【2023年最新】ガラホのおすすめ機種は?特徴・料金・注意点も解説
大手キャリアから進化型ケータイとして販売されている「ガラホ」。
その特徴は「見た目はガラケーで中身はスマホ」という独特な仕様です。
ガラホはガラケーユーザーの方に使いやすく、かつガラケーより高機能です。
しかし一方で、スマホよりできることは限られています。
本記事では、ガラホについて以下のポイントを解説します。
- ガラホの概要とガラケーやスマホとの違い
- おすすめのガラホ機種と料金プラン
- ガラホ購入の落とし穴
- ガラホがおすすめの方とスマホがおすすめの方
最後にガラホ購入をお得にするサービスをご紹介しますので、ショップよりも安く手に入れたい方は必見です。
目 次
ガラホとは何?基本を分かりやすく解説
ガラホとは簡単にいえば、「新しいガラケー」あるいは「ガラケーのようなスマホ」です。
特徴は、デザインが従来のガラケーと似ていて、中身の機能がスマホに似ているところ。
いってみれば、ガラケーとスマホのハイブリッド的な端末、といったところでしょう。
本記事ではガラホの特徴を徹底的にまとめているので、ガラホの全体像を把握したい方はぜひ参考にしてください。
1ガラホとは?特徴と使える機能をご紹介
ガラホでは従来のガラケーと同じく、通話やメール・カメラなどを使えます。
加えて、Wi-Fi接続やテザリング・Bluetoothなどが可能な機種もあります。
※テザリング:端末から電波を飛ばして、ほかの端末でもインターネットが使えるようにする機能
後述するように、スマホとは明確に異なる部分がありますが、機能がスマホに似ていて、ガラケーよりも多機能です。
機能については、「ガラケー以上・スマホ以下」といえます。
2ガラホと「ガラケー」の違い
ガラホと従来のガラケーの間には、主に以下のような3つの違いがあります。
- OS(端末を制御するシステム)
ガラホはスマホ同様Androidで、ガラケーは独自OSです。 - 通信規格
ガラホはスマホと同じく4Gに対応しており、「4Gガラケー」と呼ばれることもあります。一方、ガラケーは3Gのみ対応しています。 - ネットの通信方式やコンテンツ
ガラホはスマホと同じくインターネット接続で、スマホやPCと同じWebサイトを閲覧可能。一方ガラケーでは、キャリアごとの独自回線を経てインターネットにつながり、iモードやEZwebなどのガラケーコンテンツを利用します。
まとめると、ガラホの中身はやはりスマホに近く、ガラケーと共通しているのは主に見た目です。
注意点として、現在ガラケーを使っている方は、ガラホやスマホに早いタイミングで変更するようおすすめします。
ガラケーが通信するのに使う3G回線は、今後使えなくなる予定だからです(4Gは引き続き利用可能)。
3ガラホと「スマホ」の違い
ガラホとスマホには主に以下の3つの違いがあります。
- タッチパネル
ガラホはほとんど非対応で、スマホは逆にタッチパネルが基本です。 - 物理ボタン
ガラホには従来のガラケーと同じくメニューボタンや文字入力ボタンなどがあります。
一方、スマホの多くは電源ボタンや音量ボタン以外にはボタンを搭載していません。 - アプリ
アプリをインストールするのに必要なGoogle Playに、ガラホは対応していません(スマホは対応)。
そのため、スマホよりも使えるアプリが限定されます。
2023年最新|おすすめガラホ・料金プランを3キャリアで紹介
ここからは、おすすめのガラホと料金プランを、大手3キャリア別にご紹介します。
スマホと比べるとガラホの選択肢は限られていますが、2023年現在でも各社取り扱いがあるのでご安心ください。
1NTTドコモのおすすめのガラホ機種・プラン
NTTドコモおすすめガラホ機種と料金プランをご紹介します。
公式ページでは4機種ラインナップされています。
ガラホ機種「DIGNO® ケータイ KY-42C」
「DIGNO® ケータイ KY-42C」は、KYOCERAが製造するガラホです。
概要は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
ディスプレイ | 約3.4インチ |
重量 | 約125g |
カメラ | 約800万画素 |
通信機能 | Wi-Fi・Bluetooth・テザリング |
連続待受時間 | 約300時間 |
参考:ドコモケータイ
本機の特徴の一つは、「でかバイブ」と「でか着信音」。
振動が大きく音質が明瞭なので、ガラホがバッグに入っている場合にも、着信にすぐ気づけます。
またディスプレイの色彩を調整できる機能を搭載。
自分の好みで画面を見やすくでき、長時間画面を見るのが苦手な方にもやさしい設計です。
タフさもウリで、防水規格は「IPX5/X8」、防塵規格は「IP5X」にそれぞれ対応しており、少々の水や汚れでは壊れません。
アルコール除菌シートや泡ハンドソープで本体をクリーニングすることも可能。
大切なガラホを長くキレイに使いたい方にもおすすめです。
料金プラン「ケータイプラン」
NTTドコモのガラホ向けプランは「ケータイプラン」。
概要は以下のとおりです。
項目 | 料金 |
月額料金(月額税込) | 1,507円 |
適用可能な割引(税込) | 「dカードお支払割」187円 (割引後の月額税込料金:1,320円 |
データ容量 | 100MB |
通話オプション |
|
NTTドコモはdカードでの支払い設定をすることで、毎月1,320円で契約可能です。
通話オプションは2種類あり、日頃の通話時間に合わせて選べます。
5分間の国内通話が無料になるオプションをつけた場合、トータルコストは2,090円。
データ容量は100MBと少ないため、外出先でのインターネット通信は難しいですが、家や公共のWi-Fiを使うことが多ければ問題ありません。
2ソフトバンクのおすすめのガラホ機種・プラン
続いてソフトバンクのおすすめガラホ機種とプランをご紹介。
公式ページでは6機種ラインナップされています。
ガラホ機種「AQUOS ケータイ4」
「AQUOS ケータイ4」はSHARPが製造するガラホです。
概要は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
ディスプレイ | 約3.4インチ |
重量 | 約121g |
カメラ | 約800万画素 |
通信機能 | Wi-Fi・Bluetooth・テザリング |
連続待受時間 | 約500時間 |
参考:ソフトバンクケータイ
本機の強みの一つはバッテリー容量の多さ。
この記事でご紹介している機種のなかでもっとも連続待受時間が長く、約500時間のロングライフをほこります。
「何度も充電せずに長く使える1台が欲しい」という方におすすめです。
さらに通話機能も優れています。
「くっきりトーク」を使えば、周囲に騒音があっても自分の声を相手にはっきり伝えられ、大声で話す必要がなくなります。
セキュリティ機能として、迷惑電話にワンタッチで対応できる機能も搭載。
知らない番号からかかってきたときは、特殊キーを押せば自動音声で相手の名前と要件を確認でき、応答するかどうか判断できます。
ボイスレコーダーも内蔵しており、ビジネスシーンでの打ち合わせはもちろん、ふとした日常の会話も録音できます。
メモ帳代わりに使えば、買い物の内容や覚えておきたい情報をいつでも簡単に記録可能です。
料金プラン「ケータイ4GBプラン」
ソフトバンクのガラホ向けプランはいくつか提供されていますが、おすすめは「ケータイ4GBプラン」。
本プランの概要は以下のとおりです。
項目 | 費用 |
月額料金(月額税込) | 2,266円 |
適用可能な割引(税込) | 「1年おトク割+」1,188円 (割引後の月額税込料金:13ヶ月まで1,078円) ※3Gガラケーから変更される場合は割引が2年間に延長され、25ヶ月まで1,078円。 |
データ容量 | 4GB |
通話オプション |
|
データ容量が4GBとガラホの中でも大容量なので、外出先でも存分にネットサーフィンが可能です。
また月額基本料金は、長期割引により1~2年間もの間1,000円ちょっとで契約できます。
さらに60歳以上のユーザーであれば、24時間国内通話無料になるオプションが1,100円割引され880円で利用可能です。
通話もインターネット通信も多く楽しめる、バランスとコスパに優れたプランです。
3auのおすすめのガラホ機種・プラン
最後にauのおすすめガラホ機種とプランをご紹介します。
現在、キッズケータイなどを除くと、公式ページではキッズケータイを除いて4機種ラインナップされています。
ガラホ機種「GRATINA KYF42」
「GRATINA KYF42」はKYOCERAが製造するガラホです。
概要は以下のとおり。
項目 | 内容 |
ディスプレイ | 3.4インチ |
重量 | 約125g |
カメラ | 約800万画素 |
通信機能 | Wi-Fi・Bluetooth・テザリング |
連続待受時間 | 約450時間 |
本機の特徴の一つは「+メッセージ」。
これを利用すればテキストだけでなく、写真や動画・スタンプが送れるLINEのような機能で、家族や友人とのコミュニケーションが楽しくなります。
防災対策機能も便利です。
国や地方公共団体が配信する、地震や津波に関する情報を一斉通知してくれるため、災害多発地域に住んでいる方には安心感があります。
また「au世界サービス」に対応しており、海外でも同じ電話番号のままガラホを使えます。
海外旅行や海外出張のときに便利な機能です。
料金プラン「ケータイプラン」
auのガラホ向けプランは「ケータイプラン」。
※通話のみのコース。
概要は以下のとおりです。
項目 | 料金 |
月額料金(月額税込) | 1,265円 |
適用可能な割引(税込) | 「au PAYカードお支払い割」187円 (割引後の月額税込料金:1,078円) |
通話オプション |
|
本プランでは、通話のみ利用するプランか、月間300MBのデータ通信ができるプランの2種類から選べます。
「通話のみでOK」という方に便利です。
(※上記の概要は通話のみ利用するプランです。データ通信込みのプランは別途330円の支払いが必要です。)
データ通信込みのプランの場合、トータルコストは1,408円となり、NTTドコモよりも88円高くなります。
ただし200MB多くデータ容量がつくため、割高感はありません。
ガラホ購入前に絶対に知っておくべき4つの注意点
ガラホ購入前に知っておくべき点として、以下4つが挙げられます。
- ガラホでLINEは使えない
- スマホに比べると使えるアプリが少ない
- ガラホは種類が少なく選択肢が限られる
- 動作保証されていないケースが多くMNPに不向き
それぞれの点について詳しく見ていきましょう。
1ガラホでLINEは使えない
ガラホでも以前はLINEを使えていましたが、基本的に現在はガラホではLINEは使用できません。
LINEがインストールされているガラホは昔の機種に限られます。
2023年時点で各キャリアから発売されているガラホでLINEに対応しているものは一つも確認できませんでした。
対応しているものをネットショップなどで見つけることはできても、使えないと思っておきましょう。
LINE社は、バージョンが古いLINEアプリでのサービス提供を終了したため、古い機種では新しいバージョンにアップデートできず、結果利用できないからです。
なお、裏技的な方法を使ってガラホでLINEを利用できる可能性もゼロではないようです。
ガラケーにスマホ用のLINEアプリを入れるという方法ですが、仮にできたとしても使い勝手が悪いでしょう。
そのため「ガラホではLINEが使えない」と理解しておきましょう。
2スマホに比べると使えるアプリが少ない
先述のとおり、ガラホはGoogle Playに非対応なため、自分の好みでアプリをインストールできません。
最初からガラホにインストールされたアプリを使うのが基本です。
(※「auスマートパス」などのキャリアサービスを使って一部のアプリを追加することは可能です。)
ガラホもスマホもAndroidで同じですが、ガラホが使えるアプリには限界があります。
「いろいろなサービスやアプリを試したい」と思っている場合、ガラホでは不便に感じてしまうでしょう。
3ガラホは種類が少なく選択肢が限られる
ガラホは一定のニーズがあるとはいえ、現在のモバイル端末の主力はスマホです。
そのため、スマホと比べてキャリアから販売されている機種は少ないです。
NTTドコモやソフトバンク・auの製品情報ページを見ても、スマホと比べると販売機種があまりありません。
今後スマホへ乗り換えるユーザーが増えれば、ますます選択肢は狭まる可能性があります。
4動作保証されていないケースが多くMNPに不向き
大手キャリアはガラホを販売しており、ガラホ向けの料金プラン設定もあります。
そのため各キャリアでガラホ購入とプラン契約をまとめてする分には、安心してガラホを利用可能です。
しかし、すべての携帯会社がガラホ販売やガラホ向けプランの提供・SIMの動作保証しているわけではありません。
たとえば格安SIMでは、公式にガラホの動作保証をしているケースは少ないです。
そのため、ガラホに格安SIMを挿して確実に使えるか、絶対的なことはいえません。
問題なく使える可能性もありますが、そのあたりは自己責任の判断となります。
以上の理由から、ガラホはスマホよりもMNPに不向きといえます。
ガラホをネット購入して契約する場合や、ガラホで契約中のキャリアから他社へ乗り換える場合などは、動作環境に詳しい人からサポートを受けるようにしましょう。
なお、「BIGLOBEモバイル」と「IIJmio」の格安SIM会社は、公式ページにてガラホが動作確認済み機種のリストに入っています。
ガラホに関する疑問を解消!よくある質問と回答
ガラホに関するいくつかの質問と回答をまとめました。
知っておいて損がない情報なので、ぜひ参考にしてください。
1ガラホはいつまで使える?
3G回線で通信するガラケーは、今後数年以内に使えなくなります。
以下に大手3キャリアの3G回線の終了予定時期をまとめました。
- ドコモ:2026年3月末
- au:2022年3月31日
- ソフトバンク:2024年1月
一方、4G回線で通信するガラホ(4Gガラケー)は、これからも使えます。
4Gの停波予定はないため、少なくとも数年間は問題なく継続利用できます。
2ガラホがおすすめなのはどんな人?
ガラホは使い勝手がガラケーに似ているため、長年ガラケーに慣れ親しんでいる方におすすめです。
以下のような方にもおすすめします。
- 電話やメールなど基本的な操作しかしない方
- 電池持ちがよい端末が欲しい方
- 物理ボタンでの操作が好きな方
35G対応のガラホはある?
2023年4月時点では、5G対応のガラホはありません。
主流のスマホですら、すべての機種が5Gに対応しているわけではないため、今後すぐに5Gガラホが出るかは不透明です。
ただし今後、通信規格の主流が4Gから5Gに変わるなかで登場する可能性はあります。
4キッズケータイやシニアスマホはガラホ?
どちらもガラホではありません。
「キッズケータイ」は、主に子ども向けの端末であり、防犯や連絡用としての機能に特化しているのが特徴です。
ネットやアプリの利用は、基本的に想定されていません。
4G通信を使うなどガラホにもスマホにも似ているところはありますが、目的が異なるため、どちらの部類にも入らないでしょう。
「シニアスマホ」は、その名のとおりガラホではなくスマホです。
いくつか物理ボタンがついているなどガラホっぽいところもありますが、基本的な機能はスマホです。
ガラホとは異なり、Google Playに対応していてアプリのインストールもできます。
シニアスマホについて詳しくは、以下の記事もご覧ください。
5ガラホとスマホ、実際どちらを選ぶべき?
LINEをはじめ、さまざまなアプリを楽しみたい方はスマホをおすすめします。
スマホは選べる機種が豊富で、安く販売されている機種も多く、料金プランも豊富です。
画面が大きいため、Webサイトの閲覧や動画視聴にも向いています。
「絶対にガラケーのような端末でないとダメ」という方でない限り、スマホへ乗り換えるほうがよいでしょう。
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まとめ
ガラホは、ガラケーとスマホのハイブリッドのような端末です。
見た目はガラケーですが、機能はスマホに似ており、両者のいいところを折半しているのが特徴です。
ただしスマホほど高機能ではなく、アプリの利用に制限があります。
ガラホかスマホかどちらにするか迷っている場合は、以下のように使い方によって選ぶのがおすすめです。
- 通話やメールなど基本的なことができれば十分:ガラホ
- いろいろなアプリを使って生活を便利にしたい:スマホ
このようなイメージで、今後の端末選びを検討するようおすすめします。
スマホを選ぶにしてもガラホを選ぶにしても、お得に契約したい場合は、ぜひ「モバシティ」をご活用ください。
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