【LINE】機種そのままキャリア変更!設定方法や注意点を解説
- 「機種そのままでキャリア変更だけする場合、LINEのデータはどうなるの?」
- 「SIM変更でトーク履歴や購入したスタンプは消えたりしない?」
こんな疑問はありませんか?
最近はお得な料金のSIMがいろいろ登場しているので、SIM変更を考えている方は多いはず。
しかし格安SIMに変えることで、LINEのデータが消えたら困りますよね?
この記事では、いま使っている端末でキャリア変更のみをおこなう場合に必要な設定について解説します。
また、機種を変える場合のLINEの設定についてもご紹介。
LINEの引き継ぎに不安がある方は、ぜひご一読ください。
目次
機種そのままでキャリア変更する場合LINEはどうなる?
いま使っているスマホが比較的新しい場合や気に入っている場合、機種はそのままでキャリアのみ変更したいと思うことがあるでしょう。
その場合、いまのSIMを廃棄して新しいSIMを使うことになります。
その場合に気になるのが、LINEアカウントや個人データの行方です。
「SIMの入れ替えでデータが消えたらどうしよう…」
そんな方に向けて、機種そのままのキャリア変更した場合にLINEがどうなるか、分かりやすく解説します!
1端末も電話番号もそのままなら引き継ぎ作業は不要!
いま使っているスマホに新しいSIMを入れるとき、電話番号が同じならLINEアカウントの引き継ぎ作業は不要です。
※LINEアカウントの引き継ぎとは、別のスマホでいまのLINEアカウントを使用する操作。
契約中のキャリアを解約し、別のキャリアや格安SIMなどと契約する場合、MNPを使えば同じ電話番号を使い続けられます。
この場合、ざっくりいえば、「何もしなくて大丈夫」です。
SIMを入れ替えれば、そのまま普段どおりLINEを使えます。
SIMを入れ替えるとデータが消去されるイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
というのも、LINEのトーク履歴や写真・友達リストなどの各種データは、スマホ本体に記録されるからです。
SIMに記録されているわけではないため、SIMを入れ替えてもそのまま残ります。
「SIMを変えたら大切なメッセージが消えた!」ということはないため、ご安心ください。
2端末そのままで電話番号が変わるなら登録情報の変更を
いま使っているスマホに新しいSIMを入れるとき、電話番号が変わってもLINEアカウントの引き継ぎ作業は不要です。
ただし、登録情報についてはきちんと変更しておきましょう。
MNPを利用すると電話番号は変わりませんが、そうでない場合はSIMの入れ替えで電話番号が変わります。
原則、LINEは電話番号の登録が必須ですが、登録している電話番号と実際の電話番号が一致していなければなりません。
そのためキャリア変更で電話番号が新しくなったら、LINE上でその設定が必要です。
メールアドレスについても同様で、新しくなったなら変更しましょう。
なお、NTTドコモやソフトバンク・auなどのキャリアメールは、手続きをすれば乗り換え先でもそのまま使えます。
「キャリアメールの持ち運び」サービスについては、以下の記事もご覧ください。
キャリア変更でメールアドレス引き継ぎが可能に!概要と注意点【最新】110番[1]
登録情報を変更する
電話番号やメールアドレスの登録情報を変更する場合、以下の手順を踏みましょう。
■電話番号の変更
- 「設定」アイコンから「アカウント」をタップする
- 「電話番号」をタップする
- 新しい電話番号を入力する
- SMSに届いた認証番号を入力する
※AndroidスマホもiPhoneもおおむね同じ操作でOK
■メールアドレスの変更
- 「設定」アイコンから「アカウント」をタップする
- 【メールアドレス】から「メールアドレスを変更」をタップする
- 新しいメールアドレスを入力する
- 入力したメールアドレスに届いたメールにあるリンクをタップする
※AndroidスマホもiPhoneもおおむね同じ操作でOK。
なお、LINEの公式YouTubeチャンネルには、動画で変更方法について説明されているため、そちらも参照できます。
■電話番号の変更方法の説明動画
・Androidをご使用の場合はコチラ
・iPhoneをご使用の場合はコチラ
■メールアドレスの変更方法の説明動画
【LINE公式】メールアドレスの変更方法はコチラ
機種変更ならLINEアカウントの引き継ぎを!手順を解説
「いまの機種をそのまま使おうと思ったけど、やっぱり新しいスマホにしたい」
このようにキャリアだけでなく機種も変更することにした場合、LINEアカウントの引き継ぎが必要です。
ここからは、LINEアカウントの引き継ぎ手順を以下の2ステップで解説します。
- 事前準備をする
- 引き継ぎ設定をする
各ステップの詳細を見ていきましょう。
1LINEの引き継ぎ手順①事前準備をする
最初のステップは、事前準備です。
引き継ぎ設定をスムーズに行うには、現在使っているスマホで登録情報や設定状態を確認・変更する必要があります。
事前準備の内容は、新しいSIMでSMSが使えるかどうかで変わります。
それぞれのケースでの準備内容を解説しましょう。
新しいSIMでSMSが使える場合
新しいSIMでSMSを使える場合は、以下の準備をしておきます。
- 電話番号を最新情報にする(操作方法)
- メールアドレスを最新情報にする(操作方法)
- パスワードを登録する(操作方法)
- LINEアカウントの引き継ぎ設定を「オン」にする(操作方法)
※異なる電話番号へ引き継ぐ場合。 - トーク履歴のバックアップ用PINコードを設定する(操作方法)
- トーク履歴をバックアップする(操作方法)
新しいSIMでSMSを使える場合は、上記の準備をしたうえで、電話番号を使ってLINEアカウントを引き継げます。
新しいSIMでSMSが使えない場合
新しいSIMがデータSIMであるなど、SMSを使えない場合は、以下の方法でLINEアカウントを引き継げます。
※SMSを使える場合でも利用可能。
- Facebook連携
- かんたん引き継ぎQRコード
Facebookによる引き継ぎをする場合は、以下の事前準備も行ってください。
- Facebookを連携する(操作方法)
- LINEアカウントの引き継ぎ設定を「オン」にする(操作方法)
かんたん引き継ぎQRコードで引き継ぐ場合は、現在のスマホと新しいスマホの両方を準備しておきましょう。
2LINEの引き継ぎ手順②引き継ぎ設定をする
続くステップは、引き継ぎ設定です。
引き継ぎの方法には、以下のようなパターンがあります。
- 電話番号でアカウントを引き継ぐ
- Facebookでアカウントを引き継ぐ
- 「かんたん引き継ぎQRコード」でアカウントを引き継ぐ
それぞれのパターンを詳しくご紹介します。
電話番号でアカウントを引き継ぐ
このパターンがおそらくもっとも一般的でしょう。
前述の準備が終わったら、以下の操作をしてください。
※表示される画面や文言は、引き継ぎのタイミングやアカウント状況により多少変わります。
- 新しい端末でLINEを開き「ログイン」をタップする
- 「電話番号でログイン」をタップする
- 国と電話番号を入力する
- SMSが届いたら記載されている認証番号を入力するか、自動で入力されるのを待つ
- 「はい、私のアカウントです」をタップする
- パスワードを入力する
- 「はい、トーク履歴を復元します」をタップする
- 「Googleアカウントを選択」から、バックアップを取ったアカウントを選択する
- 「トーク履歴を復元」をタップする
- バックアップ用のPINコードを入力する
※事前準備においてトーク履歴バックアップのためにPINコードを設定している場合。 - 友だち追加設定(アドレス帳の利用)を確認して「→」マークをタップする
- 年齢確認認証をする(該当する場合)
- 「サービス向上のための情報利用に関するお願い」を確認する(該当する場合)
上記の方法は、MNPで同じ電話番号を使うケースを想定しています。
もし異なる番号で引き継ぐ場合は、以下の操作を行ってください。
- 新しい端末でLINEを開き「ログイン」をタップする
- 「電話番号でログイン」をタップする
- 国と電話番号を入力する
- SMSが届いたら記載されている認証番号を入力するか、自動で入力されるのを待つ
- 「おかえりなさい、○○(プロフィール名)」と表示されたら「いいえ、違います」をタップする
- 「すでにアカウントをお持ちですか?」と表示されたら「アカウントを引き継ぐ」をタップする
- ログイン方法を選択する
- 登録してある電話番号かメールアドレス、続いてパスワードを入力する
- 「アカウントの引き継ぎを続けるためには?」と表示されたら「続行」をタップする
- LINEアカウントを確認して「ログイン」をタップする
- トーク履歴の復元を行う
- 友だち追加設定(アドレス帳の利用)を確認して「→」マークをタップする
- 年齢確認認証をする(該当する場合)
- 「サービス向上のための情報利用に関するお願い」を確認する(該当する場合)
Facebookでアカウントを引き継ぐ
前述のとおり、新しいSIMでSMSが使えない場合、こちらのパターンで引き継ぎできます。
※SMSを使える場合でも利用可能。
- 新しい端末でLINEを開き「ログイン」をタップする
- 「Facebookで続ける」をタップする
- 「Facebookログイン」をタップする
- 「すでにLINEにFacebookを使用してログインしたことがあります」と書かれている画面で「次へ」をタップする
- 「アカウントの引き継ぎを続けるためには?」と表示されたら「続行」をタップする
- 「○○(アカウント名)としてログイン」の画面で「ログイン」をタップする
- 「「はい、トーク履歴を復元します」をタップする
- バックアップ用のPINコードを入力する
※事前準備においてトーク履歴バックアップのためにPINコードを設定している場合。 - 年齢確認認証をする(該当する場合)
- 「サービス向上のための情報利用に関するお願い」を確認する(該当する場合)
「かんたん引き継ぎQRコード」でアカウントを引き継ぐ
新しいSIMでSMSが使えない場合、Facebook以外にこちらのパターンでも引き継ぎ可能です。
※SMSを使える場合でも利用可能。
事前準備を済ませたあとに、手元に古いスマホと新しいスマホを用意してから、以下の操作を行いましょう。
- 新しいスマホでLINEを起動して「ログイン」をタップする
- 「QRコードでログイン」をタップする
- 「QRコードをスキャン」をタップする
- 写真や動画の許可を行う(該当する場合)
- 古いスマホでLINEを起動し「設定」「バックアップ⋅引き継ぎ」「かんたん引き継ぎQRコード」の順にタップする
- 古いスマホに表示されるQRコードを新しいスマホで読み取る
- 古いスマホで「新しい端末でこのQRコードをスキャンしましたか?」と表示されたら、「はい、スキャンしました」にチェックする
- 本人確認をする(該当する場合)
- 新しいスマホで「○○(プロフィール名)としてログイン」と表示されたら「ログイン」をタップする
- トーク履歴の復元を行う(操作方法)
LINEアカウント引き継ぎの注意点
LINEアカウントを引き継ぐときに覚えておきたい注意点として、以下の点が挙げられます。
- 異なるOS間だと引き継ぎ可能なデータが違う
- 引き継ぎ方法により引き継げるデータが違う
- 【注意】格安SIMに変えると年齢認証&ID検索を使えなくなるかも
それぞれの注意点を詳しく取り上げます。
1異なるOS間だと引き継ぎ可能なデータが違う
古いスマホと新しいスマホのOSが異なる場合、引き継ぎ可能なデータが変わります。
以前同じOS間で引き継ぎを行ったことがある場合でも、OSが異なると状況が変わるためご注意ください。
引き継ぎ可能なデータはそれぞれ以下のとおりです。
出典:LINEヘルプセンター
■同じOS間の引き継ぎ:AndroidからAndroid、iPhoneからiPhoneなど
- 友だち⋅グループ
- プロフィール情報
- アルバム⋅ノートの情報
- LINE VOOM
- スタンプ⋅着せかえ⋅絵文字
- Keepに保存したデータ(Keepメモを除く)
- LINE連動アプリ⋅サービスの情報
- LINE Pay⋅LINEポイント残高
- LINEコインなどのアプリ内通貨(ジェムなどの各種GAME内通貨、マンガコイン、占いコインなど)
- トーク履歴
■異なるOS間の引き継ぎ:AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidなど
- 友だち⋅グループ
- プロフィール情報
- アルバム⋅ノートの情報
- LINE VOOM
- スタンプ⋅着せかえ⋅絵文字
- Keepに保存したデータ(Keepメモを除く)
- LINE Pay⋅LINEポイント残高
- トーク履歴
※トーク履歴はOSが異なる場合、かんたん引き継ぎQRコードでのみ可能。
「いままでAndroidスマホを使っていてiPhoneに機種変更する」など、OSの変更時には要注意です。
2引き継ぎ方法により引き継げるトーク履歴の長さが違う
引き継ぎ方法により、引き継げるトーク履歴の長さは変わります。
引き継げるトーク履歴の長さには、主に以下のパターンがあります。
- バックアップを取ってあり、かつ同じOS間で引き継ぐ場合:バックアップしているトーク履歴すべて
- 異なるOS間で引き継ぐ場合:直近の14日間のトーク履歴
- バックアップを取っていない場合:直近の14日間のトーク履歴
※2と3の場合、バックアップ用PINコードを登録しておくことで引き継ぎが可能です。
これまでのトーク履歴を失いたくない場合は、事前にしっかりバックアップを取っておきましょう。
また、万が一バックアップを取るのを忘れても、バックアップ用PINコードを登録することで2週間分のデータは残せます。
すぐに引き継ぎする予定がなくても、設定しておくことをおすすめします。
なお、トーク内の写真やスタンプは引き継ぎ不可なため、アルバムやKeepへの保存が必要です。
3【注意】格安SIMに変えると年齢認証&ID検索を使えなくなるかも
乗り換え先が格安SIMの場合、年齢認証できない可能性があります。
LINEは、すべての携帯事業者と年齢認証に関する連携をしていません。
大手キャリアや一部の格安SIMとは連携していますが、そうでない格安SIMもあります。
年齢認証をしないと、ID検索による友だち追加ができません。
「離れた場所にいる友だちにIDを送ってもらって追加する」というのは無理です。
ただし、QRコードや招待機能を使ったり、友人を介して連絡先を送ってもらったりなど、友だち追加手段はほかにもあります。
そのため、年齢認証できなくてもLINEの使い勝手に大きな影響はないといえるでしょう。
まとめ
キャリアや機種を変更する際、LINEに関しては何もしなくてよい場合と、引き継ぎ操作が必要な場合があります。
本記事では機種そのままでキャリア変更のみする場合と、機種もキャリア変更もする場合に分けて解説してきました。
要点をまとめると、以下の4パターンがあります。
- 機種そのままでキャリア変更のみ(MNPで同じ電話番号を使う):何もしなくてOK
- 機種そのままでキャリア変更のみ(異なる電話番号を使う):登録情報を変更する
- 機種もキャリアも変更(MNPで同じ電話番号を使う):アカウントの引き継ぎが必要
- 機種もキャリアも変更(異なる電話番号を使う):アカウントの引き継ぎが必要
機種そのままのキャリア変更では、基本的に操作することはほとんどありません。
一方、機種もキャリアも変わる場合はLINEアカウントの引き継ぎが必要です。
この場合、データのバックアップをはじめ事前準備がいろいろあるため複雑ですが、本記事でご紹介した情報を使えば安心です。
ぜひキャリア変更時の参考にしてください。
最後に。
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