【最新】ドコモ新プランを全解説!料金比較で徹底検証
※2021年新料金プランの詳細はこちらから。
2019年10月1日。
ついに「電気通信事業法」の一部改正が施行されました。
対象となるドコモ・au・ソフトバンクの携帯大手3社は、この施行日を前に「新料金プラン」を次々に発表。
そして2020年の「学割」時期もおそらく、このプランから選ぶことになりそうです。
ただし、携帯大手3社の新プランを見てわかったのは「新しい内容のプラン」を出したわけではないということ。
残念ながら、あくまで「法改正に向けてプランを修正した」だけだったようです。
今回ご紹介する「ドコモの新料金プラン」もその点は同じ。
プランの内容に大幅な変更は見られません。
「な~んだ、大して変わってないのか。」
と思ったそこのあなた。
もう少しのお付き合いを!
実は、この「見直し」によって、ドコモ・au・ソフトバンクの「お得さ」に「大きな違い」が出てしまったのをご存知でしょうか。
新料金プラン、新しい割引サービスなどの比較によってはじめてわかった、本当にお得なプランとは?
今回はそんな「ドコモのプラン」「2年縛り見直し」の内容を細かく確認しつつ「ドコモ新プランは本当にお得なのか?」といった、気になる部分も追求していきます。
それではご覧ください。
【19-2020年最新】ドコモ新プランの内容一覧
すでに触れているように、ドコモのプラン内容に大きな変化はありません。
変わったのは「2年縛りの料金」と「解約金」です。
ということで、プランの基本的な料金を見つつ、まずは「2年縛りの料金」がどのように変わったのか見てみましょう。
1ドコモの「新プラン」を解説
まずは10月以降に利用できる、ドコモの最新プランを一覧で見てみましょう。
▼ドコモのプラン一覧
- ギガホ
- ギガライト
- データプラス
- キッズケータイプラン
- ケータイプラン
ご覧のとおり、こちらほとんど変わっていません。
各プランの内容を振り返りつつ、変わった部分を見てみましょう。
◆スマホ向けプラン「ギガホ」「ギガライト」
ドコモのスマートフォン向けプラン「ギガホ」と「ギガライト」です。
「ギガホ」は「30GB」までの通信なら制限がかからない、通信容量が多い方向けのプラン。
通信制限にかかっても「1Mbps※」と、比較的早い制限速度の中で利用ができます。
※参考:au携帯が低速化した場合は、月末まで通信速度が最大「128kbps」
「ギガライト」は、通信容量が
- ~1GB(ステップ1)
- ~3GB(ステップ2)
- ~5GB(ステップ3)
- ~7GB(ステップ4)
と、4つの段階のうち使った通信分だけ利用料が請求されるいわゆる「段階性」のプラン。
携帯をそれほど利用しないという方や通信容量が少ない方におすすめです。
▼「ギガホ」の料金
※通話定額サービスなし
※SMS送信料なし
ギガホ | 料金 |
2年定期契約なし | 月額7,150円 |
2年定期契約あり | 月額6,980円 |
▼「ギガライト」の料金
※通話定額サービスなし
※SMS送信料なし
ギガライト | 料金 | |
2年定期契約なし | ~1GB (ステップ1) |
月額3,150円 |
~3GB (ステップ2) |
月額4,150円 | |
~5GB (ステップ3) |
月額5,150円 | |
~7GB (ステップ4) |
月額6,150円 | |
2年定期契約あり | ~1GB (ステップ1) |
月額2,980円 |
~3GB (ステップ2) |
月額3,980円 | |
~5GB (ステップ3) |
月額4,980円 | |
~7GB (ステップ4) |
月額5,980円 |
今回、大きく変わったのが「2年契約」がない場合の料金。
この「2年契約なし」を「以前から選ぶことができた」と知っている方は、けっこう少ないのではないでしょうか。
それもそのはず、ほとんどのショップ店員は「2年契約前提」でプランを紹介します。
もちろんこちらをダマそうとしているのではなく、それが一番安くなるからです。
なんと、2年縛りが見直しされるまで「2年契約」のあり・なしによる料金の差は「1,500円~」。
つまり、2年契約による大きな割引が受けられる一方で、2年契約をしなければ1,500円以上の料金が毎月上乗せされてしまうという意味でもあります。
これでは、もとから「2年契約なし」の選択肢がないも同然。
そして今回、この差額が「170円」にまで下げられました。
2年契約がなくても「170円」毎月プラスされるだけなので、2年縛りのないプランも以前より断然選びやすくなったのです。
◆データ容量をシェア「データプラス」
「データプラス」は、すでに契約している「ギガホ」や「ギガライト」の通信容量をタブレットやルーターと分け合って使えるプラン。
たとえばスマホとタブレットの2台持ちで、かつ「ギガホ」を契約している場合、2台あわせて「30GB」までなら速度制限なく通信が行えます。
このプランのメリットは、それぞれ契約をして、倍の料金を払う必要がないということ。
たとえるなら、スマホの通信容量(家)にタブレットが居候する感じでしょうか。
▼「データプラス」の料金
データプラス | 料金 |
「ギガホ」 もしくは 「ギガライト」に契約必須 |
月額+1,000円 ※「ギガホ」「ギガライト」料金に追加 |
◆キッズケータイ向けプラン「キッズケータイプラン」
お子さまのための「ドコモキッズケータイ」をお考えの方は、「キッズケータイプラン」を選ぶことになります。
注意点としては、単独での契約ができない点。
こちらのプランは家族(親回線)が「ドコモ」であることが前提のものです。
また、申込は「12歳以下」のお子さまかつ「対象機種」に限る点もよく確認しておきましょう。
※申込後は12歳を超えても利用可
※対象機種
- キッズケータイ F-03J
- キッズケータイ HW-01D
- キッズケータイ HW-01G
- キッズケータイ HW-02C
▼「キッズケータイプラン」料金
キッズケータイプラン | 料金 |
家族で契約必須 | 月額+500円 ※親回線の料金に追加 |
◆ケータイ(ガラケー)向けプラン「ケータイプラン」
ドコモのケータイ(ガラケー)向けプラン「ケータイプラン」。
ガラケーをお考えの方はこちらになります。
▼「ケータイプラン」の料金
※通話定額サービスなし
※SMS送信料なし
ケータイプラン | 料金 |
2年定期契約なし | 月額1,370円 |
2年定期契約あり | 月額1,200円 |
2解約金(違約金)が「1,000円」に!
少しでも携帯料金を「安くしたい!」という方は、「2年契約あり」のプランを契約するかと思います。
そこで気になるのが「解約金(違約金)」。
これまでは、更新月(3か月間)で解約した場合「9,500円」という高額な解約金を払っていました。
ですが、今回の見直しによって、どのプランも一律解約金「1,000円」に。
▼新しい解約金(違約金)
見直し「前」 | 見直し「後」 |
9,500円 | 1,000円 |
ちなみに「データプラス」「キッズケータイプラン」には2年契約自体がないので、解約金の請求はありません。
「dカードお支払い割」とは【新・割引サービスまとめ】
ドコモの主要な割引サービスは「5つ」。
- ギガホ割
- みんなドコモ割(ファミリー割引)
- ドコモ光セット割
- はじめてスマホ割
こちらに加え、今回新しい割引サービス「dカードお支払い割」が始まります。
主要「割引サービス」とあわせて、10月以降に利用できる「新・割引サービス」を一覧で見てみましょう。
1「dカードお支払い割」
「月額料金をお得にしたいけど、2年契約はヤダ…」
そんな方は「dカードお支払割」のご利用をおすすめします。
「dカードお支払割」とは、料金を「dカード/dカード GOLD(家族カード含む)」で毎月支払うことで、2年契約なしでも「ありと同じ金額(-170円)」に毎月割引してくれるサービス。
▼条件・注意点
- dカード/dカード GOLD(家族カード含む)作成
- 支払い方法を上記「dカード(定期クレジット)」に設定
- 対象プラン「ギガホ」「ギガライト」「ケータイプラン」のいずれか「定期契約なし」回線
ちなみに「dカード/dカードGOLD」とは、いずれも「クレジットカード」です。
カードの年会費が「dカード」は「無料」、「dカードGOLD」は「10,000円(税抜き)」かかり、さらに「dカード」なら「満18才(高校生以上)」から気軽に利用ができます。
◆dカードお支払い割5%キャンペーン(期間限定)
dカ-ド(dカード/dカード GOLD/DCMX/DCMX GOLD)でお買物をすることで、通常の決済ポイント(1%)にプラスして、使った金額のさらに「4%」のdポイントがもらえるキャンペーンです。
国のキャッシュレス事業とあわせると「最大10%」の還元がもらえ、ポイントを集めている方にはかなりお得。
▼キャンペーン期間:2019年10月1日(火)~2020年3月31日(火)
▼条件・注意点一覧
- 「dカードお支払割」に適用
- 対象のdカードを決済で利用(ショッピング(dカード ETCカードでの利用も含む)/d払い/公共料金)※月額料金の支払いは対象外
- 「Visa」「Mastercard」でのお買い物のみ(iDは対象外)
※よりくわしくはコチラ
⇒「dカードお支払割」
2ほかの「割引サービス」一覧
10月以降も引き続き利用できる、ドコモの割引サービスを一覧でまとめてみました。
◆ギガホ割
「ギガホ」プランに契約している方限定で、最大6か月間「毎月-1,000円」割引してくれるサービス。
◆みんなドコモ割(ファミリー割引)
「ファミリー割引」加入者限定。いわゆる「家族割」にあたるものです。
対象プランの契約数に応じて最大「毎月-1,000円」の割引が永年続きます。
▼「みんなドコモ割」の割引額
回線数 | 割引額 |
1回線(契約者1人) | × |
2回線(契約者2人) ※例:夫婦/親子/兄弟姉妹 |
毎月-500円 |
3回線以上(契約者3人) ※例:家族/兄弟姉妹/親戚 |
毎月-1,000円 |
◆ドコモ光セット割
指定のインターネットとスマホを一緒に契約することで、同じファミリー割引加入者の携帯料金が毎月「-1,000円※」割引。
※ギガライト「~1GB(ステップ1)」は割引対象外
※ギガライト「~3GB(ステップ2)」は「毎月-500円割引」
◆はじめてスマホ割
ガラケーから初めてスマホを利用される方を対象に「毎月-1,000円」の割引が「最大1年間」受けられるサービス。
ドコモ新プランは本当にお得?【料金比較】
ここまでドコモの新料金プランと割引サービスについて見ていきました。
ただ、新プランがどのようなものかわかっても、「お得かどうか」までは伝わらなかったのではないでしょうか。
そこで、ドコモの新プランと他社プランを比較して「どれくらい安いのか」実際に検証してみようと思います。
本当にお得な携帯会社はどこか、ぜひその目で確かめください!
1比較の前に!確認したい「注意点」「気をつけたい点」
気になる料金比較の前に、注意点をご紹介しておきます。
これまで、料金の説明をしてきましたが、いずれも「通話定額サービス」や「SMS送信量」など、任意のサービスは含まれていませんでした。
通話定額サービスは、家族で契約しているのであれば「家族間は無料」。
ただし、家族以外は「30秒につき20円」がかかります。
最近はLINE通話などでよく「IPの無料通話」をするくらい、といった若者の「通話離れ」をよく耳にしますが、まだまだ電話が必要なシーンは多くあります。
▼通話が必要になるシーン例
- 飲食店へ予約の電話をする場合
- フリーダイヤルのない会社への連絡
- 家の固定電話への連絡
この点を踏まえ「通話定額サービス」利用を念頭に、携帯料金を出すほうがより現実的な計算になるでしょう。
またSMS送信料は「SMS(ショートメール)」を送信するときのみ、料金が発生します。
▼通話定額サービス(オプション)
通話定額サービス ※必要な場合 |
料金 |
かけ放題オプション | 月額1,700円 |
5分通話無料オプション | 月額700円 |
オプションなし (家族間は無料) |
– |
▼SMS送信料(利用した場合のみ発生)
SMS送信料 (ショートメールの利用) |
SMS (国内で利用) |
1回3円~ (受信は無料) |
国際SMS (海外で利用) |
1回3円~ (受信は無料) |
2大手3社の携帯料金を比較
大変お待たせいたしました!
さっそくドコモ・au・ソフトバンクの3社料金プランを比較してみたいと思います。
ここでは、快適に通信ができる「ギガ数の一番高い料金プラン」を比較。
また、先ほどお話した「通話定額サービス」や「SMS送信料」など、諸経費込みでの計算でリアルな月額料金を算出してみました。
キャリアで迷われている方も、どうぞご活用ください。
▼ドコモ「ギガホ」(30GB)
※「通話し放題」オプション込み
※2年契約なし
プラン内容 | 金額 |
通信量:30GB | |
基本料金(割引なし) | 月額7,150円 |
音声オプション (かけ放題オプション) |
月額1,700円 |
みんなドコモ割 | 2人:毎月-500円 /3人~:毎月-1,000円 |
ドコモ光セット割 | 毎月-1,000円 |
dカードお支払割※ | 月額-170円 |
ギガホ割 | 毎月-1,000円 (6か月間のみ) |
月額 (家族4人の場合) |
5,680円 |
月額 (6か月以降) |
6,680円 |
※SMSを利用した場合は、上記に加え「1通3円(文字数によって変動)」
▼au「au データMAXプラン Pro」(無制限)
※「通話し放題」オプション込み
※2年契約なし
プラン内容 | 金額 |
通信量:無制限 | |
基本料金(割引なし) | 月額9,150円 |
通話オプション (通話定額) |
毎月1,700円 |
家族割プラス | 2人:毎月-500円 /3人~:毎月-1,000円 |
auスマートバリュー | 毎月-1,000円 |
スマホ応援割プラス | 毎月-1,000円 (6か月間のみ) |
月額 (家族4人の場合) |
7,850円 |
月額 (6か月以降) |
8,850円 |
※「auスマートバリュー」…スマホと指定のネットを一緒に契約することで受けられる割引
※「スマホ応援割プラス」…対象プラン契約で6か月間の割引が受けられるサービス
※SMSを利用した場合は、上記に加え「1通3円(文字数によって変動)」ただし、契約プランによってはau同士無料
▼ソフトバンク「ウルトラギガモンスター+」(50GB)
※「通話し放題」オプション込み
プラン内容 | 金額 |
通信量:50GB ※対象サービス(動画・SNS)はカウントフリー |
|
基本料金(割引なし) | 月額7,480円 |
通話オプション (定額オプション) |
月額1,500円 |
みんな家族割+ | 2人:毎月-500円 /3人:毎月-1,500円 /4人~:毎月-2,000 |
おうち割 光セット | 毎月-1,000円 |
1年おトク割 | 毎月-1,000円 (12か月間のみ) |
月額 (家族4人の場合) |
4,980円 |
月額 (1年以降) |
5,980円 |
※「おうち割 光セット」…スマホと指定のネットを一緒に契約することで受けられる割引
※「1年おトク割」…対象プラン契約で1年間の割引が受けられるサービス
※SMSを利用した場合は、上記に加え「1通3円(文字数によって変動)」ただし、契約プランによってはソフトバンク同士無料
◆ドコモ・au・ソフトバンク「3社」料金比較のポイント(気になる点)
以上、大手携帯3社を比較してみました。
最安値は「ソフトバンク」の「4,980円(6ヶ月以降は5,980円)」。
今回は「2年契約なし」の計算で比較を行いましたが、そもそもソフトバンクは今回の見直しで「2年契約」を「完全に廃止」。
長年「2年縛り」に苦しめられてきた人々にとっては、かなり大きなことだと思います。
通信データは「50GB」とauには及びませんが、かなりの容量です。
さらに、動画視聴やSNSの利用は通信制限を受けない「カウントフリー」ともあって、携帯の使い方によってはかなりお得になるプランでしょう。
ほかにもau・ドコモが6か月間という割引期間に対し、「1年おトク割」は「1年」という長期的な割引が受けられる点もポイントです。
ただし、今回は「家族4人」での計算だったため、3人以下や個人での契約はまた3社違った結果になるはず。
ドコモは「30GB」と丁度良いデータ容量で、金額もauよりは「2,000円」ほど安く利用できます。
ただし、それ以上使いたいという方や、もっとお得に、安く使いたいという方にとっては、プラン内容と金額とがうまくかみ合わず(実際データ通信容量50GBのソフトバンクより金額が高い)、やや不満に感じる部分は気になる点といえます。
また今回新しく発表された「dカード支払割」は、割引額の上にやや条件が「クレジットカード利用」とハードルが高いです。
もちろん日ごろdカードを利用されている方にとってはかなりお得。
「dカードお支払い割5%キャンペーン」と併用することで最大10%の還元が受けられますよ。
おまけとして「最安値(~1GB)」でプランを比較した場合に一番安いのは「ドコモ」です。
ただし「~1GB」は、日ごろ携帯を使わない人でも「少ない」と感じる通信容量なので、契約の際はしっかり検討してくださいね。
そして、auは通信制限「無制限※」と他社にはない魅力的な通信容量のプランを発表しています。
※テザリング、データシェア、ローミングには「20GB/月」という制限あり
そのため、当然といったら当然なのですが「7,850円」と3社の中でも一番料金が高い結果となりました。
まとめ
今回はドコモ「新プラン」とその「お得感」について、解説をしました。
ドコモ・au・ソフトバンク3社の料金比較では「ソフトバンク」が一番安いといった結果になったものの、ドコモだけの魅力も多くあったと思います。
もちろん、条件によってこの結果は大きく変わるため、契約の前に今一度「どのくらい携帯を使っているか?」「どのプランが合っているか?」というような、再確認を行うことが大切でしょう。
ちなみにソフトバンクに興味を持たれた方を含め
「料金が高くて、どうにかしたい」
「ソフトバンクってお得なの?」
「もっとお得に携帯を買い替えたい」
という方は、ぜひ当店「モバシティ」へご相談を。
もちろん「ソフトバンク携帯乗り換えを決めた!」といった方も大歓迎です。
ドコモとの比較やご相談もよろこんで対応します!
「モバシティ」で携帯乗り換えをおすすめする最大の理由は、ショップにはない「現金キャッシュバック」などのお財布にうれしい特典もらえるため。
実際、過去には「10万円以上」の現金キャッシュバックを受け取られたお客様もいらっしゃいます。
さらに、当店はソフトバンクに承認をもらっている、正規代理店なので、幅広い年代の方に安心してご利用いただけます。
ご不明点や気になることは、どうぞお気軽にお問合せください。
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