10GBプラン対応の格安SIM12社徹底比較!最適な選び方も全解説
- 大手キャリアはデータ容量が大きいプランばかりで自分に合ったプランがない
- 自宅のWi-Fi環境も活用して携帯料金を安くする方法はあるの?
上記の悩みや疑問を持っている方は必見です。
大手キャリアの料金プランは大容量や無制限のプランがほとんどで、自宅にWi-Fi環境がある方はデータ容量が10GBもあれば問題なく使える方もいるでしょう。
しかし、大手キャリアでは10GBなどの小容量〜中容量プランは用意されていません。
そのため、携帯料金を大幅に安くしたいなら格安SIMを検討するのがおすすめです。
本記事では、数ある格安SIMの中から10GBプランに対応した事業者を12社ピックアップしました。
ぜひ最後までお読みいただき、携帯料金の見直しや快適なスマホライフを送るための参考にしてください。
目 次
データ容量の10GBってどのくらい?目安を解説
大手キャリアでは大容量プランや無制限プランが主流で、10GBプランのような外でもある程度快適に利用できるプランの提供はありません。
そのため、毎月のデータ容量が10GBで足りる場合は、格安SIMを検討するのがおすすめです。
この章では、データ容量が10GBあればどのようなことができるのか、基礎知識を解説します。
データ容量10GBでできること
データ容量が10GBあれば、主に以下の使い方ができます。
利用目的 | 利用可能な時間(目安) |
メール(テキストのみ) | 約200万通 |
LINE | メッセージ:約200万通 LINE電話:約500時間 ビデオ通話:約30時間 |
ネットサーフィン | 約3万回 |
YouTube | SD画質:約45時間 HD画質:約15時間 |
約10時間 | |
X(旧Twitter) | 約30〜40時間 |
Zoom | 約20〜30時間 |
上記はあくまで目安です。
それぞれのアプリやスマホのデータ節約機能などを利用すると変動する可能性がありますが、ヘビーユーザーでなければ問題なく10GBで足りるでしょう。
データ容量10GBは使いすぎ?
データ容量を月に10GB使うような利用方法は、特別使いすぎといったことはありません。
現在はさまざまな動画・音楽配信サービス、SNSなどが発達しており、大手キャリアでは50GBなどの大容量プランや無制限プランが主流となっています。
株式会社MM総研の調査結果によると、一般的なユーザーの月の使用データ容量は平均8.95GBで中央値は3GBとのことでした。
そのため、データ容量10GBは決して使いすぎではないといえます。
参考:株式会社MM総研 携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021 年12 月時点)
データ容量10GBはどんな人におすすめ?
データ容量10GBがおすすめなユーザーは以下のとおりです。
- Wi-Fi環境はあるけど外出先でもある程度利用したい方
- 大容量プランや無制限プランは必要ないがモバイルデータ通信で動画視聴・SNSをする方
- データ容量はある程度ほしいけど携帯料金も大幅に安くしたい方
Wi-Fi環境などを上手に使うことで、携帯料金を安くしつつ快適に利用できます。
逆に、データ容量10GBが物足りなくなる可能性が高いユーザーは以下のとおりです。
- 常にモバイルデータ通信で動画視聴やSNSをする方
- 外出先でスマホゲームをする方
- モバイルデータ通信で映画を高画質で視聴する方
- 自宅にWi-Fiがない方
動画配信サービスやSNSのヘビーユーザーは数十GBを一気に使うことも多く、データ容量10GBでは足りなくなる可能性が高いです。
また、自宅にWi-Fiがない方も使い方によってはデータ容量10GBを超えてしまう可能性があるため向いていない可能性があります。
契約する際には、自分が今どのくらいデータ容量を消費しているのか把握しておくことが大切です。
10GBプラン対応のおすすめ格安SIMを12社比較
データ容量10GBに対応した格安SIMは種類が多すぎて選びにくいと感じる方もいるでしょう。
データ容量10GBプランを提供している格安SIMの中からおすすめの事業者を12社ピックアップしました。
それぞれの格安SIMの特徴や料金について詳しく解説します。
日本通信SIM
日本通信SIMは、小容量〜大容量までさまざまなニーズに対応したプランを格安で提供している格安SIMです。
日本通信SIMの合理的みんなのプランは、データ容量10GB対応の格安SIMの中でも最安級の料金プランです。
10GBを超過した際のデータチャージも、1GBあたり220円で最大30GBまで追加できます。
さらに、ひと月70分までかけ放題のサービスが付帯されています。
通常の国内通話料も11円/30秒と、大手キャリアなどと比較しても割安なのも嬉しいポイントです。
電話の頻度は多くないけど、できるだけ通話料金を節約したい方にもおすすめの格安SIMです。
日本通信SIMの料金プラン
日本通信SIMの料金プランは以下のとおりです。
日本通信SIMのかけ放題オプションは、加入している料金プランによって付けられる組み合わせが異なるので、以下の表を参考にしてください。
料金プラン | 月額料金 |
合理的シンプル290プラン(1GB) | 290円 |
合理的みんなのプラン (10GB+ひと月70分かけ放題) |
1,390円 |
合理的20GBプラン (20GB+ひと月70分かけ放題) ※2023年11月27日より30GBに増量 |
2,178円 |
合理的かけほプラン(3GB+かけ放題) | 2,728円 |
【かけ放題オプションを付けられるプランと月額料金】
対象プラン | 70分かけ放題 | 通話5分かけ放題 | 通話かけ放題 |
合理的シンプル290プラン | +700円 | – | +1,600円 |
合理的みんなのプラン | – | +0円 | +1,600円 |
縦項目 | 合理的20GBプラン | +0円 | +1,200円 |
b-mobile
b-mobileも、日本通信SIMを提供している日本通信株式会社のグループブランドの一つです。
b-mobileの料金プランは、1GBからスタートし、最大20GBまで利用できる従量制プランです。
使ったデータ量に応じて料金が変動するので、無駄なく利用できるだけでなく、Wi-Fiを活用することで携帯料金を大幅に安くできます。
また、データ量の使い過ぎ防止機能が用意されており、勝手に料金が上がることも防げます。
b-mobileの通話料金も11円/30秒と大手キャリアと比べて割安なので、電話を頻繁に使う方にもおすすめです。
ただし、かけ放題オプションは5分/回かけ放題しか提供していない点に注意しましょう。
b-mobileの料金プラン
b-mobileの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金 |
990ジャストフィットSIM (1GB〜20GB) |
1,089円〜5,269円 |
かけ放題オプション | 月額料金 |
通話5分かけ放題 (5分/回かけ放題) |
550円 |
NUROモバイル
NUROモバイルは、ソニーグループが運営している格安SIMです。
大手3大キャリアすべての回線を提供しており、自分の利用するエリアに合わせて選べます。
データ容量も小容量〜大容量までさまざまなニーズに合わせて選べます。
NUROモバイルでは、NEOデータフリーやバリューデータフリーなどの独自サービスが魅力です。
NEOデータフリーは、LINE・X(旧Twitter)・Instagram・TikTokのデータ通信量がカウントフリーになります。
バリューデータフリーは、LINEのデータ通信量がカウントフリーになります。
さらに、データのアップロードがカウントフリーになるあげ放題など、SNSなどを中心に利用するユーザーにおすすめの格安SIMです。
NUROモバイルの料金プラン
NUROモバイルの料金プランは以下のとおりです。
かけ放題オプションに関しては、一部ソフトバンク回線だと加入できないため注意しましょう。
料金プラン | 月額料金 |
NEOプラン(20GB) | 2,699円 |
NEOプランW(40GB) | 3,980円 |
VSプラン(3GB) | 792円 |
VMプラン(5GB) | 990円 |
VLプラン(10GB) | 1,485円 |
VLLプラン(15GB) | 1,790円 |
5分かけ放題プラン(1GB)※ | 930円 |
10分かけ放題プラン(1GB)※ | 1,320円 |
かけ放題プラン(1GB)※ | 1,870円 |
※5分/10分/かけ放題プランはドコモ・au回線のみ
かけ放題オプション | 月額料金 |
5分かけ放題 (5分/回かけ放題) |
490円 |
10分かけ放題 (10分/回かけ放題) |
880円 |
かけ放題(国内通話無料) ※ドコモ・au回線のみ |
1,430円 |
イオンモバイル
イオンモバイルは、大手スーパーマーケットで知名度の高いイオングループが運営している格安SIMです。
イオンモバイルの最大の特徴は、全国のイオン店舗で契約やサポートが受けられることです。
格安SIMはサポート面が限られていたり、契約がオンラインに限られていたりするなど、人によっては難しいと感じるでしょう。
しかし、イオンモバイルであればもしものトラブルなどにも対応してくれるため、安心して契約できます。
イオンモバイルの料金プランも、ほとんどデータ容量を使わない方から外出先でも快適に使いたい方などさまざまなニーズに対応しています。
通話オプションも3段階提供しており、自分の通話の利用状況に応じて選びやすいのが嬉しいポイントです。
イオンモバイルの料金プラン
イオンモバイルの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金 |
さいてきプラン (0.5〜10GB) |
803円〜1,848円 |
さいてきプランMORIMORI (20〜50GB) |
1,958円〜5,258円 |
かけ放題オプション | 月額料金 |
5分かけ放題 (5分/回かけ放題) |
550円 |
10分かけ放題 (10分/回かけ放題) |
935円 |
フルかけ放題 (国内通話無料) |
1,650円 |
LinksMate
LinksMateは、主にスマホゲームを中心に利用しているユーザーにおすすめの格安SIMです。
料金プランが非常に幅広く、最大1TBまで利用できます。
契約する料金プランに応じてゲームの特典が得られるのも嬉しいポイントです。
また、LinksMateにはカウントフリーオプションが用意されており、さまざまなゲームやSNSのデータ通信量がカウントフリーになります。
自分が利用しているサービスが含まれている場合は、Wi-Fi環境のない場所でもデータ容量を気にせず利用できるため、ヘビーユーザーにもおすすめの格安SIMです。
LinksMateの料金プラン
LinksMateの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金 |
100MB〜1TB | 517円〜49,852円 |
かけ放題オプション | 月額料金 |
10分かけ放題オプション (10分/回かけ放題) |
935円 |
mineo
mineoは、格安SIMの老舗として知名度が高い事業者です。
大手3大キャリアすべての回線を提供しており、自分に合った回線を選べます。
mineoは、独自サービスとしてデータ容量を使い切った際に他のユーザーからパケットをもらえる「フリータンク」や、データ容量を使い切った際に最大通信速度1.5Mbpsで使い放題になる「パケット放題Plus」を提供しています。
もしデータ容量を使い切ったとしてもある程度快適に利用できるのは嬉しいポイントです。
mineoの料金プラン
mineoの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン【マイピタ】 | 月額料金 |
1GB | 1,298円 |
5GB | 1,518円 |
10GB | 1,958円 |
20GB | 2,178円 |
かけ放題オプション | 月額料金 |
10分通話パック (月最大10分かけ放題) |
110円 |
10分かけ放題 (10分/回かけ放題) |
550円 |
時間無制限かけ放題 (国内通話無料) |
1,210円 |
QTモバイル
QTモバイルは、九州電力グループが提供している格安SIMです。
QTモバイルも、大手3大キャリアすべての回線を提供しています。
QTモバイルは、九州各県に店舗が存在しており、契約やもしものトラブルなどのサービスにも柔軟に対応してくれるのが特徴です。
また、端末購入の際のデータ移行も無料でサポートしてくれるのが嬉しいポイント。
大手キャリアを中心に、データ移行などのサポート料が有料になりつつある中、無料でサポートが受けられるので余計な費用をかけずにすみます。
また、九州電力やBBIQとまとめることでセット割が入り、さらに安くなります。
九州地方にお住まいの方におすすめです。
QTモバイルの料金プラン
QTモバイルの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金 |
2GB | 1,100円 |
4GB | 1,540円 |
6GB | 1,760円 |
10GB | 1,980円 |
20GB | 2,200円 |
30GB | 3,300円 |
かけ放題オプション | 月額料金 |
10分間かけ放題 (10分/回かけ放題) |
880円 |
無制限かけ放題 (国内通話無料) |
1,600円 |
IIJmio
IIJmioも、格安SIMの老舗事業者で知名度が高いです。
IIJmioは、通常の料金プランでも最安級の金額ですが、IIJmioひかりとセットにすることで、「mio割」が適用され、IIJmioひかりから追加で月額660円の割引が入ります。
データ容量を使い切った際のデータチャージも1GBあたり220円と非常に安いです。
また、IIJmioは格安SIMでは珍しいキャリアメールにも対応しています。
月額330円と有料ですが、キャリアメールも使いたいユーザーにとっては嬉しいポイントです。
自宅のインターネットもまとめてIIJmioに乗り換えできる方はかなりお得になるため、契約をおすすめします。
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金 |
2ギガプラン | 850円 |
5ギガプラン | 990円 |
10ギガプラン | 1,500円 |
15ギガプラン | 1,800円 |
20ギガプラン | 2,000円 |
かけ放題オプション | 月額料金 |
通話定額5分+ (5分/回かけ放題) |
500円 |
通話定額10+ (10分/回かけ放題) |
700円 |
かけ放題+ (国内通話無料) |
1,400円 |
J:COMモバイル
J:COMモバイルはKDDIの子会社で、テレビや固定電話、電気などさまざまなサービスを提供しているJ:COMが運営する格安SIMです。
J:COMの特徴は、J:COMモバイルとJ:COMが提供する他サービスをセットで契約することで、データ容量が大幅に増加する「データ盛」を提供している点です。
たとえば、10GBプランにデータ盛を提供することでさらに10GB増量され、月最大20GBまで利用できます。
テレビや電気などもJ:COMにまとめられる方は、外出先でもより快適にスマホが利用できるためおすすめです。
J:COMモバイルの料金プラン
J:COMモバイルの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金 |
1GB | 1,078円 |
5GB | 1,628円 |
10GB | 2,178円 |
20GB | 2,728円 |
かけ放題オプション | 月額料金 |
かけ放題(5分/回) | 550円 |
かけ放題(60分/回) | 1,650円 |
エックスモバイル
エックスモバイルは、ドコモ回線を利用しており5分/回かけ放題が標準搭載の格安SIMです。
プランも1GB〜50GBまでの複数のプランが用意されており、利用状況に合わせて細かく調整できるのが嬉しいポイントです。
また、エックスモバイルは全国100店舗以上出店しており地方にも複数店舗出店しているため、店舗でサポートを受けやすいのが特徴です。
ドコモ回線を利用しており通信品質もよいため、安心して使いたい方におすすめの格安SIMだといえます。
エックスモバイルの料金プラン
エックスモバイルの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金 |
シン・プラン(1GB〜50GB) | 1,408円〜6,578円 |
かけ放題オプション | 月額料金 |
かけたい放題ライト (10分/回かけ放題) |
550円 |
かけたい放題フル (国内通話無料) |
1,650円 |
y.u mobile
y.u.mobileは、U-NEXTを利用したい方におすすめの格安SIMです。
シングル U-NEXTプラン以上を契約すれば、U-NEXTも付帯しており追加料金なしで利用できます。
また、y.u.mobileは、有効期限なしのデータ繰り越しに対応しており、普段あまりデータ容量を使わない方やWi-Fi環境がある方は、毎月データ量を繰り越しして快適に使えるでしょう。
また、発売から5年、購入から1年以内のスマホが故障した際には修理費用負担が0円になる保険サービスも提供しており、万が一利用しているスマホが壊れても安心です。
y.u mobileの料金プラン
y.u.mobileの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金 |
シングル(5GB) | 1,070円 |
シングル U-NEXT(10GB) | 2,970円 |
シェア U-NEXT(20GB) | 4,170円 |
かけ放題オプション | 月額料金 |
10分かけ放題 (10分/回かけ放題) |
550円 |
無制限かけ放題 (国内通話無料) |
1,400円 |
リペアSIM
リペアSIMは、iPhoneの修理サービス「iPhone修理アイサポ」がお得になるiPhoneユーザー向けの格安SIMです。
リペアSIMを契約している方であれば、修理代金がいつでも10%割引されます。
回線はドコモ・ソフトバンク回線から選べるほか、データ繰り越しなど他の格安SIMでも提供しているサービスは基本的に利用できます。
ただし、通話を頻繁におこなう方は、24時間国内通話無料のかけ放題オプションには対応していないため注意しましょう。
リペアSIMの料金プラン
リペアSIMの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | 月額料金 |
バリューS(3GB) | 980円 |
バリューM(10GB) | 1,680円 |
バリューL(20GB) | 1,980円 |
かけ放題オプション | 月額料金 |
10分定額かけ放題 (10分/回かけ放題) |
850円 |
【結論】10GBプランが最安の格安SIMはどこ?
格安SIMは種類が多いため、料金が安いデータ容量10GB対応の格安SIMを見つけるのが大変だと感じる方もいるはずです。
そこで、データ容量10GBプランの比較表を作成しました。
データ容量10GB対応の格安SIM | 月額料金 |
日本通信SIM | 合理的みんなのプラン:1,390円 |
b-mobile | 990ジャストフィットSIM:3,069円 |
NUROモバイル | VLプラン:1,485円 |
イオンモバイル | さいてきプラン:1,848円 |
LinksMate | 10GB:1,870円 |
mineo | マイピタ(10GB):1,958円 |
QTモバイル | 10GB:1,980円 |
IIJmio | 10ギガプラン:1,500円 |
J:COMモバイル | 10GB:2,178円 |
エックスモバイル | 10GB:2,508円 |
y.u.mobile | シングル U-NEXT:2,970円 |
リペアSIM | バリューM:1,680円 |
本記事でご紹介した格安SIMの中で最も料金が安いのは日本通信SIMです。
料金が安いだけでなく、ひと月70分まで通話無料の特典もあるため、とくにこだわりがなければ日本通信SIMを契約するのがおすすめです。
10GBプラン対応の格安SIMの選び方のポイント
データ容量10GBプラン対応の格安SIMは種類が多く、選ぶ際に悩む方も多いでしょう。
次に、データ容量10GBプラン対応の格安SIMを選ぶ際に失敗しないためのポイントを解説します。
①月額料金
携帯料金をとにかく安くしたいと考えている方は、月額料金の安さを判断基準にするのがおすすめです。
基本的に大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、大幅に携帯料金を安くできます。
さらに、料金の安さにこだわりたい方は、同じデータ容量10GBプランの中から最も安い格安SIMを選ぶとよいでしょう。
ただし、通話も頻繁におこなう方は、「かけ放題オプション」が提供されているか確認しておきましょう。
格安SIMによっては、かけ放題オプションを提供していない場合があります。
月額料金で判断する場合は、オプションサービスも入れた場合のトータル料金で考える必要があります。
②回線の種類
格安SIMを選ぶ際には、どのキャリアの回線を利用するかどうかを判断基準にするのもおすすめです。
格安SIMは、大手キャリアの電波を一部借りて運営しています。
そのため、格安SIMによって提供しているキャリア回線はそれぞれ異なります。
大手3大キャリアすべての回線を提供しているのか、一部のキャリアしか提供していないのかなどさまざまです。
今使っているキャリア回線と別のキャリア回線の格安SIMを利用する場合は、必ず対応エリアを確認しておきましょう。
利用している場所によっては、別のキャリア回線にすることで電波が入りにくくなる可能性があるからです。
また、できるだけ自分が今使っているキャリア回線を提供している格安SIMを契約すれば、ほぼ同じエリアで利用できるので安心です。
③通信速度の実測値
格安SIMを選ぶ際には、通信速度も気にする必要があります。
なぜなら、データ容量10GBプラン対応の格安SIMを契約したとしても、通信速度が遅ければ使い物にならないためです。
格安SIMは、大手キャリアの電波を一部しか借りていないため、基本的に大手キャリアより通信速度が遅いです。
また、格安SIMの場合、大手キャリアと違い昼頃や夕方などの利用者が増える時間帯では通信混雑が起きやすいケースがあります。
格安SIMを選ぶ際には、それぞれの格安SIMの「実測値」を調べておくことで、だいたいの通信速度の目安がわかるでしょう。
実測値を調べるには「みんなのネット回線速度」のような、実際のユーザーが測定した通信速度のランキングサイトを利用するのがおすすめです。
④データ容量超過後の速度
データ容量の10GBを超過した場合の、最大通信速度も意識しましょう。
格安SIMによって速度制限がかかった際の最大通信速度は異なります。
最大128kbpsしか出ないものもあれば、1Mbpsまで出るものも存在します。
最大通信速度が速ければ速いほど、ネットサーフィン程度やLINEのメッセージの送受信程度なら快適に利用できる可能性が高まるでしょう。
おすすめはデータ容量超過後の速度が最大通信速度1Mbpsの格安SIMです。
⑤データ繰り越しの可否
格安SIMの中には、余ったデータ容量を翌月まで繰り越しできるものが存在します。
データ繰り越しに対応した格安SIMにすることで、翌月以降にデータ容量が多めに欲しい方はWi-Fi環境などを使ってデータ容量を節約すれば、データ繰り越しで翌月に多くのデータ容量が使えます。
月によってデータ容量が変動しやすい方は、データ繰り越しに対応した格安SIMも検討するのがよいでしょう。
⑥データ追加購入の料金
データ容量を使い切った際に、0.5GBや1GBごとにデータを追加購入できます。
格安SIMによってデータ追加購入の費用は異なります。
10GBを使い切ることがある方は、データ追加購入の費用もチェックしておきましょう。
できる限りデータ追加購入の費用が安い格安SIMを選べば、データ容量を超過しても負担が少なく済みます。
おすすめは1GBあたり220円などの低価格で追加購入できる格安SIMです。
⑦カウントフリーなどの独自サービス
格安SIMには、特定のサービスの利用でデータ使用量がカウントフリーになったり、特典が得られたりするものも存在します。
具体的に、カウントフリーはLINEやInstagramなどのSNSのデータ使用量が対象サービスになる場合が多いです。
対象サービスを頻繁に利用する方は、10GB以上のデータ容量のプランを契約するよりも、10GBでカウントフリー対象のプランにした方がお得になるかもしれません。
⑧端末の動作確認
格安SIMを選ぶ際には、現在の端末の状態もチェックしておく必要があります。
主に以下の項目をチェックしておくとよいでしょう。
- 端末の破損や不具合はないか
- 利用したい格安SIMで動作保証されているか
- SIMロック解除されているか
とくに、SIMロック解除については必ずチェックしておく必要があります。
SIMロック解除していない場合は、機種をそのまま持ち込み契約しても電波を拾えず利用できません。
キャリアショップに行ったり、専用サイトからSIMロック解除手続きをしたりする必要があるなど手間がかかるため注意しましょう。
機種が破損していたり、不具合が多かったりする場合は端末購入も可能な格安SIM事業者もあるので、チェックしておきましょう。
スマホ乗り換えは特典でお得なモバシティへ!
「携帯料金を大幅に安くしたいけど格安SIMはよく分からない」といった方も多いはずです。
格安SIMは、基地局を持たず大手キャリアの電波を一部借りていたり、店舗数が少ないもしくは出店していなかったりする代わりに低価格を実現しています。
しかし、人によっては使いにくくなったり、サポート面で困ったりするかもしれません。
携帯料金を安くしつつサポートもしっかり受けたいと考えている方は、ワイモバイル・ソフトバンクの販売代理店「モバシティ」へご相談ください。
モバシティは、数多くのお客様の携帯料金を見直したり、丁寧なサポートをおこなったりしている実績があります。
モバシティでは、契約内容やプランによっては機種代金の割引などのキャンペーンが受けられます。
豊富な経験をもつスタッフが、お客様のニーズに合わせて最適なプランをご提案いたしますので、ぜひ一度モバシティまでご相談ください。
まとめ
格安SIMのデータ容量10GB対応プランは、Wi-Fi環境があるけど外でも使いたい方や、ある程度のデータ容量はほしいけど携帯料金も大幅に安くしたい方におすすめです。
データ容量10GBプランの選び方のポイントは以下のとおりです。
- 月額料金の安さで決める
- 回線の種類を意識する
- 通信速度は「実測値」を判断基準にする
- データ容量超過後の通信速度が速い格安SIMを選ぶ
- データ繰り越しに対応した格安SIMを選ぶ
- データ追加購入の料金が安い格安SIMを選ぶ
- カウントフリーなど独自サービスがある格安SIMを選ぶ
すべての要素を満たした格安SIMを選ぶのは難しいかもしれませんが、できるだけ上記の要素を多く含んだ格安SIMを選べば快適に使えるでしょう。
また、格安SIMを契約する前にはトラブルを防ぐためにも、必ず利用する端末の動作確認も実施することが大切です。
もし、「携帯料金を大幅に安くしたい方」「格安SIMはよく分からなくて乗り換えるのが不安」といった方は、モバシティのような販売代理店を検討するのもおすすめです。
格安SIMと違い、専門スタッフの丁寧なサポートを受けつつ携帯料金を安くできる可能性もあります。
本記事でご紹介したポイントやおすすめ格安SIMの内容をもとに、快適に使えるデータ容量10GBプランを見つけましょう。