ワイモバイルでSMSを使う方法とは?料金・届かない時の対処法も解説
SMS(ショートメッセージサービス、ショートメール)とは、電話番号を使ってテキストメッセージのやり取りができるサービスです。
メッセージの送受信のほか、認証・本人確認としても利用されることから、必要性を感じている方も多いでしょう。
そこで「ワイモバイルでもSMSは使えるの?」と疑問に思っている方も多いかもしれませんが、ワイモバイルでも問題なく利用できるのでご安心ください。
本記事では、ワイモバイルのSMSの料金などの基本情報を解説した上で、設定・利用方法や届かない・送れない時の対処法まで徹底解説します。
さらにSMSに届く迷惑メールを拒否する方法のご紹介するため、安心・安全に運用したい方は最後まで必見です!
目 次
ワイモバイルでショートメール(SMS)は利用可能!
格安ブランドの一つであるワイモバイルでもショートメール(SMS)は使用でき、事前の申し込みや月額料金はかかりません。
ただし、SMS送信時には費用がかかります。
本章では、ワイモバイルでSMSを利用する際の費用や対応機種などについてご紹介します。
ワイモバイルのショートメールの料金
SMSを利用する際は、事前の申し込み・月額料金だけでなく、受信料金もかかりません。
しかしSMSを送信する際には、文字数に応じて以下の料金が発生します。
送信文字数 | 1回あたりの料金 | |
2Byteで換算した場合 | 半角英数字のみの場合 | |
1~70文字 | 1~160文字 | 3.3円 |
71~134文字 | 161~306文字 | 6.6円 |
135~201文字 | 307~459文字 | 9.9円 |
202~268文字 | 460~612文字 | 13.2円 |
269~335文字 | 613~765文字 | 16.5円 |
336~402文字 | 766~918文字 | 19.8円 |
403~469文字 | 919~1071文字 | 23.1円 |
470~536文字 | 1072~1224文字 | 26.4円 |
537~603文字 | 1225~1377文字 | 29.7円 |
604~670文字 | 1378~1530文字 | 33円 |
送信した文字数分だけ料金が加算されるため、SMSの利用には若干の注意が必要といえるでしょう。
ワイモバイルのショートメール対応機種
ワイモバイルでは多くの機種がSMSに対応しており、Androidであれば基本的に利用可能、iPhoneであれば5s以降の機種で利用できます。
SMSに対応している機種かどうかは、ワイモバイル公式サイトのSIM動作確認機種一覧で確認ができるため、気になる方は乗り換え前などにチェックしておきましょう。
ワイモバイルのショートメールの設定・利用方法
本章では、ワイモバイルでSMSを使用する際の設定・利用方法をご紹介します。
AndroidとiPhoneで手順に若干の違いがあるため、それぞれ順に解説していきましょう。
Androidの場合
Androidスマホでは「メッセージ」アプリが端末にインストールされており、標準機能として使用できます。
(キャリアや機種によっては別の専用アプリがインストールされていることもある)
ただし、プリインストールされているショートメールは写真・動画といったファイルの送信に対応していないケースがあるため、写真や動画を送信したい方は、別のSMSアプリをGoogle Playストアよりダウンロードするとよいでしょう。
SMSアプリのおすすめは「+メッセージ」です。
NTTドコモ・au・SoftBankの大手3大キャリアが共通規格で提供しており、写真や動画の送信はもちろん、スタンプやグループメッセージなども利用できます。
SMSを快適に使用したいという方は、Google Playストアより詳細を確認してみましょう。
ショートメールの設定方法
プリインストールされているメッセージアプリを利用するのであれば、とくに必要となる設定はありません。
仮に、端末に複数のアプリがインストールされている(後からアプリをインストールした)場合は、デフォルトのSMSアプリを以下の方法で設定することが可能です。
【メッセージアプリを立ち上げる場合】
- 「メッセージアプリ」を開く
- 画面上の指示に沿って操作する
【「設定」からおこなう場合】
- 「設定」を開く
- 「アプリ」をタップする
- アプリのリストで「メッセージアプリ」 → [SMS] → 「メッセージアプリ」をクリックする
上記の手順で設定できない場合は、一度アプリをアンインストールし、再度Google Playストアからインストールし直してみましょう。
ショートメールの利用方法
SMSの利用は、以下の通り簡単な手順で進めることができます。
- 「メッセージアプリ」を開く
- 「チャットを開始」 をタップする
- メッセージを送信する相手の名前・電話番号・メールアドレスのいずれかを入力する
- メッセージを入力し「送信アイコン」をタップする
また「+メッセージ」など一部のSMSアプリでは初期設定が必要となるケースもあります。
これも方法は簡単で、アプリを開いた後に「電話帳連携」と「通知の許可設定」をするだけです。
通知設定はOFFに設定しても使用できますが、電話帳連携だけは(電話番号を使う関係上)許可する必要があるため注意しておきましょう。
iPhoneの場合
iPhoneの場合も、端末に「メッセージ」アプリがプリインストールされています。
画像の送信もできるため、簡単な文章や画像のやり取りだけであれば、標準装備されているメッセージアプリだけで不便なく活用できます。
また、iPhoneでも「+メッセージ」など別のSMSアプリをAppleストアよりダウンロードできるため、より快適にSMSを利用したいという方は別のアプリを利用してみるのもよいでしょう。
ショートメールの設定方法
プリインストールされているメッセージアプリを利用する場合は、初期値としてお使いの電話番号が設定されており、とくに初期設定の必要なくSMSを利用できます。
しかし、さらに快適にSMSを利用したいという場合は「Apple IDでサインイン」「メッセージをすべてのデバイスで同期する」といった設定をしておくとよいでしょう。
「Apple IDでサインイン」することで、家族や友人からメッセージを送信してもらう際に、Apple IDに紐づけられたメールアドレスも使えるようになります。
iPadでは、Apple IDでサインインしないと家族や友人から呼び出してもらう方法がなく、メッセージアプリは使えない点に注意が必要です。
また「メッセージをすべてのデバイスで同期する」ことで、iPhoneだけでなくiPod・iPad・Apple Watch・Macなどすべてのデバイスでデータを同期することができます。
これらは端末内にある「設定」→「メッセージ」より設定することができます。
ショートメールの利用方法
標準装備されているメッセージアプリを利用する場合、以下の手順でメッセージを作成・送信ができます。
- ホーム画面より「メッセージ」アプリをタップする
- 画面右上の「えんぴつマーク」をタップする
- 宛先欄に送信先の電話番号を入力する
- 中央のテキストボックス内に本文を入力する
- 入力を終えたら「↑」(送信ボタン)をタップする
受信はメッセージアプリを起動すれば、すぐに確認が可能です。
ワイモバイルのショートメールが届かない・送れない時の対処法
本章では、ワイモバイルのSMSが送受信できない際の対処法についてご紹介します。
ワイモバイルに限らず、SMS利用時に正しく送受信できない可能性があります。
送受信ができない場合は、本章でご紹介する方法を試してみましょう。
①電波状況を確認する
宛先が正しいのにSMSが送信できないときは、まず電波状況を確認してみましょう。
電波が悪い場所、またはネットワーク障害が発生した際はSMSを送ることができません。
ネットワーク障害は、以下が原因で起こる可能性があります。
- モバイルデータ通信やWi-Fi接続に問題がある
- 速度制限がかかっている(低速モードになっている)
- モバイルデータ通信がOFFになっている
- 機内モードになっている
- 回線のメンテナンスや障害が発生している
各種設定を確認し、再接続やスマホの再起動などを試してみると直る可能性があるかもしれません。
②送信内容や文字数を確認する
送受信できない際は、送信内容や文字数をチェックしてみましょう。
主な原因としては、以下が挙げられます。
- 宛先の電話番号に相違がある
- SMS非対応機種から送信している
- 写真などを添付している(画像や動画の添付はできないアプリを使用している場合)
- 本文の文字数が全角670文字(半角1,530文字)以上で送信している
プリインストールされているアプリのなかには文字数が制限されているものもあり、基本は全角670文字(半角1,530文字)です。
各種ストアでダウンロードできるアプリのなかには上記文字数以上を一度に送信できるものもあるため、文字数が気になる方は別のSMSアプリを利用してみるのもよいでしょう。
また、携帯電話会社は迷惑メール対策として、メール送信件数に制限を設けています。
携帯電話会社により異なる場合もありますが、1日200件以上のSMS送信は規制される傾向にあります。
普段使いで送信規制されるケースはほぼありませんが、不具合で送信できなかった場合もカウントされる可能性があるため、SMSを1日に何通も送る方は念のため送信数制限にも注意しておきましょう。
③迷惑メールや着信拒否の設定を確認する
SMSが受信できないときは迷惑メッセージとして認識されている可能性があるため、迷惑メールや着信拒否の設定を確認してみましょう。
設定は「My Y!mobile」「My SoftBankアプリ」のどちらからでも確認できます。
【My Y!mobileの場合】
- My Y!mobileにアクセスし「迷惑メール対策」をタップする
- 画面下部の「詳細設定をみる」をタップする
- 「SMS」をタップし、設定状況を確認・変更する
【My SoftBankの場合】
- My SoftBankアプリを起動し「照会・設定」をタップする
- 「迷惑メール対策」をタップする
- 設定状況を確認・変更する
④機種本体の空き容量が十分あるか確認する
スマホの空き容量が不足していると、SMSのメッセージを受信できない場合があります。
空き容量が少なくなるほどメッセージを保存できる件数が少なくなるため、念のため空き容量もチェックしておくとよいでしょう。
⑤電源のオンオフとSIMカードの抜き挿しをする
SMSの送受信ができないときは接続障害が発生している可能性もあるため、電源を入れ直してみたり、SIMカードを抜き差ししたりするのも効果的といえます。
また、ここでご紹介した内容をすべて試しても直らない場合は、スマホ本体が故障している可能性もあるかもしれません。
ワイモバイルショップにて原因を確認してもらえるため、確認後、状況に応じて修理・機種変更などを検討してみるとよいでしょう。
ワイモバイルのSMSに届く迷惑メールを拒否する方法
本章では、ワイモバイルのSMSに届く迷惑メールを拒否する方法をご紹介します。
設定は「My Y!mobile」「My SoftBankアプリ」のどちらからでもおこなえ、以下項目を状況に応じて変更できます。
- なりすましメールの拒否設定
- 特定またはすべての電話番号(SMS)から送られる迷惑メールの拒否設定
- 海外電話番号メールの拒否設定
- URLリンク付きメールの拒否設定
- 迷惑メールフィルターの強度設定
最近では、宅配業者・携帯電話会社などを装い、SMSを利用し偽サイトに誘導する詐欺が多発しています。
トラブルに巻き込まれないためにも迷惑メールの拒否設定をしっかりとおこない、万が一知らない人物からのSMSが届いた場合は開かないよう注意しておきましょう。
My Y!mobileで設定する方法
My Y!mobileでは、以下の手順で進めていきます。
- My Y!mobileにアクセス
- 「迷惑メール対策」をタップ
- 「詳細設定をみる」をタップ
- 「SMS」をタップ
- (各種設定を変更し)「次へ」をタップ
- (設定内容を確認のうえ)「変更する」をタップ
各種拒否設定はそれぞれ細かく調整できるため、詳細はMy Y!mobileを確認してみましょう。
My SoftBankアプリで設定する方法
My SoftBankアプリでの設定方法は、以下の通りです。
- My SoftBankアプリをタップ
- 「照会・設定」をタップ
- 「迷惑メール対策」をタップ
- 変更したい項目を選択後、自分好みに調整する
こちらも項目ごとに細かな調整ができるため、詳細はMy SoftBankアプリを確認してみましょう。
ワイモバイルのショートメールに関するよくある質問
本章では、ワイモバイルのショートメールに関するよくある質問をいくつかご紹介します。
ワイモバイルのSMSとMMSの違いはなんですか?
SMSは「電話番号を利用するコミュニケーションサービス」のことであり、MMSは「@docomoや@softbankのようなメールアドレスを利用したキャリアメール」のことを指しています。
SMSは電話番号さえ知っていれば簡単にメッセージを送信できますが、電話回線を利用するため、送信時は文字数に応じた料金がかかります。
対して、MMSはメールアドレスを確認・打ち込む手間こそかかるものの、モバイルデータ回線を利用するため基本的に料金はかかりません。
格安SIMではSMS・MMSのどちらも利用できますが、契約内容によって利用できるサービスが制限されます。
- 「データ専用SIM」では、SMS・MMSのどちらも利用不可
- 「音声通話SIM」「SMS機能付きSIM」であれば、SMSのみ利用可能
- MMSは、ワイモバイルやUQモバイルなど一部格安SIM会社のみ利用可能
従って、ワイモバイルであればSMS・MMSのどちらも利用することが可能です。
ショートメールは複数人に同時送信できますか?
SMSでは宛先を一つの番号にしか設定できず、複数人に同時送信することはできません。
複数人に同時に送信したい場合は、メールやMMSなどSMS以外の手段を検討するとよいでしょう。
ショートメールはギガを消費しますか?
SMSはキャリアの電話回線を利用してメッセージを送るため、ギガ(データ通信量)を消費することはありません。
ただし、いわゆる「通話料金」として、送信時に文字数に応じた料金が発生します。
電話を受ける際に通話料が発生しないのと同じように、SMSを受信する際にも料金は発生しません。
ワイモバイルへの乗り換えは「モバシティ」にお任せ
もし「迷惑なSMSへの対策をしたい」という方は、迷惑電話ブロックを提供しているワイモバイルをご検討ください。
「迷惑電話ブロック」とは、架空請求詐欺のようなSMSが届いた際に通知が表示されるもので、迷惑なSMSの対策をおこなえ安心してSMSを利用できます。
ワイモバイルのWeb代理店である「モバシティ」では、ワイモバイルへの新規ご契約・乗り換え(MNP)・機種変更に対応しております。
自宅で簡単にできるオンライン乗り換えや安心のデータ移行サポートなど、モバシティだけのサービスも実施しているため、ワイモバイルへの乗り換えを検討している方はぜひ「モバシティ」をご活用ください。
まとめ
SMSは、相手先の電話番号を知っていれば、申し込み・月額料金不要で利用できるメッセージサービスです。
ただし「基本的に文字のみ送信可能」「文字数に応じて送信料がかかる」という点、そして「SMSを用いた詐欺」には注意が必要といえます。
もし「迷惑なSMSへの対策をしたい」という方は、迷惑電話ブロックを提供しているワイモバイルを検討してみましょう。
ワイモバイルへの乗り換えを検討している方は、お得なサービスが充実した「モバシティ」をぜひご活用ください。