家族全員(2台以上)のMNPは可能?注意点とお得情報を解説

家族全員(2台以上)のMNPは可能?注意点とお得情報を解説

「家族全員のスマートフォン代が高いから節約したい!」

こんな理由から家族全員でMNPして、キャリア変更しようと考えている方は少なくないでしょう。

結論から言うと、家族全員で複数回線(2回線以上)まとめてMNPすることは可能です。

一緒に別プランへ変更すれば、月々の利用料金を抑えたり、MNP特典を得られたりとメリット大きいです。

この記事では、家族で行うMNPについて以下の点を解説します。

  • MNPに関して最低限知っておくべきこと
  • 家族全員同時にMNPするときの注意点

最後に、家族でMNPするときのお得情報もご紹介します。
通信料の見直しをしたい方、必見です。

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家族全員でMNPする前に知っておくべき基本情報

家族全員でMNPする前に知っておくべき基本情報

家族全員でMNPを行うにあたり、MNP自体の基本知識を知っておくと手続きがスムーズです。

そこでまずは、以下のポイントを簡潔に解説したいと思います。

  • MNP(携帯乗り換え)とは?特徴とメリット
  • MNPの料金はいくら?手数料を解説
  • MNPでやることと手続きの手順
  • MNPで失敗しないための3つの注意点

「MNPについてなんとなく知っているけど、少しうろ覚え」という方は、ぜひ参考にしてください。

1MNP(携帯乗り換え)とは?特徴とメリット

MNPとは、「同じ電話番号を新しい携帯事業者でそのまま使えるサービス」です。

MNPをしない場合、いままで使ってきた番号はなくなるため、新しい番号を使わなければなりません。
長い間同じ番号を使ってきた場合、新しい番号を知人に周知したり、各種登録情報を更新したりするのは大変です。

「いままで使ってきた電話番号をそのまま使う条件で、携帯事業者だけ変えたい」

このような場合にMNPは便利です。

MNPで携帯事業者を乗り換えると、ほかにも以下のようなメリットがあります。

  • 家族みんなで安い事業者へMNPすれば、通話料金を大幅に節約できる可能性がある
  • 乗り換え先のキャンペーンで、キャッシュバックや話題の機種の割引購入などの特典を受けられる
  • 古いスマートフォンの下取りサービスを利用できる場合がある

2MNPの料金はいくら?手数料を解説

MNPの料金は、完全無料~数千円かかる場合があります。
手数料の内訳は、以下のとおりです。

MNP転出手数料無料~
乗り換え元(いまの契約事業者)からMNPの手続きを行うときの手数料です。

2023年2月時点では無料のケースが多いですが、店舗や電話で手続きすると税別1,000円ほどかかるケースがあります。
例:QTmobileで電話手続きをする場合は税込1,100円かかる。

総務省の「携帯電話・PHSの番号ポータビリティの実施に関するガイドライン」により、手数料上限は税別1,000円と決められています。

契約解除料無料~
無料解約可能な月以外で、解約するときに乗り換え元でかかる違約金です。

かからないところが多いですが、税別1,000円ほどかかるところもあります。
例:BIGLOBEモバイルでは、契約内容により税別1,000円かかる。

改正電気通信事業法により、契約解除料の上限は1,000円に定められています。

注意点として、この上限措置は一部の携帯事業者には適用されないため、なかには1万円程度の違約金が発生するケースもあります。

契約事務手数料無料~
乗り換え先で契約するときにかかる手数料です。
ソフトバンクなど有名なキャリアの場合、オンラインで契約すると無料で、店頭だと税込3,300円かかるケースがあります。

いわゆる格安SIMの場合も、mineoのように税込3,300円ほどかかる場合が珍しくありません。
加えて、SIMカード発行料が数百円かかることもあります。

3MNPでやることと手続きの手順

MNPの手続きは、以下の2ステップに大別できます。

  1. 乗り換え元のキャリアでMNP予約番号を発行する(店舗・ネット・電話)
  2. 乗り換え先のキャリアにて、MNP予約番号を使って契約する(店舗やネット)

家族全員で行うときも、原則的には同じです。

4MNPで失敗しないための3つの注意点

MNPで失敗しないためには、以下のような注意点を覚えておきましょう。

乗り換え元から発行されるMNP予約番号には「15日ほどの有効期限」がある
すぐに乗り換え先で契約を行えない場合は、予約番号を発行しないようにしましょう。

乗り換え先が「有効期限○○日以上のMNP予約番号」と指定している場合がある
家族全員で、オンラインではなくショップや電話で手続きしたい場合は、タイミングを合わせる必要があります。

乗り換え元の解約タイミングによって1ヶ月分の基本料金が発生する
乗り換え元で解約されるのは、乗り換え先で開通した日です。
手続き中に月をまたいでしまうと、解約が翌月になって、乗り換え元で1ヶ月分の支払いが出る恐れがあります。

家族全員で同時MNPは可能!方法とチェックポイント

家族全員で同時にMNPをすることは可能です。

ここからは、家族分(2回線以上)のMNPをするやり方とチェックポイントをご紹介します。

1複数回線でのMNPもやり方は基本同じ

家族全員でMNPをするやり方ですが、基本的には1人でMNPする場合と大差ありません。

前述のとおり、乗り換え元でMNP予約番号を発行してもらって、乗り換え先でその番号を使って契約する流れは共通です。

ただし、家族割の有無など現在の契約状況と今後の契約の仕方によっては、少しばかり複雑になることもあります。

詳しくは、次の見出しで解説します。

2家族全員でMNP申し込みをするときのチェックポイント

家族全員でMNPの申し込みを始めるとき、以下の点をチェックしておきましょう。

  • いまの契約で家族割を適用していないか
  • 乗り換え先のプランで名義変更が必要か
  • 乗り換え先にシェアプランや家族内無料通話サービスがあるか

各チェックポイントについて詳しく見ていきましょう。

いまの契約で家族割を適用していないか

いまの契約で家族割を適用していないかをチェックしましょう。

家族割を契約していない場合は、とくに問題ありません。

しかし家族割を適用中なら、MNP前に手続きが必要かもしれません。
状況により、手続きの有無は以下のように変わります。

  • 家族割を適用しているメンバー全員でMNP ⇒ とくに手続きすることはなし
  • 家族割を適用しているメンバーの一部だけでMNPする場合 ⇒ 契約者変更などの必要あり

少しややこしいですが、整理しましょう。

家族割は、必ずしも同居家族にのみ適用されるわけではありません。

離れて暮らす家族や親戚・事実婚をしている人など、幅広いメンバーで家族割グループを組めることがあります。

たとえばNTTドコモの「ファミリー割引」の場合、三親等以内であれば、同居・別居関係なくグループが組めます。

法律上結婚していないものの、夫婦として共同生活を送っている場合も対象です。
※20回線までOK。

画像挿入

このような場合、「同居家族全員でMNPをするけど、ほかのメンバーは現在の契約を続ける」といったケースが発生するケースもあるでしょう。

ここで気をつけたいのが、主回線がグループから抜けるかどうかです。

NTTドコモの「ファミリー割引」を例にすると、主回線(代表回線)と副回線で家族割グループを作ります。
グループを作れるのは主回線の契約者です。

副回線メンバーが抜けても問題ありませんが、主回線がMNPでグループから抜ける場合、何もしないとグループは消滅してしまいます。

存続させるには、NTTドコモショップやドコモインフォメーションセンターなどで主回線を変更する必要があります。

このように、家族割グループにいる一家族でMNPをするような場合、主回線の変更が必要ないか、チェックしておきましょう。

乗り換え先のプランで名義変更が必要か

別のチェックポイントは、乗り換え先のプランで名義変更が必要になるかどうかです。

契約するプランや家族の状況によっては、名義変更が必要になるかもしれません。
たとえば、以下のようなケースです。

乗り換え先が未成年者名義のMNP転入を認めていない場合
現在の事業者にて、未成年者が自分の名義で契約している場合、そのままだとMNPできない場合があります。

大手キャリアでは未成年者が自身の名義で契約することが可能ですが、格安SIMだとNGのケースがあります。

乗り換え先の事業者が未成年契約NGの場合、事前に名義を保護者名義にして、子どもの名前で「利用者登録」するなどの対処が必要です。

乗り換え先のデータシェアプランを使うのに、同じ名義で契約しなければならない場合
名義変更が必要になる別のケースとして、「父親の名義で家族全員のSIMを契約する」など、代表者が自身の名義で複数人分の契約をする場合です。

ここで注意なのは、乗り換え先で名義変更できないケースがあることです。

NTTドコモやソフトバンクなどの大手キャリアでは家族内名義変更が可能かつ無料です。

しかし格安SIMの場合、名義変更できる事業者は数社しかないうえに、できても数千円かかるケースがあります。
※IIJmioのように、乗り換え時に自動的に名義統一してくれるケースもありますが、メジャーではありません。

名義を統一する必要がある場合、名義変更の可否やタイミング・料金を確認しておきましょう。

乗り換え先にシェアプランや家族内無料通話サービスがあるか

乗り換え先に、シェアプランや家族内無料通話サービスなど家族向けのサービスがあるかチェックしましょう。

乗り換え先として考えている事業者には、とくに家族向けのサービスがないかもしれません。

いまの事業者で家族割やデータシェアなどのサービスを利用していて、乗り換え後も同じようなサービスを受けたい場合、サービス内容をしっかり確認しましょう。

【Q&A】家族のMNPでよくある質問と回答

MNPに関するよくある質問と回答

家族のMNPに関して、以下のような質問をされる方がいらっしゃるかもしれません。

  • 子どもは何歳から自分名義で契約できる?
  • 乗り換え元の解約月の料金は日割り計算される?

それぞれの質問の解答を見てみましょう。

1子どもは何歳から自分名義で契約できる?

2022年4月1日の民法改正により、18歳以上は成人とみなされるようになりました。

そのため大手キャリアでも格安SIMでも、18歳以上の方は子ども本人名義で契約可能です。
保護者の同意は必要ありません。

一方18歳未満の未成年の子どもの場合、携帯事業者により、自分の名義で契約できるかどうかが変わります。
2023年2月時点では、以下の対応が取られています。

NTTドコモ・ソフトバンク・au・楽天モバイルなどのキャリア子ども名義で契約可能(親権者の同意が必要)
※12歳未満の場合、自分名義で契約できないため、親や保護者名義での手続きが必要です。

UQ mobileやY!mobileなど大手キャリアのサブブランド子ども名義で契約可能(親権者の同意が必要)
※12歳未満の場合、自分名義で契約できないため、親や保護者名義での手続きが必要です。

大手キャリアのオンライン専用プランahamoやLINEMOは子ども名義NG、povoは13歳以上ならOK(親権者の同意が必要)

格安SIM一般的に子ども名義NG

未成年の子どもが本人名義で契約できない場合は、前述のとおり子どもを契約者としてではなく、利用者として登録しましょう。
親名義で契約し、子どもの名義は利用者として表示させるようにします。

利用者登録しなくても子どもはスマートフォンを使えますが、親子割や学割が効くなどメリットがあるため、登録をおすすめします。

2乗り換え元の解約月の料金は日割り計算される?

一般的には、解約月のどのタイミングで解約しても1ヶ月分の料金が発生します。

ただし規約が変更する可能性もあるため、MNPを考えるときに各事業者へ確認しましょう。

知っておきたい点として、通常乗り換え元の解約が完了するのは、乗り換え先で回線が開通するタイミングです。
乗り換え元でMNP予約番号を発行してもらうタイミングではありません。

そのため、開通のタイミングによっては、乗り換え元の解約が翌月初めになってしまい、1ヶ月分の料金を余計に支払うことになります。

例:3月31日にMNP予約番号発行→4月2日に開通(解約完了)
このケースでは、乗り換え元から4月分の料金を請求される恐れがあります。

家族全員でMNPする場合、「1ヶ月分の料金×家族の人数」の料金がかかるため、痛手になるでしょう。

ほとんど使っていないのに請求されるともったいないため、手続きのタイミングを慎重に見極める必要があります。

MNP手続きは即日~1週間ほどが目安なため、22日前後で手続きを始めると無難です。

「乗り換え元の回線をギリギリまで使って元を取りたい!」という場合は、乗り換え元と乗り換え先で手続きにかかる時間を聞いておくようおすすめします。

なお、乗り換え先の料金ですが、開通月は日割り計算されるのが一般的です。

家族全員MNPなら手続き簡単&特典でお得な「モバシティ」へ!

モバシティfirst-top

家族全員でMNPする場合、人数が多い分、できるだけ手続きがスムーズでお得な乗り換えにしたいのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいのが、「モバシティ」を経由してのMNPです。

「モバシティ」はSoftBankの正規Web代理店として、家族全員でSoftBankへ乗り換えたい方をサポートします。

「モバシティ」経由で家族全員のMNPをするメリットを解説します。

1オンラインで待ち時間なし!家族全員分のMNPがスムーズ

「モバシティ」でMNP(携帯乗り換え)すれば、来店不要でオンライン手続きが可能です。

したがって「キャリアショップが近くにない」「来店する時間がなかなか取れない」、このような場合でも自宅で気軽に手続きができます。

オンラインであるため、待ち時間は一切なし。
家族全員の手続きとなると通常は多くの時間がかかってしまいますが、オンラインならゆったりマイペースで申し込みできます。

家族それぞれが忙しくても、オンラインなら来店時間のタイミングを合わせるなどの面倒がありません。

「オンラインだと分からないことがあるときに質問できなくて心配」という場合は、フリーダイヤルやメールでお気軽に問い合わせいただけます。

2「新みんな家族割」や「家族データシェア」など家族向けプランも充実

「モバシティ」経由でSoftBankに乗り換える場合でも、SoftBankのサービスやプラン・特典をそのまま適用できます。

もちろん、家族向けのお得なサービスも適用可能。

現在SoftBankでは、以下のような家族向けサービスを利用できます。

「新みんな家族割」
同居家族やシェアハウス仲間・遠くの親戚などで適用可能な家族割です。
対象プランに加入すると、毎月1人あたり税込550円~2,200円の割引を受けられます。

データ利用量が無制限のプラン「メリハリ無制限」の場合、3人で合計税込3,630円、4人なら4,840円も割り引かれます。
「データ定額 50GB」プランなら、3人で5,940円、4人で8,800円の割引が適用。
通信費を抑えたい方にはうれしい家族割です。

「家族データシェア」
親回線のデータ定額サービスを最大9つの小回線とシェアできるサービスです。
家族全員で同じデータ容量をシェアすることで、1人あたりの通信費を抑えられるほか、データ量のムダもなくなります。

これらのプランを利用すれば、家族別々で契約するよりも節約効果があります。

3キャンペーンで「人気端末1円~」or「2万円×家族分」のチャンス

「モバシティ」経由でSoftBankへMNP転入すると、通常のショップ手続きよりもお得な特典を受けられます。

現在では、以下の2大キャンペーンを実施中です。

  • MNPで2万円のキャッシュバック
  • 人気の機種を破格値で購入可能

プランと端末同時契約をすると、家族の人数×2万円もの高額キャッシュバックを受け取れます。

店頭ならその場で、オンラインでも回線が開通した翌週に現金をもらえます。

4人家族なら8万円、5人家族なら10万円ものキャッシュバックと、かなりインパクト大です。

キャッシュバックではなく、人気機種をお得に入手することも可能。

「欲しかったけど高くてあきらめかけていた…」

そんな高性能スマートフォンを破格値で手に入れられるのも、「モバシティ」の魅力です。

まとめ

家族全員で同時にMNPをすることは可能です。

やり方は基本的に1人でMNPするときで同じで、乗り換え元でMNP予約番号を発行し、乗り換え先で契約する流れになります。

ただし、現在の契約で「家族割を適用している場合」や「名義の変更の有無」などいくつか注意点があります。
本記事の内容を参考にしつつ、スムーズな手続きができるよう計画してください。

なお、MNPは店頭や電話でも手続き可能なところがありますが、可能ならオンライン手続きがおすすめです。
オンラインは時間の都合がつきやすいうえに、各種手数料がかからないことが多いからです。

家族全員のMNP手続きを少しでもスムーズかつお得にしたい場合は、「モバシティ」の利用もぜひご検討ください。

プランや家族割についての質問、人気の機種など、ささいなことでも喜んで対応いたします。
MNP手続きのシミュレーションについても、お気軽に「モバシティ」へお問い合わせください。

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