増える格安スマホ(格安SIM)からキャリアへの乗り換え
流行りの格安スマホ(格安SIM)も格安スマホにして得する人、損する人がいます。
いま、一度格安スマホにしたけどキャリアへまた乗り換えるという人が多くいます。
では、実際にどのような人がキャリアに乗り換えているのでしょうか?
格安スマホのデメリットやキャリアへの乗り換えの方法などをご紹介していきます。
格安スマホに適さない人とデメリット
■キャリアメールを使いたい人
格安スマホでは電話番号は引き継げますが、キャリアのメールアドレスは使用できなくなります。
会員登録などでフリーメール不可でキャリアメールやプロバイダメールしか受け付けないということもあるようです。
格安スマホを使いたいのであれば、ご自信にキャリアメールが必要かどうか確認しておきましょう。
使用不可のメールアドレス
- @docomo.ne.jp
- @ezweb.ne.jp
- @softbank.ne.jp
■スマホでよくインターネットを使う人
格安スマホはキャリアから回線を借りて繫げています。ネット回線が悪いということではありませんが、大手キャリアのスマホの方が安定したネット環境で通信できます。
仕事などWi-Fiがないような場でスマホをよく使うという方は格安スマホはキャリア契約して使用したほうがいいでしょう。
■サポート体制がしっかりしている方がいい
格安スマホを販売しているMVNOには実店舗がなかったり、あっても少なかったりと、直接何かを聞きたい時に少し頼りないところがあります。
また、MVNOで端末を購入した場合には有料で端末補償に入ることもできますが、持込機種の場合は補償を受けることができない場合が多いです。
■最新機種を安く手に入れたい
キャリアでは最新スマホでも割引特典などがあります。最新機種でも安く手に入れることができます。
その他にもこのような理由で格安スマホからキャリアに戻す人がいます。
- 格安スマホはクレジットカード決済がほとんど
- 家族割や通話定額プランがない
- 故障した際の修理代金が有料、しかも高額だった
- 修理期間中の代替機の貸出がない
- テザリングできない機種がある
- よく通話するので話し放題プランにしたい、無料通話がない
格安スマホ(格安SIM)からキャリアへ戻す方法
格安スマホ(格安SIM)からキャリアに乗り換えすることは可能です。
キャリアから格安スマホ(格安SIM)にした時と同じ手順になります。
<手順>
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①MNP予約番号を取得する
-
②書類を用意する
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③申し込み手続きをする
<費用>
- 契約解除手数料10,000円程度
- MNP転出手数料3,000円程度
- MNP転入手数料3,000円程度
格安スマホ(格安SIM)もキャリアのように最低利用期間のしばりを設けています。ほとんどが1年間のしばりを設けており、この間に解約すると10,000円前後の違約金がかかる場合があります。
また、格安SIMによっては転出手数料が高額になる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
♦主なMVNO事業者の解約時にかかる手数料
事業者(MVNO) | 最低利用期間 | 解約時にかかる手数料(MNP転出手数料+違約金) |
mineo | 12ヶ月 | 13ヶ月目以降のMNP¥2,000 12ヶ月以内のMNP¥11,500 |
OCN モバイルONE |
6ヶ月 | 26ヶ月目(更新月)のMNP¥3,000 6ヶ月以内のNMP¥11,000 |
UQ モバイル |
25ヶ月 | 26ヶ月目(更新月)のMNP¥3,000 更新月以外のMNP¥12,500 |
DMM モバイル |
12ヶ月 | 13ヶ月目以降のMNP¥3,000 12ヶ月以内のMNP¥12,000 |
IJJmio | 12ヶ月 | 13ヶ月目以降のMNP¥3,000 12ヶ月以内のMNPの場合、1ヶ月目は¥15,000、ひと月ごとに-¥1,000 |
楽天 モバイル |
12ヶ月/24ヶ月(プランによって異なる) | 最低利用期間以降のMNP¥3,000 最低利用期間中のMNP¥12,800~15,000 |
FREETEL | 12ヶ月 | 13ヶ月目以降のMNP¥2,000 12ヶ月以内のMNPの場合、1ヶ月目は¥15,000、2ヶ月目~12ヶ月目はひと月ごとに-¥1,000 |
<手続きに必要なもの>
- MNP予約番号
- キャッシュカードまたはクレジットカード
- 本人確認書類(免許証等)
ソフトバンクの下取りプログラムを利用しよう
格安スマホ(格安SIM)からキャリアに乗り換えたいけど、どこにするか迷っている方に朗報です!
ソフトバンクでは「下取りプログラム」というサービスがあり、お得に乗り換えすることができます。
「下取りプログラム」とは他社からの乗り換えで利用していた機種を下取りし、その査定額を月々の通信料金から割り引くサービスです。
対象となるのは他社からの乗り換え(MNP)の方が対象で、他社で購入したスマホ・ガラケーです。
各機種の下取り金額は「携帯電話を高額下取り」でご確認ください。
格安スマホ(格安SIM)からキャリアに変えるメリットまとめ
最後に格安スマホ(SIM)からキャリアに乗り換えるメリットをまとめましたのでご覧下さい。
■かけ放題サービスがある
格安SIMの難点は、通話料が高いということです。20円/30秒が基本とされています。
中にはかけ放題のサービスを行っているMVNOもありますが、10分かけ放題など時間制限がある場合がほとんどです。
キャリアの場合は月額料金で時間無制限のかけ放題サービスがあるので、1回の通話時間が長い人や、格安スマホ(格安SIM)を使っているけど結局月々の通話料が高額になってしまうという方にはキャリアがおすすめです。
■セット割で他のサービスもお得に
キャリアではインターネット回線とセットで自宅のインターネットも月々のスマホ使用料もお得になるセット割があります。インターネット回線の見直しを検討されている方や、これからお得にインターネットを利用したい方などにおすすめです。
ソフトバンクでも「光コラボ」のセット割サービスを行っております。
くわしくは「光コラボ同時加入でさらにキャッシュバック!」をご覧下さい。
■サポートが充実していて安心
キャリアは実店舗も多くあり、トラブルが起きた際やご相談がある場合はすぐに直接サポートを受けやすくなっています。
一方、格安スマホ(格安SIM)の場合は実店舗も少なく、ほとんどが電話かインターネットでの対応になります。
もしも急にスマホが使えなくなった場合などもすぐにお店に駆け込むことができるキャリアのほうが安心ですよね。
これまで、格安スマホのデメリットやキャリアへの戻し方などをご紹介してきました。
格安スマホは適した人にはとってもお得になりますが、普段のスマホの使用状況によっては損をしてしまったり、使っていてストレスを感じることもあるでしょう。
格安スマホからキャリアへの乗り換えはカンタンにできます。乗り換えるキャリア、お店によってはお得に乗り換えることができるサービスを多数用意しており、実際に乗り換えられる方も多くなっています。
格安スマホ(格安SIM)が自分に合っていないかな・・・と思われた場合はキャリアへの乗り換えをぜひご検討ください。