携帯乗り換え(MNP)なら格安スマホへ!”格安”な理由と問題点
携帯乗り換え(MNP)なら格安スマホへ!”格安”な理由と問題点
皆さんはどこのキャリアと契約していますか?
ソフトバンクやドコモ、auなど大手キャリアが多いと思います。
最近はOCN モバイル ONEやワイモバイルなどの”格安スマホ”も。
”格安”と名前にある通り、大手キャリアに比べて基本料金が安いのが魅力です。
また、携帯乗り換え(MNP)を利用すれば、電話番号そのままに乗り換えられます。
ただし、格安スマホには”格安”なだけに問題点もあります。
知らずに携帯乗り換え(MNP)すると、こんなはずでは…と後悔することに。
そこで、今回は携帯乗り換え(MNP)に格安スマホをおすすめする理由、問題点をご紹介しましょう。その上で、格安スマホへの携帯乗り換え(MNP)の流れについてもまとめますので、ぜひ参考にしてください。
格安スマホってどうして”格安”なの?
”格安スマホ”について皆さんはどこまでご存知ですか?
名前くらいは…、という方がほとんどかと思います。
そこで、まずは”格安スマホ”とは何か?についてからご紹介しましょう。
①格安スマホとは
格安スマホとは”低価格な端末+低価格なSIMカード”をセットにした商品のこと。
- 低価格な端末…1〜3万円ほどと従来よりも”格安”な端末(スマホ)
- 低価格なSIMカード…1,000円ほどと大手キャリアより”格安”なプラン
”格安”と付くと、機能(サービス)として問題が…と不安になるのでは?
実は、格安スマホで使用される端末、SIMカードの機能(サービス)に問題はありません。
従来品(または大手キャリア)と比較しても大きく劣るということはないので安心してください。
②”無駄”を極限まで省いているから
格安スマホが”格安”なのは極限まで無駄を省いているから。
◆低価格な端末のヒミツ
例えば、低価格な端末の多くは海外メーカーから輸入されたもの。
人件費の安い地域で生産されているので、従来品よりも低価格なのです。
中には、日本メーカーの端末もあり、機能を制限することで”低価格”を実現しています。
高性能ではないものの、通話や通信など基本機能としては十分に使えます。
◆低価格なSIMカードのヒミツ
また、低価格なSIMカードの回線の多くは大手キャリアのもの。
例えば、OCN モバイル ONEは大手キャリアの1つ”ドコモ”の回線です。
本来、回線には基地局(または、アンテナ)の設置・維持に莫大なコストがかかります。
回線に投資する必要がないので、低価格なサービス(SIMカード)を提供できる訳です。
格安スマホのメリット・デメリット
格安スマホは端末もSIMカード(プラン)も”低価格”で契約できます。
一見するとメリットばかりの格安スマホにもいくつかのデメリットもあります。
①格安スマホのメリット
格安スマホのメリットを以下にまとめました。
基本料金が安い
格安スマホは”格安”と呼ばれるだけあり、基本料金が安いのが魅力です。
例えば、OCN モバイル ONEは音声通話とデータ通信のプランで月額1,600円〜。
中には、月額1,000円以下で契約できる格安スマホもあります。
基本料金をとにかく抑えたいのなら、格安スマホへの携帯乗り換え(MNP)は最適です。
契約期間の縛りがない
契約期間の縛りがない、または短いというのも格安スマホならではでしょう。
例えば、格安スマホとして老舗の”mineo(マイネオ)”には契約期間がありません。
また、楽天モバイルのように12カ月/24カ月/38カ月と契約期間を選べるものも。
自由に携帯乗り換え(MNP)したいのなら、格安スマホはおすすめの選択肢です。
他のサービスと連携できる
格安スマホは運営会社のサービスと連携できるという特徴があります。
例えば、楽天モバイルでは月々の支払いで”楽天スーパーポイント”が貯まります。
基本料金はもちろん、普段の買い物の支払いにもポイントを使えます。
使用しているサービスと格安スマホが関連していれば、携帯乗り換え(MNP)はお得なのです。
②格安スマホのデメリット
格安スマホのデメリットを以下にまとめました。
キャリアメールが使えない
格安スマホでは大手キャリアのキャリアメールは使えなくなります。
例えば、softbank.ne.jpやdocomo.co.jpなど。
連絡先としてキャリアメールを使用している方も多いと思います。
どうしてもキャリアメールが必要なら、格安スマホへの携帯乗り換え(MNP)はおすすめできません。
LINEのID検索ができない
LINEのID検索ができないのも、格安スマホならではの問題点です。
例えば、楽天モバイルは”年齢認証”に対応していないのでID検索はできません。
一部の格安スマホ(LINEモバイルやワイモバイル)しか対応していないのです。
頻繁にLINEを使用するのなら、格安スマホへの携帯乗り換え(MNP)は不便でしょう。
店舗でのサポートがない
格安スマホでは店舗でのサポートがない、またはほとんどありません。
例えば、LINEモバイルには直接の実店舗はなく、提携店の窓口のみ。
あったとしても都市部にしか店舗を設置していないところがほとんどです。
格安スマホに大手キャリア並みのサービスを求めるのなら、携帯乗り換え(MNP)すると不満が残ります。
格安スマホへの携帯乗り換え(MNP)の流れ
デメリットはあるものの、基本料金の安さは格安スマホの大きな魅力です。
では、格安スマホへの携帯乗り換え(MNP)の流れを詳しく見ていきましょう。
①携帯乗り換え(MNP)の流れ
格安スマホの携帯乗り換え(MNP)の流れを以下にまとめました。
”MNP予約番号”を取得する
まず、契約中のキャリアから”MNP予約番号”を取得します。
MNP予約番号はキャリアショップ/電話窓口/公式サイトから取得できます。
ちなみに、取得するだけなら”電話窓口”が手間もかからないのでおすすめです。
ただし、MNP予約番号には取得日から15日間の有効期限があります。
格安スマホによっては”何日以上は有効期限が残っている”としていることも。
有効期限切れにならないよう、携帯乗り換え(MNP)の直前に取得しましょう。
格安スマホとプランを契約する
MNP予約番号を取得したら、次は格安スマホとプランを契約します。
格安スマホのプランを選ぶポイントは3つ。
- 端末のスペック…デザインや容量(メモリ)、機能などで欠かせないもの
- 毎月のデータ容量…普段からどれくらいのデータ量を消費しているのか
- 回線の種類…ソフトバンクやドコモ、auなど地域で人気の回線はどれか
格安スマホとの契約はキャリアショップ/公式サイト/提携店の3つがあります。
ただ、実店舗は少ないので、基本的に”公式サイト”からが便利でおすすめです。
端末の”初期設定”をする
格安スマホと契約したら、最後はSIMカードを端末に挿入し”初期設定”をします。
初期設定として必要なことは主に3つ。
- 回線の切替…格安スマホの電話窓口/公式サイトから申請する
- APN設定…設定(端末内)のアクセスポイント名に入力する
- データ移行…電話帳や画像(音楽)、アプリなどを移行する
MNP予約番号の取得からデータ移行まで、基本的に自分で行う必要が。
格安スマホの説明書(公式サイト)に記載されているので、初めての方でも意外と簡単です。
②携帯乗り換え(MNP)に必要なもの
格安スマホへの携帯乗り換え(MNP)に必要なものを以下にまとめました。
- MNP予約番号
- 本人確認書類(免許証、パスポートなど)
- 支払い情報(クレジットカード、銀行口座と銀行印など)
また、格安スマホへの携帯乗り換え(MNP)では以下の手数料も発生します。
- MNP転出手数料(3,000円前後)
- 契約解除手数料(10,000円前後)
- 契約事務手数料(3,000円前後)
ただ、手数料に関しては格安スマホごとに対応が異なります。
携帯乗り換え(MNP)の前に、転入先(格安スマホ)の対応を確認しておきましょう。
まとめ
今回は、携帯乗り換え(MNP)におすすめする”格安スマホ”のメリット・デメリットをまとめました。
格安スマホのメリットは3つ。
- 基本料金が安い
- 契約期間の縛りがない
- 他のサービスと連携できる
格安スマホのデメリットも3つ。
- キャリアメールが使えない
- LINEのID検索ができない
- 店舗でのサポートがない
格安スマホのメリットに魅力を感じたのなら、ぜひ携帯乗り換え(MNP)に挑戦してください。
ただ、反対にデメリットが気になるのなら、大手キャリアの”ソフトバンク”という選択肢も。
ソフトバンクではキャリアメールが、LINEのID検索(年齢認証)もできます。
また、全国2,581箇所にソフトバンクショップがあり、充実のサービスを受けられます。
もし、ソフトバンクに興味があるのなら、一度「モバイルステーション」にご相談ください。
モバイルステーションだからこそできるソフトバンクのプラン、割引サービスをご案内いたします。