auのMNP（乗り換え）は解約手続き不要！手順・方法を簡単解説

auから他社へMNP（乗り換え）する場合に、別途解約手続きは不要です。

間違えて先に解約手続きをしてしまうと、今まで使ってきた大切な電話番号が失効するため注意しましょう。

MNPをする際は、手続き方法をしっかりと把握しておくことが重要です。

そこで本記事では、

といった質問に分かりやすくお答えします。

さらにMNPに関するよくある質問や、お得に乗り換えられる申し込み窓口もご紹介しますので、手続きをスムーズかつ低コストで行いたい方はぜひ最後までお読みください。

auからMNP（乗り換え）する際は解約手続き不要！

auから他社へMNPをするにあたって、auで別途解約手続きをする必要はありません。

しかし、「auをやめるのに解約手続きをしないの？」と不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、auからMNPをする際に必要な手続きと、解約のタイミングについて分かりやすく解説します。

1auで必要な手続きはMNP予約番号の取得だけ

auから他社へMNPする場合、auで必要な手続きはMNP予約番号の取得だけです。

MNP予約番号とは、携帯電話会社を変更した後も、引き続き同じ電話番号を利用するために必要な10桁の番号です。

この番号を取得しないで先に解約手続きをすると、今使っている電話番号は失効してしまいます。

同じ電話番号で携帯電話会社の乗り換えをする場合は、先にMNP予約番号を取得しなければなりません。

なおMNP予約番号は、現在契約している携帯電話会社で取得します。

つまり、auから他社へMNPする場合は、auでMNP予約番号を取得することになります。

2自動解約とau回線が使えなくなるタイミング

MNPでauを解約するのに、解約手続きが不要であることに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかしMNPの場合は、手続きが完了すると転出元の携帯電話会社は自動解約されるため心配はいりません。

auから他社へMNPする際の流れで、解約のタイミングを説明すると以下のとおりです。

回線の切り替えを行う前で、スマホにauのSIMカードが挿入されている状態であれば、まだauは自動解約されていません。

自動解約されるまでは、スマホをau回線で使用できると考えてよいでしょう。

MNP手続きでスマホが使えなくなるタイミングや、回線の切り替えにかかる時間を詳しく知りたい方は、実例付きで検証している「MNPで端末が使えなくなるタイミングはある？切り替え期間を徹底解明」もご覧ください。

3ただし解約のみの場合は解約手続きが必要

MNPを行わずに、auを解約するだけの場合は解約手続きが必要です。

auの解約手続きは、「Web」または「店頭」で行います。

以下にWebと店頭での解約手続き方法についてそれぞれ紹介します。

Webの場合

Webで解約する場合の手続きの方法は、次のとおりです。

24時間いつでも手続きは可能が、21:10を過ぎると解約手続きの完了は翌日になるため、時間に余裕を持って手続きを行いましょう。

店頭の場合

店頭の場合、「au Style／auショップ・トヨタau取扱店（一部除く）」で解約手続きが可能です。

受付時間は店舗によって異なり、事前に来店予約を取る必要があります。

なお、解約手続きには以下のものが必要です。

auのMNP予約番号を取得する3つの方法

auのMNP予約番号を取得する方法は、以下の3つです。

1. Web
2. 電話
3. 店頭

ここからは、それぞれの手順や詳細を詳しく解説します。

1Webで取得する方法【おすすめ】

auのMNP予約番号は、スマホやPCを使ってWebで簡単に取得できます。

WebでMNP予約番号を取得する流れは、以下のとおりです。

手続きが終わると、申し込みの電話番号宛てに157よりSMSにてMNP予約番号が通知されます。

基本的にMNP予約番号は即日発行されますが、Webでの受付が20時を過ぎると、翌日9時以降に順次発行となるため注意が必要です。

Webで取得する方法は、場所を選ばずいつでも手続きできるのが大きなメリットです。

また、電話や店舗のようにスタッフとの会話が不要で、MNPの理由を聞かれたり引き止められたりする心配はありません。

WebでのMNP予約番号取得は、忙しくて時間に制限がある方や、自分のペースで手続きを進めたい方におすすめです。

2電話で取得する方法

auのMNP予約番号は、電話で取得することも可能です。

電話番号と受付時間は下記のとおりです。

電話番号	受付時間
0077‐75470　携帯電話・一般電話共通（無料）	9:00～20:00（年中無休）

それでは、電話でMNP予約番号を取得する手順についてみていきましょう。

電話が終わると、MNP転出手続きをしたい電話番号宛てに、157よりSMSにてMNP予約番号が通知されます。

電話によるMNP予約番号の取得は、オペレーターに分からないことを質問しながら手続きを進めたい方におすすめです。

ただし電話の場合、解約の理由や転出先について聞かれることがあるため、引き止められていると感じてオペレーターとのやり取りが苦痛になる方もいらっしゃるでしょう。

3店頭で取得する方

auのMNP予約番号は、「au Style／auショップ・トヨタau取扱店（一部除く）」の店頭で取得することも可能です。

店頭でMNP予約番号を取得する流れは、以下のとおりです。

店頭でMNP予約番号を取得する場合は、来店予約を取る手間がかかるため、Webで手続きする方が簡単かつ時間の節約になります。

ただし、MNP・解約について質問したいことがあったり何らかの事情があったりして、どうしても対面で手続きをしたい方は店頭での取得がおすすめです。

4【注意】MNP予約番号には15日間の有効期限がある！

MNP予約番号には、申し込み日を含めて15日間の有効期限があります。

MNP予約番号を取得してから、転入先の携帯電話会社へ申し込みを行いますが、有効期限内に申し込みを行えばよいわけではない点に注意が必要です。

MNP予約番号の有効期限内に、MNP手続きを完了させる必要があります。

MNP手続きが完了せずに、MNP予約番号の有効期限が過ぎてしまうと、手続きは無効になってしまいます。

MNPをスムーズに行うために、MNP予約番号の取得後は、速やかに乗り換え先で手続きを開始しましょう。

また乗り換え先の携帯電話会社によっては、Web申し込みで「MNP予約番号の有効期限が10日前後残っている必要がある」など条件を設定している場合があります。

MNP手続きで失敗しないためには、先に乗り換え先を決めておいて、時間に余裕をもってauのMNP予約番号を取得すると安心です。

MNPでauを解約する際によくある質問

auから初めてMNP手続きをする場合、さまざまな疑問が生じるでしょう。

たとえばMNPや解約に関して、以下のような質問があります。

ここでは、MNPでauを解約する際によくある5つの質問に答えます。

1MNP転出に手数料は発生するの？

基本的に、MNP転出にかかる費用はありません。

以前まではMNP転出手数料として3,300円が必要でしたが、総務省がMNPのガイドラインを改正し、原則として2021年4月よりこれを無料としました。

また、長期契約により月額料金を割引することを条件に、携帯電話会社が設定していた「2年縛り」「契約解除料」なども廃止され、今ではコストをかけずに解約・MNPができるようになっています。

ただし、auスマホの残債がある場合は、解約後も分割払いを継続するか、一括で支払いを完了させる必要があります。

なおMNP転入に関しては、乗り換え先の携帯電話会社によって新規事務手数料3,300円を請求される場合があります。

オンライン申し込みにすると新規事務手数料が0円になるケースも多いため、費用をなるべく抑えたい場合はオンライン申し込みを利用するとよいでしょう。

2auのMNP予約番号を使わなかったらどうなる？

auのMNP予約番号を使わなかった場合は、そのまま15日間の有効期限が切れて無効になります。

MNP予約番号が無効になると、MNP手続きは完了しません。

有効期限が切れた後は、自動解約されることなく、auの契約は継続されます。

なお、MNP予約番号を使わなかったことで、何かしらの罰則が生じることはありません。

再度MNP予約番号が必要な場合は、もう一度申請する必要があります。

MNP予約番号は、その都度新しい番号が付与されるため、無効になった番号は再利用できません。

3今使っているauスマホは乗り換え先でも使える？

今使っているauスマホは、乗り換え先で使える場合と使えない場合があるため注意が必要です。

たとえばSIMロックがかかっているauスマホは、au回線以外の携帯電話会社で使えません。

この場合は、MNP手続きをする前に、auでSIMロック解除をする必要があります。

すべてのスマホにSIMロックがかかっているわけではないため、前もって確認しておくとよいでしょう。

なお、SIMロック解除は店頭でもできますが手数料3,300円がかかってしまうため、無料でできるオンライン手続きがおすすめです。

SIMロック解除は、auを解約する前でも、解約後でも手続きできます。

auでは、auスマホに他社のSIMカードを挿入した場合の動作確認をしておらず、問題なく使えるかの保証はありません。

MNP手続き後のトラブルを避けるために、乗り換え先の公式サイトから動作確認されているスマホの一覧表を見て、今使っているauスマホがリストアップされているかチェックしておくと安心です。

4au解約時にSIMカードの返却は必要？

au解約時に、手元に残ったSIMカードの返却は不要です。

ハサミで切ったりシュレッダーにかけたりするなどして、ご自身で破棄して構いません。

不要になったSIMカードの返却を求めている携帯電話会社があるため、au以外のSIMカードの場合は事前に確認しましょう。

5MNPで回線切り替え（開通）しないとどうなる？

回線切り替え（開通）は、MNP予約番号の有効期限内に行わなければなりません。

回線切り替えをしないで有効期限が過ぎると、再度MNP予約番号を取得する必要があります。

その間、MNP手続きは中断され、そのままにしていると契約申し込みが取り消される場合もあるため注意が必要です。

回線切り替え時にMNP予約番号の有効期限が切れてしまった場合の対応は、乗り換え先の携帯電話会社に確認しましょう。

参考までに、以下でahamoと楽天モバイルの対応をご紹介します。

【MNPの場合】
MNP有効期限内の切替え(開通)のお手続きをお願いいたします。MNP予約番号の有効期限が過ぎた場合は、ahamoサイト（チャット）にてお問い合わせください。
お問い合わせなくMNP予約番号の有効期限が過ぎた場合は、商品のお受取りから1か月後に契約のお申込みを取消しさせていただきます。

引用：ahamo「開通するのに期限はありますか？」

・MNP開通手続きを行う際、必ずMNP予約番号の有効期限をご確認ください。有効期限が切れている場合は、「製品出荷完了のお知らせ」メールがお手元に届いて以降、MNP予約番号の再取得をお願いいたします。
・MNP開通手続き時、有効期限が切れている場合は、お申し込み時に登録されたメールアドレス宛に「MNP予約番号期限切れによる開通手続き中断のお知らせ」をお送りします。お手数ですが、メール本文のご案内内容に従って、MNP予約番号を再取得し、MNP開通手続きを行ってください。

引用：楽天モバイル「MNP（他社からの電話番号乗り換え）でご購入時の注意事項」

まとめ

auから他社へMNP（乗り換え）をする際は、auでMNP予約番号を取得する必要があります。

乗り換え先でMNP転入の申し込み、および回線切り替え（開通）を行うと、auは自動解約されるため、別途解約手続きは不要です。

MNP予約番号は、Web・電話・店頭で取得できますが、時間や場所を選ばず自分のペースで申し込めるWebでの取得が便利でおすすめです。

ただしMNP予約番号には15日間の有効期限があるため、期限内に回線切り替えを含むMNP手続きを完了させる必要があることを覚えておきましょう。

MNPの手続きにかかる手数料は原則無料であるため、携帯料金やサービスの見直しをして他社へ乗り換える方は増えています。

本記事を参考にして、スムーズに手続きを進められるようしっかりと準備しましょう。

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