ワイモバイルvs楽天モバイルどっちがおすすめ?速度・料金・特典を比較
- ワイモバイルと楽天モバイルはそれぞれどんな人におすすめ?
- 本当におすすめなのは、ワイモバイルと楽天モバイルのどっち?
このような疑問をお持ちではありませんか?
ワイモバイルと楽天モバイルは、大手3キャリアに次ぐ人気の格安SIMで、どちらもお得なプランを提供しています。
結論から言うと、契約する方の状況や求めるものによって、どちらを選ぶべきかは異なります。
そこで今回は、ワイモバイルと楽天モバイルで、通信速度や料金プラン、乗り換えの際に利用できるお得なキャンペーンを徹底比較。
どちらを契約したら良いのか決めかねている方は、ぜひ参考にしてください。
目 次
ワイモバイルと楽天モバイルの基本情報
ワイモバイルと楽天モバイルの比較をする前に、それぞれの基本情報を整理しておきましょう。
スペック | ワイモバイル | 楽天モバイル |
月額料金(税込み) | 2,365円〜 | 1,078円〜 |
通話オプション料金(税込み) | 10分880円/月 かけ放題1,980円/月 |
15分1,100円/月 Rakuten Link使用で無料 |
データ容量 | 4GB〜30GB | 3GB〜無制限 |
電波回線 | ソフトバンク回線 | 楽天回線/au回線 |
通信速度 | 下り値:89.05Mbps 上り値:17.06Mbps |
下り値:54.8Mbps 上り値:11.92Mbps |
通信規格 | 4G/5G対応 | 4G/5G対応 |
店舗数 | 2,500店舗以上 | 1,000店舗以上 |
※2024年5月13日時点
ワイモバイルの基本情報
ワイモバイルは、大手3キャリアの1つであるソフトバンクのサブブランドにあたる格安SIMです。
1番安い料金プランで、2,365円(4GBのデータ容量)からとなっており、他の格安SIMと比べると少し高めですが、ワイモバイル独自の割引サービスを活用すれば、1,078円から使用できます。
ワイモバイルでは、常時複数のキャンペーンが用意されており、状況に合わせて自分に合ったキャンペーンを選択可能です。
4Gはもちろんですが、5Gにも対応(一部は対象外)しており、大手キャリアに劣らない通信速度も魅力の1つでしょう。
楽天モバイルの基本情報
楽天モバイルは、独自回線を持つ大手キャリアに次ぐ4つ目キャリアとして注目されています。
独自回線以外にも、auとのパートナー回線も利用可能です。
料金プランは、1,078円(3GBのデータ容量)から用意されており、他の格安SIMと比較しても安いのが特徴です。
また、楽天モバイルも割引サービスやキャンペーンなどを実施しており、お得に新規契約や他社からの乗り換えができます。
さらに、楽天モバイルもワイモバイルと同様に4Gと5G対応となっており、独自回線を使用しているため、安定した通信環境を提供できています。
ワイモバイルと楽天モバイルを7項目で比較
ワイモバイルと楽天モバイルの特徴やサービスの違いを項目別で解説します。
それぞれの内容を理解し、自分に合っているのは、どちらかなのかも考えながら確認していきましょう。
比較①電波の違い
ワイモバイルと楽天モバイルの電波の違いについては、以下の通りです。
ワイモバイル | 楽天モバイル | |
電波回線 | ソフトバンク回線 | 楽天回線/au回線 |
通信規格 | 4G/5G(一部エリア対象外) | 4G/5G(一部エリア対象外) |
人口カバー率 | 約99.9%(4GB) | 約99.9%(4GB) |
プラチナバンド | プラチナバンド対応あり | プラチナバンド対応あり |
ワイモバイルの場合
ワイモバイルはソフトバンク回線を使用しており、4Gの人口カバー率も99.9%であるため、全国どこでも電波がつながりやすく通信環境が安定しています。
人口カバー率とは、通信可能エリアの人口の合計を全人口で割った値で、人口カバー率が高いほど電波がつながる地域がたくさんあることを意味します。
5Gの人口カバー率も2022年時点で90%を突破し、一部エリアは対象外ですが高速通信も可能です。
また、プラチナバンドと呼ばれる帯域にも対応しており、ビルなどの障害物が多いエリアでも電波干渉を起こしにくくなっています。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルは、自社回線と一部auのパートナー回線を利用しています。
これまでは自社回線の基地局が少なく、通信環境が不安定になるケースもありましたが、基地局の新設や同じエリアでの増設が進められており、快適な通信環境を提供できるようになっているようです。
通信規格は4Gと5Gの両方に対応しており、4Gの人口カバー率も99.9%と、ワイモバイルと同等のスペックとなっています。
プラチナバンドに関しては、2024年4月30日から電波発射を開始しましたが、まだ試験的なものでサービスが実装されたわけではありません。
今後、関東地方から順次エリアを拡大していくとのことで、さらなる通信品質の向上が期待されています。
比較②通信速度の違い
みんなのネット回線速度によると、ワイモバイルと楽天モバイルの通信速度の違いについては、以下の通りです。
ワイモバイル | 楽天モバイル | |
Ping値(回線スピード) | 41.32ms | 54.7ms |
下り速度(ダウンロード速度) | 89.05Mbps | 54.8Mbps |
上り速度(アップロード速度) | 17.06Mbps | 11.92Mbps |
※直近3ヶ月に計測された1,003件のY!mobile(ワイモバイル)の測定結果から平均値を計算
※直近3ヶ月に計測された57件の楽天モバイル(格安SIM)の測定結果から平均値を計算
前提として、Ping値の数値が低いほど回線スピードが速く、下り値と上り値に関しては、数値が高いほどスピードが速いということを認識しておきましょう。
ワイモバイルの場合
ワイモバイルのPing値は41.32msとなっており、楽天モバイルと比べると10ポイント程度低い数値となっているため、ワイモバイルの回線スピードが速いと分かります。
また、下り値はアプリのダウンロードやメールの受信、Webサイトの表示速度に影響する数値で、こちらも楽天モバイルと比較して優勢となっています。
ワイモバイルは料金プランにより、1ヶ月のデータ通信容量を超えた場合にかかる速度制限に違いがあるため、自分の契約プランの通信速度制限の内容を確認してみてください。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルのPing値はワイモバイルには劣っていますが、他の格安SIMが60ms以上のところが多いなかで、54.7msとなっているため、回線スピードはそれほど気になるポイントではなさそうです。
下り値が低くでているのは、お昼から夕方にかけての速度が下がっていることが1つの要因と考えられそうです。
ただし、常にこの数値というわけではなく、楽天モバイルもワイモバイルと同等の数値の時間帯も存在します。
また、楽天モバイルは、自社回線を使用している場合は、データ超過後も基本的には速度制限なしで利用可能ですが、パートナー回線であるau回線である場合は、データ超過後1Mbpsの速度になる点に注意しましょう。
比較③料金プランの違い
ワイモバイルと楽天モバイルの料金プランの違いについては、以下の通りです。
データ容量 | 基本料金 | ||
ワイモバイル | シンプル2 S | 4GB | 2,365円 |
シンプル2 M | 20GB | 4,015円 | |
シンプル2 L | 30GB | 5,115円 | |
楽天モバイル | Rakuten 最強プラン | 〜3GB | 1,078円 |
3GB〜20GB | 2,178円 | ||
20GB〜 | 3,278円 |
※すべて税込み
ワイモバイルの場合
ワイモバイルの料金プランは、シンプル2 S・シンプル2 M・シンプル2 Lの3つがあり、基本料金は楽天モバイルと比べると割です。
しかし、ワイモバイルには、さまざまな割引サービスやキャンペーンが用意されており、それらを活用すれば、楽天モバイルと同等の料金プランまで下げられます。
例えば、シンプル2 Mプランにおうち割とPayPayカード割が適用されれば、1,837円の割引で2,178円が実質のプラン料金です。
楽天モバイルのRakuten 最強プラン(3GB〜20GB)の料金と同じになります。
また、ワイモバイルの料金プランは1ヶ月で使用できるデータ容量が決まっている定額制となっているため、使いすぎてうっかり料金が高くなってしまう心配がありません。
そのうえ、当月に使用して余ったデータ容量は翌月に繰り越せる仕組みとなっており、余ったデータ容量も無駄にならずに済みます。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルの料金プランは、Rakuten 最強プランの1つのみで、1ヶ月で利用したデータ容量に応じて自動的に料金が変わる仕組みです。
例えば、5GB使用しても15GB使用しても2,178円の料金が請求され、20GB以上使用すれば自動的に無制限プランの3,278円で請求されます。
その都度利用プランの変更をしなくてよい点はメリットですが、使いすぎると料金が高くなるため、毎月使用しているデータ容量の管理が必要となるでしょう。
また、楽天モバイルはワイモバイルのような定額制ではないため、データ容量の繰り越しサービスは用意されていません。
比較④通話プランの違い
ワイモバイルと楽天モバイルの通話プランの違いについては、以下の通りです。
通話プラン | 料金 | |
ワイモバイル | だれとでも定額+ | 880円/月 |
スーパーだれとでも定額+ | 1,980円/月 | |
楽天モバイル | Rakuten Link | 無料 |
通話かけ放題 | 1,100円/月 |
※すべて税込み
ワイモバイルの場合
ワイモバイルの通話プランは、「だれとでも定額+」と「スーパーだれとでも定額+」の2つがあり、通話プランは強制ではなく、オプションとなります。
「だれとでも定額+」は、1回の電話が10分以内であれば1ヶ月880円の定額で利用でき、「スーパーだれとでも定額+」は、1ヶ月1,980円で時間や回数制限なく通話し放題です。
どちらにも加入していない方は、30秒で22円(税込み)の通話料がかかる点に注意しましょう。
また、2つの通話プランに加入すると、以下の4つの有料オプションサービスも無料で利用可能です。
- 留守番電話プラス(330円/月)
- 割込通話(220円/月)
- グループ通話(220円/月)
- 一定額ストップサービス(110円/月)
電話の頻度の高い方は、通話オプションに加入したほうがお得になる可能性もあるため、条件が合うサービスを検討してみてください。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルの通話プランには、1ヶ月1,100円の定額で利用できる通話かけ放題プランがあります。
ワイモバイル同様に、プランに加入してない方は、30秒ごとの通話で22円(税込み)がかかってきます。
また、楽天モバイルの場合は、Rakuten Linkと呼ばれる通話専用アプリを使用して通話すれば、国内通話が無料で利用可能です。
Rakuten Linkの特徴は以下の通りです。
- Rakuten Link経由であれば、他社の携帯電話や固定電話にかけても無料で利用できる(相手はRakuten Linkを使用していなくてもOK)
- 対象の国と地域であれば、海外から国内への通話が無料となる
- Rakuten Link同士であれば、メッセージや写真、動画などの送受信量が無料となる
- 楽メールも無料で使用できる
- 簡単に楽天ペイでの支払いや楽天ポイントを貯められる
Rakuten Linkを使用すると、料金面やサービス面でさまざまな恩恵を受けられますが、時間帯や場所によっては通信が安定しなかったり、つながりにくかったりするケースもあるようなので、デメリットも考慮したうえで、通話プランの利用方法を検討してみてください。
比較⑤取り扱い機種の違い
ワイモバイルと楽天モバイルの取り扱い機種の違いについては、以下の通りです。
ワイモバイル | 楽天モバイル | |
iPhone | ・iPhone 13 ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12 ・iPhone 12 mini ・iPhone 11 |
・iPhone 15 Pro Max ・iPhone 15 Pro ・iPhone 15 Plus ・iPhone 15 ・iPhone 14 Plus ・iPhone 14 ・iPhone 13 ・iPhone SE(第3世代) |
Android | ・Libero Flip ・Libero 5G II/III/IV ・Google Pixel 7a ・OPPO A79 5G ・OPPO Reno9 A/7 A/5 A/5 A(eSIM) ・AQUOS wish2/3 ・moto g53y 5G ・かんたんスマホ2+/3 ・Android One S9/S10/X5 ・Xperia Ace III ・Xperia 10 III |
・AQUOS sense8 ・AQUOS wish3 ・OPPO A79 5G ・OPPO Reno9 A ・Xperia 10 V ・Xperia 5 V ・Galaxy S23 ・Galaxy A23 5G |
※2024年5月13日時点
ワイモバイルの場合
ワイモバイルでは、iPhoneとAndroidの機種を両方取り扱っています。
iPhoneの場合は、1番新しい機種でiPhone13となっており、楽天モバイルと比べると機種は限られていますが、指定のプランで契約すれば、数万円安く購入できます。
また、ワイモバイルでは、ソフトバンクが認定した中古のiPhoneもオンラインストア限定で販売されており、新品にこだわりがない方や、少しでも費用をおさえたい方は、検討してみてもよいでしょう。
一方で、Androidは、楽天モバイルよりも取り扱い機種が豊富で、iPhoneと同様に指定のプランや条件を満たせば、3,000円代から購入できるスマートフォンもあります。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルもiPhoneとAndroidの両方の機種の取り扱いがあります。
iPhoneは、ワイモバイルよりも取り扱い機種が多く、iPhone15などの最新機種も販売中です。
条件を満たして購入すれば、最大20,000円の値引きや12,000円相当のポイント還元が受けられる可能性もあります。
Androidのスマートフォンは、ワイモバイルよりも取り扱い機種は少ないですが、比較的新しい機種を取り揃えており、iPhone同様に条件をクリアすれば、数万円程度お得に購入可能です。
比較⑥キャンペーンの違い
ワイモバイルと楽天モバイルのキャンペーンの違いについては、以下の通りです。
ワイモバイルのキャンペーン | 楽天モバイルのキャンペーン |
・オンラインストアでSIMカード/eSIMご契約でPayPayポイントプレゼント ・ワイモバ親子割 ・家族割引サービス ・おうち割 ・60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン ・新どこでももらえる特典 ・下取りプログラム ・データ増量無料キャンペーン3 |
・他社から乗り換えでポイントプレゼントキャンペーン ・楽天モバイルお申し込み&対象製品ご購入で最大26,930円値引き! ・スマホトク得乗り換え!Android製品が最大12,000ポイント還元! ・iPhoneトク得乗り換えキャンペーン ・初めてお申し込みで2,000ポイント還元! |
※2024年5月13日時点
ワイモバイルの場合
ワイモバイルでは、基本料金の割引サービスや新規契約や乗り換え時に利用できるポイントキャッシュバックキャンペーンなどを実施しています。
特に、単身ではなく、家族などの複数人で契約する場合はワイモバイルがおすすめです。
例えば、家族割引サービスでは、条件を満たせば2回線目以降の基本料金が1,100円割引になり、9回線まで対象となっているため、まとめて契約すればするほど割引の恩恵を受けられます。
また、新規契約や乗り換え時に最大10,000円のポイントキャッシュバックキャンペーンも、公式オンラインストア限定で実施されています。
特にキャッシュバックキャンペーンなどは急に終了する場合も多いため、キャンペーン実施中を狙えば、よりお得に契約できるでしょう。
ワイモバイルで実施されているキャンペーンの詳細は「ワイモバイルのキャンペーンまとめ|開催場所で実施内容を徹底解説」でも詳しく解説しています。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルでは、新規契約または他社からの乗り換えで、機種代の割引やポイント還元が受けられるキャンペーンが豊富にあります。
例えば、キャンペーン条件を満たせば、Xperia 10 Vが通常59,290円であるところ、26,930円の割引が適用され、32,360円で購入可能です。
さらに、対象の機種は限られますが、同じく諸条件をクリアすると最大12,000ポイント還元が受けられるキャンペーンも実施中です。
楽天モバイルでは、ワイモバイルにはあまりないポイント還元のキャンペーンが豊富にあり、楽天ポイントが貯まりやすいため、特に楽天経済圏の方はお得になる可能性があるでしょう。
比較⑦サポート体制の違い
ワイモバイルと楽天モバイルのサポート体制の違いについては、以下の通りです。
ワイモバイル | 楽天モバイル | |
店舗数 | 2,500店舗以上 | 1,000店舗以上 |
サポート方法 | 店舗・電話・チャット | 店舗・電話・チャット |
ワイモバイルの場合
ワイモバイルの契約や各種手続きの際に不明点があれば、最寄りの店舗での相談や、電話またはオンラインサイトのチャットサポートでも対応してもらえます。
ワイモバイルは全国に2,500店舗以上あり、日本の都道府県すべてに店舗が存在します。
もし店舗でのサポートを希望する際は、オンラインサイトから予約をしてからいくとスムーズに手続きが可能です。
ただし、店舗での手続きでは、事務手数料3,850円がかかる点に注意しましょう。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルの場合もワイモバイルと同様に、店舗・電話・チャットでのサポート体制が整っています。
店舗数はワイモバイルには及びませんが、全国に1,000店舗以上あり、現在も店舗数は増加中です。
また、楽天モバイルでは、他のキャリアでかかる事務手数料がかからない点はメリットといえるでしょう。
【結論】ワイモバイルと楽天モバイルはどっちがおすすめ?
ワイモバイルと楽天モバイルのおすすめの方の特徴を解説します。
それぞれのおすすめの方の特徴を踏まえて、契約の際に参考にしてください。
ワイモバイルがおすすめの方
ワイモバイルがおすすめの方の特徴は以下の通りです。
- 安定した通信環境を望む方
- 定額プランにしたい方
- 機種代をなるべく抑えたい方
- 充実したサポート体制を求める方
- PayPay決済やPayPayポイントをよく利用する方
ワイモバイルの回線はソフトバンクのものとなっており、安定した通信環境下で使用できるでしょう。
基本料金の割引サービスも豊富かつ、機種代がお得になるキャンペーンも用意されており、トータルの費用をおさえたい方は、ワイモバイルでの契約がおすすめです。
また、ワイモバイルのキャンペーン特典などは、主にPayPayポイント還元がメインとなっているため、普段からPayPayでの支払いやポイントを貯めている方はお得になる可能性があります。
楽天モバイルがおすすめの方
楽天モバイルがおすすめの方の特徴は以下の通りです。
- データ無制限で高速通信を利用したい方
- 通話の機会が多い方
- 最新機種を購入したい方
- 楽天Payや楽天ポイントをよく利用する方
楽天モバイルは、ワイモバイルにはない無制限データプランがあるため、毎月30GB以上使用する方は楽天モバイルのほうがお得になる可能性があります。
データ無制限下でも速度制限がかかることなく、高速通信で利用できる点も魅力の1つでしょう。
また、ワイモバイルよりもiPhoneの機種が豊富に用意されているため、iPhoneを希望していてなるべく最新機種がよいという方は、楽天モバイルがおすすめです。
さらに、楽天経済圏である方であれば、キャンペーンでのポイント還元を受けられたり、毎月の支払いを楽天カード決済にすれば、毎月ポイントも貯められたりします。
ワイモバイルと楽天モバイルは併用も可能
ワイモバイルと楽天モバイルは併用して使用も可能です。
例えば、データプランはワイモバイルで、通話オプションは楽天モバイルで契約する方法などが考えられます。
それぞれのいいところを組み合わせられるため、うまく活用すれば毎月の料金がお得になる可能性もあります。
併用する方法としては、1台のスマートフォンに2枚のSIMを入れる方法(デュアルSIM)と、物理的に2台のスマートフォンを所持する方法の2つのパターンです。
それぞれのパターンでの使用方法について確認していきましょう。
方法①デュアルSIMを使用する
デュアルSIMで使用する方法は、以下の3パターンです。
- SIMカード+SIMカード
- SIMカード+eSIM
- eSIM+eSIM
1つ目パターンは、1台のスマートフォンに2枚のSIMカードを入れて使用する方法です。
この方法は、一部のAndroid端末のみで使用でき、2枚のSIMカードを入れるスロットがないiPhone端末では使用できません。
また、1つをSIMカードで、もう1つをeSIMで使用するやり方もあります。
この方法は、iPhone・Android端末のどちらも対応していますが、一部対応していない機種もあるため、自分の機種が対応しているか、取扱説明書または購入したサイトで確認してください。
eSIMが最初から2枚内蔵されているスマートフォンを所持していれば、SIMカードを使用せずに併用が可能です。
使用する機種やそれぞれのパターンで設定手順が異なるため、案内書に沿って手続きを進めてみてください。
方法②スマホを2台持ちする
デュアルSIMではなく、スマートフォンを2台所有して使用する方法もあります。
スマートフォンを2台持つメリットとしては、デュアルSIMで使用する場合のデメリットを補える点です。
デュアルSIMのデメリットは以下の通りです。
- バッテリーの消費が早い傾向にある
- SDカードが挿入できなくなり、スマートフォンに保存できるデータ容量が少なくなる
- キャリアの組み合わせによっては周波数の兼ね合いで使用できない可能性がある
2台持ちするとこれらの問題は解決できますが、所有するのが少々面倒になったり、機種代の負担が増えたりするため、2台持ちのデメリットも考慮したうえで、どちらにするか検討してみてください。
ワイモバイルと楽天モバイルのおすすめ乗り換えタイミング
ワイモバイルと楽天モバイルへのおすすめ乗り換えタイミングをご紹介します。
ワイモバイルへの乗り換えタイミング
他社からワイモバイルへ乗り換える際は、基本的に月末での乗り換えがおすすめです。
月末がおすすめの理由は、以下の2つです。
- 乗り換え元のキャリアの解約つきは原則満額請求されるケースが多いため
- ワイモバイルでの契約初月は日割り計算対象で、月末で契約すると少ない請求金額でより多くのデータを繰り越せるため
しかし、楽天モバイルからワイモバイルへ乗り換える場合は、月末ではなく月初での乗り換えをおすすめします。
楽天モバイルの料金プランは、定額制ではなく利用量に応じて請求される仕組みとなっており、データ使用量が少ない月初に乗り換えたほうが請求料金は少なくなるためです。
楽天モバイルへの乗り換えタイミング
楽天モバイルへの乗り換えの際は、ワイモバイルと同様に月末で乗り換えするほうがお得になる可能性があります。
もし、ワイモバイルから楽天モバイルへ乗り換えをする場合も月末をおすすめします。
楽天モバイルの契約初月は日割り計算される点と、ワイモバイルの料金プランは定額制で解約月は満額請求である点を踏まえて、データを使い切ってから乗り換えたほうが損しないためです。
ワイモバイルと楽天モバイルのよくある質問
ワイモバイルと楽天モバイルでの契約やサービスについてよくある質問にお答えします。
楽天モバイルの端末でワイモバイルのSIMは使えますか?
楽天モバイルで購入した端末に、ワイモバイルで契約したSIMカードを入れても問題なく使用できます。
楽天モバイルで販売されている端末はすべてSIMフリーのスマートフォンであるため、他社で契約したSIMカードにも対応可能です。
ワイモバイルで買ったスマホはSIMフリーですか?
2021年5月12日以降にワイモバイルで購入した端末であれば、事前にSIMロックが解除された状態となっています。
それ以前に購入した端末の場合はSIMロックがかかっている可能性があるため、他社への乗り換えの際は、事前にSIMロック解除が必要になる可能性があります。
ワイモバイル端末のSIMロック解除方法は、ワイモバイルのホームページから確認可能です。
また、ワイモバイルからソフトバンクやLINEMOなどのブランド間の乗り換えの場合は、SIMロックがかかっていても、手続きの際にSIMロック解除もしてもらえるため、自分での解除は不要です。
乗り換えや解約に違約金はかかりますか?
ワイモバイルや楽天モバイルへの乗り換えの際に、乗り換え元での違約金や解約金は原則発生しません。
しかし、契約した時期によっては、楽天モバイルが定める最低利用期間を満たしていない場合、契約解除料が請求される可能性もあります。
それぞれのホームページに、違約金が請求されるケースが記載してあるため、自分が対象かどうか確認してください。
ワイモバイルへの乗り換えは「モバシティ」へ
ワイモバイルへの乗り換えを検討している方は「モバシティ」をご利用ください。
モバシティでは、オンラインでも店舗でもどちらでも手続き可能で、お客様の状況にあわせて選択できます。
特に、オンライン上でスタッフと相談しながら手続きを進められる、オンライン対面ショップサービスが好評です。
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まとめ
ワイモバイルと楽天モバイルのそれぞれの特徴やサービスの違いについて解説しました。
再度、それぞれのキャリアがおすすめの方の特徴を共有します。
ワイモバイルがおすすめの方 | 楽天モバイルがおすすめの方 |
・安定した通信環境を望む方 ・定額プランにしたい方 ・機種代をなるべく抑えたい方 ・充実したサポート体制を求める方 ・PayPay決済やPayPayポイントをよく利用する方 |
・データ無制限で高速通信を利用したい方 ・通話の機会が多い方 ・最新機種を購入したい方 ・楽天Payや楽天ポイントをよく利用する方 |
ワイモバイルはソフトバンク回線を利用でき、通信環境が安定している点や、機種代をお得にしたい方などにおすすめです。
普段からPayPayを利用する方であれば、ポイント還元などの恩恵を受けられるメリットもあります。
一方で、楽天モバイルは、割引サービスが併用できなくてもお得な料金で多くのデータを利用できたり、データ使用量が少ないと自動的にお得になったりする点は魅力です。
また、Rakuten Linkという専用のアプリを使えば、通話オプションに加入せずに原則無料で通話できます。
ご紹介したそれぞれの内容を参考に、自分に合ったキャリアを検討してみてください。