格安SIMに乗り換えすべき方は?選び方のポイントは電話!
格安SIMへの乗り換えを検討中の皆さん。
大手キャリアに比べて基本料金が”安くなる”と、格安SIMは魅力的な選択肢です。
ただし、中には格安SIMに乗り換えたことで後悔する方も…。
というのも、格安SIMは”格安”を維持するために多くのサービスを犠牲にしています。
例えば、無料通話プランがなかったり、データ通信の容量が少なかったりなど。
そこで、今回は格安SIMへの乗り換えをおすすめする方・しない方を発表したいと思います。
格安SIMを上手に選ぶポイントについてもまとめていますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
格安SIMへ乗り換えをおすすめする方
格安SIMの魅力は、やはり”基本料金が安い”こと。
例えば、LINEモバイルの”LINEフリープラン”は音声通話がついて月額1,200円〜です。
では、格安SIMへの乗り換えをおすすめする方についてご紹介しましょう。
①音声通話をあまりしない方
普段、あまり音声通話を利用しないという方は、格安SIMへの乗り換えがおすすめです。
というのも、格安SIMのほとんどには通話無料プランがありません。
最低限の通話機能にすることで、基本料金を月額1,000円前後に抑えられるのです。
音声通話をしないということは、”通話料”がほとんどかからないということ。
仮に、格安SIMに無料通話プランがなかったとしても問題ないということです。
たまに2,3分だけ音声通話する程度であれば、格安SIMに乗り換えた方がお得と言えます。
②データ通信はWi-Fiでする方
格安SIMへの乗り換えがおすすめなのは、データ通信のほとんどをWi-Fiで済ませる方です。
皆さんのご自宅にはWi-Fi設備(ネット環境)がありますか?
職場はもちろん、最近では駅や図書館、カフェなどにも無料のWi-Fi設備があります。
データ通信をWi-Fiで済ませれば、データ量はほとんどかからないということに。
格安SIMのプランでデータ通信の容量を抑えたものを選んだとしても十分なのです。
1カ月に2〜3GB程度しかデータ通信をしないのなら、格安SIMに乗り換えた方がお得に済みます。
③基本料金をとにかく抑えたい方
基本料金を少しでも抑えたい…、という方は格安SIMへ乗り換えることをおすすめします。
”格安”と名前にある通り、格安SIMの基本料金は大手キャリアに比べて抑えられています。
例えば、LINEモバイルの”LINEフリープラン”は音声通話がついて月額1,200円〜です。
データ通信のみであれば月額500円〜と、ワンコインで格安SIMに乗り換えられます。
最近ではLINEやSkypeなどの”無料通話アプリ”も。
無料通話アプリを利用することで、データ通信のみでも音声通話を楽しめます。
また、”050plus(月額324円)”であれば050番号の専用番号も利用可能です。
基本料金を1,000円前後にまで抑えたいのなら、格安SIMに乗り換えた方が良いでしょう。
050plus
公式サイト:http://www.ntt.com/personal/services/phone/ip/050plus.html
格安SIMへ乗り換えをおすすめしない方
あまりスマホを利用しない方、少しでも基本料金を抑えたい方は格安SIMへの乗り換えがお得です。
しかし、格安SIMは”格安”だからこそ使い方によっては割高になることが。
では、格安SIMへの乗り換えをおすすめしない方についても見ていきましょう。
①音声通話を1カ月に1時間以上する方
音声通話を1カ月に1時間以上する方は、基本的に格安SIMへの乗り換えをおすすめしません。
というのも、先述した通り、格安SIMのほとんどには無料通話プランがないのです。
その為、音声通話に対して”20円/30秒”の通話料が発生します。
例えば、1カ月に1時間以上かけると、通話料だけで2,400円以上に。
1時間7分30秒かけると、通話料はちょうど”2,700円”です。
大手キャリアの1つ、ソフトバンクの提供する”スマ放題”は月額2,700円〜。
国内通話であれば24時間何度でも無料!と、まさに”かけ放題”のプランです。
1カ月に1時間以上かけるのなら、格安SIMへの乗り換えは支払いを増やす可能性があります。
②外出先でも頻繁にデータ通信をする方
格安SIMへの乗り換えをおすすめしないのは、外出先でも頻繁にデータ通信をする方です。
格安SIMの多くはデータ通信の容量を抑えたプランを提供しています。
例えば、LINEモバイルであれば3GB/5GB/7GB/10GBから。
”YouTube”のような動画を頻繁に視聴している方は要注意です。
YouTube(最大幅)のデータ量は300MB/本前後です。
1カ月に8時間ほど、毎日に15分ほど再生させると7GB以上かかる計算に。
その点、大手キャリアには幅広い容量のプランが。
ソフトバンクには、”データ定額ミニ 1GB”から”ウルトラギガモンスター データ定額 50GB”まであります。余ったデータ量は翌月に繰越しもできるので、容量を無駄にすることはありません。
頻繁に動画を視聴するのであれば、格安SIMに乗り換えると不満につながることでしょう。
ソフトバンク
公式サイト:https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/sumahodai/
③仕事でもスマホをよく利用している方
仕事でもスマホをよく利用している方は、格安SIMへの乗り換えはおすすめできません。
実は、格安SIMの多くは大手キャリアから回線を借受けてサービスを提供しています。
回線の質自体は大手キャリアと比べても変わらない訳です。
ただ、大手キャリアの回線の”一部”を借受ているだけ。
回線を道路に例えると、3車線のうち1車線だけ通行できる状態です。
当然、交通量(利用者)が増えれば渋滞(速度低下)につながるのです。
大手キャリアであれば自社で回線(基地局)を管理しています。
中でも、ソフトバンクは国内1,2を争うほど”繋がりやすい”として知られるほど。
取引先との通話が乱れる…、なんてことはソフトバンクであればまず起こらないでしょう。
仕事でも安心して利用したいなら、格安SIMへの乗り換えには不安が残ります。
格安SIMを選ぶポイント
格安SIMへの乗り換えをおすすめする方・しない方についてはご理解いただけたと思います。
もし、格安SIMをおすすめする方に該当するのなら、ぜひ積極的に乗り換えを検討してください。
では、最後に格安SIMを選ぶポイントについて3つほどご紹介しましょう。
①音声通話かデータ専用か
格安SIMには主に2つ、”音声通話”か”データ専用”かのプランがあります。
- 音声通話…音声通話とデータ通信がセットのプラン
- データ専用…データ通信のみのプラン
”080/090”から始まる専用番号が必要なら音声通話の方がおすすめです。
反対に、データ通信しかしないのであれば、データ専用のプランでも問題ないでしょう。
プライベートでしか通話しないなら、データ専用に”無料通話アプリ”を活用するのも1つの手です。
②回線の種類
格安SIMではソフトバンクやドコモ、auなど大手キャリアの回線を使用しています。
当然、回線の種類によってエリア(地域)ごとのつながりやすさに違いが。
生活エリアで人気の回線はどれか?対応している格安SIMはどれか?を調べておくと安心です。
契約中の大手キャリアと、格安SIMの回線が同じであればお得に乗り換えられる可能性が。
というのも、回線の種類が同じだと、SIMロック解除せずに同じ端末を使えることがあります。
つまり、ソフトバンクのスマホを格安SIMに乗り換えてもそのまま使える訳です。
プラン内容や基本料金だけでなく、”回線の種類”にも注目するとよりお得に乗り換えられます。
③データ通信の容量
格安SIMの多くはデータ通信の容量を低めに設定しています。
先述したLINEモバイルだと、3GB/5GB/7GB/10GBまで。
基本的にはWi-Fi設備を、たまに外出先で使用するなら2〜3GBでも十分です。
外出先で頻繁に使用する、または動画も視聴するなら7〜10GB以上はあった方が。
普段の利用状況、今後の利用目的を考えると必要なデータ通信の容量も見えてきます。
まとめ
今回は、格安SIMへの乗り換えをおすすめする方・しない方についてまとめてみました。
格安SIMへの乗り換えをおすすめする方は、
- 音声通話をあまりしない方
- データ通信はWi-Fiでする方
- 基本料金をとにかく抑えたい方
反対に、格安SIMへの乗り換えをおすすめしない方は、
- 音声通話を1カ月に1時間以上する方
- 外出先でも頻繁にデータ通信をする方
- 仕事でもスマホをよく利用している方
格安SIMが合っている方は、ぜひ乗り換えを検討してみてください。
ただ、格安SIMが合っていないのであれば、大手キャリアと契約した方が安心です。
ちなみに、もし”ソフトバンク”への乗り換えを検討しているのなら、ぜひ”モバイルステーション”にご相談ください。ソフトバンクならではの無料通話プランやデータプラン、お得なキャンペーンについて詳しくご説明いたします。