MNP前後の名前(名義)は同一が原則!
今お使いのケータイやスマホが誰の名前(名義)になっているかご存知ですか?
仮に、現在利用しているスマホを親名義で契約しているとして、MNPで乗り換えするとき自分の名前ではできません。
MNPの原則として、現在契約している携帯キャリアの名義のまま、乗り換え先の携帯キャリアと契約する必要があるのです。
そこで、契約名義の確認とともに、自分の名前で契約していない場合は別に手続きをしなければなりません。
そこで今回は、現在の契約名義(名前)の確認方法や、自分の名前で契約していないときの手続き方法をご紹介いたします。
契約名義(名前)を確認する方法
先程も説明しましたが、MNP契約は、移転元携帯キャリアの契約者の名前と、移転先携帯キャリアの契約者の名前は同一であることが原則となっています。
そのため、MNPで携帯キャリアを乗り換えするときは、誰の名前で契約しているのか確認しておく必要があります。
そこで、ドコモ・au・ソフトバンクでの確認方法を簡単にご紹介いたします。
ドコモの場合
◆インターネット(My docomo)
パソコンやスマホ、ケータイ(spモード)から、My docomoにアクセスすれば、契約内容が確認できます。
利用の際には、次のアカウント、暗証番号が必要になります。
- パソコン:dアカウント
- スマホ・ケータイ:ネットワーク暗証番号
◆電話 (ドコモインフォメーションセンター)
ドコモ携帯電話:(局番なし)151(無料)
一般電話など:0120-800-000(無料)
auの場合
auでは、パソコンやスマホから「My au」にアクセスすれば、契約内容が確認できます。
ただし、スマホからの利用は、専用アプリのインストールおよび、ログインには「au ID」が必要になります。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクも、パソコンやスマホから「My SoftBank」にアクセスすれば、簡単に確認できます。
ログインには、携帯電話番号とパスワードが必要になります。
以上のように、キャリア共通で「My ◯◯◯◯」にアクセスすれば簡単に確認できます。
その際、アカウントが必要になるので、お持ちでない方は事前にアカウントを作っておきましょう。
MNP前と後で名義(名前)を変えたいときの手続き方法
次に、現在利用しているキャリアで親の名前で契約しているけど、MNPで乗り換えるとき自分の名前で契約したい。
というケースはよくある話ですよね。
名前(名義)を変えてMNPしたいとき、
ドコモ、au、ソフトバンクともに調べたところ、移転元の契約者の家族に限り、家族名義で新規契約が可能
ただし、移転元での契約者の方と、移転先の契約者の方、二人で来店して、新規契約する必要があります。
その際、手続き必要な費用は、家族間なら無料です。
また、言い換えれば、MNP予約番号を取得する前に、名義変更しておけば新規契約手続きもスムーズに手続きができますよね。
そこで、家族間で名義変更しながらMNP新規契約するときの手続き方法と、合わせて各キャリアの名義変更の手続き方法をご紹介いたします。
家族間の名義変更でMNPする場合
結論は、名義を譲渡する側(親)と、譲渡される側(自分)の2名で来店し、家族である証明ができれば家族名義でのMNPが可能となっています。
ただし、オンラインショップでは、MNPの原則通MNP前と後で名義り「同一契約者」でなければ手続きできません。
また、別々に住んでいて親が一緒に来店できないときは、「委任状」が必要。そこで、親が一緒に来店できないケースでの必要なものをご紹介いたします。
- MNP予約番号(有効期限内(15日間)のもの)
- 新規契約者(自分)の本人確認書類(原本)
- 移転前契約者(親)の本人確認書類(コピー可)
- 異苗字、異住所の場合は、家族であることが証明できる書類(戸籍謄本などの・コピー)
- 委任状(移転元の契約者が来店できない場合):各社ホームページでダウンロードが可能)
このように、親子一緒に来店すれば、その場でMNP契約が契約できます。
名義変更方法
MNP予約番号を取得する前に名義変更していれば、何の問題もなくなりますよね。
ここでは、親から子供に譲渡するときの名義変更でご説明いたします。
ドコモ・au・ソフトバンクの名義変更の手続き方法をご紹介いたします。
ドコモ
ドコモでは、以下のようにケースごとで必要書類が異なります
全てのケースで本人確認書類は必要になり、運転免許証/パスポート/マイナンバーカード/健康保険証+補助書類(公共料金領収証など)などです。
◆譲渡する側(親)、譲渡される側(子供)2名で来店する場合
- 親の本人確認書類(原本)
- 子供の本人確認書類(原本)
- 子供の毎月の支払い手続きに必要なもの(クレジットカード、キャッシュカードor預金通教・お届け印)
◆譲渡する側(親)だけ来店する場合
- 親の本人確認書類(原本)
- 子供の本人確認書類(原本)
- 子供の毎月の支払い手続きに必要なもの(クレジットカード、キャッシュカードor預金通教・お届け印)
- 子供からの委任状
◆譲渡される側(子供)だけ来店する場合
- 子供の本人確認書類(原本)
- 親の本人確認書類(コピー可)
- 子供の毎月の支払い手続きに必要なもの(クレジットカード、キャッシュカードor預金通教・お届け印)
- 親からの委任状
au
auでは、譲渡する側(親)と、譲渡される側(子供)の2名で来店して名義変更手続きをする必要があります。
auショップ/PiPit(トヨタ自動車販売店の中にあるauショップ)で手続き可能。
auでも、それぞれ本人確認書類は必要となり、運転免許証/パスポート/マイナンバーカード/健康保険証+補助書類(公共料金領収証など)などです。
◆譲渡する側(親)が用意するもの
- 印鑑(シャチハタは×)
- 本人確認書類(原本)
また、譲渡する側(親)が来店できない場合は、親からの委任状と、本人確認書類(コピー可)を譲渡される側(子供)が持って来店すれば手続きできます。
◆譲渡される側(子供)が用意するもの
- 印鑑(シャチハタは×)
- 本人確認書類(原本)
- 毎月の支払い手続きに必要なもの(クレジットカード、キャッシュカードor預金通教・お届け印)
ソフトバンク
ソフトバンクも、譲渡する側(親)と、譲渡される側(子供)の2名で来店して名義変更手続きをする必要があります。
ただし、譲渡する側(親)が来店できない場合は、親からの委任状と、本人確認書類(コピー可)を譲渡される側(子供)が持って来店すれば手続きできます。
もちろん、本人確認書類は必要となり、運転免許証/パスポート/マイナンバーカード/健康保険証+補助書類(公共料金領収証など)などです。
◆譲渡する側(親)が用意するもの
- 印鑑(サインでも可)
- 本人確認書類(原本)
◆譲渡される側(子供)が用意するもの
- 印鑑(サインでも可)
- 本人確認書類(原本)
- 毎月の支払い手続きに必要なもの(クレジットカード、キャッシュカードor預金通教・お届け印)
以上のように、基本は親子2名で来店すれば委任状も必要なく手続きできます。
まとめ
MNPの原則として、移転元のキャリアで契約している名前と、移転先のキャリアで契約する名前は同一でなければなりません。
現在利用しているキャリアで親の名前で契約しているけど、MNPで乗り換えるとき自分の名前で契約したい。
といったケースでは、ご紹介した通り、親子2人で来店すれば家族名義で新規契約ができます。
また、名義変更が終わった段階でMNP予約番号を取得すれば、MNPの移転先でもスムーズに手続きが進みますので、MNPを予定している方は現在の契約者の名前には注意しておきましょう。