【au解約】ベストタイミングは月末!MNPで損しない方法とは
携帯料金やサービスの見直しで、auから他社へ乗り換え(MNP)を検討する方は増えています。
auを解約する際は、損をしないために手続きのタイミングに注意が必要です。
そこで本記事では、auを解約してお得にMNPするポイントを以下の流れで解説します。
- au解約のベストタイミング
- MNP手続きの手順
- auを解約する際の注意点
- おすすめの乗り換え先
- よくある質問
MNPをするなら損はしたくないですし、できればお得に乗り換えられるとベストです。
最後にお得にMNPできる窓口もご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
目 次
【損しない!】au解約のベストタイミングは?
携帯料金やサービスの見直しで、auの解約を検討していますか?
auを解約する際に、「auを解約するのに費用は発生する?」「解約で損しないタイミングはいつ?」といった点が気になります。
auの解約で知っておきたいポイントは、以下の2つ。
- auの解約月は日割りされない
- 2年縛りや違約金は廃止された
上記を踏まえて、au解約のベストタイミングについて解説します。
1auの解約月は日割りなし!損しないタイミングは月末
auの解約で、損しないベストタイミングは月末です。
auは、解約月の月額料金を日割りにできません。
解約タイミングにかかわりなく、解約月の月額料金は満額請求されるためご注意ください。
ここでチェックしておきたいのは、乗り換え先の初月料金です。
初月は日割り、またはキャンペーンで無料になるケースもあります。
乗り換え先の初月が日割りの場合、月初めに手続きをすると、auの月額料金と乗り換え先の月額料金を2重で払うことになり、その月の出費は大きくなってしまいます。
乗り換え先が初月の月額料金を無料にしている場合は、auの解約タイミングを過度に気にする必要はありませんが、できる限り損したくなければ月末がベストタイミングだといえるでしょう。
ただし、月末ギリギリを狙いすぎて、解約日が翌月にまたがないよう注意が必要です。
22年縛りや違約金は廃止!更新月は気にする必要なし
「携帯電話の解約は更新月に行うとよい」と聞いたことのある方も多いでしょう。
しかし、KDDIは2021年末(2022年3月)までで、旧料金プランで設定していた「契約解除金(違約金)」を廃止したため、更新月を気にする必要がなくなりました。
以前は、定期契約をすると月額料金が安くなる代わりに、契約更新月以外に解約をすると違約金が発生しました。
たとえば、auの「ピタットプラン」など最新プランでは1,100円、古いプランの場合は10,450円が違約金として請求されました。
しかし現在では、auを含むドコモやソフトバンクなどの大手キャリアでは、契約期間の縛りやそれに伴う違約金を設定していないため、更新月を気にする必要はありません。
auを解約して他社へ乗り換える手順
auを解約して他社へ乗り換える手順は、以下の3ステップです。
- auでMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先でMNP転入手続きを行う
- 回線の切り替え手続きを行う
ここでは、それぞれのステップを詳しく解説します。
1auでMNP予約番号を取得する
auから他社へ乗り換えする場合は、まずauでMNP予約番号を取得します。
間違えてauを先に解約してしまうと、電話番号の引き継ぎができなくなるため注意しましょう。
MNP予約番号は、Web・電話・店頭で手続きできます。
Web
Web手続は24時間受付ているため、忙しい方におすすめの方法です。
WebでのMNP予約番号を取得する流れは次のとおりです。
- 「My au」にログイン
- 画面上部の「スマートフォン・携帯電話」を選択
- 「ご契約内容/手続き」→「お問い合わせ/お手続き」の順に進む
- 「MNPご予約」を選択
以上の手続きが完了するとMNP予約番号は、携帯電話番号宛てにSMSで送信されます。
電話
電話でMNP予約番号を取得する際は、MNPの予約をするスマートフォンから、「186」を付けるなどして電話番号を通知して以下の番号へ電話します。
電話番号 | 受付時間 |
0077-75470 携帯電話・一般電話 共通(無料) | 9:00~20:00(年中無休) |
MNP予約番号は、携帯電話番号宛てにSMSで送信されます。
店頭
「au Style/auショップ・トヨタ au取扱店(一部除く)」の店頭でMNP予約番号を申請できます。
受付時間は店舗により異なるため、事前に確認して来店予約をしてから足を運ぶようにしましょう。
2乗り換え先でMNP転入手続きを行う
MNP予約番号を取得したら、乗り換え先でMNP転入手続きを行います。
乗り換え先の携帯電話会社や代理店のWebサイト、または店頭などで手続きできます。
いずれの場合も「新規」ではなく、「MNP」で手続きを進めましょう。
MNP転入手続きで必要なものは、以下のとおりです。
- auで取得したMNP予約番号
- 本人確認種類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- クレジットカードや銀行口座情報
新たにスマホ端末やアクセサリー類を購入する場合は、必要な費用も準備しておきましょう。
また、携帯電話会社によっては、店頭での手続きで新規契約手数料3,300円が発生する場合があります。
Web手続きで無料になるケースがありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。
3回線の切り替え手続きを行う
乗り換え先の携帯電話会社でMNP転入手続きが終わると、回線の切り替え手続きを行います。
店頭でMNP転入手続きを行う場合は、店舗スタッフが回線の切り替え手続きも行ってくれるのが一般的です。
一方Web手続きの場合は、SIMカード(申し込みをした場合はスマホ端末も)が郵送されてから、自分で回線の切り替え手続きを行います。
郵送物に同封されているマニュアルに従って、電話またはWebで手続きを進めます。
SIMカードの抜き差しやAPN設定を手動で行わなければならないケースもありますが、操作方法など必要な情報はマニュアルに記載されているので心配いりません。
MNPのやり方を詳しく知りたい方は、MNP手続きの様子を実例付きで説明している以下の記事をご覧ください。
auを解約・MNPする際の注意点
auを解約・MNPする際は、以下の点に注意しましょう。
- auメールやau提供のサービスは利用できなくなる
- 家族割を抜けると残りのメンバーの月額料金が高くなる場合がある
- 乗り換え先で同じ端末を使えない場合がある
ここでは、それぞれの注意点を詳しく解説します。
1auメールやau提供のサービスは利用できなくなる
auを解約すると、auメールやau提供のサービスは利用できなくなるため注意が必要です。
auメール(@ezweb.ne.jp/@au.com)を普段から利用している方は、「auメール持ち運び」サービスを別途申し込むならば、月額330円で継続利用できます。
しかし有料サービスになってしまうため、とくに事情がない限りは、この機会に「Gmail」「Yahoo!メール」など、フリーメールへの切り替えを検討するのもよいでしょう。
またキャリア決済(auかんたん決済)で支払いをしているサービスがある場合は、支払い方法をクレジットカードにするなど、事前に変更しておく必要があります。
2家族割を抜けると残りのメンバーの月額料金が高くなる場合がある
auを解約して、家族割を抜けると残りのメンバーの月額料金が高くなる場合があるため確認しましょう。
auの「家族割プラス」は、対象プランに加入している同居家族の人数に応じて、月額料金が割引されるサービスです。
たとえば同居家族2回線の場合、1人あたり月額料金から550円が割引されます。
3回線以上の場合の割引額は、1人あたり1,100円です。
現状の回線数によっては、1人あたりの割引額が1,100円から550円になってしまったり、550円の割引がなくなってしまったりする場合が考えられます。
そこで、解約する前に家族割のグループメンバーを確認して、自分自身が抜けることで残りのメンバーの割引額に影響がないかを事前にチェックするようにしましょう。
3乗り換え先で同じ端末を使えない場合がある
auを解約・MNPする際の注意点として、乗り換え先で同じ端末を使えない場合があることも挙げられます。
たとえばauスマホを他社回線で利用する場合、SIMロックがかかっていて使えないケースが考えられます。
この場合は、auでSIMロック解除をしてもらわなければなりません。
まず利用中のスマホがSIMロック解除可能かを確認し、Web・アプリで手続きを行います。
SIMロック解除手続きの流れは、ホーム画面から以下の手順で手続きが可能です。
- 「My auアプリ」をタップ
- 「今月のご利用額目安」下の「もっと見る」をタップ
- 「ご利用機種情報」下の「SIMロック解除のお手続き」を選択
Web・アプリでの手続きは手数料がかかりませんが、店舗で申し込む場合は3,300円かかるため注意が必要です。
また、auではau端末に他社のSIMカードを挿入して利用する際の動作内容は保証していないため、乗り換え先の公式サイトから動作確認されている端末であるかをチェックしておきましょう。
auから乗り換えるならどこがよい?
auからの乗り換え先候補に挙げられるのは、以下の3パターンです。
- UQモバイル
- 格安SIM
- 大手キャリア
ここでは、それぞれの乗り換え先の特徴やおすすめの人をまとめます。
1使い勝手を重視するならUQモバイル
使い勝手を重視する方には、UQモバイルがおすすめです。
UQモバイルはauと同じKDDIが運営する格安SIMで、auと同じ回線を格安で利用できるメリットがあります。
格安SIMのなかでも通信速度は安定しているといわれており、今auの通信環境に満足している場合はそのまま快適に利用できると期待できます。
また「節約モード」を活用すると、ネットショッピング・低画質のYouTube動画・音楽のストリーミング再生などをデータ消費なしで使えて、通信容量が減りにくいのもメリットです。
なお、auからUQモバイルへの乗り換えでは、MNP手続き不要で簡単に移行できます。
さらにau IDやPontaポイントの引き継ぎも可能で、新たにIDを作るなど面倒な手間を省けます。
ただしUQモバイルはauと同じKDDIが運営しているとはいえ、キャリアメールなど一部サービスはそのまま使えないことは覚えておきましょう。
また、大容量や無制限のプランはなく、格安SIMのなかでは料金が割高であるなど、ユーザーによっては中途半端に感じる可能性があります。
2月額料金を安くするなら格安SIM
月額料金をとにかく安くしたい方には、格安SIMがおすすめです。
格安SIMへ乗り換えることで、auと比較して月額料金を大幅に抑えられると期待できます。
スマホの使用頻度が低い方の場合は、月額料金が1,000円以下になるケースもあり、20GBほどであれば高くても3,000円ほどが一般的です。
また、以下のような格安SIMでは、au回線に対応しているため、乗り換え後に「電波が入らない」といった心配はありません。
- mineo
- BIGLOBEモバイル
- IIJmio
- イオンモバイル
- Nuroモバイル
- povo
格安SIMは料金プランがシンプルで、月額料金が安いのは大きなメリットですが、auと比較して通信品質が下がる可能性があるため注意しましょう。
たとえば、混雑しやすい時間帯や地下などで、通信速度が安定せずに使いづらいと感じるユーザーの声も聞かれます。
格安SIMに乗り換えた後に「やっぱり大手キャリアの方が安心して利用できる」と感じるユーザーもいらっしゃるため、MNPは慎重に検討することをおすすめします。
または、大手キャリアをメイン回線として利用し、格安SIMをサブ回線として利用する方法もよいでしょう。
3品質重視なら他社大手キャリア
品質を重視して乗り換えをしたい方には、「大手キャリア」がおすすめです。
大手キャリアの大きなメリットは、通信速度が安定していることです。
時間帯やタイミングによって通信速度が乱れる心配はなく、大容量プランを利用している場合は通信制限の心配がありません。
とくにスマホの使用頻度が高い方にとって、大手キャリアは安心して利用できるサービスだといえます。
また通信容量が大きい場合は、格安SIMよりも大手キャリアの方が安くなるケースもあります。
格安SIMでは、サポートはオンラインのみなのが一般的ですが、大手キャリアでは店舗サポートが受けられ、トラブル時や分からないことがある場合でも安心です。
大手キャリアでは、取り扱う機種の種類も幅広いことに加え、最新機種の割引が受けられるケースもあり、auから乗り換えるタイミングで最新機種を格安で購入する方も少なくありません。
近年では大手キャリアもプランの見直しを積極的に行っており、以前よりも月額料金を安く抑えられる傾向にあります。
MNPで失敗しないためにも乗り換え先は慎重に選び、「やっぱりサービス品質の高い携帯電話会社が安心」という方の場合は、大手キャリアへ乗り換えるほうがよいでしょう。
auの解約・MNPに関するよくある質問
auの解約・MNPに関して、以下の疑問を抱く方は少なくありません。
- auの解約だけしたい場合どうする?必要なものは?
- 機種代の残債があっても乗り換えできるの?
- 乗り換えの際にau回線はいつまで使える?
ここでは、これらのよくある質問に回答します。
1auの解約だけしたい場合どうする?必要なものは?
auの解約だけをしたい場合は、auで解約手続きを行います。
解約方法は、「Web」と「店頭」の2通りの方法があります。
それぞれの解約方法についてまとめましたので、ご参考ください。
Web
Webでの解約手続きは、次のとおりです。
- 「My au」にログイン
- 画面上部「スマートフォン・携帯電話」を選択
- 「ご契約内容・手続き」→「お問い合わせ・お手続き」の順に進む
- 「解約のお手続き」を選択
受付時間は24時間ですが、21:10以降になると解約手続きの完了は翌日になるため、時間に余裕をもって申し込みましょう。
店頭
「au Style/auショップ・トヨタ au取扱店(一部除く)」で解約手続きが可能です。
事前に来店予約をして、申し込みに必要なものを準備しましょう。
解約手続きに必要なものは、以下のとおりです。
- 印鑑
- 本人確認書類(原本)
- 利用中のau電話本体(ICカード対応機の場合はau ICカード含む)
2機種代の残債があっても乗り換えできるの?
auで機種代の残債がある場合でも、他社への乗り換えは可能です。
機種代の残債は、解約後も引き続き分割で支払います。
auの場合、一括での清算にも対応しています。
解約することで、機種購入時に加入した割引や各プログラムが適用されなくなるため、事前に確認しておきましょう。
3乗り換えの際にau回線はいつまで使える?
乗り換えの際は、回線切り替え手続きが完了するまでau回線は使えます。
auにMNP予約番号を申し込むタイミングでは、まだ解約はしていません。
乗り換え先でMNP転入手続きをして、回線切り替え手続きが完了すると、auは自動解約となり使えなくなります。
それまでの間は、auのSIMカードが端末に挿入されている限り、通常どおりスマホを使えます。
MNPでスマホが使えなくなるタイミングや、回線切り替え手続きにかかる時間については、以下の記事で体験事例に基づいて検証していますので、よろしければご覧ください。
ソフトバンクへ乗り換えるなら「モバシティ」がお得!
auから他社へ乗り換えを検討している方で、通話品質を重視している場合は、ソフトバンクを選択肢に入れるのもよいでしょう。
ソフトバンクなら乗り換え時だけでなく、ユーザーを対象にした最新機種の割引サービス・特典などを積極的に展開しているなど、大手キャリアならではのさまざまなメリットがあります。
ソフトバンクへ乗り換えるなら、「モバシティ」経由でMNP転入申し込みをするのがお得です。
「モバシティ」はソフトバンク正規代理店で、全国からWeb上で簡単にMNP転入手続きができます。
ソフトバンクの正規キャンペーンに加えて、代理店ならではの特典も受けられるからです。
たとえば、プラン契約と機種購入をすると、2万円の高額キャッシュバックがもらえます。
全額を現金で還元してもよいですし、新しいスマホ端末の購入資金にするのもよいでしょう。
また、以下のすべての条件を満たす場合は、最新の人気機種を「実質24円」「一括1円」のように大幅割引価格で手に入れられます。
- 乗り換えor新規
- メリハリ無制限orスマホデビュープラン+の契約
- 新トクするサポートの加入
- (※iPhoneの場合)来店限定
※対象機種・特典内容・特典利用条件については、弊社公式サイトより最新情報をお確かめください。
まとめ
auを解約して他社へ乗り換える場合のベストタイミングや、MNPで損しないためのポイントをまとめました。
auの解約月は、日割りではなく満額請求になるため、損したくない方は月末に手続きをするのがおすすめです。
なお、2年縛りや違約金は廃止されているため、更新月を気にする必要はありません。
またauを解約する前に、auメールなど使えなくなると困るサービスはないか、家族割への影響や使っているスマホ端末が乗り換え先でも利用可能であるかを確認しましょう。
auから乗り換えるなら、目的に合わせて以下の3パターンから選ぶのがおすすめです。
- UQモバイル:使い勝手を重視する
- 格安SIM:とにかく月額料金を安くしたい
- 大手キャリア:品質を重視する
品質重視でソフトバンクへ乗り換えたい方は、高額キャッシュバックやスマホ端末の割引特典でお得な「モバシティ」まで、お気軽にご相談ください!