楽天モバイルから乗り換え|おすすめ9社・MNP手順・注意点まとめ
「1GB以下月額0円」という業界最安級の料金プランで乗り換え先No.1となった楽天モバイルですが、料金プランの改定によって完全無料でスマホを持つことができなくなってしまいました。
そのほかにも通信エリアやプランに関する問題から、他の事業者への移行を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、楽天モバイルから乗り換えする際のおすすめの格安スマホ会社を9選ご紹介します。
さらに乗り換え時の手順やタイミング・各種キャンペーン内容・解約時の注意点も解説しているため、乗り換えを検討される際にはぜひご検討いただきますと幸いです。
目 次
楽天モバイルからのおすすめ乗り換え先9選!
本章では、楽天モバイルから乗り換える際のおすすめ格安SIMを9選ご紹介します。
先におすすめの格安SIMとその理由をまとめると、以下のとおりです。
格安SIM | おすすめ理由 |
ワイモバイル | ・ソフトバンクの安定した高速回線を格安料金で利用できる ・一部のソフトバンクショップでサポートが受けられる ・ネットとのセット割や家族割が充実している |
LINEMO | ・ポイント還元による申し込みのキャンペーンが充実 ・LINEのメッセージや通話がデータカウントフリー ・ミニプラン(3GB)は楽天モバイルよりも安い |
mineo | ・格安でデータをたくさん使える ・楽天モバイルが対応エリア外の人におすすめ |
ahamo | ・5分間の通話無料が基本料金に含まれている ・ドコモの高速で安定した通信環境が格安で使える ・格安プランで唯一100GBの大容量プランを選べる |
UQモバイル | ・auの安定した高速回線を格安料金で利用できる ・auショップでサポートが受けられる ・インターネットや電気とのセット割引など、さまざまな割引を受けられる |
povo | ・基本料金が0円から利用できる ・高速かつ高品質なau回線を格安料金で利用可能 ・使い方に合わせてカスタマイズできる自由度の高いプラン体系 |
NUROモバイル | ・通信速度が非常に早く、安定している ・プランが豊富に用意+データ容量の翌月繰越ができ、毎月ムダなく利用できる ・オプションサービスが豊富で、必要に応じてカスタマイズできる |
日本通信SIM | ・月額290円~という最安価格で利用できる ・通話とデータ通信のバランスを重視したい方におすすめ |
IIJmio | ・スマホのセット購入がお得 ・月のデータ使用量が20GB前後の方は楽天モバイルよりも安く利用できる |
UQモバイル | ・auの安定した高速回線を格安料金で利用できる ・auショップでサポートが受けられる ・インターネットや電気とのセット割引など、さまざまな割引を受けられる |
最終的に、どの格安SIMを選択するかは人それぞれで異なるでしょう。
以下で紹介する各格安SIMの特徴・料金プラン・実施されているキャンペーンなどを確認して、より自分に合った契約先を見つけてみましょう。
ワイモバイル|通信速度・安定性重視
ワイモバイルは、ソフトバンクモバイルが運営するソフトバンクのサブブランドです。
最大の特徴は「ソフトバンクの安定した高速回線を格安料金で利用できる」という点でしょう。
楽天モバイルの通信品質やエリアに不満がある方はおすすめといえます。
ワイモバイルのオンラインショップではセールやキャンペーンが開催されており、お得に端末を購入することも可能。
セット割や家族割などのキャンペーンも充実していることも特徴に挙げられます。
また、全国のソフトバンクショップで料金プランの相談・申し込みなどのサポートも受けられることから、オンラインでの契約に不慣れな方にも向いているといえます。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルの料金プランは、以下のとおりです。
シンプル2 | |||
S | M | L | |
月額基本料金 (税込) |
2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
月間データ通信容量 (翌月に繰り越し可能) |
4GB | 20GB | 30GB |
通話料 | 20円(22円)/30秒 | ||
通話オプション (税込) |
だれとでも定額+(10分以内無料):880円 スーパーだれとでも定額+(かけ放題):1,980円 |
ワイモバイルはキャンペーンが豊富であり、セット割や家族割を利用するとさらに月額料金を抑えることができます。
たとえば、4GBの場合「PayPayカードでのお支払い+SoftBank Airに加入でおうち割 光セット(A)」を適用すると、月基本料金を1,078円(税込)に抑えることが可能です。
余ったデータは翌月に繰り越しできるため、無駄なくデータを利用できる点もメリットといえるでしょう。
ワイモバイルのキャンペーン
ワイモバイルでは、さまざまなキャンペーンが実施されており、そのなかでも特に月額基本料金に直結するキャンペーンには以下が挙げられます。
【家族割引サービス】
- シンプル2 S/M/L契約時、2台目以降が毎月1,100円割引(最大9回線まで適用可能)
【おうち割】
- おうち割 光セット(A):SoftBank Air、SoftBank 光+ワイモバイルの利用で、シンプル2 Sが毎月1,100円割引、シンプル2 M/Lが毎月1,650円割引
- おうち割 でんきセット(A):ワイモバイルと対象のでんきサービスの利用で、スマホの利用料金が毎月110円割引(最大10回線まで)
【ワイモバ親子割】
- 5歳以上18歳以下の方を対象に、月額基本料金が1,100円割引(シンプル M/Lのみ)
家族複数台での乗り換えを検討している方や、ネットとスマホをセットで利用したい方は、ワイモバイルへの乗り換えがおすすめです。
ただし、家族割引サービスとおうち割 光セット(A)は併用できないなど、併用できないキャンペーンがある点には注意しておきましょう。
また、オンラインショップ限定で端末をお得に購入できるキャンペーンも開催されているため「スマホを含め乗り換えを検討している」という方は、オンラインショップも適宜チェックしておくといいでしょう。
LINEMO|お得なキャンペーンが充実
LINEMOは、ソフトバンクが運営するオンライン専用格安プランです。
ワイモバイルと同じくソフトバンクの通信網を利用できるため、楽天モバイル以上の安定した通信環境が期待できます。
さらに、LINEMOは、ポイント還元による申し込み時のキャンペーンが充実しており、LINEのメッセージや通話がデータカウントフリーで使い放題という点も魅力の一つといえるでしょう。
「通信回線を安定させたい」「キャンペーン利用でお得にスマホを利用したい」「LINEを多用する」という方は、LINEMOを検討してみるといいでしょう。
LINEMOの料金プラン
LINEMOの料金プランは、以下のとおりです。
ミニプラン | スマホプラン | |
月額基本料金 (税込) |
990円 | 2,728円 |
月間データ通信容量 | 3GB | 20GB |
通話料 | 20円(22円)/30秒 | |
通話オプション (税込) |
通話準定額(5分以内無料):550円 通話定額(かけ放題):1,650円 |
楽天モバイルから乗り換えるのであれば「ミニプラン」がおすすめです。
楽天モバイルはデータ通信量3GBで1,078円のところ、LINEMOでは990円になります。
楽天モバイルの際は「Rakuten Linkを利用して無料通話していた」という方も、LINEMOはLINEを無制限で使えるため、LINEで電話をすれば話し放題となります。
楽天モバイル利用時と大きな変化がなく、かつ通信速度が安定した状態でスマホを利用できるようになるでしょう。
LINEMOのキャンペーン
LINEMOのキャンペーンで特に目を引くのは「おトクすぎて、あぁ、も〜〜キャンペーン」でしょう。
これは「ミニプラン」に新規or他社からの乗り換えで、合計最大12ヵ月分実質0円になるキャンペーンです。
【特典内容】
- 毎月最大5,940円相当のPayPayポイントがもらえる
- 対象期間・店舗でPayPay残高決済の20%が戻ってくる(付与上限6,000円相当)
あくまで「PayPayポイントへの還元である」という点には注意が必要ですが、一定期間月々の利用料金を実質0円で利用できるのは大きなメリットです。
ほかにもさまざまなキャンペーンが開催されているため、気になる方はLINEMOの公式サイトをチェックしましょう。
mineo|料金プランが業界最安級
mineoは、株式会社オプテージという関西電力系の通信事業者が展開する格安SIMの一つです。
mineoには、高速でデータ容量の上限がある「マイピタ」のほか、中速でデータ容量の上限がない「マイそく」があります。
最大1.5Mbpsの「マイそくスタンダード」では、ネットサーフィン・SNS・標準画質の動画再生などがストレスなく使い放題で利用できるうえ、月額料金が990円で利用できます。
無制限で利用できるので楽天モバイルから乗り換えてもそれほど不自由がなく、また料金も安くすることができます。
また、mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアに対応しています。
自宅や行動範囲に合わせて回線を選べるため、楽天モバイルが対応エリア外の人におすすめといえるでしょう。
ただし、平日12時~13時は通信速度が制限される点には注意しておきましょう。
「速度はそこそこで良いからデータ容量を気にせずスマホを使いたい」「Wi-Fiを利用する機会が多い」という方にはおすすめの格安スマホです。
mineoの料金プラン
mineoの料金プランは、以下のとおりです。
【マイピタ】音声通話+データ通信 (デュアルタイプ) |
||||
月額基本料 | 1,298円 (データ通信のみ880円) |
1,518円 (データ通信のみ1,265円) |
1,958円 (データ通信のみ1,705円) |
2,178円 (データ通信のみ1,925円) |
含まれるデータ量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
通話料 | 22円/30秒 | |||
かけ放題オプション | 10分かけ放題:550円/月 時間無制限かけ放題:1,210円/月 |
【マイそく】 音声通話+データ通信(デュアルタイプ) データ通信のみ(シングルタイプ) |
|
プレミアム (最大3Mbps) |
2,200円 |
スタンダード (最大1.5Mbps) |
990円 |
ライト (最大300kbps) |
660円 |
料金体系が異なるため単純には比較できませんが、毎月のデータ消費量が20GB以下の方は楽天モバイルより安く運用できる可能性があります。
通信速度は大して気にしないという場合であれば「マイそく スタンダード」がおすすめです。
ネットサーフィン・SNS・標準画質の動画再生などがストレスなく使い放題で利用できるうえ、月額料金が990円で利用できます。
ただし「マイそく」は、平日12~13時は通信速度が制限される点には注意しておきましょう。
mineoのキャンペーン
mineoもさまざまなキャンペーンが実施されていますが、特にメリットが大きいのは「マイピタ最大12ヵ月間528円割引キャンペーン」です。
マイピタ デュアルタイプ(音声通話+データ通信)に申し込むことで、月額基本料金から最大12ヵ月間528円割引されます。
「マイピタ」限定であり「マイそく」では適用されませんが、たとえば5GBに契約した場合の月額料金が「1,518円→990円」で利用できるようになります。
「マイそく スタンダード」と同じ金額でありながら、通信制限などがないため快適かつ安価に利用できるでしょう。
ほかにもさまざまなキャンペーンが開催されているため、気になる方はmineoの公式サイトをチェックしてみましょう。
ahamo|5分かけ放題が無料で使える
ahamoは、ドコモが提供するオンライン専用格安プランです。
大手キャリアの通信網がそのまま利用できるため、楽天モバイル以上の安定した通信環境が期待できます。
ahamoは基本料金に5分間の国内通話無料がついています。
短い通話を頻繁に利用するという方は、通話料がかからずに済むというのもメリットといえるでしょう。
また追加料金不要で、海外91の国・地域でデータ通信ができます。
国内だけでなく海外でもたくさんデータ通信を使いたい人にもおすすめです。
ahamoの料金プラン
ahamoの料金プランはシンプルで「データ通信20GBで5分間通話無料」というワンプランで誕生しました。
月額基本料金は2,970円です。
さらに現在は、大容量通信を利用したいというユーザーの声に応えて「大盛りオプション」というプランもあります。
大盛りオプションは、月額4,950円で合計100GBの通信が利用できます。
データ容量 | 月額基本料金(税込) |
20GB | 2,970円 |
100GB | 4,950円 |
上記に加えて、電話を利用する機会が多い方は、+1,100円でかけ放題オプションを追加することも可能です。
ライトユーザー向けのプランはありませんが「楽天モバイルより通信速度や通信エリアなどレベルが高いサービスに乗り換えたい」という方は、ahamoも検討材料の一つとなるでしょう。
ahamoのキャンペーン
ahamoユーザー限定で、ahamo光(2年定期契約)に申し込むことで、dポイント10,000ポイントプレゼントのキャンペーンが実施されています。
また、ahamo光の新規申し込みの場合は、新規工事料(戸建19,800円、マンション16,500円相当)が無料になります。
他にも期間限定で複数のキャンペーンが開催されているため、乗り換えの際はahamo 公式サイトをチェックしておくといいでしょう。
UQモバイル|データの繰り越しに対応
UQモバイルは、auを展開するKDDI系列のサブブランドです。
au回線を利用しており通信速度が安定しており、楽天モバイル以上の安定した通信環境が期待できます。
また、余ったデータの翌月の繰越や、回線速度を抑える代わりにデータ量を消費しない「節約モード」など、便利なサービスも充実しています。
さらに、全国のauショップで料金プランの相談申し込みなどのサポートを受けることもできるので、申し込みに不安がある方でも安心して利用できるでしょう。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルの料金プランは、以下のとおりです。
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン | |
月額基本料金 (税込) |
2,365円 | 3,465円 | 3,278円 |
月間データ通信容量 (翌月に繰り越し可能) |
4GB | 15GB | 20GB |
通話料 | 20円(22円)/30秒 | ||
通話オプション (税込) |
通話放題(かけ放題):1,980円 通話放題ライト(1回10分以内):880円 通話パック(最大60分/月):550円 |
通話放題(かけ放題):1,100円 |
月額料金はやや高めですが「自宅セット割」により月額料金が割引できる可能性があります。
auでんきなどの自宅セット割の対象になっているものを利用している場合は、UQモバイルを検討してみるのもいいでしょう。
UQモバイルのキャンペーン
UQモバイルのキャンペーンのキャンペーンで目を引くのは「auでんき×自宅セット割 加入特典 au PAY 残高還元」です。
UQモバイルの利用+auでんきに加入することで、最大6,600円相当(1,100円×最大6ヵ月)がau PAYに還元されます。
ほかにも、au PAYへの還元やスマホの機種代金が最大16,500円割引や、オンラインショップ限定のスペシャルセールなど多数のキャンペーンが開催されています。
期間限定のものもあるため、詳細はUQモバイルの公式サイトをチェックしてみましょう。
povo|基本料0円&トッピングで無駄なし
povoは、auが提供するオンライン専用ブランドです。
高速かつ高品質なau回線を格安料金で利用可能であり、楽天モバイル以上の安定した通信環境が期待できるでしょう。
povoの最大の特徴は「基本料金0円から利用できる」ことにあります。
自分の用途に合わせて、データや通話といった必要な「トッピング」を必要な時に購入することができ、無駄なくスマホを利用できます。
ただし、有料のトッピングを何も追加していない状態では最大128kbpsとかなり低速となり、180日以上有料トッピングの購入がない場合は利用停止・契約解除となる可能性があるため、この点には注意しておきましょう。
povoの料金プラン
Povoは、基本料金0円からスタートし、利用したい分だけデータや通話をトッピングできます。
トッピングの種類は豊富であり、用途に合わせてさまざまに追加可能です。
【データトッピング】
- データ使い放題 (24時間):330円/回
- 1GB追加 (7日間):390円/回
- 3GB追加 (30日間):990円/回
- 20GB追加 (30日間):2,700円/回
- 60GB追加 (90日間):6,490円/回/li>
- 150GB追加 (180日間):12,980円/回
【通話トッピング】
- 5分以内通話かけ放題:550円/月
- 通話かけ放題:1,650円/月
【コンテンツ トッピング】
- DAZN使い放題パック (7日間):925円/回
- smash.使い放題パック (24時間):220円/回
「トッピング」を都度購入するプリペイド方式のため、全く利用しない時は無料という運用が可能です。
有効期限が24時間無制限のトッピングがあるのも特徴といえます。
「月によって利用するデータ量に波がある」「プランを自由に選択したい」という方は、povoへの乗り換えを検討してみるのもいいでしょう。
povoのキャンペーン
povoは基本料金0円~利用できるという価格設定もあって、他の格安SIMのようにセット割などのキャンペーンは開催されていません。
ただし、ギフト券の抽選やコラボイベントなど開催期間が短いキャンペーンが一定期間ごとに実施されているため、適度に公式サイトはチェックしておいた方がいいでしょう。
時期によっては、大きなキャンペーンを開催することもあるかもしれません。
NUROモバイル|速度が早くストレスフリー
NUROモバイルは、NURO光を提供しているSONYグループが運営する格安SIMです。
NURO光は現在の光回線のなかでも最高速度級の高速通信であり、NUROモバイルの通信速度も非常に早く安定しています。
料金プランは9種類と豊富に用意されており、データ容量の翌月繰越もできるため、毎月ムダなく利用できるのも特徴です。
「最高速度級の高速通信で、快適かつ格安にスマホを利用したい」という方におすすめといえるでしょう。
NUROモバイルの料金プラン
NUROモバイルの料金プランは、以下のとおりです。
月額基本料 | 含まれるデータ量 | |
VSプラン | 792円 | 3GB |
VMプラン | 990円 | 5GB |
VLプラン | 1,485円 | 10GB |
VLLプラン | 1,790円 | 15GB |
NEOプラン | 2,699円 | 20GB |
NEOプランW | 3,980円 | 40GB |
3GBは月額792円(税込)であり、データ使用量が少ない方であれば楽天モバイルよりもお得に利用できます。
「NEOプラン」と「NEOプランW」にはそれぞれ「NEOデータフリー」「Gigaプラス」「あげ放題」を付けることができます。
- NEOデータフリー:LINE、Twitter、Instagram、TikTokといった対象のSNSが使い放題になる
- Gigaプラス:3ヶ月ごとに15GBのデータ容量がプレゼントされる(VM:3GB、VL:6GB、VLL:9GB)
- あげ放題:アップロードの通信が無制限となる
通話に関しては、無料の専用アプリ「NUROモバイルでんわ」を経由することで11円/30秒で利用可能できます。
5分(490円)、10分(880円)、かけ放題(1,430円)のかけ放題プランも用意されているため、用途に応じて必要なオプションを追加しましょう。
また、通話の機会が多い方は、専用のかけ放題プランもおすすめです。
5分かけ放題プラン | 10分かけ放題プラン | かけ放題プラン | |
月額基本料金 | 930円 | 1,320円 | 1,870円 |
含まれるデータ量 | 1GB | 1GB | 1GB |
1GBのデータ通信とかけ放題の通話オプションがセットになっているため、通話メインであればこちらのプランを選択するのもいいでしょう。
NUROモバイルのキャンペーン
NUROモバイルでは、プランによって異なるキャンペーンが展開されています。
≪NEOプラン申し込み特典≫
- NEOプランに申し込み(新規またはお乗り換え)+ご利用開始月を除く8か月目に、11,000円をキャッシュバック
≪NEOプランW 申し込み特典≫
- NEOプランWに申し込み(新規またはお乗り換え)+ご利用開始月を除く8か月目に、15,000円をキャッシュバック
≪バリュープラス申し込み特典≫
VS・VM・VL・VLLプランに申し込み(新規またはお乗り換え)で、月額基本料金が6か月間割引
- VSプラン(3GB):572円
- VMプラン(5GB):770円
- VLプラン(10GB):1,155円
- VLLプラン(15GB):1,350円
≪5分/10分かけ放題プラン申し込み特典≫
- 5分(1GB)・10分(1GB)のかけ放題プランの申し込み(新規またはお乗り換え)で月額基本料金が6か月間440円割引
※いずれも「音声通話付き SIM」が対象
「NURO 光・NUROモバイルセット」「So-net 光 & NUROモバイルセット」などのセット割も実施されており、スマホ代が1年間0円~利用できるようになります。
これらキャンペーンをうまく活用できれば、楽天モバイル利用時よりも通信費を抑えることができるでしょう。
日本通信SIM|月額290円の格安プランあり
日本通信SIMとは、日本において格安SIM事業をいち早くスタートした、日本通信株式会社が運営する格安SIMです。
特筆すべきは「データ通信1GBであれば月々290円(シンプル290プラン)で利用できる」という圧倒的な価格の安さにあります。
必要な時に1GBあたり220円(税込)でデータを追加できるため、出費を最小限に抑えることができるでしょう。
国内通話料は30秒11円で一般的な通話料より安く、かけ放題オプションも追加できます。
データ通信料や通話料の過不足を省いた「合理的」なプランを掲げており、誰でもムダなく使えるサービスとなっていることが特徴です。
また、回線はドコモ回線を使用しているため、格安SIMのなかでも安定して利用できる点もポイントといえるでしょう。
日本通信SIMの料金プラン
日本通信SIMでは、以下4つのプランを選択できます。
合理的シンプル290プラン | 合理的みんなのプラン | 合理的20GBプラン | 合理的かけほプラン | |
月額基本料 | 290円 | 1,390円 | 2,178円 | 2,728円 |
含まれるデータ量 | 1GB | 10GB | 20GB ※2023年11月27日から30GBに増量 |
3GB |
含まれる無料通話 | なし | ひと月70分まで無料 | ひと月70分まで無料 | かけほーだい |
超過データ料金 | 1GBあたり220円 (最高100GBまで追加可能) |
1GBあたり220円 (最高30GBまで追加可能) |
||
国内通話料 | 30秒11円 | かけほーだい 0円 | ||
追加できる通話定額オプション | ・70分無料通話オプション(+700円) ・通話かけ放題オプション(+1,600円) |
・通話5分かけ放題オプション(+0円) ・通話かけ放題オプション(+1,600円) |
・通話5分かけ放題オプション(+0円) ・通話かけ放題オプション(+1,200円) |
なし |
「合理的20GBプラン」は、2023年11月27日から30GBに増量しました。
スマホの使用用途に応じて、適切なプランを選択しましょう。
日本通信SIMのキャンペーン
2023年11月現在、日本通信SIMではキャンペーンは開催されていません。
公式サイトでは以下のような記述があることから、今後開催される可能性も低いといえるでしょう。
月額料金を大幅に節約できるというコンセプトのもとサービスを提供しておりますので、各種キャッシュバックはございません。
かわりに、合理的な月額料金でサービスを提供しています。
引用:日本通信SIM
キャンペーンこそありませんが、月額290円/月から利用できるスマホは数えるほどしかありません。
「月々の通信費を大幅に節約したい」と考える方は、利用を検討してみましょう。
IIJmio|スマホのセット購入も安い
IIJmioとは、インターネット接続サービスの老舗「IIJ」が2012年に開始した格安SIMサービスです。
他社からの乗り換え(MNP)でスマホが最大19,600円割引の特別価格で提供されるため、お得に乗り換えできます。
IIJmioでは5種類のプラン(2GB~20GB)があり、データ無制限のプランこそありませんが、ギガプランの料金は楽天モバイルよりも安く設定されています。
- 2GBの場合:1,078円(税込)→850円(税込)で228円お得!
- 20GBの場合:3,278円(税込)→2,000円(税込)で1,278円お得!
余ったデータを繰り越すこともできるため、月のデータ使用量が20GB前後の方はIIJmioのギガプランの方がお得といえるでしょう。
ただし、無料通話はかけ放題オプションを追加する必要があり、通常は11円/30秒の通話料が発生する点には注意しておきましょう。
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは、以下のとおりです。
2ギガプラン | 5ギガプラン | 10ギガプラン | 15ギガプラン | 20ギガプラン | |
月額基本料金 (税込) |
850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
月間データ通信容量 | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB |
通話料 | 11円/30秒 | ||||
通話オプション (税込) |
通話定額5分+:500円 通話定額10分+:700円 かけ放題+:1,400円 |
プランの選択肢が多く、データの繰り越しも可能です。
さらに万が一データがなくなったときも、1GB220円と安い料金でチャージできます。
他社よりもベースの通話料金が安いため、電話を利用する機会がほとんどない方は通話オプションを追加しなければ、楽天モバイルよりも安く利用できる可能性があるでしょう。
用途に応じて、適切なプランを選択しましょう。
IIJmioのキャンペーン
現時点では、他社からの乗り換え(MNP)でスマホが最大19,600円割引のキャンペーンが開催されています。
加えて、PC・タブレット・ルーターなどをギガプランでセット購入することで、最大18,200円割引のキャンペーンも実施中です。
セットでお得に購入できるため、スマホやタブレットなどの端末も同時に検討している方は、IIJmioを乗り換え候補の一つに挙げてみるのもいいでしょう。
楽天モバイルを解約する際の5つの注意点
楽天モバイルは、解約金やMNP転出手数料などの事務手数料が一切不要です。
また、縛り期間もないので、解約したいと思ったときにいつでも解約できます。
ただし、解約時に注意すべき点もいくつかあるため、本章にてその注意点をご紹介しましょう。
一部サービスの解約・移行手続きが必要
楽天モバイルでは料金プラン(Rakuten最強プラン)を解約、MNP転出すると利用できなくなります。
しかし、付帯する一部オプションは自動解約とならないため、別途解約の手続きが必要です。
自動解約とならないオプションは以下のとおりです。
- スマホ交換保証プラス
- 故障紛失保証 with AppleCare Services
- 楽天モバイル買い替え超トクプログラム
- あんしん保証with AppleCare Services for Apple Watch
万が一手続きを忘れてしまうと、プラン解約後も支払いの義務が継続するため注意しておきましょう。
機種代は「買い換え超トクプログラム」の割引が外れる
「買い替え超トクプログラム」とは、iPhoneやAndroidの端末を48回払いで購入し、25ヶ月目以降に返却すると残りの支払いが免除されるというものです。
25ヶ月目に返却すると残りの24回の支払いが免除されるため、機種代が実質半額になります。
(買い替え超トクプログラムは楽天モバイル解約後も継続できる)
要は、「途中で解約や買取申請をすると、残債を一括で支払うことになる」ことに注意が必要です。
買い替え超トクプログラムによる割引が受けられなくなるため、注意しておきましょう。
楽天市場のポイント還元率アップ特典がなくなる
楽天モバイルを利用中は、楽天市場でのポイント還元率が+2倍、ダイヤモンド会員ならさらに+1倍されます。
しかし、楽天モバイルを解約すると、このポイント還元率の優待は受けられません。
楽天市場で買い物をする機会が多い方は、注意しておきましょう。
解約後電話ができない現象が起こる場合がある
楽天モバイルから他社に乗り換えた際に、電話ができない現象が起こることがあるようです。
電話をかけると「こちらは楽天モバイルです。楽天でんわをご利用いただくには、専用サイトでのご登録が必要です」というメッセージが流れることがあります。
現象としては「0037-68」が電話番号に付加され、楽天でんわ経由で電話するようになっているためであり、楽天モバイルから発売されたGalaxyの端末では「楽天でんわの機能が初期状態で ON になっている」ために起きるようです。
指定番号や家族間、同キャリア間などでの通話サービスをご利用の場合や、基本ダイヤル(「電話」アプリ)からの発信に変更する場合は楽天でんわのスイッチを「OFF」にしましょう。
※基本ダイヤル(「電話」アプリ)から発信する際、履歴など番号の頭に「0037-68-」が付いていた場合は、はずしてから発信してください。
最終月の携帯料金は日割りにならない
楽天モバイルの解約時、月額料金は日割りになりません。
解約時点で利用しているデータ量にあわせて、3GBまでなら1,078円、3~20GBなら2,178円、20GBを超えると3,278円が満額請求されます。
月額料金が被らないように、乗り換え手続きはできるだけ月末におこなうといいでしょう。
楽天モバイルから乗り換えのベストタイミングとは?
楽天モバイルには最低利用期間や解約違約金がなく、他社に乗り換えるために必要なMNP予約番号も手数料無料で発行できます。
いつでも気軽に乗り換えることができますが、そのなかでも特に乗り換えを検討すべきおすすめのタイミングがあります。
【楽天モバイルからお得に乗り換えられるタイミング】
- 月末(月額料金は日割りにならないため)
- 端末代を支払い終えたタイミング
- 乗り換え先のキャンペーンが開始されたタイミング
「できる限り安く乗り換えをしたい!」という方は、上記のタイミングを見計らっておくといいでしょう。
楽天モバイルから他社に乗り換える手順・流れ
この章では、楽天モバイルから他社に乗り換える手順を解説します。
ただし、申し込み方法や開通手続き・初期設定などは格安SIM会社によって異なるため、詳細は申し込みを検討している格安SIM会社のホームページなどを確認しましょう。
①楽天モバイルでMNP予約番号を取得する
楽天モバイルのMNP予約番号は、my楽天モバイルのアプリやWebサイトで簡単に発行できます。
MNP予約番号の取得手順は以下のとおりです。
- メニューから「契約プラン」を選択する
- 「その他のお手続き」内の「手続きへ進む」を選択する
- 「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択する
- 「MNP予約番号を発行する」を選択する
上記手順で進めることで、MNP予約番号・有効期限・対象の電話番号が表示されるため、この情報を利用して新しいキャリアに申し込みましょう。
注意点は「MNP予約番号はmy楽天モバイルのアプリかWebページのみで発行可能」であり「有効期限がある」ということです。
楽天モバイルには全国にショップがあり、電話問い合わせ窓口やチャットサービスも用意されています。
しかし、これらのサービスを利用してのMNP予約番号を発行できません。
有効期限については、MNP予約番号は発行日から15日間の有効期限が設けられています。
ただし、乗り換え先によってオンライン手続きに必要なMNP予約番号の有効期限が異なるため、楽天モバイルでMNP予約番号を取得したあとは、早めに乗り換え手続きに進むようにしましょう。
楽天モバイルは「MNPワンストップ」対応!
楽天モバイルは「MNPワンストップ」に対応しています。
MNPワンストップは、他社から電話番号を変えずに乗り換えるために従来必要だったMNP予約番号の手続きが不要になる制度です。
面倒なステップがなくなり、より簡単かつ素早く乗り換えできるようになりました。
新しいキャリア(転入先)での乗り換え契約が完了し、回線が切り替わると転出元のキャリアとの契約は自動的に解約されます。
MNPワンストップは、ワイモバイル・ahamo・LINEMOといったドコモ・au・ソフトバンクのサブブランドなど多くの格安SIM会社が対応しており、今後もますます増えていくことでしょう。
ただし、MNPワンストップに対応していない格安SIMもあるため、乗り換え先がMNPワンストップ対応済みかどうかは事前にチェックしておきましょう。
②乗り換え先の携帯会社に申し込む
MNP予約番号を取得できたら、解約手続きはせずにそのまま他社に申し込みをします。
本人確認書類・クレジットカードやキャッシュカード・連絡先メールアドレス・MNP予約番号を用意し、新しいキャリアに申し込みをおこないます。
ショップで申し込めるキャリアもありますが、ショップや乗り換え先によっては事務手数料や頭金など、初期費用がかかる可能性もあります。
可能であれば、キャンペーンも豊富なオンラインショップを経由することをおすすめします。
③開通手続き・初期設定をする
オンラインで申し込みをしたあとは、数日程度で指定の住所にSIMやスマホが届きます。
早めに受け取り、申し込み内容どおりの中身かを確認しましょう。
また、オンラインで申し込みをした場合は、別途開通手続きや初期設定をおこなう必要もあります。
詳細はSIMカード到着と同梱されているマニュアルに記載されていますが、念のため「SIM」と「eSIM」それぞれの手順を簡単にご紹介しておきます。
(詳細は、マニュアルや公式サイトの情報を参考にしてください)
SIMカードの場合
格安SIMはスマホに搭載されている「SIMカードスロット」に挿し込んで利用します。
スロットの位置や装着方法は、使用する機種によって異なりますが、主に3つのタイプに分類できます。
- ピンを挿し込んで装着するタイプ
- リアカバーを外して装着するタイプ
- 側面のスロットから装着するタイプ
SIMカードを着脱する際は、必ずスマホの電源を切ってからおこないましょう。
SIMカードを差し込んだあとは「APN設定」をします。
APN(Access Point Name)とは端末でデータ通信をするために必要な設定であり、端末と通信をつなぐポイントの役割を果たしています。
大手携帯電話会社の場合は最初からAPNが設定されていますが、格安SIMの場合はAPNの初期設定をしないとモバイル通信を使用することができません。
≪APN設定手順≫
【iPhoneの場合】
- Wi-Fiに接続し「Safari」を起動する(格安SIMごとにAPN構成プロファイルのダウンロードページがあるため、URLにアクセスしダウンロードする)
- APN構成プロファイルを設定する(インストールボタンをタップ→パスコードを入力)
- プロファイルをインストールする
- 完了ボタンをタップする
【Androidの場合】
- 設定画面を開く
- モバイルネットワークの設定画面を開く(端末によっては設定画面名が異なる)
- アクセスポイント一覧からAPN設定画面を開き「新しいAPN」を追加するボタンをタップ(端末によっては設定画面名が異なる)
- APNの設定をおこなう
- 保存ボタンとAPNの選択をおこなう(保存を押しても、APNが選択されていなければ通信することができないため注意)
手順通りに進めれば決して難しい作業ではありません。
もし不明点があれば、マニュアルや乗り換え先の公式サイトを確認してみましょう。
eSIMの場合
「eSIM」とは、デバイスに内蔵されたSIMのことです。
SIMカードのようにのりかえごとに差し替える必要がなく、オンラインで通信事業会社の契約情報を書き換えることができます。
SIMカードを差し込む手順がなく、あとは「APN設定」をおこなうことで利用できるようになります。
もし不明点があれば、マニュアルや乗り換え先の公式サイトを確認してみましょう。
楽天モバイルから安くMNPするならモバシティへ!
格安SIMをおトクに契約したい!という方は、ソフトバンクの正規代理店である「モバシティ」を利用してみましょう。
モバシティなら、人気のスマホも機種代が特別割引で購入できます。
顧客のニーズに合わせたさまざまな特典、キャッシュバックキャンペーンも実施されており、格安でスマホを乗り換えることが可能です。
「月々の通信費を節約したい」「キャンペーンを利用しておトクに乗り換えたい」という方は、モバシティのホームページを確認してみるといいでしょう。
まとめ
楽天モバイルは、MNP転出・解約時に手数料が一切かからないため、いつでも気軽に乗り換え手続きができます。
他社へ乗り換えると、機種代金の大幅な割引やポイント還元などお得な特典もあるため、これを機に他社への乗り換えを検討してみるのもいいでしょう。
乗り換え先の候補は豊富に存在するため、複数の格安SIM会社を比較・検討し、自分に合った会社に乗り換えましょう。