる格安SIMを見つけましょう。
回線の種類や通信速度(実測値)を確認する
格安SIMを選ぶ際は、提供している回線の種類や実測値をチェックしておくのがおすすめです。
格安SIMによって提供している回線は違います。
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合は、同じソフトバンク回線の格安SIMか、田舎や山間部に強いドコモ回線がおすすめです。
大手キャリアのサブブランドも、一般的な格安SIMと違い、大手キャリアの電波をフルに使えるため通信が安定している傾向があります。
また、格安SIMによって通信速度も異なります。
実測値を確認しておけば、どの程度通信速度が速いのか目安がわかるでしょう。
実測値を確認するには「みんなのネット回線速度」などの、ユーザーが実測値の情報を提供しているサイトを利用するのがおすすめです。
月のデータ利用量に合った料金プランを選ぶ
自分に合った格安SIMを選ぶ際には、自分の月のデータ利用量を把握しておくことが大切です。
データ利用量を把握しておけば、最適なプランを選びやすいでしょう。
特に、今まではデータ利用量を多く使っていても、Wi-Fi環境を活用してデータ利用量を減らせる場合は携帯料金を大幅に安くできるチャンスです。
オプションなどを含めたトータル金額を比較する
格安SIMを選ぶ際には、基本料金だけでなくオプションなども含めたトータル金額を比較するのが大切です。
例えば、通話を頻繁におこなう方は、かけ放題オプションも含めて料金が安い格安SIMを比較する必要があります。
また、料金の安さだけで選んでしまうと、サポート体制が悪かったり、通信が遅く使い物にならなかったりする可能性があります。
とくに、大手キャリアのソフトバンクから乗り換える際はその傾向が強いため、料金だけでなくサポート面や通信面なども総合的に判断して決めるようにしましょう。
もし料金を安くしつつ手厚いサポートも受けたい方は、大手キャリアのサブブランドであるワイモバイルやUQモバイルなど、通信速度が速くサポート面に強い格安SIMも存在するので検討するのがおすすめです。
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるタイミング
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるベストタイミングをご紹介します。
少しでもお得に乗り換えるためには、乗り換えのタイミングにも気をつける必要があります。
主に2つのおすすめタイミングが存在するので参考にしてください。
①解約月の料金が無駄にならない「月末」
基本的にソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合、月末に乗り換えるのがおすすめです。
主な理由は以下のとおりです。
- 解約月は料金が満額請求されるため
- 乗り換え先の格安SIMの初月料金が日割り計算になる可能性があるため
基本的に解約月は、利用月の料金が日割り計算にならず満額請求されます。
そのため、月初に乗り換えるとほとんど使っていないため損をしてしまうでしょう。
また、乗り換え先の格安SIMは初月日割り計算になる場合もあるため、チェックしておくことで少しでも乗り換えた際の負担を減らせます。
ただし、ソフトバンクは10日締め・20日締め・月末締めの3パターンがあるため、自分の締め日を確認しておきましょう。
②機種代金の分割払いが終わったタイミング
機種代金の分割払いが終わったタイミングで、格安SIMに乗り換えるのもおすすめです。
分割払いが終わると基本的にはソフトバンクのままでも毎月の携帯料金が安くなります。
しかし、データ利用量が少ない場合は、分割払いが終わった機種をそのまま格安SIMへ持ち込み契約すればさらに安くできます。
今の機種に不具合がない場合や、新しい機種に買い替えの必要を感じていない方は格安SIMへ持ち込み契約するのがよいでしょう。
もし、格安SIMに乗り換えたあと機種を購入したい場合は、ソフトバンクなどの大手キャリアで機種のみ購入も可能です。
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える手順
初めて格安SIMに乗り換える方は、乗り換えの手順について不安に感じている方もいるはずです。
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合の具体的な手順について解説するので参考にしてください。
手順①乗り換えの事前準備をおこなう
最初に、乗り換えの事前準備をおこなう必要があります。
格安SIMに乗り換える際には、いくつか事前に対応が必要な手続きが存在するので詳しく解説します。
手続きを忘れていた場合、乗り換えできなかったり今の機種が格安SIMで使えなかったりするため、必ず実施しましょう。
MNP予約番号を発行する
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合は、MNP予約番号が必要です。
MNP予約番号とは、他社に乗り換える場合に必要な10ケタの番号のことです。
ソフトバンクのMNP予約番号の発行方法は、店頭手続きや「*5533」へ電話することで取得できます。
最近では、オンライン上で他社へ乗り換える際にMNP予約番号の取得が不要になる「ワンストップ方式」に対応した事業者もありますが、対応している会社が少ないのが現状です。
基本的には乗り換え手続きの際にMNP予約番号が必要になるので覚えておきましょう。
スマホのSIMロックを解除する
今の機種をそのまま格安SIMで持ち込み契約する場合は、SIMロック解除手続きが必要です。
SIMロック解除とは、自分が契約しているキャリアで購入した端末を他社でも使えるようにする手続きのことを指します。
SIMロックがかかった状態だと、格安SIMのSIMカードを挿入しても動作しません。
店頭手続きかMy SoftBankなどの会員サイトで解除手続きできるため、乗り換え前に必ず実施しましょう。
手順②申し込みに必要なものを用意する
乗り換え前の事前準備が済めば、申し込みに必要なものを用意します。
具体的には以下の書類が必要なので準備しておきましょう。
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
- 支払名義人のクレジットカードや口座情報がわかるもの
格安SIMによっては支払方法がクレジットカードに限定されている場合などもあるため、事前に必要書類を確認するのがよいでしょう。
また、学割などの対象者が限定されているキャンペーンを利用する際には、対象者の本人確認書類もあわせて必要になる場合があります。
手順③専用サイトから申し込みをする
必要書類がそろったら、専用サイトから申し込みします。
契約者情報や商品の選択、引落方法の設定などを登録します。
契約に不備があると登録し直したり、審査に影響があったりするため正確な情報を入力しましょう。
手順④利用開始(開通)手続きをする
商品が届いたら開通手続きをおこないます。
通常の物理SIMカードとeSIMで方法が異なるためそれぞれ詳しく解説します。
SIMカードの場合
通常の物理SIMカードの場合、利用したい端末にSIMカードを挿入する必要があります。
格安SIMによっては、SIMカードを挿入したあとAPN設定が必要な場合もあるため注意しましょう。
APN設定とは、利用したい端末で通信するために必要な設定のことです。
APN設定の方法は格安SIMによって異なるため公式ホームページなどを確認してください。
eSIMの場合
eSIMとは、物理SIMカードと違い端末本体に直接記録される方式のSIMカードです。
物理SIMカードと違い、「即日発行」できるのが特徴です。
eSIMの場合「プロファイル」と呼ばれる、データ通信に必要な情報が含まれたものを端末に読み込ませる必要があります。
格安SIMによっては、契約した格安SIMの会員ページからQRコードの読み取りをおこなうことで設定できるなどの方法があります。
ただし、設定に失敗した場合は再発行手数料がかかったり開通までに時間がかかったりする可能性があるため、不慣れな方は物理SIMカードの発行がおすすめです。
格安SIMへの乗り換えやコスト削減はモバシティへ
今までソフトバンクのような大手キャリアを使っていて格安SIMへの乗り換え経験がない方は、乗り換えの方法が難しく感じたり、面倒だと感じたりするかもしれません。
もし、携帯料金を安くしたいけど格安SIMに苦手意識がある方は、ワイモバイル携帯の販売代理店「モバシティ」へご相談ください。
モバシティでは、携帯電話料金が高く悩んでいる方を数多くサポートしてきた実績があります。
専門スタッフがお客様の状況やご希望をヒアリングし、最適なご提案をいたします。
携帯料金を大幅に見直しできる可能性もあるため、携帯料金を安くしたいと考えている方はまずモバシティへご相談ください。
まとめ
ソフトバンクから格安SIMに乗り換えるには、自分に合った最適な事業者を見つける必要があります。
本記事ではおすすめの格安SIMの選び方として以下のポイントをご紹介しました。
- 回線の種類や通信速度(実測値)を確認する
- 月のデータ利用量に合った料金プランを選ぶ
- オプションなどを含めたトータル金額を比較する
月額料金の安さだけでなく、上記のポイントも意識しておかないと乗り換えた際に速度が遅くて使い物にならなかったり、サポート面が少なく不便になったりする可能性があります。
もし、格安SIM選びに困った際には携帯電話の販売代理店「モバシティ」へご相談いただければ、お客様のご希望やご要望に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
専門スタッフが携帯電話についてのお悩みを丁寧にヒアリングし、解決に向けてサポートします。
ソフトバンクから格安SIMに乗り換える際にはぜひご活用ください。