ドコモから格安スマホへMNP！3つの注意点と節約実現の秘訣

2018.07.09 2024.08.26

格安スマホにＭＮＰで携帯乗り換えをする際に、ドコモから乗り換えると相性が非常によいことはご存知でしたか？
実際に今利用している端末をそのまま利用できて、月々の携帯代が大きく節約できるなら魅力的に映ることだと思います。

ドコモと格安スマホの相性がよい理由、格安スマホにする際の注意点、格安スマホではなくドコモの機種変更などで携帯電話代を安くする方法はないのかということを解説致します。

目　次

ドコモから格安スマホへのＭＮＰは相性がよい？
ドコモから格安スマホへMNP！3つの注意点
ドコモからソフトバンクで携帯代を安くする方法も！？
まとめ

ドコモから格安スマホへのＭＮＰは相性がよい？

安さが魅力の格安スマホですが、ドコモ、au、ソフトバンクの中で格安スマホに最も乗り換えやすいのはドコモです。
その理由は、格安スマホの回線にあります。

1格安スマホの安さの理由

格安スマホの安さの一番の理由は回線を、ドコモやauから借りて運営をしていることです。設備投資費や維持費がかからない分、使用料を安くできるということなのです。唯一の例外がワイモバイルで、独自の通信網を持っています。

他にも、店舗を持たずに運営費や人件費を節約している、広告費を抑えている、など事業者ごとにそれぞれ低価格を実現するためのコスト削減をはかっていますが、核となる部分がこの回線の間借りという仕組みなのです。

2ドコモからのＭＮＰが格安スマホと相性が良い理由

UQモバイルやmineoなどauの回線を利用した格安スマホ事業者が一部あるものの、ほとんどがドコモの回線を間借りして運営しています。

利用者側から見てそのことがどんなメリットがあるのかというと、ＭＮＰ携帯乗り換えの際に端末を購入せずにそのまま今のドコモの端末を利用できることです。

もちろん格安スマホの事業者で端末を購入することもできますし、SIMフリーの端末をインターネットなどで購入する手段もあります。それでも、こうした費用や手間、失敗時の不安、端末のスペックが落ちることへの不満が軽減されるのは非常に大きな魅力ではないでしょうか。

ドコモから格安スマホへMNP！3つの注意点

相性が良いとはいえ、ＭＮＰで格安スマホに乗り換えてそのまま全く同じ通りに利用できるわけではありません。
以下の3つのポイントに不安を感じる方は、慎重に検討をしてみた方が良いかもしれません。

1キャリアのメールアドレスが使用できない

@docomo～のアドレスをキャリアメールといいます。
格安スマホの事業者はＵＱモバイルやワイモバイルなど一部の事業者を除いて独自のメールアドレスを持っていないので、ドコモからＭＮＰすると使用できなくなります。

対策としては、gmailやyahooメールなどのフリーメールをメインのアドレスとすることです。

友人や家族との日頃の連絡はLINEが中心という方も増えてきてキャリアメールの重要度は下がっているかもしれませんが、一つ注意があります。

金融機関や証券会社などの連絡先としてキャリアメールを設定している場合です。この場合、連絡の取れるアドレスを新たに設定する必要がありますが、内容の重要性などの理由によりフリーメールが設定不可とされるケースがあるのです。

2通信速度が不安定

スマホで快適にインターネット通信をするには、通信速度が重要です。速ければ速いほど快適に使用することができ、ネットや動画の閲覧やアプリのダウンロードがスムーズにできます。従来の3キャリアも格安事業者もホームページやカタログなどで数値を公表していますが、重要なことはカタログ上の理論値ではなく実際にどのくらいの速度がでているか、という実測値です。

一般的に、YouTubeなどの動画が停止されずに見られるには5Mbps、アプリのダウンロードには30Mbps程度の速度があれば安心とされています。

2016年に3キャリアが回線速度の実測値を公表しています。また、格安スマホの回線速度については、インターネット上で様々な条件下で実測した結果を公表しているサイトがあります（通信速度は使用する場所や時間帯などによる混雑状況によって大きく左右されるので、様々な条件下のテスト値を見ることが重要です）。

複数のサイトを見比べるなどして数値の信ぴょう性を確かめながら情報を比較していかなければなりませんが、おおむね格安スマホの通信速度は従来のキャリアの３分の１以下、特にランチタイムなど混みあう時間帯は１Ｍｂｐｓを下回ることが多いというのが現状です。

3端末の修理対応が不便

携帯電話端末が故障した際の不便さも検討しておかなければなりません。

ドコモの場合だと、何も考えず無条件にドコモショップに持ち込んで修理依頼をすれば済みますが、格安スマホはほとんどの場合窓口がありません。ドコモの端末を利用し続ける場合はもちろんのことですが、端末を格安スマホの事業者で購入した場合でもワンストップでの修理依頼は期待できません。

また、ドコモの場合は携帯安心保障サービスに加入していれば修理費についての保証もありますが、格安スマホの場合原則としては実費の修理になることも。最低限、ＭＮＰの契約前に故障時の対応について確認をしておきましょう。

ＳＩＭカードのみを購入して端末をそのまま利用し続ける場合は、利用期間も長くなっているため故障のリスクが増します。携帯安心保障サービスに加入している場合は、ＭＮＰの前に端末をリニューアルしておくと良いでしょう。

ドコモからソフトバンクで携帯代を安くする方法も！？

格安スマホの通信料の安さに魅力を感じるものの不都合が大きい、そんなときには、従来の携帯電話キャリアでコストを安くできないか考えてみましょう。場合によっては、格安スマホにするよりも安く節約できる場合もあります。

1ドコモで機種変更

大幅な節約は期待できませんが、ドコモで機種変更を安くできる可能性が２つあります。

一つ目は、引き留めポイントをもらうこと。ＭＮＰ予約番号の発番をコールセンターに依頼すると、場合によってはドコモから機種変更に利用できるクーポンがその場で付与されることがあります。付与されるか否か、どのくらいの額のポイントが付与されるかは利用状況や運によるところもありますが、電話一本するだけなのでトライする価値はあると思います。

二つ目は、ドコモオンラインで機種変更手続きをすることです。ドコモオンラインで手続きをすると、機種変更手数料3,000円が無料になります。また、ドコモショップなどでは端末の頭金が必要なことが多いですが、オンラインショップでは頭金0円です。上に挙げた引き留めポイントはドコモオンラインでは利用できません。

2web販売店でソフトバンクに携帯乗り換え

ソフトバンクのweb販売店では今でも高額キャッシュバックを実施している店舗があります。当店「モバシティ」でも高額現金キャッシュバックを展開しています。

例えば、ＤＭＭモバイルとの場合で料金の比較をしてみます。
ＤＭＭモバイルのホームページにてドコモとの料金比較が出されています。

	月額料金	詳細
ドコモ	￥7,000/月	カケホーダイライト、ライトプラン（二年割引）、利用年数4年未満
DMMモバイル	￥2,760/月	カケホーダイライト、ライトプラン（二年割引）、利用年数4年未満
	-¥4,240/月	毎月4,240円もお得になります。

料金という点では非常に魅力的に映りますが、当店で高額現金キャッシュバックをゲットできるとしたらいかがでしょうか？
4,240円×24＝101,760円ですので、ソフトバンクでの利用料がドコモと同じくらいの金額だったとしてもＤＭＭモバイルでメリットが生まれるのは24ヶ月目からということになります。

なおかつソフトバンクの場合は、キャリアメールが使用できる、通信速度が速いなど格安スマホに乗り換えた場合の不安とも無縁です。
みんなで家族割などの割引オプションもありますので、月々の通信費も大きく節約できるかもしれません。
※ソフトバンクの電波改善についてはこちらで紹介しています。
→「ソフトバンクの電波改善の取り組み」

契約条件によってキャッシュバックの額は一概にはいえませんが、従来の携帯電話事業者でこういった高額キャッシュバックがあるのはソフトバンクだけです。