SIMカードとは?役割・種類・入れ替え方法まとめ【5分でわかる】
スマホやなどに挿入されている『SIMカード』ですが、次のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
- SIMカードとは何?
- SIMカードにはどんな役割があるの?
- SIMカードってどうやって入れ替えるの?
SIMカードとは、契約者情報・契約中の料金プランなどが記録されているカードのことです。
スマホを利用する際には、基本的にはSIMカードが必要です。
この記事では、SIMカードがどういったものなのかを初心者向けにわかりやすく解説します。
あわせてSIMカードの入れ替え方法やeSIMについても詳しく解説しています。
キャリアに乗り換え等で、SIMカードの入れ替えやeSIMの利用を考えている方は最後までご確認ください。
また最後には他社へ乗り換えを考えている方に向けてお得な限定情報を紹介していますので、ぜひ一読ください。
目 次
SIMカードとは?基礎をわかりやすく解説
まずは、SIMカードの基礎である以下の3つを初心者向けにわかりやすく解説します。
- SIMカードの役割
- SIMカードに記録されている情報
- SIMカードの種類
ここでSIMカードの基礎を押さえておきましょう。
SIMカードの役割
SIMカードは、「Subscriber Identity Module」の頭文字を略したもので、USIMカードとも呼ばれます。
通信・通話をできるようにする役割があり、SIMカードがなければWi-Fiなしで通話やインターネットを利用できません。
そういった点から、SIMカードはスマホを利用するうえで必要不可欠といえます。
SIMカードに記録されている情報
SIMカードには、以下の情報が記録されています。
- 契約者の電話番号
- 契約している料金プラン
- 通話記録
SIMカードにはスマホの個人情報や契約プランの情報がすべて登録されています。
携帯電話自体に契約内容が記録されているわけではありません。
そのため、使っていない端末にSIMカードを入れれば、新しいスマホでもSIMカード交換前の端末のように使えるようになります。
SIMカードの種類
SIMカードには種類があります。
この章では、SIMカードのサイズ・特徴ごとの分類をご紹介します。
サイズによる3つの種類
SIMカードには、標準SIM、nanoSIM、microSIMの3種類があります。
現在はnanoSIMが最も使われているSIMカードであるため、標準SIMはほとんど使用されていません。
SIMカードの種類 | サイズ | 特徴 |
標準SIM | 縦25mm×横15mm×厚み0.76mm | ・2008年前後のスマホに使われてたSIMカード ・現在、標準SIMが採用されているスマホは新しく発売されていない |
microSIM | 縦15mm×横12mm×厚み0.76mm | ・2015年頃のガラケーやスマホに使われていたSIMカード ・現在発売されているスマホにも採用されている |
nanoSIM | 縦12.3mm×横8.8mm×厚み0.67mm | ・現在最も使われているSIMカード 最も小型 |
機能に関する3つの種類
SIMカードの機能は3つの種類に分けられます。
携帯会社によってはSIMカードの機能の選択ができ、それぞれ月額料金が異なります。
自身のスマホの使い方にあわせて、種類を選びましょう。
SIMカードの種類 | 詳細 |
音声SIM | 電話をかけたり、受けたりできるSIMカード。 |
データSIM | モバイルデータに通信してインターネットを利用できるようにするSIMカード。 |
データSIM+SMS | 音声SIMとデータSIMの両方の機能を兼ね備えたもの |
SIMカードの入れ替え方法・手順【iPhone/Android】
ここでは、SIMカードの入れ替え方法・手順をiPhoneとAndroidに分けて解説します。
SIMカードの入れ替え前にやることから、入れ替え方法について初心者向けにわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
SIMカードの入れ替え前にやること
SIMカードの入れ替え前に、以下の3つを行ってください。
- 契約するキャリアに自身の端末が対応しているかチェック
- 端末にSIMロックが掛かっていないか確認
- SIMカードのサイズを調べておく
キャリアによっては、自身の端末が対応していない可能性があります。
契約するキャリアの公式サイトより、対応端末をチェックしてください。
また、SIMロックがかかっている場合はSIMロックの解除が必要です。
ただし、2022年10月1日以降に発売された機種に関してはSIMロックは原則禁止されているため、解除の必要はありません。
サイズに関しては、端末によってトレイの大きさが違うため、事前に調べておきましょう。
端末ごとのSIMカードのサイズは端末のメーカーサイトより確認できます。
iPhoneのSIMカードの入れ替え方法
ここでは、iPhoneのSIMカードの入れ替え方法とAPN設定を詳しくご紹介します。
2つの項目に分けてみていきましょう。
SIMカードを入れ替える
まずは、iPhoneのSIMカードを入れ替えます。
この際、必ずiPhoneの電源を切ってください。
そこから、SIMトレイにある小さな穴にSIMピンを差し込んでください。
SIMピンは、iPhone購入時に付属しています。
SIMピンがなければ、ペーパークリップで代用できます。
そして台紙からSIMカードを外し、SIMトレイに乗せて差し込むだけです。
SIMカードには四隅の1箇所に切り欠けがありますので、そこに合わせてセットしましょう。
APN設定をする
続いては、APN設定を行います。
APN設定とは、格安SIMのみで必要な作業であり、大手キャリアの場合は必要ありません。
iPhoneのAPN設定は、各キャリアの公式サイトより「構成プロファイル」をインストールするだけです。
「〇〇(キャリア名)構成プロファイル」といったように検索すれば、構成プロファイルが見つかります。
AndroidのSIMカードの入れ替え方法
ここでは、AndroidのSIMカードの入れ替え方法とAPN設定を詳しくご紹介します。
2つの項目に分けてみていきましょう。
SIMカードを入れ替える
SIMカードを入れ替えるにあたって、まずはAndroidの電源を切ります。
そして、SIMピンをSIMトレイの穴に差し込んでください。
SIMカードを取った後は、台紙よりSIMカードを外して、新しいSIMカードを四隅の1箇所に切り欠けと合うようセットしてください。
しっかりとSIMトレイを差し込めば、SIMカードの入れ替えは完了です。
APN設定をする
格安SIMを利用する場合、APN設定が必要です。
なお、AndroidのAPN設定はiPhoneのように構成プロファイルがないため、各自で設定を行う必要があります。
キャリアや機種によって細かい操作方法は異なりますが、基本的な操作は変わりません。
APN設定をする際の参考にしてください。
- ホーム画面の「設定」→「その他」の順にタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「アクセスポイント名」をタップ
- APN画面が表示されたら最下部の「メニュー」をタップ
- メニューが表示されたら「新しいAPN」をタップ
- 「アクセスポイントの編集」画面が表示されたら、各キャリアの設定指示に従って各項目を入力する。
- 入力が完了したら「保存」をタップ
設定内容に関しては、「〇〇(キャリア名)+APN設定」と検索してください。
SIMカードが不要!本体一体型の「eSIM」とは?
SIMカードが不要な本体一体型の「eSIM」カードがあります。
ここでは、eSIMの基礎知識からメリット・デメリット、利用の流れ・設定方法を解説します。
eSIMとは
eSIMとは「embedded Subscriber Identity Module」の頭文字を取ったもので、スマホと一体型になったSIMのことです。
スマホ本体に埋め込まれているものの、役割はSIMカードと同じです。
現在は、ソフトバンクやワイモバイル・格安SIMなど、さまざまなキャリア会社でeSIMを利用できます。
ただし、機種によってはeSIMに対応していないものもあるため、事前に注意が必要です。
eSIMのメリット
eSIMのメリットとして、以下が挙げられます。
- Web上で手続きが完結する
- 紛失リスクがない
- 1台のスマホで複数の回線を利用できるようになる
基本的にeSIMはネット上で手続きがすべて完結できるようになっており、SIMカードのように到着を待つ必要がありません。
さらにSIMカードのように紛失してしまうリスクがないのも、eSIMのメリットです。
また、SIMカードとeSIMカードを組み合わせれば、1台のスマホで複数の回線を利用できるようになります。
これによって、通信障害が起きたときのトラブル回避が可能です。
eSIMのデメリット
eSIMのデメリットとして、以下が挙げられます。
- 対応機種が少ない
- 機種変更の際に手がかかる
eSIMはすべての機種に対応しているわけではありません。
iPhoneであれば2018年9月以降に発売された機種であれば、eSIMに対応していますが、それ以前は対応していません。
また、Androidも機種によって対応していない機種が多くあります。
ネット上で手続きが完結するのはeSIMの魅力ではあるものの、対応機種が少ないのは大きなデメリットです。
さらに機種変更をしたときはSIMカードのように入れ替えだけで終わらず、eSIMの再発行をする必要があります。
以上のデメリットを踏まえたで、eSIMを利用するか決めるのがおすすめです。
eSIMの利用の流れ・設定方法
eSIMの利用の流れ・設定方法はキャリアによって異なりますが、おおまかな流れは同じです。
- 契約したいキャリア会社のホームページに行く
- 画面に従って契約ページに行く
- 契約のときに「SIMカード」と「eSIM」が表示されたら「eSIM」を選択する
- 各キャリアの公式サイトのeSIM設定方法を参照に、設定を行う
eSIMは自身で設定をする必要があり、詳細は各キャリアの公式サイトに記載されています。
そちらを確認しながら設定をしてください。
SIMカードに関するよくある質問
ここでは、SIMカードに関するよくある質問とそれに対する回答をまとめました。
SIMカードへの疑問がある方は、参考にしてください。
SIMカードがないとどうなりますか?
SIMカードがないと、音声発信やモバイルデータ通信を利用した操作は一切できません。
つまり、「SIMカードないとLINEはどうなるの?」「SIMカードなしで電話はできない?」といった問いに対して、その通りとの解答になります。
ただし、Wi-Fiや他の機器のテザリング機能を用いてネットワークに通信すれば、アプリの使用やサイトの閲覧は可能です。(※SMS認証が必要なアプリは使用できません。)
とはいっても、携帯電話として利用するにはSIMカードは必要不可欠です。
SIMカードを抜いたらデータは消えますか?
SIMカードを抜いたとしても、端末内のデータは消えません。
SIMカードには契約者の情報が入っており、写真やインストールしたアプリが記録されているわけではありません。
SIMカードを抜いたからといっても、スマホのデータが消えるわけではないため安心してください。
古いSIMカードはどうしたらいいですか?
古いSIMカードは、契約していたキャリア会社ごとによって対応が異なります。
解約と同時に返却を求めるキャリア会社もあれば、自身で処分をしてくださいといったところもあります。
詳しいSIMカードの処分方法に関しては、以下の記事を参考にしてください。
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まとめ
SIMカードは、携帯電話を利用するうえで必要不可欠なものです。
SIMカードがなければ、モバイルデータ通信ができなかったり、電話をかけたり、受けたりもできません。
なお、SIMカードは郵送を待つ必要がありますので、もし自宅ですぐに契約をしたい方は、ネット上で手続きが完結するeSIMがおすすめです。
SIMカード、eSIMどちらにもメリット・デメリットはありますので、それぞれを踏まえて自身に最適な物を選びましょう。
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