MNPと新規契約はどっちがお得?キャリア別で徹底比較【最新】
携帯料金の見直しを検討する際に、「MNP」と「新規契約」のどっちがお得なのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
MNPは電話番号をそのまま引き継ぐことができるため一般的に選ばれる方法ですが、新規契約の方がお得なのであれば、たとえ番号が変わってでも選ぶ価値がありますよね。
そこで本記事では、MNPと新規契約ではどっちがお得なのかを、比較するポイントやキャリア別の最新キャンペーン情報とともに解説します。
お得なキャンペーンを実施している窓口もご紹介しますので、キャリア変更を検討している方はぜひ最後までお読みください。
目 次
携帯のMNPと新規契約とは?まずは違いを比較
携帯電話料金の見直しをする際に、別のキャリアのプランがお得に感じるケースは少なくありません。
「既存プランが改悪した」「他社が格安プランを打ち出した」などの場合に、キャリア変更を考えることでしょう。
携帯電話のキャリア変更をする方法に、MNPと新規契約があります。
そこで、以下の疑問が生じます。
「MNPと新規契約はどっちがお得?」
ここではまず、MNPと新規契約の違いを、メリット・デメリットを含めて比較します。
なお、今使っているスマホの調子が悪くて機種変更をするかMNPをするか迷っている方は、以下の記事も併せてごご覧ください。
1MNP(携帯電話番号ポータビリティ)とは
「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)」とは、現在使用している電話番号をそのまま引き継いで、新しい携帯電話会社に乗り換えることです。
この制度は2006年に導入され、今ではキャリア変更をする際に選ばれる一般的な方法として多くのユーザーに活用されています。
MNPの流れを簡単に説明すると、以下の3ステップです。
- 現在契約中のキャリアでMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先の携帯会社で転入を申し込む
- 開通手続き(回線利用の設定)を行う
MNPの概要は「【最新】MNPとは?メリット・手順・注意点をわかりやすく解説」でも詳しくまとめていますので、ご覧ください。
MNPのメリット・デメリット
MNPの最大のメリットは、新しい携帯電話会社でも同じ電話番号を引き継げることです。
MNPの制度が存在していなかった2006年以前は、「キャリア変更をするたびに携帯電話番号が変わるため手間がかかって大変だった」という方もいらっしゃるでしょう。
電話番号が変わると、友人・知人はもちろん取引先など仕事関係の人たちにも周知が必要になり、時には名刺を作り直さなければならないケースもあります。
これらの手間や余計なコストを考えると、電話番号を引き継げるMNPには大きなメリットがあるといえます。
MNPのデメリットとして挙げられるのは、今まで使っていた携帯電話会社は必然的に解約されることです。
さらに解約にともないキャリアメールアドレスの持ち運びが有料になったり、「家族割」などの特典は対象外になったりします。
2新規契約とは
新規契約とは、その名のとおり特定の携帯電話会社と新たに契約をすることです。
これまでに携帯電話会社と契約していない人や別の携帯電話会社と契約している人も、新たに契約すれば新規契約になります。
新規契約の流れはいたって簡単で、契約したい携帯電話会社で新規手続きをするだけです。
新規契約をする場合は、まったく新しい電話番号が与えられます。
つまり、MNPと新規契約の大きな違いは、「電話番号を引き継ぐか新しい電話番号にするか」です。
なお、現在利用している携帯電話会社を解約して、別の携帯電話会社と新規契約することを、「解約新規」と呼ぶことがあります。
新規契約のメリット・デメリット
新規契約のメリットは、契約手続きが簡単なことです。
現在携帯電話会社と契約しているかの有無にかかわらず、契約したキャリアで新規契約をするだけで手続きを完了できます。
現在利用中の携帯電話会社がある場合は、解約せずに複数の回線を持つことも可能です。
もちろん解約したい場合は、新規契約のタイミングにかかわりなくいつでも解約できます。
新規契約のデメリットは、新たな電話番号が与えられることで、周知や各種変更手続きの手間が発生することです。
複数回線を維持することも可能ですが、それにともない携帯電話料金がかさむことになります。
MNPと新規契約はどっちがお得?比較ポイント
MNPと新規契約の違いを理解し、それぞれのメリット・デメリットを比較したうえで、「どちらでもよいのでお得な方を選択したい」と考える方もいらっしゃるでしょう。
MNPと新規契約のどっちがお得なのかを比較する際のポイントは、主に以下の2つです。
- 各種手数料
- 特典やキャンペーン
ここでは、MNPと新規契約のどちらがお得かを比較する際のポイントを詳しく解説します。
1比較ポイント①各種手数料
MNPと新規契約のどちらかを選ぶ際に、各種手数料が気になるでしょう。
どちらかに高額の手数料が発生するなら、比較する重要なポイントとなります。
結論からいいますと、MNPと新規契約の各種手数料は基本的に同じです。
以前はMNP転出手数料として各キャリアはおおむね3,300円を設定していましたが、現在ではMNP転出手数料は原則廃止されています。(※格安スマホから乗り換える際に、店舗や電話での手続きで最大1,100円が発生する場合があります。)
MNPの転入手続きや新規契約の事務手数料に関しては、いずれのキャリアもおおむね3,300円です。
キャリアによっては、オンライン手続きをすることで事務手数料を0円にしている場合もあります。
つまり、各種手数料を比較する際は、MNPか新規契約というよりも、転入するキャリアと申し込み方法を比較する必要があると分かります。
なお、携帯電話の乗り換えで必要な費用については「MNP手数料は原則無料!最新の乗り換え費用や注意点を解説【2023年】」で詳しくまとめていますので、参考にしてください。
2比較ポイント②特典やキャンペーン
MNPと新規契約のどちらかを選ぶ際に注目したい比較ポイントは、特典やキャンペーンです。
キャリアや時期に応じて特典やキャンペーン内容は異なりますが、MNP向けと新規契約向けで内容が異なるケースも多いです。
とくにMNPの場合、他社の契約者を引き抜いて自社と契約してもらうため、ライバル会社に差を付ける絶好の機会になります。
そのため、MNP用の特典やキャンペーンに力を入れている携帯電話会社は少なくありません。
また申し込み窓口によってキャンペーン内容が異なるケースもあるため、公式窓口と併せて比較するようおすすめします。
たとえばソフトバンクへ乗り換えを検討している場合、公式窓口よりも正規代理店である「モバシティ」の方がお得に契約できます。
モバシティでは、誰でももらえる2万円の現金キャッシュバックを用意していて、公式特典・キャンペーンとの併用も可能です。
特典やキャンペーンの内容は毎日のように変化するため、手続き前に必ず確認するようにしましょう。
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【キャリア別】MNP・新規契約のキャンペーン比較
ここでは、3大キャリアのNTTドコモ・au・ソフトバンクの最新キャンペーンを比較します。
格安SIMでもさまざまなキャンペーンを開催しているため、気になるキャリアの最新情報を確認して比較するとよいでしょう。
1NTTドコモ
NTTドコモでは、新規契約およびMNPで共通のキャンペーンを開催しており、端末を購入する場合は最大22,000円の割引が受けられます。
ただし、新規契約とMNPでは対象機種が異なり、MNPは選択肢が多くてお得です。
5G WELCOME割
5G対応機種の購入代金を5,500円~22,000円割引するキャンペーンです。
このキャンペーンの新規契約とMNPの内容の大きな違いとしては、対象機種の違いです。
新規契約の場合だと対象機種が少ないですが、MNPの場合は発売されたばかりのiPhone14シリーズをはじめ対象機種が充実しています。
さらに「端末購入割引」の対象機種も新規契約が1機種なのに対し、MNPでは10機種を用意しています。
他にも、機種代金や月額料金が安くなる、以下のようなキャンペーンを実施中です。
- ドコモ青春割
- はじめてスマホ割(はじめてスマホプラン)
- はじめてスマホ購入サポート
- 下取りプログラム
2au
auでも、オンラインショップで対象機種を購入することで最大22,000円が割引されるキャンペーンを実施しています。
新規契約と比較してMNPの方が割引額は大きくお得で、さらにSIM乗り換え特典も用意しています。
au Online Shop お得割
新規・乗り換えで、対象機種を購入すると割引が受けられるキャンペーンです。
iPhoneはiPhone14シリーズや認定中古品を含め全9機種、アンドロイドは全29機種から選べます。
割引額は新規契約が11,000円、MNPが22,000円です。
au Online Shop SIM乗り換え特典
他社からの乗り換えでSIMのみを契約する場合は、au Pay残高へ1万円相当が還元されます。
これは新規契約にはない、MNPならではの特典です。
他にも、新規契約およびMNPを対象とした以下のようなキャンペーンがあります。
- Lenovo Tab購入キャンペーン
- auスマホ応援割(U22)
- Xperia 神サウンド割
- au Online Shopスペシャルセール
3ソフトバンク
ソフトバンクでも、端末代金を割引するキャンペーンを実施していますが、新規契約の場合は年齢制限があるためMNPの方がお得です。
いずれにしてもソフトバンク認定中古品など幅広い選択肢があり、乗り換えと同時に機種購入をしたい場合に活用できるでしょう。
【オンライン限定】U22 web割
5歳~22歳の新規契約者限定で、機種代金を最大21,600円割引するキャンペーンです。
【オンライン限定】web 割
対象機種に他社から乗り換えると最大21,600円割引するキャンペーンです。
上記のキャンペーンに加えて、新規契約・MNPを対象にした以下のようなキャンペーンを実施しています。
- 新トクするサポート
- 下取りプログラム
- 3G買い替えキャンペーン
- 基本料初月0円特典(ソフトバンク)
- 事務手数料0円特典(ソフトバンク)
- ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典
携帯電話会社を乗り換える際の注意点
MNPまたは解約新規にするにしても、乗り換える際に注意したいことがあります。
主な注意点は以下の2つです。
- 転出のタイミングは月末がおすすめ
- MNPの場合は解約でなくMNP予約番号の取得が必要
ここでは、それぞれの注意点を詳しく解説します。
1転出のタイミングは月末がおすすめ
携帯電話会社を乗り換える際に注意したいのが、乗り換えのタイミングです。
乗り換えをする際は、月末に手続きすることをおすすめします。
ほとんどのキャリアでは、契約月の携帯料金を日割り、解約月の携帯料金を全額で請求するのが一般的です。
つまり、転出のタイミングが月初めになると、乗り換えの月に携帯電話料金を2重で支払うことになります。
乗り換えの手続きを月末に行うことで、解約する携帯電話会社の料金は全額、乗り換え先の料金を月末の数日分だけ日割りで払うことになり、乗り換えの月に支払う携帯料金を少しでも抑えることができます。
なお、MNPの場合は新しい携帯電話会社の回線が開通してから解約となるため、手続きが月をまたがないよう注意が必要です。
2MNPの場合は解約でなくMNP予約番号の発行が必要
MNPの場合は、間違えて契約中の携帯電話会社で解約手続きを行わないよう注意が必要です。
契約中の携帯電話会社では、解約でなくMNP予約番号を発行してもらいます。
MNP予約番号とは、携帯電話番号を引き継ぐために必要な10桁の番号のことです。
間違えて解約手続きをしてしまうと、使用中の電話番号が失効してしまいます。
なお、MNP予約番号は店舗・電話・Webサイトで取得できます。
MNP予約番号の取得方法や流れを詳しく知りたい方は「MNP予約番号取得の流れをキャリア別に解説【2023年最新】」もご覧ください。
MNP(乗り換え)も新規契約も!ソフトバンクにするなら「モバシティ」がお得
最後に、新規契約やMNP(乗り換え)をする際のお得な窓口をご紹介します。
携帯電話会社への申し込みは、公式窓口のほかにもいくつかの選択肢がありますが、じつは代理店をとおして申し込む方がお得な場合があります。
たとえばソフトバンクの場合、正規代理店の「モバシティ」で申し込むと公式窓口にはない特典が受けられお得です。
モバシティならではの特典に、2万円の高額キャッシュバックが挙げられます。
店舗に来店して手続きをする場合はその場で手渡し、オンライン手続きなら開通翌週に振り込みで現金がもらえます。
通常は端末割引やポイントで還元されることが多いですが、「モバシティ」では現金がもらえるため使い道は自由。
加えてソフトバンク公式キャンペーン・特典を併用して、さらにお得になる場合もあります。
「正規代理店の特典についてもっと知りたい」「MNPした場合のシミュレーションをしたい」という方は、ソフトバンク正規代理店の「モバシティ」まで、お気軽にお問い合わせください!
まとめ
携帯料金を見直すなら、新規契約よりも電話番号そのままで乗り換えられる「MNP」がお得です。
MNPなら電話番号変更にともなう手間が不要であるだけでなく、手続きの際にお得な特典が得られることも。
各キャリアが開催しているキャンペーン・特典を比較して、お得な方法でMNPできるとよいでしょう。
ただし携帯電話会社を乗り換える際は、以下の点に注意しましょう。
- 転出のタイミングは月末がおすすめ
- MNPの場合は解約でなくMNP予約番号の取得が必要
携帯乗り換えに関する不明点やご相談がありましたら、高額現金キャッシュバックで公式窓口よりもお得な「モバシティ」まで、お気軽にお問い合わせください!