【ドコモから乗り換え】手順・注意点・おすすめ携帯会社を徹底解説!

【ドコモから乗り換え】手順・注意点・おすすめ携帯会社を徹底解説!

ドコモから乗り換えを考えている方の中には、手続きに時間がかかり面倒そうなイメージから、乗り換えをためらっている方が多いのではないでしょうか。

実際は、事前準備をし、適切な手順で乗り換えを行えば、そこまで時間がかかる手続きではありません。

また、他社に乗り換えするとキャンペーンや乗り換え先の特典・サービスで、今よりもお得に携帯を使えるようになる可能性があります。

本記事では、ドコモから他社への乗り換え(MNP)を検討される方向けに、以下のお役立ち情報を紹介します。

  • ドコモからの乗り換え手順や必要なこと
  • ドコモからの乗り換えにかかる費用
  • ドコモから乗り換えるときの4つの注意点
  • おすすめの乗り換え先

乗り換えをスムーズかつお得にしたい方は、本記事の情報を参考にしてください。

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ドコモから乗り換える際の手続き手順・やること

MNPの手順・流れ

最初に、ドコモから乗り換える際の基本情報として、手続きの手順をご紹介します。

以下4ステップで乗り換えの準備をしましょう。

  • STEP1:乗り換えの前準備をする
  • STEP2:MNP予約番号を発行する(※例外あり)
  • STEP3:乗り換え先に申し込む
  • STEP4:開通(利用開始)手続きをする

各ステップの詳細を見ていきましょう。
なお手続きを始める前に、dアカウントを必ず発行しておいてください。

STEP1:乗り換えの前準備をする

ステップ1は、乗り換えの前準備です。

ステップ2以降でご紹介する乗り換え手順を踏むと、ドコモの契約は解約され、新しいキャリアでの契約が有効になります。

しかし場合によっては、ステップ2を踏む前に行うべきことがあります。
たとえば以下のような場合です。

  • ファミリー割引グループなどの代表回線になっている
  • dポイントが貯まっており、継続して使いたいと思っている
  • 使用中の端末にSIMロックがかかったまま

ファミリー割引グループなどの代表回線である場合、そのまま解約するとグループが消滅します。
そうなれば割引や特典がなくなってしまいます。

グループを消滅させたくない場合は、事前に代表回線の契約者を別のユーザーに変更することが必要です。

dポイントについては、解約前に「dアカウント」を発行して該当回線とひもづければ、引き続き利用できます。

SIMロックがかかっている場合は、解除の手続きが必要です。
※2021年10月1日以降の発売機種にはSIMロックがかかっていません。

SIMロックは、My docomoにログインすれば無料で解除できます。
電話やドコモショップでの手続きについては、税込3,300円かかるためご注意ください。

STEP2:MNP予約番号を発行する(※例外あり)

ステップ2は、MNP予約番号の発行です。

MNP予約番号とは、現在使っているドコモの電話番号を他社で利用するのに必要な番号です。

MNP予約番号はMy docomoにログインすれば発行できます。
また電話(ドコモ携帯からだと番号は「151」)やドコモショップでも発行可能です。

「契約内容・手続き」より「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」を選択して手続きを進めればOKです。

予約番号は続くステップ3で必要になりますが、15日間ほどの有効期限があるため、発行後は早めにステップ3の手続きを踏みましょう。

ちなみに、乗り換え先によってはステップ2を省略可能です。
事業者の一部で「ワンストップ方式」が始まっており、乗り換え先の手続きのみで、MNPを完了させられます。

MNPワンストップの説明画像

ドコモはワンストップ方式に対応している事業者なので、乗り換え先も対応していれば、ドコモでのMNP予約番号の発行は不要です。
ステップ3から手続きを開始してください。

2023年9月時点で、ドコモ以外にワンストップ方式に対応している主な事業者は以下のとおりです。

  • ahamo
  • ソフトバンク
  • ワイモバイル
  • LINEMO
  • au
  • UQモバイル
  • povo
  • 楽天モバイル
  • mineo
  • IIJmio
  • BIGLOBEモバイル

STEP3:乗り換え先に申し込む

ステップ3は、乗り換え先への申し込みです。

新たに契約したいキャリアの公式サイトやショップで申し込みしましょう。

「新規契約」ではなく「MNP」であることを伝え、発行したMNP予約番号を入力するか、スタッフに伝えます。
前項のようにワンストップ方式が適用できる場合は、予約番号は不要になります。

契約したいプランや購入したい端末など、必要な情報の入力や選択をして手続きをすませます。

STEP4:開通(利用開始)手続きをする

最後のステップは、開通手続きです。

新しいキャリアからSIMカードや端末が届いたら、送付されてくる説明書などに沿って、初期設定を行います。
各キャリアの公式サイトでも詳しい手順は確認できるはずです。

ソフトバンクを例にすると、以下の手順で開通手続きを行います。

  1. 端末にSIMカードを入れる(eSIMは除く)
  2. 電話かWebページで切り替え手続きをする
  3. 電源を入れて利用設定をする

ドコモから乗り換える際に発生する費用とは?

ここからは、ドコモから乗り換える際にかかる費用を解説します。

「予想しない出費が発生した」と驚くことがないよう、事前に本情報を把握しておくようおすすめします。

違約金やMNP転出手数料は無料

ドコモの解約では、違約金やMNP手続きにかかるMNP転出手数料は必要ありません。

以前は違約金が発生していましたが、2021年10月1日からすべてのプランにおいて、無料となりました。
MNP転出手数料についても同様で、以前は数千円かかりましたが、現在は0円です。

乗り換え先のキャリアでは事務手数料やSIM発行手数料などがかかる場合がありますが、ドコモ側では一切かかりません。

機種代の残りは引き続き分割or一括で支払いを

注意点として、端末代金を分割払いしている場合、解約とともに支払いがゼロになるわけではありません。

残りの機種代金は、支払う必要があり、引き続き分割払いするか、一括で返済するか選べます。

解約のタイミングで新しいスマホを購入する場合、現在使っている端末の機種代と新しく買う端末の機種代とで、支払いが多くなる可能性がある点にご注意ください。

なお、ドコモの『端末割引』を利用した場合、解約しても割引額を返還する必要はありません。

また『スマホおかえしプログラム』を利用中の場合は、解約してもサービスは継続するため、残りの端末代を支払うか、端末を返却することになります。

『いつでもカエドキプログラム』も、『スマホおかえしプログラム』同様の流れです。

ドコモから乗り換える際の4つの注意点

携帯乗り換えの注意点

ここからはドコモから乗り換える際の4つの注意点をご紹介します。

  • 解約月の利用料金は日割りにならない
  • 他の家族の料金が高くなる場合がある
  • 各種サービスの引き継ぎ作業が必要
  • 乗り換え先によっては後悔する可能性も

解約月の利用料金は日割りにならない

ドコモを解約する月は、その月の月額料金を全額支払いが必要になり、日割りにはならないため注意しましょう。

たとえば、10月1日に解約するとしても31日に解約するとしても、支払う料金は一緒です。

仮に1日に解約する場合、ドコモの月額料金と乗り換え先の10月分の月額料金を両方支払うため、損をした気になるでしょう。

少しでも得したい場合は、月末付近のMNPがおすすめです。

たとえば10月に解約するのであれば、25日付近がよいかもしれません。

そうすれば、10月の大部分でドコモを利用することになるため、月額料金を丸々支払ってもたいして損にはなりません。

ちなみに携帯キャリアのなかには、利用開始の初月が日割り料金になるケースが多いです。
そのため、乗り換え先の初月の月額料金については、タイミングを気にする必要はありません。

他の家族の料金が高くなる場合がある

現在ドコモで『ファミリー割引』を使っている場合、解約するとグループ内の回線数が減り、割引額が減ってしまうかもしれません。

『ファミリー割引』の割引額は以下の通りです。

  • 1回線:割引なし
  • 2回線:550円割引
  • 3回線:1,100円割引

※金額は税込表示です。

上記ように仮にグループ内に3人のユーザーがいるとします。
この場合、3人それぞれが月々1,100円割引を受けられます。

しかしこのグループから1人抜けてしまうと、回線数が2になり、割引額が550円に減ってしまいます。

このように家族誰かの解約によって、他の家族の月額料金が高くなることがあるため、ご注意ください。

どうしても解約したい場合は、家族みんなで同じキャリアに乗り換えることをおすすめします。
そうすれば、乗り換え先で新たに家族割を適用させることもできるでしょう。

各種サービスの引き継ぎ作業が必要

ドコモを解約する際には、それまで使っていた各種サービスで引き継ぎ作業が必要です。

代表的なサービスには、以下のものがあるでしょう。

  • dポイント
  • ドコモメール

dポイントについては、前述のとおりdアカウントを発行して引き継がなければなりません。
解約に伴うdポイントの手続きについては、以下の記事をご覧ください。

ドコモメールを継続して使いたい場合は、『ドコモメール持ち運び』を活用しましょう。
月額料金が330円かかりますが、解約後も利用可能です。

『ドコモメール持ち運び』を含むキャリアメール持ち運びサービスについては、以下の記事で詳しく解説しています。
キャリア変更でメールアドレス引き継ぎが可能に!概要と注意点【最新】

乗り換え先によっては後悔する可能性も

乗り換えした結果、ドコモを解約したことを後悔してしまう可能性もあります。

たとえば、乗り換えた結果、通信速度が下がってしまうことになりかねません。

仮にドコモから格安SIM(MVNO)に変更したとします。

格安SIMのなかにはドコモの回線を利用している事業者もいますが、格安SIMはドコモから一部の回線を借りてサービスを提供しています。

そのため回線提供元のドコモほど高い通信品質は確保できません。

もちろん、通信品質が格段に悪いわけではありませんが、まったく同等とはいかないのも事実です。

乗り換える際は、乗り換え先の通信サービスについて、事前に評判や口コミ情報をよく確認することをおすすめします。

ドコモから乗り換えはどこがお得?おすすめ紹介

ドコモから乗り換えはどこがお得?おすすめ紹介

ドコモからの乗り換え先候補は数多くあります。

乗り換え先の候補を検討している方のために、以下の3タイプにおけるおすすめ事業者をご紹介します。

  • ほかの大手キャリアのプラン
  • 大手キャリアのオンライン専用プラン
  • 格安SIM

通信品質やサポートを重視するなら「大手キャリア」

通信品質やサポート体制を重視するなら、ドコモと同じように以下のような大手キャリアを選ぶと無難です。

  • ソフトバンク
  • au
  • 楽天モバイル

大手キャリアは、長年携帯関連サービスに携わってきた経験と実績がある分、通信速度や顧客対応において一定の信頼感があります。

また、ショップが日本各地にあることも大手キャリアのポイントです。
オンラインでの手続きが難しく感じる場合も、ショップであれば店員と直に顔を合わせて相談できるため、安心してやり取りを行うことができます。

ドコモから乗り換えは『ソフトバンク』がおすすめ!

ドコモから別の大手キャリアに乗り換えたい方には、『ソフトバンク』をおすすめします。

モバイル・ネットワーク分析会社のOpensignalが2023年4月に実施した調査によると、ソフトバンクは大手4キャリアのなかで優れた品質評価を受けています。

同調査では、「ビデオ・エクスペリエンス」や「5Gゲーム・エクスペリエンス」など、さまざまな分野での調査がなされました。
ソフトバンクはこのうち8項目において最優秀という評価を受けているため、大手キャリアでもっとも安定したサービス品質を提供しているといえます。

高い質の通話・通信サービスを経験したい方には、ソフトバンクがおすすめです。

なお月額料金においては、ドコモからソフトバンクに乗り換えても大差はありません。
ただしソフトバンクは、PayPayが貯まりやすいキャリアでもあるため、PayPayを日常的に使いたい場合にもよい選択肢といえます。

また乗り換えキャンペーンを使って、高額キャッシュバックを得ることも可能で詳細については後述します。

サポート不要で安くしたいなら「オンライン専用プラン」

大手キャリアの高品質なサービスを、サポートがなくてもいいので安く契約したい場合であれば、大手キャリアのオンライン専用プランがおすすめです。

  • ahamo
  • povo
  • LINEMO

オンライン専用プランでは、基本的に店頭でのサポートを受けられない分、低コストでサービスを運用できているため、料金プランが安く提供されています。

ここで1つおすすめのオンライン専用プランをご紹介します。

ドコモから乗り換えは『povo』がおすすめ!

「必要なときだけ通信がしたい」という方には『povo』がおすすめです。

povoの魅力は、月額料金0円で運用できること。
通話かけ放題サービスやデータ容量などを、その都度購入(トッピング)して使う、新しいタイプの料金プランを提供しています。

    • 「7日間だけデータ容量がほしい」
    • 「24時間だけあればとりあえず大丈夫」
    • 「今月だけかけ放題を使いたい」

このようなケースでも、フレキシブルに自分で料金設定ができます。
「あまり携帯を使わない日も多いのに、固定料金を支払うのは微妙」という方におすすめです。

povoでは新規契約者(他社からの乗り換え含む)を対象に、『Googleストア限定 povo2.0キャンペーン!』を実施中です。

Googleストアのスマホや付属品・スマートウォッチ・スマートホームなどの商品を購入した場合に、データ容量(3GB:30日間)がもらえます。

通信品質よりもとにかく安さ重視なら「格安SIM」

「通信品質がそれなりでも、とにかく月額料金が安ければよい」という場合には、格安SIMがおすすめです。

格安SIMは大手キャリアから回線の一部を借り受けてサービスを提供しており、品質は大手キャリアには一歩劣ります。

とはいっても一定の通信品質が確保されているうえに、月額料金がいずれも安いため、コストパフォーマンスが高いです。

小容量のものから大容量のものまで幅があり、選択肢が多いのも格安SIMの魅力です。

ドコモから乗り換えは『mineo』がおすすめ!

低コストでの運用がしやすい格安SIMとしておすすめなのが『mineo』です。

『mineo』はユニークなサービスをいろいろと提供しているのが特徴です。

1~20GBまでの4種類のデータ容量プランのほか、通信速度が1.5Mbpsに限定されるもののデータを無制限に使えるプランがあります。

「それほどデータ通信しないし、LINEやWeb閲覧くらいしかしないから多少遅くても大丈夫」という方にはぴったりです。

他にも、データ容量の消費なしに夜間のデータ通信が使い放題になるオプションや、余ったデータ容量をユーザー同士で融通できるサービス、混雑時間帯で通信をゆずり合うサービスなど、個性的なサービスが売りです。

さらに、格安SIMながらサポートも充実しており、提携店舗が全国に200店舗以上あるうえに、オンラインで専属オペレーターに相談することもできます。

また、MNPを含むmineo新規契約者の方に、初月無料でかけ放題が使えるキャンペーンを実施中です。

ドコモから乗り換えはお得なキャンペーン豊富なモバシティへ

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ドコモからソフトバンクに乗り換えたいと考えている方は、ぜひモバシティをご活用ください。

モバシティはソフトバンクの正規代理店として、乗り換えをサポートいたします。

モバシティを経由してソフトバンクに乗り換えると、キャッシュバックを受けられます。

端末・プランの同時契約をすることで、なんと1人あたり2万円のキャッシュバック。
家族で申し込めば人数分のキャッシュバックを進呈可能ですので、ご家族での乗り換えにもぴったりです。

「乗り換えするならお得なキャンペーンを利用したい」という方は、モバシティからの申し込みがおすすめです。

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まとめ

ドコモを解約するときは、回線の契約状況に応じて事前準備をし、その後MNP予約番号を発行して乗り換え先に申し込みましょう。

乗り換え先がワンストップ方式に対応している場合は、事前準備後に乗り換え先に直接申し込めば大丈夫です。

解約するときに発生する費用は基本はなく、あえて挙げるとすれば分割払い中の端末の残債を支払いくらいです。

解約する前には、本記事でご紹介した注意点も確認し、スムーズに乗り換え手続きを行いましょう。

乗り換え先を選ぶのに迷っている場合は、今回紹介したおすすめしたキャリアも参考にしてください。

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