楽天モバイルからドコモへMNP!転出方法と不都合の改善を検証
ドコモなどの従来の携帯キャリアから格安スマホにMNPをされている方が多くいますが、逆に格安スマホから従来の携帯キャリアに戻したいという方も少なくありません。実際に格安スマホを使ってみて、契約前に気が付かなかった不都合があったり、思ったほど料金が安くなかったり、最新機種を購入したくなったり・・・
今回の記事では、格安スマホの楽天モバイルからドコモにMNPする際の転出手続き方法と、実際に不都合が解消されるか否かについて検証します。
MNP予約番号の発行
楽天モバイルの場合は、ウェブ(楽天モバイル メンバーズステーション)でMNP予約番号の発行手続きができます。ウェブ以外からはMNP予約番号の発行はできないので、注意してください。
メンバーズステーションには、SIM電話番号とSIM番号(DNからはじまるもの)、もしくは楽天IDとパスワードを入力してログインします。SIM電話番号とSIM番号は購入時にSIMカードが入っていたカードの裏面に記載されています。
メンバーステーションにログインしたら、「登録情報・設定変更」→「MNP予約番号発行・確認」の順にクリックすると予約番号発行ページになります。画面下部の「MNP予約番号の発行をする」をクリックすると、MNP予約番号手続きは完了です。
他の携帯電話事業者同様、MNP予約番号の有効期限は15日間です。
1MNP転出にかかる諸費用
楽天モバイルでも、MNP転出の際に諸費用が発生します。
<必ず発生するもの>
MNP転出手数料(3,000円)・・・MNP手続きの事務手数料として発生します。
<契約内容によって発生するもの>
解除料(9,8000円)・・・契約プランにより解除料の金額はまちまちです。楽天モバイルの場合は、キャンペーンプランが非常に多いので手続き前に確認する必要がありますが、電話機能付きの契約の場合は多くのユーザーが1年以内の解約時に9,800円の解除料がかかる契約内容になっています。
携帯電話割賦残金・・・楽天モバイルで端末を割賦購入した場合には、その割賦残金の支払いがあります。
クレジットカードで支払いをされていると思いますが、解約後も代金完済まで分割払いが継続されます。
※これらのほかに、MNP契約時に乗り換え先の新規契約事務手数料や端末代金などがかかります。
2MNP時の注意点
MNP時に以下注意点があります。
・楽天モバイルには日割りがない
楽天モバイルの請求金額には日割り計算がありません。また、締め日が毎月15日と決まっており、16日以降の解約の場合は翌月分の料金も請求されます。解約手続きの完了はMNPの乗り換え先の登録が完了した時点ですので、15日までに乗り換えの登録が完了しないと翌月分の支払いが二重に発生することになります。
・楽天モバイルは解約(MNP)時にSIMカードの返却が必要
解約(MNP)手続きが完了すると、楽天モバイルにSIMカードを返却しなければなりません。返送にかかる送料は、負担しなければなりません。また、申し込み種別(契約時期・方法)によって返送先が異なることにも注意してください。
※申し込み種別が006、007のお客様※
〒143-0006 東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイル SIM返却係
申し込み種別が 008,009のお客様
〒338-0824 埼玉県さいたま市桜区上大久保303-1
物流センターSIM返却係
楽天モバイルからドコモMNPで不都合の解消は?
楽天モバイルからの転出を考えている方は、何かしら理由があるかと思います。考えうる理由を想定し、ドコモにMNPすることでどのよう改善されるか見ていきましょう。
音声通話量が高くついてしまう
楽天モバイルでは5分以内電話し放題のプランはありますが、それより長時間の通話し放題プランはありません。5分経過後は30秒につき10円の通話料が発生します。
対して、ドコモではカケホーダイプラン(2,700円/月額)で24時間通話し放題です。データパックの料金など総合的に検討することが必要ですが、長時間の電話が多いユーザーはドコモに変更することにより月々の料金が安くなる可能性があります。
(au、ソフトバンクでも同様に2,700円の通話し放題プランがあります)
1キャリアメールが使用できない
楽天ではキャリアメールの使用ができないため、メール機能を利用したいときにはgmailなどのフリーメールを利用するしかありません。
金融機関などに会員登録を行う際に、信用度の問題からフリーメールでは登録ができずキャリアメールのみ対応可能となる場合があります。
ドコモではもちろん、キャリアメールが利用できます。au、ソフトバンクも同様です。
2カスタマーサポートの体制に不満がある
楽天モバイルのカスタマーサポートの体制に不満を感じているユーザーが多く見られます。
- 問い合わせをしようと電話をしたのに電話が全然つながらない。
- 不親切な対応をされた。
- スマホが壊れたので問い合わせたらメーカーの電話番号を伝えられ、その後メーカーでもいろんな部署をたらいまわしにされてしまった。
などの不満が多く見られます。
特に、故障や紛失などで不安やストレスを感じている際に、親切な対応をされないと不審につながる場合が多いようです。
ドコモの場合も、回線が混みあってしまいつながりにくくなることは当然あります。
大きく異なる点としては、修理や紛失のサポートがワンストップで完結すること、長年の実績があるのでマニュアルが整備されており的確な案内を受けられることかと思います。
この点に関しても、au、ソフトバンクでもドコモと同様です。
3最新の端末を購入したい
そもそも、格安スマホ事業者では最新の端末が販売されていないため、アップルストアなどから割引されていない価格で購入する必要があります。
ドコモなら月々サポートの適用や端末購入サポートの適用を受けて安く購入できる可能性があります。
ドコモにこだわっているわけではなく、従来キャリアの携帯電話を安く買いたい方には、ソフトバンクのウェブ販売店がオススメです。当店「モバシティ」はソフトバンクのweb販売店として高額現金キャッシュバックをはじめとした大胆な端末代金値引きを実施中です。
4通信速度に不満がある
楽天モバイルでは通信速度の改善にたいする取り組みがはかられていますが、実測値を見る限りまだまだ従来の3キャリアにはスピードで劣っています。特にランチタイムや夕方の混雑時にはストレスを感じるユーザーの方が多いようです。
従来キャリアではこのような不満はほとんど聞かれません。
まとめ
楽天モバイルの転出方法と、ドコモなどにMNPをした場合にどのように現在の不都合が解消されるかを見てきました。
格安モバイルの最大のメリットは安さですのでうまく利用するにはある程度犠牲にしなければならない部分もありますが、やはり従来のキャリアに戻した場合にはそうした不都合は解消される見込みが高いことが確認できました。
そして、せっかくですので従来キャリアでもできるだけ安く購入してお得に携帯電話を使用したいものですよね。そんな方は、「モバシティ」までぜひご相談ください。
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