データ繰り越し対応の格安SIM5選!無制限・永久繰り越しできるのは?
- 毎月契約しているデータ容量を無駄なく使いたい
- データ繰り越しができるおすすめの格安SIMが知りたい
このようなご要望をお持ちではないでしょうか?
格安SIMにも『データ繰り越し』に対応した事業者が複数存在し、中には、期間無制限で永久に繰り越せる事業者も存在します。
そこで今回は、データ繰り越しの基礎知識をわかりやすく解説したうえで、対応する格安SIMの選び方のポイントや、データ繰り越し可能なおすすめ格安SIMを厳選してご紹介していきます。
最後には、お得にデータ繰り越し可能な格安SIMに乗り換える方法もご紹介するため最後まで必見です!
目 次
データ繰り越しとは?特徴やおすすめな人を解説
「データ繰り越しが便利」とは聞いたことがあるものの、実際に使ったことがないためどのようなものかよくわからないという方もいるはずです。
そこで本章では、データ繰り越しとはどのようなものなのかについて解説。
メリット・おすすめな人についてもご紹介していますので、自分に本当に必要か判断する際の材料にしてください。
データ繰り越しとは
「データ繰り越し」とは、その月に使いきれずに余ってしまったデータ容量を、翌月以降に繰り越しできるサービスのことです。
たとえば、月30GBのプランに加入しているにもかかわらず23GBしか使用しなかった場合、余った7GBを翌月に繰り越せます。
その結果、翌月に使えるデータ容量は37GBに増えるのです。
データを余らせても翌月以降に使えるため、無駄なくお得に使えます。
データ繰り越しのメリット
データ容量が繰り越せることで、ユーザーは大きなメリットを享受できます。
次章から、データ繰り越しにより得られるメリットについてご紹介します。
余ったデータ容量が無駄にならない
データ繰り越しができることの最大のメリットは、当月に使いきれなかったデータ容量が無駄にならない点です。
もしデータ繰り越しがなければ、余ったデータ容量は月末を超えるとなくなってしまいます。
これはつまり、購入したものを使わずにゴミ箱に捨てるのと同じことなため、非常にもったいないのです。
とはいえ、データ容量の少ないプランを契約すると、データ通信の多い月は容量が足りずに追加購入するといったケースも出てきます。
データ繰り越しに対応していれば、余った月は翌月に繰り越せることで、実質的にはデータ容量が足りない月に回せるようになるため、無駄がなくなるでしょう。
料金プランを下げられる可能性がある
データ繰り越しに対応しているキャリアに乗り換えることで、プランを1段階安いものに変えられる可能性があります。
たとえば、普段は3GBしか使用しないものの、月によっては7GB使用する場合、料金プランの候補は以下のようになるでしょう。
- データ繰り越し未対応キャリアの場合:7GBの料金プラン
- データ繰り越し対応キャリアの場合:5GBの料金プラン
データ繰り越し未対応の場合は、7GBの利用に備えて7GB以上の料金プランを契約する方が多いはずです。
しかし、データ繰り越し対応であれば、5GBの料金プランであっても3GBしか利用しない場合、余った2GBを翌月に繰り越しして7GB使用できる計算となります。
7GBと5GBの料金プランであれば5GBの方が月額料金が安いため、毎月の通信費を節約できるのです。
データ繰り越し対応の格安SIMがおすすめな人
データ繰り越し対応の格安SIMがおすすめな方の特徴は以下のとおりです。
- データ使用量が月によって上下する方
- 普段のデータ使用量はそこまで上下しないが、ときどき使いすぎて追加容量を購入している方
上記の特徴に当てはまる方は、データ繰り越し対応の格安SIMに乗り換えることで、通信費を節約できる可能性があります。
キャリアのマイページなどで自分のデータ容量の使い方をチェックし、必要に応じて乗り換えを検討することをおすすめします。
データ繰り越し可能な格安SIMを選ぶ際のポイント
データ繰り越し可能な格安SIMは、キャリアごとにルールが異なるため、自分に合ったものを選ぶ必要があります。
そこで本章では、データ繰り越し可能な格安SIMを選ぶ際のチェックポイントをご紹介。
見極めるポイントを確認して、自分に合った格安SIMを選べるようにしましょう。
①繰り越せるデータ容量の上限をチェック
データ繰り越し対応の格安SIMを選ぶ際は、繰り越せる容量の上限を確認しておきましょう。
なぜなら、キャリアによって翌月繰り越せるデータ容量の上限が異なるためです。
一般的には3GBなら3GBまでなど、契約プランのデータ容量と同じ容量を上限として繰り越せるケースがほとんどです。
一方、y.u mobileであれば、未使用分は残容量100GBまで繰り越しできます。
繰り越せる容量の上限をチェックし、無駄が出ないよう計算して格安SIMを選びましょう。
②繰り越したデータ容量の有効期限をチェック
データ繰り越し対応の格安SIMを選ぶ際、繰り越したデータ容量の有効期限を確認しておくことをおすすめします。
繰り越したデータ容量の有効期限は翌月末までのキャリアが一般的ですが、中には無制限でいつまでも使用できるキャリアもあります。
また、有料オプションに加入することで無期限になるケースも。
「データ繰り越しで無駄は減らしたいけど短期間では使い切れないかも……」と感じる方は、有効期限が長いキャリアを選ぶのがおすすめです。
③データ容量の追加購入料金をチェック
データ容量を気にする方であれば、データの追加購入料金・期間もチェックしておきましょう。
データ容量の追加料金はキャリアによって異なりますが、1GBであれば330円〜550円が相場となっています。
なお、一般的に1度で追加するデータ容量が多くなるほど、1GBあたりの料金は安くなる傾向です。
通信速度制限は絶対に避けたいという方は、万が一のために追加容量の金額を調べておくことをおすすめします。
ちなみに、追加購入したデータ容量は繰り越せないケースもあるため、基本的にはその月内に使い切れる分だけを購入するようにしましょう。
④料金プランをチェック
データ繰り越しできるかどうかは非常に重要なポイントですが、料金プランのチェックも忘れず行いましょう。
なぜなら、無駄を出さないためにデータ繰り越し対応の格安SIMを選んでも、基本料金が高ければ節約につながりにくいためです。
格安SIMはキャリアによって料金はもちろん、データ容量や割引の有無など、それぞれ特徴が異なります。
キャリアが提供するプランを比較検討し、自分にとって1番お得なプランを選択しましょう。
【全16社】データ繰り越し対応の格安SIMの比較表
データ繰り越し可能な格安SIMを調査し、繰り越せる容量の上限と有効期限をまとめた結果は以下のとおりです。
キャリア名 | 繰り越せるデータ容量の上限 | 有効期限 |
ワイモバイル | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
UQモバイル | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
y.u mobile | 100GBまで | 無制限 |
mineo | 契約プランのデータ容量まで +パケットギフト等で付与されたパケット |
翌月末 ※パスケット利用で無制限 |
NUROモバイル | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
イオンモバイル | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
IIJmio | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
BIGLOBEモバイル | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
ロケットモバイル | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
リンクスメイト | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
LIBMO | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
エキサイトモバイル | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
QTモバイル | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
DTI SIM | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
NifMo | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
BIC SIM | 契約プランのデータ容量まで | 翌月末 |
多くのキャリアでは、契約プランのデータ容量までを上限とし、繰り越したデータ容量は翌月末までが有効期限となっています。
中には上限が100GBであったり、有効期限が無制限のキャリアもあるため、いざというときのためにデータ容量を貯めておきたい方は、y.u mobileやmineoを選ぶとよいでしょう。
【厳選】データ繰り越し対応の格安SIMおすすめ5選
データ繰り越し対応の格安SIMは16社もあるため、比較検討が大変と感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで本章では、データ繰り越し対応の格安SIMの中から、携帯販売員が厳選したおすすめの5社をご紹介します。
それぞれおすすめな人の特徴までご紹介しますので、当てはまるものがあれば候補の1つとしてご検討ください。
ワイモバイル
繰り越せるデータ容量の上限 | 契約プランのデータ容量まで |
繰り越したデータ容量の有効期限 | 翌月末 |
データの追加購入 | データ増量オプション:550円/月 ・シンプル2 S:4GB→6GB ・シンプル2 M:20GB→25GB ・シンプル2 L:30GB→35GB |
ワイモバイルは、ソフトバンク回線を直接利用した高速&安定したデータ通信と、充実したサポートから人気の高い格安SIMです。
データ繰り越しの内容については一般的ですが、申込不要で特に不便もないため、問題なく利用できます。
なお「データ増量オプション」は利用に550円/月がかかりますが、初めての加入であれば最大7ヶ月間無料になるキャンペーンが行われているため、無料の間はよりお得に利用可能です。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルの料金プランは以下のとおりです。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 | 割引後料金(おうち割+PayPayカード支払い) |
シンプル2 S | 4GB | 2,365円 | 1,078円 |
シンプル2 M | 20GB | 4,015円 | 2,178円 ※使用量1GB以下の場合は1,078円 |
シンプル2 L | 30GB | 5,115円 | 3,278円 ※使用量1GB以下の場合は1,078円 |
通常の基本料金を一見すると高く感じてしまいますが、各種割引を適用することでお得な料金になります。
- PayPayカード割:通信料金をPayPayカードで支払うと187円/月割引
- おうち割 光セット:SoftBank 光もしくはSoftBank Airとワイモバイルをセットで利用すると最大1,650円/月割引
- 家族割:家族でワイモバイルに契約すると2回線目以降1人あたり1,100円/月割引
なお「おうち割 光セット」と「家族割」は併用できないため、インターネット回線を探している場合は「おうち割 光セット」、家族でまとめて乗り換える場合は「家族割」を活用するとよいでしょう。
ワイモバイルがおすすめな人
ワイモバイルのメリット・デメリットは以下のとおりです
メリット | デメリット |
・データ使用量1GB未満の月は基本料金が安くなる ・通信環境が安定している ・通信速度が速い ・PayPayポイントが貯まりやすい ・対面サポートが充実している |
・割引前の基本料金が高め |
これらのことから、ワイモバイルがおすすめな方は以下のとおりです。
- 通信環境を重視する方
- ネットだけでなく対面サポートが欲しい方
- PayPayなどYahoo!関連のサービスをよく利用する方
通信速度・対面サポートが大手キャリア並みであることが強みなので、これらを求める方はワイモバイルへの乗り換えをおすすめします。
UQモバイル
繰り越せるデータ容量の上限 | 契約プランのデータ容量まで |
繰り越したデータ容量の有効期限 | 翌月末 |
データの追加購入 | 増量オプションⅡ:550円/月 ・コミコミプラン:20GB→25GB ・トクトクプラン:15GB→20GB ・ミニミニプラン:4GB→6GB |
UQモバイルはauを運営するKDDIのサブブランドで、通信速度に定評のある格安SIMです。
先述したワイモバイル並みの通信速度が出るため、ストレスなくインターネットを利用できるでしょう。
データ繰り越しについては上限は契約プランのデータ容量まで・有効期限は翌月末までと一般的な内容です。
データを追加購入したい場合は「増量オプション」に加入し、月550円でプランごとの規定量のデータを購入する形となります。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルの料金プランは以下のとおりです。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 | 割引後料金(自宅セット割+au PAY カードお支払い割) |
コミコミプラン | 20GB | 3,278円 (1回10分以内のかけ放題付き) |
割引なし |
トクトクプラン | 15GB | 3,465円 | 2,178円 ※使用量1GB以下の場合は990円 |
ミニミニプラン | 4GB | 2,365円 | 1,078円 |
通常の月額料金は格安SIMとしては高めですが、各種割引を適用することでお得に利用できます。
- 自宅セット割:対象のインターネットサービスもしくはauでんき利用で最大月1,100円割引
- au PAY カードお支払い割:au PAY カードで支払うことで毎月187円割引
- 家族セット割:家族でUQモバイルを利用するとそれぞれ月550円割引
なお、自宅セット割と家族セット割は併用できないため、対象サービスを利用している・新たに契約できる場合は「自宅セット割」を、家族みんなでUQモバイルに乗り換える場合は「家族セット割」を利用するのがおすすめです。
UQモバイルがおすすめな人
UQモバイルのメリット・デメリットは以下のとおりです
メリット | デメリット |
・通信速度が速い&安定している ・速度制限後も最大1Mbps ・10分以内のかけ放題プランがある ・全国各地に店舗がありサポートが受けやすい |
・割引前の基本料金が高め |
これらのことから、UQモバイルがおすすめな方は以下のとおりです。
- 通信速度・安定性を重視する方
- auひかり・auでんきなど、自宅セット割の対象サービスを利用している方
- 電話をかける頻度が高い方
大手キャリアのサブブランドらしく通信速度の安定性・各種割引が特徴なので、UQモバイルはこれらを求める方におすすめできるキャリアです。
y.u mobile
繰り越せるデータ容量の上限 | 100GBまで |
繰り越したデータ容量の有効期限 | 無制限 |
データの追加購入 | ・1GB:330円 ・10GB:1,200円 |
y.u mobileは、費用負担ゼロで付帯されるスマホ修理保険や、動画や漫画などを楽しめる「U-NEXT」とのセットプランなど、ほかにはない個性的なプランが特徴の格安SIMです。
データ繰り越しについても他社とは一線を画しており、100GBまでなら期間無制限の「永久繰り越し」を採用。
追加で購入したデータについても無制限なため、支払ったお金が無駄になりません。
データの追加購入費用についても比較的割安なため、万が一データ容量が足りなくなった場合にも金銭的な負担が少なく済みます。
y.u mobileの料金プラン
y.u mobileの料金プランは以下のとおりです。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
シングル | 5GB | 1,070円 |
シングル U-NEXT | 10GB | 2,970円 (U-NEXTの月額プラン料金込み) |
シェア U-NEXT | 20GB | 4,170円 (U-NEXTの月額プラン料金込み) |
y.u mobileの料金プランは、通常の通話音声プランは「シングル」の1つのみで、ほかの2プランはU-NEXTがセットになったプランです。
そのため「U-NEXTを利用したかった」「現在U-NEXTを利用中だ」という方におすすめできます。
なお、シェアプランは1人で加入する場合は割高ですが、2人で加入すれば追加料金なしで10GBずつ分けあって利用できるため、1人あたり2,085円/月で利用できるためお得です。
一方通常プランは1種類しかないため、選択肢が少ないのがデメリットといえるでしょう。
y.u mobileがおすすめな人
y.u mobileのメリット・デメリットは以下のとおりです
メリット | デメリット |
・100GBまで期間無制限でデータ繰り越しできる ・U-NEXTが無料でついてくるプランがある ・無料で端末保証がついてくる ・全国のヤマダ電機で申し込み可能 |
・プランの選択肢が少ない ・端末の販売がない |
これらのことから、y.u mobileがおすすめな方は以下のとおりです。
- データ使用量が月によって大きく上下する方
- U-NEXTを利用中・利用予定だった方
- スマートフォンを落とすなど、端末を破損することが多い方
他社との1番の大きな違いはデータ容量を無制限に繰り越せる「永久繰り越し」があることなため、データ容量を絶対に無駄にしたくない方はy.u mobileを選ぶとよいでしょう。
mineo
繰り越せるデータ容量の上限 | 契約プランのデータ容量まで +パケットギフト等で付与されたパケット |
繰り越したデータ容量の有効期限 | 翌月末 ※パスケット利用で無制限 |
データの追加購入 | 100MB:55円 |
mineoのデータ繰り越しは、基本的には他社と変わらず「契約プランのデータ容量まで」かつ「翌月末」までですが、条件を満たすことで繰り越したデータ容量の延命が可能です。
- パスケット(110円/月)に余ったデータ容量を入れておく
- 友達や家族とデータ容量を贈り合い、有効期限をリセットする
- mineoのミニゲーム「王国ダンジョン」を活用し、有効期限を延長する
細かい操作方法はここでは割愛しますが、上記のひと手間を加えることで、翌月末までだった繰り越したデータ容量の有効期限を延命させられます。
mineoの料金プラン
mineoの料金プランは以下のとおりです。
プラン名 | データ容量 | 月額料金(音声通話SIM) | 月額料金(データ通信のみ) |
マイピタ | 1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 | |
10GB | 1,958円 | 1,705円 | |
20GB | 2,178円 | 1,925円 | |
マイそく (データ容量無制限で速度制限あり) |
プレミアム(最大3Mbps) | 2,200円 | |
スタンダード(最大1.5Mbps) | 990円 | ||
ライト(最大300kbps) | 660円 | ||
スーパーライト(最大32kbps) | 250円 | ー |
mineoは、データ容量に制限があるプラン・データ容量は無制限ですが通信速度に制限があるプランの2種類が用意されています。
通信速度に制限にある「マイそく」のスーパーライトは、最大32kbpsとかなり通信速度が遅いものの、データ無制限・音声通話を250円/月で利用できるのは用途によっては大きな魅力でしょう。
マイピタに関しても1GB〜20GBまで選択肢が多く、自分のデータ使用量に合わせて選べるため、多くの方の選択肢に入るのではないかと感じます。
mineoがおすすめな人
mineoのメリット・デメリットは以下のとおりです
メリット | デメリット |
・条件を満たせばデータ繰り越し無制限も可能 ・ドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応 ・最安月250円でスマートフォンが持てる ・プランがシンプルでわかりやすい |
・店舗数が少なく対面サポートが弱い ・高速通信でも通信速度は遅め |
これらのことから、mineoがおすすめな方は以下のとおりです。
- 手間はかかってもよいからデータ繰り越し無制限が欲しい
- 「SIMロック解除」「SIMフリー」などがよくわからず手続きが不安
- 自宅でWi-Fiを利用しているからキャリアの通信速度は遅くてもOK
特に、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応している格安SIMは少ないため「大手キャリアから格安SIMへの乗り換えに不安がある」という方におすすめのキャリアです。
NUROモバイル
繰り越せるデータ容量の上限 | 契約プランのデータ容量まで |
繰り越したデータ容量の有効期限 | 翌月末 |
データの追加購入 | 1GB:550円 ※Gigaプラス(無料) 契約プランに応じて3ヶ月ごとにデータ容量をもらえる |
NUROモバイルのデータ繰り越しは上限・有効期限は一般的な内容ですが、契約プランに応じて3ヶ月ごとにデータ容量3GB〜15GBを無料で受け取れる「Gigaプラス」が特徴的。
もらったデータ容量は翌々月まで繰り越しできるため、慌てて使い切る必要もありません。
たとえば、追加で6GBもらった場合でも、2GBずつ使ったり、3ヶ月で1GB・2GB・3GBと分けて使用してもOKです。
ただし、データ繰り越し・Gigaプラスそれぞれすべての料金プランで使用できるわけではないため、よく確認したうえで契約するようにしましょう。
NUROモバイルの料金プラン
NUROモバイルの料金プランは以下のとおりです。
プラン名 | データ容量 | 月額料金(音声通話SIM) | 月額料金(データ通信+SMS) | 月額料金(データ通信のみ) |
NEOプラン | 20GB | 2,699円 | ー | ー |
NEOプランW | 40GB | 3,980円 | ー | ー |
お試しプラン | 0.2GB | ー | 495円 | 330円 |
VSプラン | 3GB | 792円 | 792円 | 627円 |
VMプラン | 5GB | 990円 | 990円 | 825円 |
VLプラン | 10GB | 1,485円 | 1,485円 | 1,320円 |
VLLプラン | 15GB | 1,790円 | 1,790円 | 1,625円 |
5分かけ放題プラン | 1GB | 930円 | ー | ー |
10分かけ放題プラン | 1GB | 1,320円 | ー | ー |
かけ放題プラン | 1GB | 1,870円 | ー | ー |
なお、データ繰り越し・Gigaプラスに対応したプランは以下のとおりです。
【データ繰り越し対応プラン】
- NEOプラン
- NEOプランW
- VSプラン
- VMプラン
- VLプラン
- VLLプラン
- 5分かけ放題プラン
- 10分かけ放題プラン
- かけ放題プラン
【Gigaプラス対応プラン】
- NEOプラン
- NEOプランW
- VMプラン
- VLプラン
- VLLプラン
データ繰り越しには対応しているものの、Gigaプラスには対応していないプランもあるため、ご自身の用途に合わせて適切なプランを選択しましょう。
NUROモバイルがおすすめな人
NUROモバイルのメリット・デメリットは以下のとおりです
メリット | デメリット |
・3ヶ月に1度無料でデータ容量がもらえる ・プランが豊富 ・月額料金が最安クラス ・専用アプリ利用で通話料半額 ・オプションサービスが豊富 |
・店舗数がなく無料でサポートを受けられない(有料サポートあり) ・高速通信でも通信速度は遅め |
これらのことから、NUROモバイルがおすすめな方は以下のとおりです。
- 通信速度よりも安さ重視でスマートフォンを選びたい方
- 店舗サポートが不要な方
- かけ放題にするほどでもないものの通話する機会が多い方
NUROモバイルの1番の魅力は料金プランの安さです。
価格重視で格安SIMをお探しの方は、NUROモバイルを候補の1つに入れることをおすすめします。
格安SIMのデータ繰り越しに関するよくある質問
最後に、格安SIMのデータ繰り越しに関するよくある質問について答えていきます。
疑問をゼロにして、乗り換え手続きを始めていきましょう。
シェアプランのデータ繰り越しはできますか?
格安SIMのキャリアにもよりますが、シェアプランのデータ繰り越しは可能なケースが多くなっています。
たとえば、ワイモバイル・IIJmio・y.u mobileでは、データシェアしている場合でも有効期限内であれば、データ繰り越し可能です。
キャリアによってルールが異なるため、データシェアを予定している場合は事前にデータ繰り越しできるかチェックしておきましょう。
データ繰り越しをうまく使う裏技はありますか?
データ容量を無駄にしないためにデータ繰り越しを利用するのはもちろんのこと「節約モード」「バースト転送機能」を併用するとより高い効果を得られます。
- 節約モード:低速通信に切り替え、データ容量を消費しないモード。データ容量の無駄な消費を抑える
- バースト転送機能:低速通信時、読み込みの初めのみ高速通信を利用する機能
節約モードとバースト転送機能を併用することで、極力ストレスを感じることなくデータ容量を節約できるでしょう。
ただし、節約モード・バースト転送機能は使える格安SIMが限られているため、使用したい場合は事前に確認しておきましょう。
データを使い切ったら通信速度はどうなりますか?
データを使い切ってしまった場合は通信速度制限がかかり、普段よりも通信に時間がかかってしまいます。
そのため、動画を見たり、マップで目的地を検索したりする際になかなか読み込まず、ストレスを感じてしまうことも。
一方で、LINEなどのテキストメッセージのやり取りにはそこまで影響はありません。
通信速度制限を解除するには、翌月まで待つか、追加でデータ容量を購入する必要があります。
格安SIMに安く乗り換えるならモバシティへお任せ!
データ繰り越しに対応した格安SIMをお探しであれば、ワイモバイルの正規代理店「モバシティ」をご利用ください。
モバシティでは、通常は3,850円かかる契約事務手数料が無料なだけでなく、特別キャンペーンや家族割引などを活用することで、通信費を大幅に削減できます。
手続きは非常にスムーズで、必要な書類をオンラインで提出するだけのわずか数ステップでワイモバイルへの切り替えが完了。
また、公式オンラインストアと同様の信頼感と安全性を備えているため、安心してご利用いただけます。
データ繰り越しに対応した格安SIM選びでお悩みであれば、モバシティにお気軽にお問い合わせください。
まとめ
データ繰り越しに対応した格安SIMを選ぶ際は、主に繰り越せる上限・有効期限をチェックしておきましょう。
さらに、料金プランが自分に合っているかを確認すれば、失敗する可能性が限りなく低くなるはずです。
格安SIMはキャリアによって、料金だけでなく通信速度・プランの豊富さ・オプションサービスなどが大きく異なります。
自分がスマートフォンに求めるものを見極めたうえで、それに合ったキャリアを選ぶようにしましょう。
できるだけお得にデータ繰り越し対応の格安SIMを手に入れたいとお考えであれば、ぜひお気軽に「モバシティ」をご活用ください。